ライオン・キング(2019)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ライオン・キング(2019)

[ライオンキング]
The Lion King
2019年上映時間:119分
平均点:5.65 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-08-09)
ドラマアドベンチャーシリーズもの動物ものリメイク
新規登録(2019-07-10)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-07-25)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・ファヴロー
ドナルド・グローヴァーシンバ
ビヨンセ・ノウルズナラ
セス・ローゲンプンバァ
アルフレ・ウッダードサラビ
キウェテル・イジョフォースカー
ジェームズ・アール・ジョーンズムファサ
キーガン=マイケル・キーカマール
賀来賢人シンバ(日本語吹き替え版)
江口洋介スカー(日本語吹き替え版)
佐藤二朗プンバァ(日本語吹き替え版)
大和田伸也ムファサ(日本語吹き替え版)
駒塚由衣サラビ(日本語吹き替え版)
根本泰彦ザズー(日本語吹き替え版)
沢城みゆきシェンジ(日本語吹き替え版)
加瀬康之カマリ(日本語吹き替え版)
白熊寛嗣アジジ(日本語吹き替え版)
小林星蘭幼いナラ(日本語吹き替え版)
脚本ジェフ・ナサンソン
音楽ハンス・ジマー
製作ジョン・ファヴロー
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
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1
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20.《ネタバレ》 CGは素晴らしい。どのシーンも一枚一枚美しい絵になっている。
だが、それが美しければ美しいほど、話のチープさも際立ってしまう。

ライオンが虫食ってるって……と思った人は少なくないはず。
おとぎ話や2Dアニメだったらこれほどの違和感はなかったかもしれない。
海牛大夫さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2024-01-05 21:47:42)
19.映像がリアル過ぎて喋り出したときの違和感が凄かった。
でも、見てるうちに慣れてきて、これはこれでアリと思えた。
コミカルなシーンはアニメの方がいいかも知れないけど、アクションシーンの迫力は素晴らしかった。
実写化で謎の改変されてモヤモヤすることが多かったけど、本作はほぼほぼ忠実なので、心配ないさ~♪
もとやさん [地上波(吹替)] 7点(2023-01-14 11:21:11)
18.《ネタバレ》 うーん、映像の凄さはすさまじく素晴らしいですが、全体的にはガッカリでした。
いきなり歌い出すミュージカルシーンとか、ブンヴァなどのお笑いシーン(いちいち佐藤二郎の顔が浮かぶ!)とかどれだけ必要なのか。削ってほしい。
フルCGだか何だか分かりませんが、現実を見分けがつかない映像なので、すごい時代になったものです。
でもこんな感じで過去の映画がリメイクされていくの見るの、疲れるかも。
結局はシンプルイズベストなのかもと、考えさせられる作品でした。
mhiroさん [地上波(字幕)] 6点(2023-01-06 19:06:26)
17.《ネタバレ》 アニメの時も、何回もめげては気持ちを新たに見直すのだが。
ディズニーが好きでもライオンキングはやはり合わないな。

今年も久しぶりに挑戦。
CG。アニメであれば子供でも、ある程度擬人化を感じるだろう。
でもリアルに表現すれば、ライオンが王者でキリンやゾウは草原で一斉にお辞儀すると思ってしまいそう。
本物さながらに吠えたかと思うと、口動かして日本語話す。違和感がある。
メタバース世界で生きていくこれからの子どもたちには、なにがリアルで何が作られたリアルもどきなのか
分からなくなるだろうな。この映画を渾身の力と知恵で作ったオトナたちもすでに分からなくなっている。

物語。絶対的権力者の座をめぐって戦い殺しあう世界、勝者が勝ち誇って次世代の権力者を称え世襲する世界、
ほかの動物は下界でお辞儀する世界。これは自分には合わない。

吹き替え。もともとリアルな動物がしゃべるのも変だが日本語となるとますます。
有名人が主役を務めるのも相変わらずでした
LOISさん [地上波(吹替)] 4点(2023-01-03 16:29:25)
16.原作のアニメ版は遠い昔に見たまま。
記憶がほとんど残ってないので比較できないがびっくりするほど原作そのままで、
ディズニーらしいポリコレが一切入ってないのは評価できる。
CGも実写とは見分けがつかない、映像の驚異的な進歩には目を見張っても、
人間社会と同じように高度な会話やミュージカルパートで皮肉にも浮いてしまった。
百獣の王という宿命故の食事事情とかどうするのよ。
無理に"実写化"する必要があったのか、それだけディズニーのネタ切れが凄まじい。
Cinecdockeさん [地上波(字幕)] 5点(2023-01-02 01:18:38)
15.内容はアニメのままなのに動物がリアルな動物に変わっているので違和感しかない。
サバンナのライオンが正義とか社会とか講釈垂れる様はシュールでした。
なんの目的で実写化したのか聞いてみたい。
興味のある人はアニメを観ましょう。
Kの紅茶さん [インターネット(吹替)] 5点(2022-09-21 20:40:12)
14.冒頭から、なんだかものすごくムカつく始まり方!
手塚のパクリだという先入観があるからだろうか?

22分。歌が始まった。やっぱり耐え難いほどに腹立つ!
20220213

最後まで観た。腹立つ映画だった。
ほとんど汚らわしいレベル。
20220215
おら、はじめちゃんさん [DVD(吹替)] 0点(2022-02-16 07:46:24)
13.《ネタバレ》 これも公開時はあまり興味無くスルーし、さほど評判も高くなくイマサラ観ましたが、想像より二回りは楽しめました。と言うか、超面白かったです。CGは超クオリティで、ライオンが実にカッコ好いコト!序盤にシンバとナラを助けに来たムファサのシーンなんかオジサン震えてしまいましたよ。内容はアニメ版より更にシンプルな感じにも思いますが、やはり実写的な動物のビジュアルではコミカル面やミュージカル要素の表現は中々難しいということかと思います。代わりに、シリアスなシーンや自然・生命の雄大さを表現するといった部分の良さというものが物語に取り込めていましたかね。動物のCGクオリティのみならず、そういった「大自然の偉大さ」を感じさせる部分のつくり込みも見事だったと思います。

いや~これは映画館で観るべき映画でしたね。。というかこれから、ディズニーは即・映画館行き、とする方が正しいのでしょうね。
Yuki2Invyさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-12-31 20:03:34)(良:1票)
12.《ネタバレ》 ディズニーによる、過去の名作アニメを最新の映像技術で実写映画化?シリーズ。今回のテーマは、ジャングルの王者『ライオン・キング』でございます。もはや実写としか思えないフルCG映像はさすがのクオリティでそこは充分楽しめました。波打つ毛並みやはじけ飛ぶ水しぶきなんてあまりにもキレイで、こういうのを見ると、100年前の人に見せてその感想を聞いてみたいって思いますね。ただ、ストーリーの方は率直に言ってありがち。まあこういう作品なのでそれでもいいんでしょうけど、もう少し新しい部分も欲しかったかな。その格好の材料になりそうなのが、こういう動物擬人化映画にありがちな、「こいつらいったい何喰って生きとんねん!」問題。まあちょこっとライオンがインパラ喰うシーンが出てきましたが、主人公のライオンは基本カブトムシや毛虫といった虫ばかり食べてました。いやいや虫だけではあっこまで立派な体格に育ちませんて(笑)。そもそも虫は食べていいんかい!もうそれだったら草ばっかりの菜食主義にしてくれた方がいっそのこと潔かった気がしますわ。ここらへんに新しいアイデアがあればもっと心に残ったと思うんですけどね。あと、相変わらずハイエナは不当な扱いを受けてますね。その残念な見た目とライオンのおこぼれを頂くというその習性のせいで、いつだって悪役……。「これはハイエナ差別だ!」って、彼らもそろそろ声をあげてもいいんじゃないかな(笑)。ま、そんなとこです、はい。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-30 17:25:09)
11.まずCGがここまで進化していることに驚かされたのに10点。

ストーリーに1点。

そもそもジャングル大帝をパクリまくっているのは自明なのに、いまだ同じストーリーにこだわり続ける理由がまったく理解できない。脚本だってCG同様技術的進化をするのは、ディズニーこそよくわかっているはずじゃないか。これだけCGに力を入れて、ストーリーに力を入れないなんて、まったくありえない。

新しいアイデアはいくらでもつくれるし、それらを再構成してライオン・キング2とでもすれば良かった。ストーリーがつくれないなら、いくらでも私に相談してほしい。


ハイエナとイノシシのお笑いコンビ(の訳と声の人)に+1点。
wooさん [インターネット(吹替)] 6点(2020-06-16 14:44:43)
10.《ネタバレ》 はいはいはい、超リアルな動物CGの出来栄えを見せたい映画に拍手。
あまりにリアルで、ついに到達しました→「アニメの実写化によるガッカリ領域」へ・・
歌っても違和感、戦っても違和感、話していても違和感・・・ 自分には無理でした。
でもって、お話はいつも通りのお花畑・・ どこが売りの作品なのか・・??
子供向けなお話ですが、子供に見せるなら前作のアニメバージョンが正解だと正直思いました。
グルコサミンSさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-02-05 22:49:25)(良:2票)
9.《ネタバレ》 序盤から、これはBBCとかのネイチャー番組でも見てのかなと思うぐらいリアルな映像でただただ驚き。
ライオンたちをはじめとした彼らの繊細な毛質や動きも去ることながら、周囲の自然も全てCGだそうで、
もはや何でも出来ちゃうんだなぁと感心いたしました。
そのリアルすぎる動物たちが、普通にミュージカルをやり始めたにもまた驚きました(笑)。
彼らはリアルすぎるが故に、楽しそうに歌い上げる声と地味すぎる表情の動物たちのギャップには
少々違和感もありましたが、そういうのも込みで新感覚でした。
特典映像を見ると、VR装置を作って、そのVRの中で普通の映像のように構図とかを考えて撮影するという
驚異のスタイルが取られていて、今の映画製作は物凄いことになってるなと感心いたしました。
今までの作り方だと、全てがきっちりとしてしまってリアルさが出ないけど、
このやり方なら「偶然性」も取り込めるのでよりリアルな映像になるのだと語ってました。
ストーリー自体はまさにライオンキングそのもの。最近のディズニーですから妙に改変でも
してるのかと思いましたが、王道スタイルを踏襲したそのままのストーリーでした。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-27 00:13:35)
8.超実写でした。美しすぎ。シンバとスカーの戦闘のシーンは短いながら迫力があったと思います。
最初は吹き替えでみてましたが、違和感があったので字幕でみました。
この作品は字幕でみることをオススメします。
へまちさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-25 00:08:04)
7.《ネタバレ》 う~ん困った~。だってあまりにもリアルすぎて、その~なんだかファンタジーさが逆に薄れちゃってるんですよね。そのまんまの動物にアテレコしているようにしか見えないんですよ。特に主人公とメインになるライオンたちがそう。それにメスライオンなんか、み~んな同じ顔にしか見えなくって困っちゃいました。吹き替えで観たせいもあるのかもしれないけれど、それにしても口の動きと声の出方に違和感を感じずにはいられませんでした。やっぱこういうのって結局、アニメが一番なんだな~ってことですね。ただイボイノシシのブンバァは良かった。口と声が良い感じに合ってたし、何よりも吹き替えを担当した佐藤二朗さんがハマりにハマっていて、良い味出しまくりでした。

リアルな点でちょっと気持ちわるっ!てなったのは虫を食べるシーン。いやいや、さすがにあれはキモイですよ。はい。大きな芋虫捕まえて、わ~クリームがぎっしり詰まってて美味しそ~、て、やめて~気持ち悪い~、でしたね。w
Dream kerokeroさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2019-12-14 20:54:00)
6.《ネタバレ》 アニメ版は(おそらく)未見。

リアルな動物が言葉を発する世界、大丈夫かな~という懸念があったが意外と感情移入できた。

大人になり立派なたてがみを生やしたシンバが、水面に映った自分を見て父親と重なるシーンが一番好き。
自分も親父と上手くいかなかった時期があったからか、父親ものには弱いです。
アーウーマンデさん [映画館(吹替)] 8点(2019-09-13 00:24:33)
5.《ネタバレ》 ライオンキング…幼少の頃かなり見ていた大好きな作品です。その後、劇団四季でも何度もリピするぐらい好きです。IMAXで鑑賞。今回の、”超実写版”は結論から言うと、<普通>でしょうか。以下、私の不満点です。オリジナルが好きなので不満点が多く申し訳ないですが…。

・映像は凄い、凄すぎ!ですが、やはりCGは慣れる。アニメ版に比べて感情移入がし辛い。ドキュメンタリーを見ている感じ。
・ザズーの「The Morning Report」がカットされている…。
・スカーの「Be Prepared」がかなり省略されている。序盤のスカーの活躍ポイントが…。
・アニメで見ればそれほど気にならなかったのに…、青年シンバが昆虫しか食べてない描写は”実写” にすると違和感しかない。
・やたらにアップの映像が多い。
・ミュージカル好きな私から見ると、表情豊かなオリジナルのアニメの方がミュージカル向きです。

当初より懸念はしていましたが、やはりドキュメンタリー風になっておりどうも感情移入ができない、なんか第三者目線になってしまうんですよね。でも、冒頭の「Circle of Life」からのタイトルコールは鳥肌モノ・感動です。ホント、アニメ版を見事に再現しています、ここだけで落涙ものです。多分、思い出補正が大いにあるとは思いますが、BDが出ればもう一度鑑賞して見たいと思います。
はりねずみさん [映画館(字幕)] 6点(2019-08-16 19:55:46)(良:1票)
4.想像通りの映像技術に、終始満足するばかり。素晴らしかった。つまりは想像以上ではなかった、という意味も含めてではありますが、間違いなく現時点でのCGの技術の水準の高さを確認することは出来ます。「CG」という何かスゴい技術(漠然としたイメージ)が映画界を席巻してかれこれ20年余りでしょうか、あくまでも個人的な定規ですが「ジュラシックパーク」「T2」「アバター」等が、当時のその水準点に位置していました。それを見た時の感動と言ったらもう、この世に生まれてきて良かったと心から思える程の高揚感を覚えました。しかし本作はアニメ映画のリメイクなので、前出の作品たちのようなストーリーから受ける衝撃は皆無ですが、この映像を見せつけられたら、やはり製作者の方々の、不可能を可能にしてしまう熱意には感動するしかありません。
ちゃかさん [映画館(吹替)] 7点(2019-08-14 18:27:55)
3.《ネタバレ》 ディズニー名作を「超」実写映画化。実写と見違えるほどのリアルな映像世界。ワルい叔父貴に親父を殺され、思わず逃げ出しちゃったボク。すっかり自信喪失のボク。マンドリルにキツ~い檄を飛ばされて一念発起、卑劣な叔父貴に立ち向かっていくボク。王になったボク、星空に向かって「ガオ~ン」と咆哮。心配していたけど、百獣の王としての威厳を感じられた。良作。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2019-08-12 23:51:32)
2.《ネタバレ》 ライオンキング。あぁ幼き小学生低学年に何度も見たディズニーアニメ。好きという訳でも嫌いという訳でもない、ディズニーの中でも私的には中間に位置するアニメだ。
そして現ディズニーの怒涛の実写化ラッシュの手についにライオンキングも実写化…のようなものになった。

正直観る気は無かった。実はこの日観る映画はチャイルドプレイに決めていた。チャッキーがマーク・ハミル声で人をぶっ殺しまくり、ラストの熱い死闘を応援するつもり満々だった。
しかし今は夏休みそんなチャッキーも人気者で席はパンパン…そこで急遽その日公開のライオンキングが観ることに決めた。
あの予告、シンバの可愛い子ライオンに若干…というかかなりやられていたのは言うまでもない。

本作のお話の内容はアニメの94年ライオンキングそのまま、サバンナの王宮のゴタゴタと王子シンバの成長だ。今見ると中世ヨーロッパ王宮のサスペンスをアフリカサバンナの動物達に置き換えた物語なのだがそれを考えると非常に面白い。もちろんみんな大好きティモンとプンバァもいる。

まぁストーリーはそのままだが、違うのは映像。
実写のようなものと書いたが、本作は実写化ではない。本作と他の映画の違いは見ての通り、人間が一人も登場せず、登場するのは全員動物という事。そして動物全員がミュージカルのように喜び、悲しみ、怒り、歌い上げ、演技をする。もちろん本物の動物を使うなんて事は不可能だ…ならやる事は一つしかない、しかしそれは他の映画よりハードルが何倍も高い。
だがディズニーはやった。いや、ディズニーだから出来たのかもしれない。
そう、本作は極限の写実性を持ったCGによるハイパーリアルアニメなのだ。

見れば見るほど自分の脳が混乱する毛の一本一本まで線密な圧倒的本物感。超リアルな映像なのに行われるアニメのようなミュージカルやコメディシーン、非常に不思議な感覚に陥る。
妥協が一切ないディズニーの本気が伺える作りにはもう凄いを通り越して恐怖を感じる。いやいや、なんて物を作ってしまったんだ。
これはある意味なにか一つ壁を越えてしまった気がする。
これから先の映画の未来をいち早く見せてもらった気がするぞ。動物でも亡くなった役者でもなんでもCGで本物以上のモノに作れてしまう未来が…。

本作はライオンキングでありながら限りない映像の挑戦を続けるディズニーによる珠玉の作品だ。映像の最前線を見るならライオンキングが正解だ!

いやぁチャッキーには悪いけどいいもの見た!
えすえふさん [映画館(吹替)] 6点(2019-08-10 19:57:51)(良:1票)
1.《ネタバレ》 娘がアニメ版を歌も台詞全部覚えるくらい見てて大好きなので、現地での公開直後に家族で鑑賞。人間が登場せず、おそらくCGで精密に描かれた動物たちが主役のこの映画が「実写」なのか?という疑問は大いにあるのですが、それはさておき、IMAXの映像と音響で見れば、冒頭のプライドロックのシーンからおなじみのタイトルまでの流れは、やっぱり鳥肌ものでした。ただ、IMAX効果も実写効果の感動も長続きはせず、徐々にクエスチョン・マークのほうが大きくなっていく・・・。疑問その1は、あまりにアニメ版に忠実な絵と物語・・・。もともとストーリーは父の死からの定番の成長物語なので、あまりいじる必要がなかったし、いじるリスクのほうが大きかっただろう。けれども、25年ぶりのリメイクなのに、ほとんど何の「再解釈」もなく、ただ同じ話を見せられるのは思ったよりも辛かった。疑問その2は、アニメ版にあったダイナミックな絵の魅力は実写によってむしろ減じているということ。とくに、「I just can't wait to be a king」の歌のシーン。アニメ版では奇想天外な絵が繰り広げられるのですが、実写では残念ながらその豊かなイマジネーションがまったく活かされていない。アニメ版の絵をそのまま再現することは不可能だからこそ、ここは実写班の腕の見せ所だったと思うのですが、残念ながら数少ない実写独自の描写がうまくいっているようには見えない。疑問その3は豪華すぎる声優陣の使い方。ドナルド・グローバー(チャイルディッシュ・ガンビーノ)とビヨンセという今もっとも影響力がある黒人シンガー2人を主役キャストに配しながら、その魅力がまったく活きていない。キウェテル・イジョフォーもジェレミー・アイアンズの真似の部分のほうが目立つ。キャスティングが発表されたときは、『ブラック・パンサー』級の新世代のブラック・ムービーとして生まれ変わるのか!?と期待MAXだっただけに、あまりにおとなしい声優陣と、ちょっと気を遣った風に挿入されるビヨンセの新曲・・・。結局、敗因はアニメ版に対する制作陣の敬意が大きすぎたこと、だったのだと思う。この手の映画だったら普段は盛り上がる映画館も、今回は終わっても反応がほとんどなかったので、そう感じたのは私だけではないんだろう。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2019-07-24 00:09:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 5.65点
015.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4315.00%
5315.00%
6735.00%
7420.00%
8210.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 

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