★12.《ネタバレ》 あ~ホントに良い作品でした。 ぬるーいお風呂にぼちぼち浸かって、のほほーんとしているような気分でした。
でもでもその内容は、南極の厳しい自然の中で仕事をまっとうして行く、頑張りやのオッサンのお話しですから。 そこはふわんとしている中にも、緊張したり身につまされたり、しょーもないと呆れ果てたり。 オッサン達の喜怒哀楽にこちらもつられて、感情移入してしまうのでありました。
ホントの南極観測隊にはこんなご馳走出ないでしょう(笑) ステキなお料理とは不釣合いな食べ方もまた、見どころでしたね(爆)
男版「かもめ食堂」と思ったのは、私だけでしょうか? 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-10-04 21:26:48) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 少し前ですが、新宿伊勢丹の近くの映画館で鑑賞しました。主役の堺さんは、いいですね。料理が本当に上手そうです。伊勢エビの海老フライ、私も一度食べてみたいです。見終わった後に思わず、海老フライが食べたくなったのは私だけではないと思います。また、きたろうさん演じる隊長の「僕の体はラーメンでできている。。。」のフレーズ笑いました。 それから生瀬さんのような頑固な人、うちの職場にも居ます。 しかし、私がファンである小出早織嬢が、一瞬の出演だったのは、ちょっとがっかりで、最後のあの出会いのシーンはもっとしっかり描いて欲しかったので、-1点 【ウクレレ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-10-02 22:41:57) |
10.南極の、どこまでいっても雪雪雪…という摩訶不思議な閉塞感がよくでてる。その閉塞感のなかで事件らしい事件が何も起こらない、というなんともまったりした映画。そのまったりが実に楽しい。登場人物のひとりひとりがとても愛おしく感じました。一年という時間の長さを表現するために、たぶん意図的に演出を間が抜けているようにしているんだと思うけど、最後のほうになるとその間にも少々飽き飽きしてくるわけですが…気が短い人はやめておいたほうがいいかも。いわゆるスピード感とかいうシロモノとは無縁の映画です。食い物がやたらうまそうなのは◎。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-09-28 23:32:44) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 なんというか・・不思議な映画。主軸となるような大きな物語はなく、ふじ基地の8人のメンバーの淡々とした日常のエピソードを羅列してるだけともいえます。物語のクライマックスも特に無く、強いてあげれば『ラーメン』を食う所でしょうか。でも、トータルでは好きです・・心地よかったです。メンバーのやりとりやセリフにクスクス。おにぎりや様々なメニューの食事にがっつく姿に伊勢エビフライの展開、ラーメンがなくなった時の哀愁・・そして伏線とも呼べる油ギトギトの唐揚げの流れ、どれもこれもいい塩梅なんですよねぇ。堺雅人の料理人の存在感と作る料理がメンバー達の関係の潤滑剤的役割を果たします(メンバーがその食事をどれもこれも美味しそうに食べるんだよなぁ・・。)その中で各々のキャラクターがさりげなく活躍して最終的にはメンバーはだいたい覚えてしまう、絶妙な見せ方も感心。まぁ他の映画と比べたら、妙な違和感は拭えない所もあったり、冗長に感じる瞬間もあります・・が、それも含めてこの映画の何とも言えない雰囲気が私は好きになってしまったので仕方ありません。今後、自分の手が届く距離に常に置いておきたい愛すべき映画になるかも・・ 【まりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-09-27 16:08:21) (良:1票) |
8.微笑ましい光景が、終始続き、観てるこっちが恥ずかしくなるくらいの仲良しっぷり。あれを支えたのは絆でも使命感でもなく食であるという事が、プロかと思わせる堺さん演じる料理人の目を通して、よくわかる。間が絶妙で、クスっと笑わせられる場面が多くあった。展開に起伏がないので、映画としての面白さには欠けるが、好きになってしまう作品だ。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-09-11 13:25:09) |
7.《ネタバレ》 素材に対して料理法(演出と脚本ですね)が平凡な気がしました。カメラ固定の長回しを見せて「間」で感じてね、ってスタイルはいかんせん古いですわ。その「間」に費やす時間に、もう少しネタを詰め込めたんではないかなぁ。ラスト前の擬似家庭長回しなんかは、これ見よがしで、わざとらし過ぎちゃって(割烹着とか、「息子」のトレパンとか、あれじゃあ堺雅人がお母さん過ぎだあ)、ちょっと恥ずかしいです。まあ、しかし、素材の良さゆえの面白さっていうのに溢れていて。外界から遮断された、生物が生存できない世界で生きる事の閉塞感、たった8人の社会での摩擦、その中で「食べる」という生物の最も基本的な事柄についてのお話。意外にも恵まれたメニュー(ラーメン以外は)を、ごく当たり前のように口にする登場人物、だけどその毎日の食事って、材料と作る人によって創造される作品なのですよね。そこにもう少し目を向けてみてもいいんじゃない?って、特異な状況を通して語りかけてくるような映画でした。優等生風な作りの中では堺雅人に生々しい存在感みたいなのがなくて、やや薄味な気もしましたが。むしろ伊勢エビのエビフライみたいな幾らか無茶した映画でも良かったと思うんですけどね。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-09-09 17:40:04) |
|
6.いいですね!究極の単身赴任を、こうも面白可笑しく見せてもらえるとは思ってませんでした。ゆる~いテンポで、アドリブ満載で進んでゆく“わるふざけ”みたいな映画。みなさん楽しんで、互いに競って演じられているような、いやいやそんな、実際はどんなだかわかりませんが何かそんな感じがして。私はゲラゲラ笑い、とても楽しめました。 【SAEKO】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-27 22:58:24) |
5.《ネタバレ》 淡々とした脱力系の映画なんだろうと思っていたのですが、まったくその通りでした。南極おける男だけの映画なので強い興味を引くわけでなし、よほど面白い要素を詰め込まないと観る方は退屈すると思うのですが、私にはそれほど笑える要素は多くはありませんでした。男の人間関係や家族愛などさっぱりと描いていていいところもたくさんあるし、最後はほんのりと暖かい気持ちにさせてくれるので良い映画だと思うだけに少し残念な気がしました。 【ことひき】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-08-27 16:52:29) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 まるで家族みたいなオッサン8人が織り成す珍道中。 おいしいものを食べながら、限られた娯楽で思いきり楽しむ。まるで合宿みたいで楽しそう。映画としても理屈抜きで面白かった。 ロケ地は実は網走ってのは残念だったが、まぁほんとに南極行ったら死んでまうか(笑) 【テツコ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-08-26 15:24:28) |
3.ここまで密度と打率が高く、終始クスクスしっばなしというコメディもなかなか珍しい。堺正人の困り顔、いじけ顔(どちらも苦笑い)にははずれなし。 出てくるのは男だけ。若者というわけでもないので熱苦しくぶつかったり、大げさに絆を深めあったりせずに、大人の距離感を保っております。 おっさん達が極寒の地で、飯くったり、いじけたり、はしゃぐ様を延々と見させられるだけなのに、何故こんなに面白い? 一つ文句を言うとすれば、小出早織の出番はあれだけかっ! 【すべから】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-26 15:15:00) (良:1票) |
2.期待はずれ。たいしたドラマも面白味もなく、単なるテンポの悪さを“間”と勘違いして退屈。何を言っているのかわからない雪上でのとろくさい陳腐な逃走劇で始まったが、オープニングは「ワルキューレ」のシーンからにすべき!!絶対に。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-08-26 07:02:39) |
1.《ネタバレ》 色んな分野のエキスパートの8名の男たちが南極で越冬する一年強の日々が描かれている。 男たちの間柄がベタベタしていないのが良い。堺雅人の視線で極地の日常を淡々と見せてくれる。皆が皆、どこにでも居そうなキャラで、観てていてこっちもリラックス出来る。 個々の仕事も誇張されている訳ではない。それは南極でも東京でも同じこと。ただ、『食べる』他はあまりに楽しみが少ない生活。ラーメンの材料が尽きると、仕事が手に付かないきたろうとか、食材に伊勢海老を見つけたのに、安易に海老フライに調理したり、抱腹絶倒と云う訳ではないが、それぞれのエピソードが心温まる。 堺雅人の調理する演技が秀逸。 私同様、ご覧になった多くの方が、多分、麺類を食すのではないか、と思います。 【Postef】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-25 19:45:46) (良:1票) |