35.91分なのに長く感じた。ロードムービーは好きだし、インドが舞台なのも興味深かったのだが、記憶に残る場面はなかった。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 4点(2022-06-29 23:05:48) |
34.インド風なゆったりとした時間が流れる映画。好きな映画。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-01 19:14:01) |
33.《ネタバレ》 序盤は意外と退屈しました。淡々と進む『真っ当なロードムービー』の様相。でもこれがウェス・アンダーソン監督の“リズム”であり“やり口”。案の定、3人のイカれ具合が露見していくに連れ、画面に釘付けになりました。結果的には今回も、監督の“センス”に見事にノックアウトされた格好です。京都修学旅行で木刀を求めるが如き感覚でのキング・コブラ購入、高級ベルトの執拗なやり取り、包帯をとったら普通に痛々しい顔など、思わず腹を抱えるネタ要素に加え、ビル・マーレイの無駄遣い、すぎむらしんいちが描きそうな瞳大きく唇厚い小顔客室乗務員の美女ぶりにも痺れましたが、やはりウェス・アンダーソン作品最大の魅力は、観客の予想の斜め上を行く脚本の出鱈目さ(失礼)でしょうか。コメディで子供を死なせる必要があったのかと。でも人生をきちんと描くのであれば人の死を禁忌とするのはかえって不自然なこと。事件、事故、病気。思うように行かぬ人の寿命。普段意識せずとも、死は常に私たちの隣に居ます。父の死、助けられなかった子供の命。2つの死と、母親の(愛ある?)身勝手さを目の当たりにして、3兄弟は悟ったのでしょう。何せ人生観が変わる異国の地NO.1のインドですから(完全な思い込み)。そう、“家族の絆”は美しく大切ですが、執着しても仕方がありません。全ては流れのままに。だから最後、ダージリン急行という名の人生の列車に乗るために、彼らは余計な荷物を捨てたと。うん、納得出来ます。共感します。何が幸せかは、実はとってもあやふやなこと。母が虎に食われずに生きている。息子が生まれる。それだけでどれほど幸せなことか。彼らは確かに成長しました。ただし、シガラミは捨てても、ホイットマンブラザーズは、もう少し常識を身に着けた方が良いとは思いますが。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 9点(2016-12-31 23:59:59) |
★32.始終カバンが盗まれるんじゃないかとかってにヒヤヒヤしてました。結局なんかよくわからんかったけど、このフワッとしたのが好きな人が世の中には相当数いるということなんでしょう。 |
31.《ネタバレ》 不思議な作品。全てのシーン、音楽にセンスがあるのか、どうでもいいようなことの連続なのに、終わったらまた最初から見たくなった。でも人には薦められない。どこが面白いか具体的に説明するのが難しいから。(全く似ていない)三兄弟が最後にカバンを投げ捨てるシーンが爽快なのは、皆心の中でしこりだった父親の葬儀の事を、もう気にする必要がなくなったからかな。母親が何故来なかったかはさっぱり分からなかったけど、あの兄弟にはもうしがらみがないと言うか。うん、上手く説明出来ない。でも私は好き。 【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-03-03 21:47:28) |
30.色も空気も、音も、全部すきです。少年のお葬式を通してやっと父親のお葬式のことや、母親のことがちゃんと話せるようになった3人、実はみんな繊細なんだなあ。また繰り返し見るかもしれません。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-26 16:28:45) |
29.3人がそれぞれ持ってきた薬を、回し飲みするシーンが良かったです。 【パプキン】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-12-20 22:55:23) |
28.《ネタバレ》 こういうイイ感じのゆるさは大好きなのだけど、なぜ兄弟が認め合っていけるようになったのか、その理由がわからなかった。 |
27.西側社会からインドを描くときによくある面倒臭い精神世界を取っ払った映画。インドへ行って人が変わるのではなく、変わったのがたまたまインドだっただけ。 |
26.《ネタバレ》 ダージリン→紅茶葉→インド。 西洋人のスピリチュアル・ランドは今でもインドか。 ウェス・アンダーソンが異国情緒をまじえて描くバラバラ三兄弟の列車の旅。 長男っぽいブロディが次男、次男っぽいオーウェンが長男なのがおもしろい。 命を救えなかった少年の葬儀が彼らの離れた心を近づけ、黄色味をおびたインドの空気が3人を内側から染めてゆく。 生々しかった長男のオートバイ事故の傷が癒えていくのも再生を意味してか。 預かったパスポートを返すも戻すも信頼のあかし。 ブランドバッグを投げ捨て走るプラットフォーム、心の澱もいっしょくた。 体は疲れててもキモチは軽く、新たな旅へまっしぐら。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-05 07:00:04) |
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25.《ネタバレ》 最初と最後は楽しめるが、その間は退屈する内容。ラストで、荷物を投げ捨てて、列車に飛び乗るシーンが爽快。オー、シャンゼリーゼ♪ エイドリアン・ブロディがカッコ良い。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-06-24 23:39:34) |
24.《ネタバレ》 絶対面白くなるはずの設定なのに、ビックリするくらいに淡々と進んでしまい、何の印象も残さないまま終わってしまいました。見終わった直後の今でさえ、内容がふわっとした記憶に包まれています。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-05-13 23:29:02) |
23.正直、笑わしたいんだか、なんだかよくわからん作品。 登場人物である3兄弟は「おバカ」と評されているのが多いようですが、 まぁ、正直僕の周りに居る大人は、それに勝るとも劣らないいい加減な、というか「おバカ」な人達ばかり。 子供の頃、リッパな大人になれないぞと、殴られ蹴られ叩かれ続けた世代の僕らが、 いざ大人にってみれば、周りに立派な大人なんて一人も居なかった。 そんなロストジェネレイションな自分の世代が観ても、なんかピンと来ない。 「団塊」だとか、「ゆとり」だとか、人を振り回す側の人間が観ると可笑しく見えるのかな? まぁ、別に無理してでも観ておく必要の無い作品かなぁ。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-04-18 22:32:09) |
22.トホホな3兄弟のインドでのスピリチュアル?な旅。長男の助手に作らせた日程表に基いた旅であるはずなんですが、行き当たりばったり感が漂う旅。しかしそれがいい。ロードムービーってやつには観光ツアーのように分単位で予定が決まった旅は似合わない。大笑いする所も涙があふれる所も無いですが、クスッと笑わされる3兄弟の微笑ましい描写に心が和み、サイドストーリーも上手く挿入されている。後々3兄弟と旅の途中で再会してどうスト―リーに絡むのかな?と思っていたのですがビル・マーレイはホント、冒頭だけだったんですね。でも楽しくてインパクトがある冒頭の掴みでした。インドの風景を捉える黄色がかった乾いた映像や時にはポップで時にはインド風の音楽の使い方にもセンスの良さを感じさせるロードムービーです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-03 13:07:22) |
【りえりえ】さん [DVD(吹替)] 4点(2010-01-24 00:01:18) |
20.《ネタバレ》 「プリズン・ブレイクDVDBOX」の特典に付いていました。ただただ退屈で、90分映画とは思えない長さを感じた。中身にまったく意味がなく、言葉遊びを楽しむ作品のようだが、この手の作品はダレてしまうので苦手。ラストも特にオチもなく、主である母親と再会しても特に何もないというのは駄作かと。余談ですがボーと見ていたせいか、ビル・マーレイを発見できなかった・・・。 【マーク・ハント】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-11-13 03:10:20) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 おもしろかったです。この製作チームだと、もっとアートっぽさが鼻につくかなと思いましたが。 3兄弟の根っからの育ちのよさがちゃんと出ていて、不思議なリアリティがありました。卑屈な人間は、ああは動けない。 あと、スローモーションがいいです。珍しいと思う。大抵は失敗するか、無意味にしかならないのに。音楽もとてもいいです。 あのトランク、うらやましいなぁ…。ステキすぎる。 【Catherine】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-08-18 21:54:12) (良:1票) |
18.《ネタバレ》 三バカ兄弟ものと言えばサボテン・ブラザースを思い出すが、単なる類友3人組(?)のあっちとは違って肉親ならではの遠慮のなさが三者三様で可笑しい。インドに行けば人生リセットできると安直に考えるところからしてもうダメダメ感たっぷりなんだけど、なんだかんだ言って兄弟仲良しなのでギスギスしないでグダグダのままやりすごせてしまう。幼い頃の力関係のまま兄も弟も成長していないので、真剣にごっこ遊びをする幼児のように、何があってもとりあえず「心の旅」を全うしようとするのが馬鹿馬鹿しくも憎めない。なんか和みました。 唯一今後がちょっと心配なピーターの彼女だが、あんなバカはとっとと見限ってもらうもんもらって強く生きていって欲しい(笑) 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-31 11:56:49) |
17.のびやかな景色や、映像が美しく、細部にいたるこだわりのセンスが独特で素敵です。小ネタも楽しいし、癖のある役者達の会話も面白い。そっけなくてダラダラしてるのに味があって、何故か全然退屈じゃない。こじゃれてていい意味でどうでもいいインドロードムービー。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-22 00:05:22) |
16.西洋の価値観で作られていますから、インドもインド人も単なるエキゾチックな背景にすぎなくなるのは「ロスト・イン・トランスレーション」における日本や日本人と同じです。また、外国を旅することとそこに住むこととはまったく意味が異なります。そこらへんをよくわきまえておけばなかなかにおもしろい映画です。汽車の内部は「マダム・トゥトリ・プトリ」を思い出させます。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-02 06:17:44) |