10.《ネタバレ》 ショッキングなシーンの数々を繋ぎ合わせた内容。 よくここまで趣味の悪いネタの数々を見つけてきたなと感心した。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-09-05 19:44:10) |
9.キム・ギドク初期の傑作。 本当はもう一度見直してからレビューしたかったのですが、どこのレンタル屋にも置いてなく、昔ビデオで観た記憶を頼りに書いています。 とにかく印象的だったのは、水上の小屋で毎夜繰り返される官能的なラブシーンだろう。 水の上に浮かぶ小屋で繋がった男と女はギドク世界を象徴するような性愛の塊か。 最終的に男は去っていくのだが、性器に繋がれた釣り針がそれを許さない。 まるで2人は魚のように漂いもがく。 なんとも衝撃的であるが、ミステリアスな内容と相まって最後まで気の抜けない衝撃作だったと思います。 機会があればもう一度観てみたいですね。 これにてギドク監督作品全レビュー達成! 【ヴレア】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-06 17:14:23) |
★8.《ネタバレ》 鑑賞したのはずっと前ですが、今でも思い出せるほどインパクトが強い作品。
ヒリヒリと痛いほどの美しさ。 刺されて自分が痛いと感じてしまう臨場感。 こんなに近くで見ているのに、存在自体が謎の女。
気持ち悪いものが嫌いな私でも、目を離すことが出来ませんでした。 キム・ギドク監督は天才だと思います。 【たんぽぽ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2010-01-02 20:22:14) |
7.どんなに可愛い女でも、あないな風に便器からヌッと出てきたら 俺なら腰が抜ける。 【ケムール人】さん [インターネット(字幕)] 6点(2007-01-12 07:01:20) |
6.キム・ギドク監督の映画を初めて見ました。キム・ギドク監督=痛~い暴力映画と勝手にイメージが先行していて敬遠していたのですが見てよかったです。とても繊細な映画でした。小屋舟が浮かぶ湖の映像は生臭い映画の内容とは対照に幻想的で印象に残りました。 |
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5.なんだか邦画みたい、日本にもあんな筏釣りあれば行きたいです。釣り針を中に抜き忘れてたらと思うとすごく痛そうで怖いです。 【亜流派 十五郎】さん 2点(2004-04-25 13:28:44) |
【SUM】さん 8点(2003-12-22 17:08:59) |
3.ビデオ裏に試写会で失神した人がいると書いてあったが思っていたよりグロテスクでもなかったし哲学的なエンディング。あそこのシーンはかなり痛々しいけど。 【うさぎ】さん 6点(2002-12-21 03:20:12) |
2.世界中のファンタ系映画祭の世紀末をスペイン映画「ネイムレス」と共に席巻した韓国映画「the isle」が、「魚と寝る女」という邦題(観てみればこの邦題はなかなか秀逸)で公開されていたとは迂闊でした…。しかしてこの映像表現は一見の価値有り。ホラーなのかラヴ・ストーリーなのか、現実なのか幻想なのか、過去なのか未来なのか? とにかく物語も台詞も廃し、愛への渇望と埋められない孤独を静かに、しかし文字通り痛烈に描いた秀作(デビッド・リンチより遙かに面白いけど、「自虐」って世界的な流行なの?)。ということで、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-04-28 18:07:45) |
1. お国柄とはいえ池に釣客専用の小屋舟が点在しているという、なんとも不思議な光景にまず目を奪われてしまう。映画は、ひとことも話さない謎めいたこの釣り場の女管理人と、恋人を殺して自ら死に場所を求めてやって来た男とを中心に描かれていく。共にワケありの孤独な男女は互いに惹かれあうものの、その関係はなかなか一筋縄ではいかない。性愛描写はそれほど際どいものではなく、むしろ釣り針の生理的な痛みというもうひとつの意味を嫌というほど感じさせられる。無駄なセリフや描写がほとんど無く、先の展開が読めないそのドキドキする面白さには興味が尽きないし、ラストの象徴的なシーンはさらに強烈だ。 【ドラえもん】さん 9点(2001-11-25 15:28:57) |