20.《ネタバレ》 芳山和子(原田知世)「遊びましょっ♪」深町一夫「(棒読みで)芳山くんッ!ウチの温室でそんなコトして遊んじゃ駄目だよ、あああっ、そんなあっ!」・・・芳山君に温室であんな事やそんな事させちゃったらダメ!! 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-02 10:10:37) |
19.「姑獲鳥」なんて、映像化できんのかよ?と、疑心暗鬼になりつつ観させていただいたのだが、やっぱりシンドイな。しかし、原作ファンゆえに京極堂がウンチクを披露するシーンやら、小道具のコダワリ(特に古書店内!)様・等は、嬉しかった。キャスティングに難癖つける気にもなれず、まぁまぁ観れたんですが。如何せん・な~んかテンポ悪いな~と、思わない訳にもいかなくて。まぁ「京極シリーズ・第一弾」とのことで、ナニ?第二弾もあんのか?と、期待せずにはいられない。あ、原作者が出演しない訳ぁ無いぜ?と思っていたら、やっぱり出てました。コッソリでしたが。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-28 17:01:05) |
18.京極夏彦の作品は一つも読んだ事ない私ですが、実相寺監督とかなり肌が合うんじゃないでしょうか。京極氏の世界、おどろおどろしい妖しい雰囲気、現実とは五感に感じるものだけが真実を語るものではなく脳が作り上げた世界であるというものを、カメラ、撮り方、光の使い方、見せ方、構成など工夫を凝らし実相寺氏の世界にしていると思います。”こかくちょう”が”うぶめ”となり飛び立っていく知世ちゃんのラストの表情の変化が上手くとても綺麗です。田中麗奈のファッションもいいですね。人物の相関関係が判り辛い事と謎解きが語り中心で、語りを絵で見せるというのが少々不満ではありますが十分楽しめました。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-27 22:54:53) |
★17.何これ?よくわからんちん… 京極夏彦のデビュー作品で、40万部ぐらい売れたもの。 なんかテンポ悪くて、眠たくなりました。 原作知らんのですが、というか京極夏彦読まんので、 こんな感じのが多いんでしょうかね 個人的に蛇足な部分が多くていやでした。 過剰演出も後半飽きて鬱陶しいです。 ラストのネタばれもなんか期待はずれだったし、 見ててただ疲れただけの映画でした。 伏線無視かよみたいな。 以下なんとなく思ったもの じいちゃん、ばあちゃんと20代後半から30代ぐらいの女性二人組みで鑑賞してる人が多かった。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-10-29 14:06:13) |
16.原作ファンです。普通に楽しめました。小物へのこだわりは素敵です。 【yu-mi】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-04 22:18:29) |
15.《ネタバレ》 う~ん、これは失敗でしょうね。あれだけのボリュームの原作を2時間で収めようなんてどだい無理がありました。特に酷かったのがクライマックスの、京極堂が屋敷に乗り込むところですね。はっきり言って「多重人格」の一言で強引に片付けてるし、フラッシュチカチカの派手な演出で無理やり盛り上げようとしてるし、なんかもう駄目駄目ですよ。ラストで京極本人が軍人姿で登場するという水木しげるにオマージュを捧げたようなシーンがあるのも謎。 【きのすけ】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-08-17 22:30:09) |
14.狙いたかったモノがはっきりわかるだけに同情票すら入れてしまいたくなるこの痛さ。なんかこう、映画作りに憧れる学生が突然予算を渡されて好きなようにやってみなさいと言われた結果みたいに思えてただもうエンドマークだけをハラハラと待っていた。ただ一人、与えられた役割を真剣に理解して期待に応えていたいしだあゆみの好演もこのメンバーではかえって痛い感じ。雰囲気一発、中学生ぐらいまでなら騙せるかも知れませんが、はっきり言って大のオトナがわざわざ観に行くほどのもんじゃないです。最近好調な日本映画だけに、こういうモノに無駄な体力を費やしていいのかという疑問は残ります。むしろこういう余力が出来て来たことを喜ぶべきなんでしょうか。小説を読んでても思うんですがマトモな台詞の書ける人が本当に少なくなりましたね。洋画世代の弊害とも言えるのでしょうが、字幕だけ読んで大きくなった人々がリアルでの会話と真剣に対峙しないまま書き綴った台詞が活字のまま読み上げられているだけ。それを読んでる堤真一もさっぱり内容を理解出来てる気がしません。役者の力量もあるでしょうが、おそらくシナリオに責任があるのではないかと個人的には思いました。ある意味日本映画界の層の薄さと、役者不足を露呈した作品でしたね。もうなんというか、絶望的に寒い映画でした。ある意味、夏向きではあるかも知れません。劇場まで足を運んでしまったわが身のふがいなさにうなだれた夏の夜です。あ、音楽だけ良かった。音楽だけは。 【anemone】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-08-14 16:46:40) |
13.《ネタバレ》 原作は何度も読破。原作の読み終わった後のなんとも言えない悲しさが好きなのですが、この映画からはそれを感じられませんでした。関君の背徳的な感じもまったくなし。基本的には原作通りなんですが、2時間に納める為ただ淡々とかつ超展開にしか思えなかったからかなぁと。涼子と梗子の違いが全然描かれてないし。天候違うし。原作って結構グロいけどち~ともだし。あの血飛沫はなんよ~。活字の中でこそ生きる世界だと思うので、期待せずに鑑賞。まぁこんなもん...かぁって思いました。ところで、 原作で殺された人が生きたまま終わった気がするんです。殺されたシーン見逃したかな...。仙石廊には二人で行くのかしらん。 姑獲鳥の夏を構築するのに原作はあれだけの厚さが必要だったわけで、2時間に納めるならいっそオリジナルにすりゃ良かったのに。 【巷説犬福物語】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-14 11:43:36) |
12.原作は一週間前に読破。未読の人にどのように本作品が伝わったかちょっと不安です。あんなに苦労して読んだのに、2時間でまとめられるのは正直拍子抜けかな。この「京極堂シリーズ」はひょっとして「平成版・石坂浩二の金田一シリーズ」となるか?とかなり期待しちゃいましたが見終わった感想は「土曜ワイド劇場版・江戸川乱歩シリーズ」って感じでした。わっかるかな~?一応シリーズ化に期待します。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-13 11:11:00) |
11.安部寛がよかった。私の原作の榎さんとはかけ離れてたけどよかった!堤さんもあんな感じの解釈もあるよね~なビジュアルでvキャストはよかったですよぉ~ストーリーもがんばってたんですけどね(^^;)原作が関口の一人称で心理描写多めに進むから難しいのはしょうがないと妥協できるんですけどねぇ、たびたび入る姑獲鳥のショボいイメージ映像はダサい角川映画みたいで白けるからやめて欲しかった・・・セットはよかったですvv背景の映像化には大成功じゃないですけ?原作のイメージが固まりましたv1シーンだけでてた堀部さんに感動★ご本人はあえて水木しげるさんになっているあたりに5へぇ。妖怪大戦争も公開ですし、京極さん、楽しそうですね。 【椎花希優】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-08-11 23:10:10) |
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10.残念ながら失敗作と言わせて下さい。原作に忠実に映像化を図ったばかりに、実に中途半端になってしまいました。そもそも京極作品の映像化は極めて難しい。特に「京極堂シリーズ」は難し過ぎます。しかも二時間枠に収めようとするなんて… 如何に優れた監督でも、このチャレンジには無理があり過ぎたようです。原作を読んだ人には何とか理解が得られるかもしれません。ただし、あまりのミスキャスト。辛うじて関口役の永瀬正敏は、「サル」の雰囲気を出していますね。あとのメインキャストは悉くイメージを外してませんか?木場修なんて大ハズレですよ。それから、シリーズで重要な役回りの脇役たちはほぼ説明なしに登場してますが、もう少し大切にして欲しかった感が残ります。原作を読んでいない人には尚更にキツイですね。この原作が何故面白いのか、そこのところが全く伝わらないのではないでしょうか?最大の見せ場の京極堂の憑き物落とし、それがあまりに淡白すぎますよ。時間配分にかなり苦しんだんじゃないでしょうか?やはり二時間じゃ無理だなぁ~。もし、シリーズ化する気ならば、もう一度良く考えていただきたいところです。「世の中には不思議なものなどないのだよ」という本当の意味を。そして、その映像化の実現を。本来は1点献上したいところですが、映像化にあたっての数々の努力と工夫に敬意を表して2点とします。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-08-03 01:40:15) |
9.《ネタバレ》 原作未読の連れも分かったというから、及第点はつけておきます。でも、最後に京極堂が謎解き説明する部分で無理やり辻褄合わせた感は否めませんな。原作ファンが気になるのは、どれだけ原作のイメージと役者が合っているかという部分。キバシュウ役の宮迫は、配役決定時からブーイングモノでしたが、やっぱり合っていなかった。そもそもキバシュウは東京の人間なのに、なぜ宮迫なの?まだ芸人だったらドンドコドンの山口のほうがイメージ近かったよ。。。京極堂役の堤もイメージとはかけ離れていたけど、演技の上手さでカバーしてしまった感じで、違和感なし。このへんは彼の役者魂に感服いたしました。あと田中麗奈がよかった。原作のイメージともピッタリだし、役どころを心得ていてでしゃばりもせず引っ込みもせずでいい塩梅です。眩暈坂や京極堂の書庫など、美術もなかなか。邦画の中では、がんばったほうじゃないかなぁ。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-31 05:49:03) |
8.《ネタバレ》 原作は未読。煽り捲くってくれた前知識もいれず、予告だけで期待して行ったけど、外れた。大きく外れた。冒頭から最後まで、こんなに眠かったのは、「シークレット・ウィンドウ」以来。眠らずに住んだのは、近場のおじさんが健やかな寝息を立ててくれてたおかげだが、冒頭からマトリックスの説明で先ず白けて、妻帯者である関口君の恋心が薄過ぎて、物語の骨格がヘニャヘニャに崩れて、しかも、恋心の相手である原田知代の演技がベタ。彼女って、こんな演技が下手だっけ?っと、終始ムカついていた。映像も、一生懸命な工夫は理解出来るけど、奇をてらえばいいってものではない。京極堂の操る鈴の音は、多分原作にあるものなのだろうけど、全く活きていない。その、肝心の主人公である京極堂そのものが、自分の理論に固執する、ただの薀蓄たれに終始していて、この手のミステリーのカタルシスである謎解きの場面でさえ、「おまえ、もういいよ」な気分になってしまう。確かに「説明できないものなどない」のは理解出来るけど、この手のお話は、主人公が摩訶不思議な世界を体現してくれなければ白けるばかりだ。唯一の救いは田中麗奈の溌剌とした演技だが、それとて、彼女が出てくる度に、物語が現代に戻ってしまい、作品的には「あ~あ」な存在だった。そもそも小説の手法を映像の手法で語るのは無理があるし、映像の手法で、もう少し、何とかして欲しかった。 【由布】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-31 02:53:14) |
7.怪談にしても、妖怪話にしても、文化としての日本の“恐怖”には夏がよく似合う。 日差しと空気はじっとりと暑く、だからこそ、異形の恐怖の冷ややかさが、背筋を凍らせるのだ。 眩く照りつける夏の太陽。ふいに浮かび上がる不自然な陰影。そういうものを映画世界に普遍的に描きつけることができている段階で、この映画は成功していると思う。 “不思議なものなど何もない”という主人公・京極堂の台詞。“妖怪変化”を題材としながら、何とも妙な台詞であるが、ストーリーが進むにつれそれは見事に消化される。 そう、妖怪とは、異形のものとは、あくまでも日本の日常の中に息づくものなのである。 それは、長きに渡って語り継がれてきた、確固たるこの国の文化なのだ。 そして、最初から最後まで薄っすらとモヤがかったようなこの映画は、そういうこの国の文化を表現している。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-30 00:20:41) |
6.《ネタバレ》 不謹慎ながら突っ込みます・・・無頭児はそんなに頻繁に生まれないでしょッ!でも「『脳』という卸問屋」というセリフには納得できるなぁ。 |
5.《ネタバレ》 かの京極先生のデビュー作…とか言っておきながら実際は読んだ事ないのであまりでかい事は言えんのですが、映画単体で見るとなかなか面白いものだと思いました。最初の京極堂と関口の会話が伏線になっていたり、トリックや設定がかなり凝っていたり…とこれは原作に拠るところなんでしょうが。しかし、やはりこれは文で読んだほうが世界観に込める様な気もします。でもまあ、久しぶりに悪役でないアベちゃんが見られただけで良しとしておきます(笑)。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-23 03:21:47) |
4.原作は未読。この監督、昭和初期や中期の怪しげな雰囲気を撮るのは上手い。ただ若干安っぽいシーンや特撮を入れたがり多様するのが痛いかな。らしさ全開といった感じで良いトコもあったが無駄が多かった。主要キャストは皆さん立ってて良い感じ。堤は色気もあってクールな口調もピッタリでシリーズ化すればはまり役になるかも。ただ、宮迫は役者に向いているとは思うが堤や阿部に激しく格負けしているので、揃い踏みすると無理に威厳を保とうと空回りしている様に見えた。次を作るなら変えたほうが良いかも。音楽はかなり作品にマッチしていて秀逸かも。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-22 23:03:43) |
3.この映画を観た理由、それは“田中麗奈が見たかった”ただそれだけです。なので、僕は原作のファンでもストーリーに期待したわけでもありません。ただ純粋に田中麗奈が観たかっただけです。なので、5点はさし上げます。て言うか5点以上は絶対無理ですね。まずキャストは非常に豪華ではあるけれど、その一人一人の存在感があまりにも大き過ぎて映画自体の器に収まりきっていなかったような気がすごくしました。また、登場人物の個性を上手く描けていなかったと思います。とくに荒川良々と篠原涼子はずば抜けた登場の無意味さで深く同情してしまいます。ストーリーのミステリーの部分もなんか薄っぺらで、やろうとしている事は厚いのに全然表現しきれなかった雰囲気が漂ってきます。眠気に襲われながらも田中麗奈を凝視して戦った2時間でした。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-21 12:02:42) |
2.《ネタバレ》 やっぱり永遠のアイドル(?)知世ちゃんに狂気を演じさせるのには無理があったようです、大林監督の「あした」にチョイ役で出演していた頃のガリガリに痩せた知世ちゃんならもうちょっと雰囲気が出たのかも知れないけど、どうも健康的に太っちゃって(決してデブってわけじゃありません、念のため)作品のイメージとはちょっとズレてましたね、その点いしだあゆみはそれほど重要なカットでもないのに、迫真の演技でとにかく怖い、このへんはやっぱりキャリアの差でしょうか、作品のほうはと言うと良くも悪くも原作を読んだ人、もしくは京極ファン限定の映像作品って感じで、見たいシーンはだいたい押さえてありますが、「時かけ」で萌えた原田知世ファンの私としては愛情の裏返しとして見たくないと言えば見たくないのだけれど、存在するのなら見ないわけにいかない禁断のシーン、例えば知世ちゃんの濡れ場や爆発(?)シーンは適当に誤魔化していました(笑)全体としてやはり原作を読んでいないとついていけない作品なんで(同じく実相寺監督の「帝都物語」よりはマシですが)あまり人には薦められないかもしれませんね、ただ、誰が撮ってもあの分厚い原作を2時間の尺に納めるのは無理でしょうから、企画自体に無理があったような気もします。最後に水木しげる大先生のネタはお遊びではありますが、なかなかよかったと思います。 【るね】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-18 02:44:03) |
1.上映前の舞台挨拶で田中麗奈ちゃんが「原作とは全く別物の作品として楽しんでください」って言ってました。麗奈嬢の仰るとおり小説で読んだモノとは別世界のような映画でした。舞台挨拶が楽しかったのと石田あゆみさんの叫びが凄かったので4点献上します。 【シュンペーター】さん [試写会(字幕)] 4点(2005-07-12 11:06:53) |