81.《ネタバレ》 - We're No Angels - 原題ままで。 異質の来訪者がやって来て、小さな街が色々変わっていく系の映画です。砕けた言い方をすると吉本新喜劇的な。 序盤の脱獄こそ気合の入った(血が飛び出る)アクションシーンだったけど、町に入ってからはハラハラドキドキって感じでもなく、さぁ今度はどうやって切り抜けるのかな?って、ワクワクしながら観てたかな。 コメディの部分も大笑いとかでなく、フフってなる感じで、デニーロの顔芸とペンのスッとぼけた雰囲気が、なんか観ていて癒やされる感じ。 初めて観たのは高校の頃だろうか?覚えてなかったけど、デミ・ムーアが出てて、5ドルでカラダ売ってたなんて。あんなのんびり・ほのぼのした町で、結構生々しい設定だったのね。 涙のマリア像が実は雨漏りだって、神の奇跡を否定する方向なのかな?と思ってたところ、後半に起きる奇跡。ジムが町に残る決心をして、ネッドと無言のジェスチャーで別れを伝えるシーンがとても印象深い。 子供を助けた後、刑務所長たちは何してたのか?とか、本物の2人の神父の行方とか、ネッドはこれからどうするのかとか、気になる点もいくつかあるけど、とてもバランス良く気持ちよく観終わりました。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2022-10-14 19:27:57) |
80.《ネタバレ》 基本的に騙す・騙される系の映画はあまり好きではないが、その緊張感があったのは前半まで。中盤以降はすっかり緩くなって、焦点は逃げ切れるかどうかだけ。デミ・ムーアとの絡みをもう少し見たかった気もしますが、すべて丸く収まってよろしかったんじゃないでしょうか。 ちなみに「カジュアリティーズ」も同年の作品なんですね。スパイスを効かせるために、リアル〝天使じゃない〟ショーン・ペンが出ているこちらも、もう一度見たくなりました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-29 02:50:49) |
79.まず、運動会の二人三脚はこれが元ネタかな? というやつ。 それから、柱が木である。階段が木である。手すりが木である。床が木である。ディズニーランドの世界。 『もののけ姫』『モアナと伝説の海』ばりに自然に癒されるやつである。 現代社会に疲れたときはこういうのを観る。私はこういうのは二夜連続で観る。 ショーン・ペン、『イワン・デニーソヴィチの一日』のアリョーシュカみたいだった。癒しである。 |
78.コメディという感じではなくて、真面目な作品のような印象でした。 脱獄囚ではあるけど、そんなに悪い人間とも思えなくて、カナダに行けるよう応援したくなりました。 ハッピーエンドなんだろうけど、ラストの別れは感慨深かったです。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-06-07 15:45:35) |
77.《ネタバレ》 単なる設定とはいえ、主人公二人とも刑務所へ入るほどの罪を犯しています。それに、神父になりすますのも女の子と歩きに出ようとするのも、いかに捕まらずに済ますかが前提の行動なので共感しにくかったのです(勘違いから生まれるコミカルさは楽しいですが)。終盤、彼らが身の危険を顧みず動いたことでようやく思い入れができた気がします。しゃべりだした女の子に人々が「奇跡だ」と一斉に十字を切る場面、ネッド、ジムの別れの場面がとても良い。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2019-02-24 09:18:22) |
76.芸達者な主演2人だけど、ドラマ的にもコメディ的にもいま一つ。ペンの説教もちょっと唐突感がある。 【noji】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-11-20 16:56:52) |
75.《ネタバレ》 演技巧者のデニーロとS・ペンがほんと上手くコミカルに話を回して心地よい。安心して笑って観られます。冬のカナダ国境近くのアメリカ片田舎という舞台柄、全体的に曇りがちの画のトーンは暗く、しかも修道院に逃げ込んじゃってるので明るく華やかになりようもないのに、とことん軽い仕上がりなのは脚本の力かな。 このころのデミ・ムーアはまだ可愛らしいなあとか、ジョン・C・ライリーは脇役キャリアを着々と築いているさなかだなあ、息の長い俳優さんだよなあとか、ちょっと前の映画を観ると色々雑感もよぎります。 外国映画の惜しい、というかツライところなのですが聾唖の少女が発する"convict",この単語のダブルミーニングを字幕翻訳で表すのはまず無理なことでありましょう。私もネット雑学でやっと知りました。しかしここは、作品の肝であるデニーロとペンの偽装がバレてしまうのか?という緊迫の場面であります。非英語圏の人間、さらにカソリックとプロテスタントの関係性に敏感ではない文化の者にとって瞬時に理解するのは不可能であるということは大変残念なことに思いました。字幕担当者もなんとかしたかっただろうなあ。惜しいなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-12 17:52:33) (良:1票) |
74.ボガード主演の1955年映画が良かったのでこの映画も見たのだが大失敗だった。舞台劇の軽妙なおもしろさがまったくなく、完全な別物と言ってもいい。共通なのは脱走した囚人が登場するくらいで場所も設定も違う。神父には到底見えないのに強引に持って行くのが不自然だし、教会に縁のない私にとっては違和感ばりばり。滑稽さがコメディなのかもしれないが笑えず、キリスト教も軽くみられているように思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-02-03 21:19:47) |
73.デニーロの顔芸笑っちゃいますね。全体としては凡庸。 |
★72.佳作ではあるが原作が古いからかどうも小奇麗に纏まりすぎていてやはり古臭さは否めない。コメディとして盛り上げるか、スリラーとして盛り上げるか、一つ盛り上がり所が欲しかったところ。今のハリウッドならもっとドンパチやるんだろうか。まあ主演の2人は相変わらずいい味出してます 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-11 18:59:01) |
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71.期待しないで観ればチョコッと癒される映画です。『深夜にチャンネル回してたらやってた』みたいな出会いならきっと高得点。 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-16 18:55:38) |
70.デニーロとショーンペンが出てるな~って何気なく観ただけなのに、結構面白かった。なんかイイ話やな~って。 でもずいぶん昔だから今観たらまた違うかも(^^;) 【鉄仮面】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-03-16 14:29:36) |
69.デ・ニーロの演技は面白かったです。とても楽しそうに演じてましたね! 【とらや】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-12-02 02:08:38) |
68.リメイクなのかと思ったら、タイトル同じなだけでほぼ別物。それにしてもコメディなのに全然笑えない。笑いどころと思しきところは、演出も間も悪くてまったく面白味が生まれてこない。何がしたいんだか中途半端だ。あの結末の付け方もそれはやっぱり違うだろう。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-09 18:02:35) |
67.面白くなりそうなのにそんなに面白くない。くだらないサスペンスは排して、もっとコメディに徹したら良かったはず。とぼけたデ・ニーロが全然活かされていない。ラストの演説はそれなりに面白いが、前半部分が冗長で、話自体も収拾がついていない。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-10-21 22:12:13) |
66.《ネタバレ》 シチュエーションは明快だし、展開も悪くないと思うのですが、キャラクターの動きに全く理屈が伴っていない。 ドラマ設計を全うに行なっていれば、それなりの良作になっただろうに。 「奇跡だ」には笑っちゃいました。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-06-12 16:29:00) |
65.話はそれほど面白くないが、デニーロの顔が終始凄い。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-19 21:36:35) |
64.《ネタバレ》 もう二歩、いやもう三歩踏み出せてない感じがします。ご都合主義は、この種の映画は当たり前としても、結末ありきで強引に運びすぎ。見所はデ・ニーロの、とぼけた演技のみかなぁ。ペンの即興説教も、それを聞いて改心するムーアも、下地が薄かったせいでシラけてしまいました。ただ、なにも期待しないで見るにはイイかも。 【fuji】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-01-08 23:37:42) |
63.前作よりも、鑑賞後の心温まる感動は有りませんでした。銃を使わずに蛇はだめだったのかな?デミは、この頃若いですね。 【SAT】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2006-05-21 10:12:42) |
62.《ネタバレ》 どのシーン取ってもおもしろいと思いますが、やっぱりショーン・ペンの演説シーンは気持ちが癒されて最高です!この映画のDVD化をリクエストしちゃいましたが、私が言ったDVD化の理由「豪華キャストだから」は、初DVD化時のパッケージに貼られたシールに、しっかり書かれていました(私がDVD化を実現したんですよ!とは言いすぎですが、ホントウです)。 【teruhisa】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-23 21:09:19) |