★5.東映20周年を飾るに相応しい作品! クレジットに宮崎駿って名前が有るけど、名前が表示されなくてもあっ、これは宮崎駿監督が製作に関わってるてのがよく分かる。初期の頃の宮崎アニメにあったわくわく感、動物との交流、やりとり、更に音楽は何と寅さんシリーズや大河ドラマ武田信玄の曲を作った山本直純だ。今作のオープニング曲のテンポの良さは武田信玄の曲を思わせる。これからどんな物語が始まるのか?という期待感とそんな期待感を可愛い動物や個性的なキャラクター達を交えながら描いている。 最近の宮崎駿監督作品みたいに説教臭さも全くないので、子供は勿論、大人が見ても楽しめるように描いてるのが良い。 タイトル通りどうぶつと宝島、正しくタイトルに偽りなしの作品! カリオストロの城、ラピュタ、ナウシカの様な知名度の高い作品ではないと思うけど、それらの作品を含めて私の様に初期の頃の宮崎駿監督作品が好きな人は勿論、そうでない人にも安心して勧める事のできる作品です。 【青観】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-02-20 18:57:07) |
4.《ネタバレ》 「宝島」をタイトルの如く登場人物の大半を動物に置き換えて子供向けに脚色した東映動画のアニメ映画。ストーリー自体はシンプルだが、全体的にコミカルでキャラクターもよく動き、とても楽しく素直に面白かった。若き宮崎駿がアニメーターとして参加しているだけでなく、アイデア構成も担当しており、そのためか実際は違う監督の作品にも関わらず冒頭から宮崎駿が監督した作品かのような雰囲気があり、ヒロインのキャシーがナウシカ、ブタのシルバー船長はポルコをそれぞれ思わせる風貌だったり、そのシルバー船長が率いる海賊の雰囲気はドーラ一味やマンマユートの雰囲気によく似ていて、それだけでなく登場人物たちがみんな憎めなく魅力的に描かれていて見ていてとても気持ちがいいのもいかにも宮崎アニメといった感じで、この時点で既に宮崎駿の才気を感じることができ、まさに宮崎駿、ジブリの原点を見ているようで、その意味で貴重な作品と言え、また本作が宮崎駿の処女作といっても過言ではないだろう。 【イニシャルK】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-05-15 22:34:26) |
3.《ネタバレ》 いささか子供向けだが宮崎駿の天才ぶりがすでに開花している傑作。 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2016-09-17 19:07:08) |
2.《ネタバレ》 2012.1.30鑑賞。面白い!スタッフクレジットに「アイデア構成」と表記されてる作品を初めて観ました。当時から突出していた宮崎駿さんのために作らたんじゃないかと勘ぐってしまいます。実際、近年のジブリ作品で見かける演出が随所に見られます。子供のときに観たかった映画ですね。 【かんちゃんズッポシ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-02 23:30:42) |
1.ほとんどの登場人物がかわいい動物で、これがまたよく動く!擬人化されているため、動物らしい動きというのがないのが残念ですが、滑らかに、ごちゃバトルを繰り広げる姿を見るだけでも価値があります。ストーリーは実にシンプル。シンプルすぎて物足りなさは正直あります。それにしてもキャッシー嬢のツンデレ具合もなかなかのものですね。(期待度:7) 【明日ネコになる】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-08-24 19:29:49) |