30.良かった。おばあちゃん子なのでおばあちゃんが頑張るところを見るだけでなんだかキュンとしてしまう。気だるい、物憂げな雰囲気も好みです。 【リブロース】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-24 20:00:13) |
29.僕のお気に入りは、おばあちゃんがメガネを押し上げる仕草。仏漫画をイメージしたアニメーションは、日本のものとはかけ離れているかもしれないけど、僕にとっては、それがとても新鮮な感じがしました。見ていて飽きないし、歌も心に残る素晴らしいものだと思う。 【南の二等星】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-10-07 00:26:43) (良:1票) |
【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 1点(2007-03-27 08:52:56) |
27.《ネタバレ》 日本産以外で久しぶりにアニメに感銘をうけました。まず惹きつけられたのが、ビジュアル。独特にデフォルメされた人物、造形物が何とも言えずいい感じ。アクが強い。好きな人は途方もなく好きだと思います。(もちろんその逆の人もいるはずですが)。貨物船カッコイイ!ドラマもなかなかです。冒頭、ごく狭い家の中だけで進んでいた物語が、思いもよらぬ広がりをみせます。そのスケールの変わりように呆れるやら感心するやら。完全に大河ドラマです。嵐の大海原、レンタル足こぎボートでさらわれた孫を追いかけるおばあちゃん。シビれます。最初はちょっと不気味で、親しみがもてなかったおばあちゃんが、どんどん愛おしく、そして可愛く見えてきます。シュールなギャグ(スペアタイヤならぬスペア犬)もツボ。音楽性も素晴らしい。難をいうなら、後半盛り上がりに欠けること。クライマックスのカーチェイスに、スピード感やたたみ掛けが欲しいと思いました。おばあちゃんの必殺技にしても事前にその片鱗を見せてくれていたら、もっと爽快だったと思います。それが味とはいえ、やや演出が単調だったかもしれません。たぶん物語中、一番の謎は“何故、老女3人は命の危険を顧みず手助けしてくれたか”だと思います。説明はありません。でも自分は納得しました。若い頃から楽しくやってきた3人。その結束は固い。そんな共同体に違和感なく入り込んだおばあちゃん。ジャズでスイングするが如く、波長のあった4人。3人が協力する気になったのも不思議ではありません。それに老い先も短いですし。独特の世界観を持つ不思議な魅力のある作品。大好きです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-27 18:37:05) |
26.《ネタバレ》 絵が独特のタッチゆえに、結構ギャングが何を考えているのかさっぱりわからず逆に恐怖感が出ていたりする。内容は、お婆ちゃんが誘拐された孫を救出に行くという内容でありきたりではあるが、なかなかあきさせずテンポも結構いい。中でも怪しい三つ子の老婆は結構いい味があり好きだなぁ。肝心の孫は何考えているんだかさっぱりわからないけど。 【ソウリ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-02 21:12:55) |
25.ほとんどセリフはなく、外国製らしいギャグや展開がずっと続いていく。スタイリッシュといえばスタイリッシュ。子供の頃は外国のアニメもかなり見て育ったので、そののりが高いクオリティの映像で見られてその意味満足。しかし映画として面白いかというと、そうでもなかったりする。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-18 21:38:54) |
24.このレビューでの点数評価が高かったので見てみました(それまでコメントは未見)。確かに世界観は素晴らしい。無言であっても伝わってくるものは多い。ただ、結局何が重要で何が重要でないのかイマイチ伝わってこない。子供には分らないでしょうね。点数が両極端なのが良く分ります。私もダメだった人のひとりなんですが、ちょっと不思議な世界観に甘い6点で。♪ミュージックはなんか頭に残りますね・・・ 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-13 21:30:19) |
23.『ハウルの動く城』のDVDで紹介されていたのをきっかけに観てみましたが、これはなかなか衝撃的。こっちのバアさんも相当元気です。リアルさを追求した緻密な動画の動きと、リアルに真っ向から背を向けた強烈なディフォルメが絶妙にマッチしており、もしこのバランスが少しでも狂ったらたちまち悪趣味なゲテモノ映画と化していたでしょう。また『東京ゴッドファーザーズ』のようにデジタル技術を相当駆使しているのにも関わらず、決して無機質で冷たい映像になっていないところにとても好感が持てます。ただ、オチがあまりに唐突だったのと、成長した孫のシャンピオンがサイボーグチックでかなり不気味だった点だけが少々引っかかりました(彼の最後の台詞はよかったけど)。それだけが残念。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-19 19:00:47) |
22.《ネタバレ》 ◆僕がすきなのは、おばあちゃんの微笑みと、犬のおっぱいと、ねずみ男です。みんなかわいい。それからフライパンが最強だってこと。◆何度か見返してわかったことは、無駄なシーンが一つもないことです。犬がなぜ電車に向かってほえるのか、同じく、犬がなぜマフィアのハンカチに噛み付いたのか、見返してやっとわかりました。◆それ以外にも、壁に貼ってある写真だけでその人の生い立ちがわかったりと、かなり綿密に作りこまれていることがわかります。とくにかえるのシーンでは、片目のないカエルや片足のないカエルをきちんと描いていて、日ごろおばあちゃんが、同じ方法でカエルをとっているのだ、ということがわかります。◆実に見事です、8点を献上させていただきたい。 【もりたろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-04 10:31:42) |
21.画のタッチが山村監督を思わせ好みで全体にデフォルメ効いてて、サイレンとチックであるけど音楽もとてもカッコ良く、この雰囲気や世界観は好みでした。ただストーリー自体がもう一つ面白みに欠けた気がします。 【亜流派 十五郎】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-29 22:34:18) |
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20.《ネタバレ》 これは凄い!まるでジャン=ピエール・ジュネの世界をアニメにしたような映像。途轍もなく巨大な貨物船、とことんディフォルメ化されたマフィアの用心棒、目も眩むような大都市"ベルヴィル"の俯瞰ショットと、アニメでしか表現し得ない世界を創り上げているところには好印象。また伏線やストーリー演出も冴えていて、「キリクと魔女」と言い最近のフランスアニメは本当に元気が良いということを実感させられる。日本のアニメもいい加減ヤバくなってきたんじゃないの?…それにしてもまさかフレッド・アステアをクサすとは思わなんだ、タチ伯父さんまでもが画面に登場した時は思わず感激しました。カエルのスープは流石にゲーだったけど、あれがベルヴィル三姉妹のバイタリティを保っている秘訣かもしれませんね(笑) 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-27 17:38:57) |
19.うわ~~~(汗)どうしよう、ごめんなさい。嫌いなもの集大成・・・といった感じ。デフォルメ苦手なんだって自分で新たに発見しました。 【ジマイマ】さん [DVD(字幕)] 0点(2006-01-17 14:37:50) (良:1票) |
18.台詞をほとんど喋らないのにキャラが立っていて魅力的なのは何故だろう・・・。 不可思議でとぼけた話なのですが、ばあちゃんの孫に対する愛情が本当に伝わってきます。切ない 【mason】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-16 09:28:50) |
★17.デフォルメされた人物も面白いし、ひとつひとつの画面がアートとして価値あると思いました。 好きな方は凄く好きになる作品と思いますが、私とはちょっと相性良くなかったです。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-01-01 19:54:19) |
16.《ネタバレ》 どのシーンをとっても夢に出てきてうなされそう。決して子供向きではないと思います。デフォルメがひどく、出てくる人物に愛着は全くもてない。ただ、周りが気持ち悪いからか、最初かわいくない、と思っていたおばあちゃんがかわいらしく思えてくるから不思議。久しぶりに会う孫をみるおばあちゃんに、きゅんとしました。キャラメルを使って、犬をタイヤ代わりにするところなんかはホントびっくり。決して日本人には作れない、日本人の常識を超えた作品だと思います。 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-21 00:21:15) |
15.これは映像アート・・・だと思います。世界観やセンスは独特できっちりと完成されているので個人的に評価したいのですが、映画としてのトータルの出来はそこまで良くはないかなぁ。この雰囲気を「好きではない」と言ってばっさり斬っちゃうと、あとにはほとんど何も残らないのでは。いい意味でもわるい意味でもフレンチですね。というわけで、6点です。やっぱりお話がおもしろくて初めて、いい映画と言えると思うのですよ。 【708】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-07 17:53:48) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 色彩や世界観やキャラクターデザインはオリジナリティーにあふれている。話を要約すると、おばあちゃんと孫の話で、自転車選手の孫が行方不明になってしまう。それをおばあちゃんが犬と一緒に探す。孫の後を追って大都市ベルヴィルにきたおばあちゃんは3つ子のシンガーおばあちゃんと知りあい居候しながら、孫を探す。孫はマフィアにさらわれ、賭け競輪の道具にされていた。犬のお手柄で手がかりをつかんだおばあちゃんたちは、賭場へ潜入し孫を救出する。 劇中台詞はほとんどない。 それが画面にひきつける効果もあるかもしれないが、あまりに無言過ぎて、不気味に感じてしまうかも…。極端にデフォルメされたキャラクターも人間嫌いな人が、人に対する嫌悪感をこめてデザインしたようにも感じられてしまう。競輪機器の調整技師なんかねずみにそっくりなうえに、鳴き声もまんまねずみだし。 3つ子の主食がカエルだったり、登場人物の住まいは線路脇ばっかりだし、食事は全くおいしそうではないし、犬は醜いし、クラーイ世界観はちょっといただけないかも。ひっきりなしに通過する電車と犬の鳴き声は不快この上ない。孫も全く意思表示がなく不気味。 逃亡時も全く状況の変化に気づいていないのかもと思うと少し怖い。 CGを駆使して絵はかなり作りこまれているが、おばあちゃんの足の長さが違う理由は分らないし、最後の逃亡シーンも本気で逃げようとしているのか疑問だし、映画としての完成度は今ひとつかな。 あれだけの銃弾なのに全く当たらないのは説得力に欠けるし、何度か出てくる犬の夢や、おばあちゃんのピアノ演奏は意味があるのか? ひかれるカエルやアコーディオン少女などブラックテイスト満載。 ほかに好感もてる作品が沢山あるわけだからどうしても観なければならないものとはいえないと思う。 【承太郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-27 00:05:01) |
13.眺めてるだけで十二分に楽しい気持ちにさせてくれる、オリジナリティ溢れるフレンチ・アニメーション。素朴でレトロでありながら、奇抜にデザインされた世界が、デジタル技術によって細かく丁寧に描かれてます。私は導入部の時代の流れの表現でいきなり魅了された。丘の上の一軒家が発展する街に飲み込まれ、鉄道高架が無理矢理その家を傾ける。それでもおばあちゃん達の日常は変わらない。これこそ現代社会のカリカチュア。人間離れした姿形と動きを見せるおばあちゃんと三つ子も、台詞が全く無いにも関わらず凄く魅力的(ツール・ド・フランスはおばあちゃんが出た方が勝てるんじゃないか?)。とにかく、世界観構築の見本であり、キャラクター・デザインの手本であり、アニメ表現の基本がここにあります、7点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-18 00:04:19) |
12.あまりにデフォルメが効いて、もはや人間以外の領域に……! 自転車選手の孫のふくらはぎがあまりにもむきむきで笑った。触ってみたいな~と思っていたらおばあちゃんがいろいろな道具で揉む揉む。笑った。 でもストーリーは地味で子供向け。絵柄はともかく、脚本は退屈だった。おばあちゃんと男しか出てこず、若い女性が出てきても可愛さのかけらもないので、色気ゼロ。地味な印象。 高い塔が並んだ都市の映像も面白かったが、「美しい」映像とはちょっと違っていて、あんまり好みでもなかった。悪くはないが、いま一歩満足がいかない。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-06 00:53:45) |
11.おしゃれな雰囲気と音楽がなんとも心地いい、フレンチアニメの快作。何より、キャラクターの造形が斬新。一見の価値は大ありですが、好みが別れるかも。 【シェリー・ジェリー】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-27 14:41:41) |