バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生

[バットマンヴァーサススーパーマンジャスティスノタンジョウ]
Batman v Superman: Dawn of Justice
2016年上映時間:151分
平均点:5.46 / 10(Review 61人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-03-25)
アクションSFシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2015-12-21)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-06-13)【イニシャルK】さん
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監督ザック・スナイダー
キャストヘンリー・カヴィル(男優)クラーク・ケント / スーパーマン
ベン・アフレック(男優)ブルース・ウェイン / バットマン
エイミー・アダムス(女優)ロイス・レイン
ジェシー・アイゼンバーグ(男優)レックス・ルーサー
ダイアン・レイン(女優)マーサ・ケント
ローレンス・フィッシュバーン(男優)ペリー・ホワイト
ジェレミー・アイアンズ(男優)アルフレッド・ペニーワース
ガル・ガドット(女優)ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン
ホリー・ハンター(女優)フィンチ議員
スクート・マクネイリー(男優)ウォレス・キーフ
TAO(女優)マーシー・グレイブス
ケヴィン・コスナー(男優)ジョナサン・ケント
ローレン・コーハン(女優)マーサ・ウェイン
マイケル・シャノン〔1974年生〕(男優)ゾッド将軍
ハリー・レニックス(男優)スワンウィック国防長官
エズラ・ミラー(男優)バリー・アレン / フラッシュ
レイ・フィッシャー(男優)ヴィクター・ストーン / サイボーグ
ジョー・モートン(男優)ヴィクター・ストーン(サイボーグ)の父 サイラス
ジェイソン・モモア(男優)アーサー・カリー / アクアマン
ジェナ・マローン(女優)ジャネット・クライバーン(アルティメット・エディションのみ登場)
星野貴紀クラーク・ケント / スーパーマン(日本語吹き替え版)
小原雅人ブルース・ウェイン / バットマン(日本語吹き替え版)
中村千絵ロイス・レイン(日本語吹き替え版)
神谷浩史レックス・ルーサー(日本語吹き替え版)
塩田朋子マーサ・ケント(日本語吹き替え版)
石塚運昇ペリー・ホワイト(日本語吹き替え版)
金尾哲夫アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ダイアナ・プリンス / ワンダーウーマン(日本語吹き替え版)
高島雅羅フィンチ議員(日本語吹き替え版)
白石充ウォレス・キーフ(日本語吹き替え版)
内田直哉ジョナサン・ケント(日本語吹き替え版)
石住昭彦スワンウィック国防長官(日本語吹き替え版)
仲野裕チャーリー・ローズ(日本語吹き替え版)
楠見尚己サイラス(日本語吹き替え版)
御沓優子ルブラン(日本語吹き替え版)
大滝寛バローズ議員(日本語吹き替え版)
原作ジェリー・シーゲル(キャラクター創造)
ジョー・シャスター(キャラクター創造)
ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本クリス・テリオ
デヴィッド・S・ゴイヤー
音楽ジャンキーXL
ハンス・ジマー
撮影ラリー・フォン
製作デボラ・スナイダー
チャールズ・ローヴェン
製作総指揮クリストファー・ノーラン
ベンジャミン・メルニカー
マイケル・E・ウスラン
デヴィッド・S・ゴイヤー
制作東北新社(日本語版制作)
配給ワーナー・ブラザース
美術パトリック・タトポロス(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・イシオカ(美術監督)
衣装マイケル・ウィルキンソン
編集デヴィッド・ブレナー〔編集〕
日本語翻訳アンゼたかし
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21.《ネタバレ》 後半、巨大生物の出現以降、バットマンは物陰から戦いを見守ったりワイヤーで逃げるだけで、ほとんど何もしてなくて笑ってしまった。前半の緑の石に関する描写が冗長だった。この点、ちょっと編集に難があるように感じた。一緒に行った人は前半で眠りに落ちてエンドロールまで寝てた。
さん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-24 00:48:40)(良:1票)
20.《ネタバレ》 ”娯楽映画としての展開力の稚拙さ、それに伴う絶対的なエモーションの欠如。それが今作の最大の敗因”
と、前作「マン・オブ・スティール」を批判した。
前作の不満足感が経験値としてあったため、これだけのビッグタイトルでありながら期待感は上がりきらなかった。

バットマン役にベン・アフレックが起用されたことも、不安感を煽った。ベン・アフレック自体は決して嫌いな俳優じゃないけれど、彼のあの不穏げな眼差しからは、とてもじゃないが高揚感が先行するヒーロー像が生まれないことは明らかだった。

そして、結果的には、ある意味予想通りの映画だったと言える。
むしろ不安視した部分が予想通りだったからこそ、変に期待ハズレ感が先立つこともなく、逆に楽しむべきところは楽しめたとも言える。
前作がああいう映画であったのだから、描き出す世界観の方向性が変わらなかったことは、個人的な好き嫌いは別にして真っ当なことだったと思う。

娯楽映画らしいエンターテイメント性や、スーパーヒーロー映画らしいエモーションなどは、もはや意識的に排除されている。
前作においては、絶体絶命の危機に陥ったヒロインや市井の人々を、スーパーマンが救出するシーンが無いことに大いに不満を覚えた。
今作ではそういうシーンはあるにはあった。しかしその時のスーパーマンの表情は精神的な苦悶に満ちていて、シーンそのものが高揚感とは程遠い悲愴感に溢れかえっていた。

ただしそれは、監督のザック・スナイダーが思い描いた通りの世界観であり、彼は前作から一貫して自分が表現したいビジュアルデザインを頑なに追求しているに過ぎない。
この監督の創造性は、いい意味でも悪い意味でもそれがすべてであり、仕事ぶりとして間違ってはいないと思う。

問題視するとすれば、それはやはり、これほどのビッグプロジェクトを構築していくにあたって、その礎となるべきこの連作を、ビジュアルセンスに優れた監督一人に任せっぱなしにしまっている「企画」としての稚拙さに他ならないと思う。
ビジュアル的な拘りが際立つとともに、企画そのもののセンスの無さが目に余ってくる。

言わずもがなこの「企画」が目指す終着点は、DCコミックのスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の映画化である。
勿論、ライバル視しているのは、マーベルコミックの「アベンジャーズ」であり、その映画化の大成功があったからこその企画発足であったことは言うまでもない。
そのあまりにも確かな”お手本”があったにも関わらず、今シリーズはストーリーテリングがあまりに巧くない。
今作で登場した“ワンダー・ガール”の活躍は、二大ヒーロー同士の陰鬱な(そしてあまり意味のない)鬩ぎ合いが続く今作において殆ど唯一の“胸熱”ポイントだったが、この先のジャスティス・リーグの中核となるキャラクターである以上、しっかりと単体作品を経てから登場して欲しかった。

マーベルがそうしたように、このプロジェクト全体を“チーム”として動かし、ストーリーを練りあげていかなければ、いくら元祖スーパースターの代表格であるスーパーマンとバットマンが並び立ったとしても、狡猾なアイアンマン率いるアベンジャーズとは勝負にならないと思う。

前述した通り、全く楽しむべき要素がなかったとは思わない。
イスラエル人女優ガル・ガドット(ジゼル!)演じるワンダー・ウーマンのまさに神的な美貌と活躍は勿論、ジェシー・アイゼンバーグのレックス・ルーサーぶりも狂気的で良かったと思う。ザック・スナイダーのビジュアルセンスと画面構成力はやはりずば抜けている。

個人的に古今東西の“ヒーロー大集合もの”は大好物なので、「ジャスティス・リーグ」についても、何としても実現・成功してほしいと思っている。
が、今一度DCコミックという“チーム”の総力を集結させて、企画そのものをブラッシュアップしていかなければ、ブルース・ウェインが夢で見た“未来”そのものが無くなってしまうぞ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-24 00:32:29)
19.オイラがスーパーマン映画につけられる最高の点数はここまでじゃないかと思うんですよ。
映画としてクズなのは否定しないし、実際何度もズッコケながら観てたわけだけど、すでにオープニング開けの中東のシーンで「これがもう自分の観たかったスーパーマンの全てなんだなァ」と理解していました。
あれほど、歴史あるスーパーマンのお約束を踏襲しながら、現実世界に当てはめて陰鬱なビジョンを打ち出した場面は寡聞にして知りません。
危険を顧みないヒロインの無謀な行動を陰からサポートし、絶体絶命のピンチには必ず助けに現れる…だが、このシリーズでのヒロインは過去のナンチャッテ記者じゃなく、テロリストにインタビューに行くピューリツァー記者。背後にうごめく様々な存在を考えれば、この「スーパーヒーローの法則」を利用していろいろ政治利用できちゃう。
冒頭でこの宣言ですよ。今回はネタバレなしで書きますので詳しい裏側までは書きませんが、そういうネタバレ情報なしでも、オープニングのこのエピソードは古典的な「抑止力」の戯画で、現代の縮図で、スーパーマンの矛盾をシンプルに表現できている。秀逸です。

クライマックスへの幕開けで敵が「絶対神は善人ではあり得ない」と語る。これが本作の唯一のテーマであって、100年近い長きにわたってスーパーマンがもだえ苦しんできた根源のテーマのようなもの。前作で原点回帰(スーパーマンの元ネタと言われるフィリップ・ワイリーのSF『闘士』のコト)し、原点ですでに提示されていたテーマ(読者に投げかける形で話が終わり、実は解決していないんですが)をキチンと発展させて、「言葉」としてセリフで明言した。
「力を持った絶対善は存在できない」と。
この、アメリカ史大反省会みたいな作品が、コミック作品の映画化として実現されてしまったのが、ハリウッドの画期ではないかと思う次第。

明確な意思と背景を持った「自爆テロ」が描かれる作品でもあります。アメコミ作品でこれやったら、もう収集がつかなくなると思いました(実際、収集ついてるとは思いませんw)。本シリーズの原点回帰・リセット志向はそこまで強い。
もちろん、DCは作品をジャスティス・リーグへ繋ぐための布石として本作を考えているでしょうから、キッチリと出すべきものは出し、見せるべきシーンは見せ、監督の意向なんかおかまいなく商業ベースを保とうとしてる。
そのあたりの(ザック・スナイダーが消化しきれなかった・消化をあきらめた)ゴツゴツした部分が、どうしようもなく前半のテーマを際立たせて、忘れがたい陰影になっていました。玉に瑕があるからこそ、かえってその美しさがわかるような、そんな感じ。

前バットマン・シリーズも時間の経過感覚を失わせるような編集をわざと行って「終末感」を出し切っていましたが、今回のスーパーマンシリーズはさらに終末度の高い、テーマが強く物語のリズムが弱い展開で、上映中はその点(シーンの構成)に様々な死を読み取りました。
ヒーローの終わり、強きアメリカの終わり、皆を救うキリスト世界の終わり。
それが芸術系の映画ではなく、コミック系のハリウッド・エンターテインメントから発信されたことが、何かを予感させるんです。
次作のジャスティス・リーグ編では、何か新らしい始まりが提示されるといいんですが、あくまで現実世界に寄り添おうとしているこのシリーズ、そうは問屋がおろさないかもしれない…。
エスねこさん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-17 15:06:15)(良:3票)
18.ここの点数が低かったから、全く期待せずに観たのがよかった。
これからのバットマンは必ずダークナイトと比較されることになるので、
最初からハンデが大きすぎるが、このバットマンはマスクから除く素顔が
やっぱりベール版にくらべてシャープさに欠けて、もっさりとかっこわるい。
あの強化アーマーも、あんなの着たらもうバットじゃないのでは?
むしろアイアンマンに近くなってしまった。
そもそもバットマンはメタヒューマンじゃなくてただの金持ちだし、
仲間を集めようもくそもないと思う。
スーパーマンは、やっぱり浮いてる姿がかっこいい。
公聴会の爆発のときのくやしそうな顔はとてもよかったと思う。
ただ、やっぱりもっと活躍してほしかった。
全体的にけしておもしろくないわけではなく、私は次も観に行きたいと思う。
Skycrawlerさん [映画館(吹替)] 7点(2016-04-14 08:38:43)(良:1票)
17.本当は簡単なストーリーなのに、わざと難しく説明しているように感じました。それに、次回作以降を考えるあまり、1話ものなら解決すべき問題を、先延ばしにして中途半端なまま終わってしまっています。映像はすごいのに、大人向けの映画にしようと凝り過ぎた感じがしました。登場人物たちの狙いが、いまひとつ理解しきれませんでした。
shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-11 17:57:39)
16.筋肉も余分なお肉もたっぷりついた中年バットマンが、ものすごい重厚さと説得力でした。
対するスーパーマンもコスチュームがはちきれんばかりのムッキムキで、
日本の漫画原作映画は胸板だけでもキャラに近づけようという姿勢を見習って欲しいですね。
前作未見でしたが問題なく楽しめましたし、2大ヒーロー激突映画として上手くまとめてあると思います。
4吉さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-10 19:29:45)
15.《ネタバレ》 まずバットマンvsスーパーマンの時点で期待はできなかった。レベルが違いすぎるのは見て明らかだし。それでもバットマンの創意工夫してスーパーマンに対抗する様はよかった。ストーリーとしてはバットマン含め新キャラが多い分説明も増えて前半はテンポが悪い。レックス・ルーサーのキャラがよかっただけにもっと話の中心にしてバットマンをチョイ役にしてほしかった。ただワンダーウーマン目的で観たようなもんなので満足です。
ぷるとっぷさん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-10 15:34:20)
14.《ネタバレ》 話の枠組みはスーパーマン VS レックス・ルーサーであるのに、バットマン(とワンダーウーマン)を絡ませることでしっちゃかめっちゃかになってしまった残念な映画でした。バットマンが主体でウダウダウジウジと話が進んでいく(特に映画開始からの90分間)ので割を食ったのが本来メインであるはずのスーパーマン側。描写が薄く、完全に脇になってしまった影の薄いスーパーマンと、何がしたいのかさっぱり解らないレックス・ルーサー(メタ・ヒューマン-異能力者を目の敵にしているのは解りますが、周辺事情が描かれていないので良く解らないキャラクターになってしまいました)。一応伏線はあっても、無理に詰め込んだ感が否めないワンダーウーマン。90分を過ぎて、話の本来の枠組みであるスーパーマンVSレックス・ルーサーに話が戻っても、それまでのスーパーマン側の描写が薄すぎるので今更感が否めませんでした。この話の流れであれば、メタ・ヒューマンを敵視するレックス・ルーサーを主軸に据えて話を展開していった方が良かったような。もう少し筋がまとまっていればまだ見れたかもしれません。
kirieさん [映画館(字幕)] 4点(2016-04-06 18:30:31)
13.《ネタバレ》 ヒーロー物で、とにかく暗くシリアス、現実社会にヒーローが存在するというリアルな設定が当たり前となっている風潮に疑問を感じる。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の言葉では表現しきれない爽快感、多幸感は、映画を観るという体験においては何ものにも変え難い貴重なものであると思う。
スーパーマン(神、天災に近い存在)の功罪というテーマは興味深いが、結局あやふやにしたまま終わっているし、不遇すぎるスーパーマンの境遇には、作り手に対してひたすら不快感を感じた。
原作の設定であるにしろ、母親の名前が同じと言う理由で和解するバットマンとスーパーマン、という展開も安易すぎると思うし、その場面でこそヒーローの存在理由を提示し、尊厳を語るべきだと思う。
冒頭の一般人から見たヒーローの戦いという相対化された視点、明らかにパワーが劣るバットマンの最終局面での立ち振る舞いなど、心惹かれる場面があったものの、全体を通すと凄く消化不良な印象を受けてしまい残念だった。
ちゃじじさん [映画館(字幕)] 5点(2016-04-06 17:14:38)
12.《ネタバレ》 思いっきりネタばれしてますので、未見の方は読まないほうがよいです。

スーパーマンが死んだと見せかけて、結局生きていましたと思わせるあのラストシーンは、「そりゃそうなるでしょ」と思いながら見てはいたんですが、それでもずるいです。ただでさえ長い上映時間の最後の10分くらいは、あの悲壮感があってこそのシーンの連続であって、それらが全て無意味になるなんて、おかしいでしょ。ここだけで-2点。
スーパーマンの葬式。「S」のマークのついた棺の上で、折りたたまれる星条旗のシーンは、世界の警察・リーダーを自認できなくなったアメリカの死を象徴するものと理解して、ついにここまで病んでしまったのかという思いを強くしました。まるで敗戦国の心理です。スーパーヒーロー、特にスーパーマンが死ぬという設定はタブーに属すると思いますが、それでもそういうストーリーで貫いてくれたのであれば、そこには製作者の「善意の神などいない」という意図を強烈に感じとることは出来たので、あのラストシーンは無いほうが私のこの映画の評価は高くなります。
かといって、アメコミタイトルでこんなストーリーでよいのかどうかは別です。1970年代のスーパーマンを観た子供たちはハリウッド映画に夢中になりました。今の子供たちがこの映画を見て喜べる(or楽しめる)だろうか?昨今、大人の鑑賞に堪えうるアメコミもの、というのが追求されてきて私も確かにそれを楽しんできましたが、本作ではついに、大人の観客しか相手にしないアメコミものになってしまった感があります。そろそろこの分野を子供に返すべき時がきたと思います。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 5点(2016-04-06 00:37:30)
11.《ネタバレ》  画面が暗くて見辛い毎度のザック・スナイダー。いや、一応明るいIMAXで見たんですけどさ。

 何がいかんって、スーパーマンとバットマンって言ったら光と影、陽と陰の戦いだと思うじゃないですか。ところがこの映画ではどっちも陰気くさいの。スーパーマンが暗くっちゃ対比になりゃしない。っていうか、このスーパーマンって腹に一物ありそうな、悪巧みしてそうな顔しててイヤンな感じ。
 一方でベン・アフレックのブルース・ウェインは人生に疲れたような雰囲気が醸し出されて、いい感じでした。

 で、両者ウダウダしてるわけですよ、延々と。正義とは、悪とは、って。長い上映時間のかなりの部分がウダウダに費やされて華が無さ過ぎ!(スナイダーじゃ仕方ない)って状態が続いた上で、やっとキター!っていうのがワンダーウーマン登場シーンね。だけどそこまでワンダーウーマンはドラマが存在しないですし(ただその存在が仄めかされてゆくだけで)、その成り立ちと能力についての説明が一切なくいきなりババーン!って状態のドーピングキャラ。私はリンダ・カーターのワンダーウーマンが大好きだったからこそ、燃えられたのですが、ワンダーウーマン自体知らない人が突然出てくるコレ見てどう思うのやら。
 そのワンダーウーマンもあまり活かされる事なく、またバットマンも大した活躍もできず、結局また『マン・オブ・スティール』同様クリプトン野郎どもの自己完結ワールドになっちまいましたとさ。っていうかレックス・ルーサーが何やりたかったのか意味不明。

 今作は『マン・オブ・スティール』の欠点をそのまま引き継いだ感じで、エピソードの繋がりが悪くて音痴な状態でキャラクターの意味不明な行動も多く、誰にも感情移入できず、またご都合主義的な展開もお馴染み。エイミー・アダムスが槍捨ててまた拾いに行って溺れるのってなんなん? それがクリプトナイトで出来てるって知ってた? 一見して理解できた? クリプトナイトがスーパーマンの弱点だって知ってたっけ?

 これだけメジャーな二人の映画なのにスナイダー映画のファン向けなマニアックなシロモノになっちゃっておりますね。

 っていうか、いい加減、核兵器をただのでっかい爆弾として映画の中で安易に爆発させるの、やめない?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 5点(2016-04-04 21:25:19)
10.《ネタバレ》 主役はスーパーマン。バットマンとの対決という設定をムリヤリ(?)持ってきた感は否めず、バットマンの背景がはっきりしない。母親エピソードを途中で活かすためか、両親が強盗に殺されるシーンがオープニングになっているなど、ストーリーがシリアスな割に強引すぎる。倒した敵に焼き印してるし。。。丁寧な組み立てでリアルさを追求したノーラン版とは異をなす。かつ、ザック・スナイダーのスローを多様した演出も今回はやけに野暮ったい。終盤の大砲のスローの繰り返しなど、間延びする。とはいえ、ベン・アフレックの枯れたバットマンも悪くないので、独立して作った方が良かったのではと思う。ジェレミー・アイアンズのアルフレッドにニヤリ。皮肉でユーモアたっぷり、もしかしてニヒル?そして、バットの操縦もしてしまう。アルフレッドのスピンオアやらないかなぁ。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 4点(2016-04-04 00:17:17)
9.《ネタバレ》 これは何とも評価が難しい。アベンジャーズとは正反対な暗く重い映画。あまりにもパッパラパーなアベンジャーズよりは余程好感が持てる。が、それも度を越すと人にお薦めもしかねる、そう言う作品。ザック・スナイダー監督はウォッチメンはあれだけ素晴らしかったのに何故最近の作品はこうもシャープさに欠けるんだろうか?ただ、表立って批判されたらたぶん私はかばうと思う。悪い映画ではない。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-02 22:30:12)(良:1票)
8.《ネタバレ》 マンオブスティールを見てから行った方がいいという意見があったので
それに従ってから行きましたが、確かに過去作のキャラが絡んでくる部分で
置いてきぼりにされないためには、その方が良かったです。
実際、まったく予備知識無しではちょっと辛いかもしれません、
バットマン対スーパーマン、どちらが勝つか!?なんて煽りにつられて
軽い気持ちで行った日にゃ、エンターテイメント性が微妙で
低い点数付けたい気持にもなりそうです。
でも寝なかったですよ、画面が派手で楽しかったし、もう一度DVD出たら見たいかなあって感じです。
キャラクターは皆良かった、ルーサーがいかにもソーシャル系社長な感じだったし
アルフレッドが一番キャラ変わってびっくりしたけど、でもこういうのもありかなって感じで格好良かったです。
アフレックはもっとバットマン見てみたいなーって思わせてくれたし、単独で続編作ってよと思いました。


あと、和解した理由である母親の名前が一緒というのが安易過ぎる
という意見もありますが、私はそこまで安易とは思いませんでした。
あそこで、名前が同じ→自分の母親がもし生きていたら、
とよぎったら、助けるっきゃないと身体が動いてしまってもおかしくない。
いや、子供の頃は助けることはできなかったが、今助ける力が自分にあるなら、
と補完すれば、いつのまにかクラークの母は自分の母に被って見えて
助けることの強い理由・動機になるはずです。
いいところは一杯あったのですが、散漫としていて分かり辛いストーリーだったというのは否めません。
エンターテイメントですが一般受けは難しいでしょう、
個人的には面白かったけど、置いてきぼりになる人もいるはずです。
みことteaさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-30 22:51:47)(良:1票)
7.日本では「MARVEL」が認知されてるので、正直今回の「DCフィルムズ」作品はダメだろうと勝手に思っていました。

しかし予想を遥かに越えたクオリティーに驚きました。ストーリー性も飽きることなく構成されていて、
尚且ただのヒーロー映画ではなく、悪とはなにか?正義とはなにか?を考えさせられる映画でした。

ただのアクション映画だと思っていた自分が憎いです(笑)

クリストファーノーラン監督の「ダークナイト」を思い出すようなストーリーでした(いい意味で)

悪は正義にもなり、正義は悪にもなる、スーパーマン バッドマンどっちが地球の正義と悪なのか。見ていてすごく惹かれました。

そしてワンダーウーマンの登場。
これがさらにワクワク感を高めました。

細かい点では、あれだけバッドマンがスーパーマンを憎んでいたのにあっけなく和解してしまったのは疑問を持ちました。
他にも色々ありましたが、一応ヒーロー映画なので細かいところは今回は大目に見てもいいかなと思います(笑)

会話を見る限りでは他にも仲間を集めそうですね。続きが楽しみです。

アクションだけでなく、ストーリー性も見ごたえも充分あるいい作品でした。
前作「マン オブ スティール」をみておくことをお勧めします。
映画泥棒さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-29 20:04:21)(良:1票)
6.《ネタバレ》 アベンジャーズより歴史が古い割に、いまいち日本では知名度の低いジャスティス・リーグ。
内容に関しては正直「微妙」でした。

前作「マン・オブ・スティール」で市街地を破壊し過ぎじゃないか?と思っていたので、今回の冒頭は引き込まれました。
大きな目で見ればヒーローかもしれませんが、巻き込まれた人たちからすれば、たまったもんじゃありませんよね。
これは、近々公開される「キャプテンアメリカ シビル・ウォー」でも取り扱われるテーマだと思いますが、今作に関しては物足りない。
なぜなら、スーパーマンが悩まなすぎだから。
はたから見ると「しょうがないじゃないか、悪を倒すためには多少の犠牲は仕方がない」と開き直っているように見えました。
故に、公聴会での自爆テロ直後、急に考え方が変わったように見えてしまって違和感バリバリ。

バットマンも何か中途半端…というか、20年戦い続けているという話なので、恐らくバットマンの大筋な話は終了済で進んでいるのかな?

とにかく中盤まではダラダラと退屈な時間が流れていきます。
本格的な戦いが始まるのは終盤も終盤。そして予想通りですが敵が強すぎてバットマンが空気。
そこで大活躍するのがワンダーウーマンですよ。
他の方も書いていますが、彼女の存在は相当大きいです。スーパーマンに匹敵する援軍の登場はタイミング的にもバッチリでした。

でもなあ、結局周りは破壊されまくってるんですよ。
また新たな被害者が!?とか思ったら、「あそこは無人島です!」「ここは廃墟だから人はいない!」というご都合展開。
次回作以降どうするんでしょうか?ドラゴンボールとか戦隊物みたいに、毎回無人の地域に敵を連れていって戦うのかな?

そして何より、レックス・ルーサーが何をしたかったのかがよく分からなかった。
スーパーマンを陥れるには凄い遠回りで雑な作戦ばっかりだし、今回のラスボス、ドゥームデイズを復活させたかと思えば特にコントロールできるわけでもないし、ただただ頭のイカれた天才、という感じでした。
ジョーカーに近いのかな?そんなキャラクタではなかったと思うのですが…。

2020年までDCコミックの映画化が予定されているようですが、スタートがこれだとかなり不安です…。
途中で頓挫しないことを切に願います!
HIGEさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-29 12:33:57)
5.《ネタバレ》 大成功しているマーベルのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の向こうを張りDCエクステンディッド・ユニバース(DCEU)としてDCコミックスの看板二人の対決が映像化。次元の違いすぎる二人なのでスーパーマンのデコピンでバットマン死にそうだなと思ってたら、お約束のクリプトナイトを持ってきてスーパーマンの手加減もあってかそれなりに勝負になってましたね。それぞれの正義の解釈に違いがあり、二人を手玉に取るレックス・ルーサーの策略もあってぶつかる事になるものの、公聴会の自爆テロでその気持ちに確信した狂気を秘めた正義のバットマンのズレた逆恨みにしか見えなかったな。スーパーマンの力は悪を呼ぶし悪に転んだ場合の脅威を考えると、という解釈も分からないでもないけどね。その憤慨した矛を収めるのが母親の名前が共通だったってだけなのもイマイチ解せなかった。まあ「俺に任せろ!」と真正面から突っ込んでいってフルボッコにするバットマンには笑いましたが。 スーパーマンは悩める青年でもいいけど終盤に見せたバットマンとの軽い掛け合いみたいなのが出来る明るいスーパーマンが観たいですわ。「マン・オブ・スティール」に続いてイマイチな感じ。 今回一番良かったのは気品とセクシーさを兼ね備えるガル・ガドット演じるワンダーウーマンが出てきた時ですね。2大ヒーローに入っても負けないくらい華があって存在感もあるので今後に期待です。逆に途中で顔見せ程度に各ヒーローが出てきていた中でフラッシュは良いとして、敵が来たと思って穴から出てきたウツボや水中でコントしてるオッサン芸人にしか見えなかったアクアマンは微妙な見た目でしたが単独映画版は心配だなぁ。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-27 23:44:29)(良:1票)
4.《ネタバレ》 マンオブスティールの大ファンでアホみたいに何回も借りては観ていました。本作も期待はそれなりにしていましたが、大気圏を飛び出して街一つ簡単にぶっ壊す超人を「ただの金持ち」がどう押さえ込むのかとただただ不安でした。
結論から言うと、やっぱりここまで力の差が歴然だと厳しいですよ。アイアンスーツもバットモービルもデザインはかっこよかったのですがあんなのが相手になると活躍する間でも無くなってしまいますね。3Kなアジトでちまちま毒ガスを製造するバットマンの背中に哀愁を感じてしまいました。お互いあんなに忌み嫌っていたのに聞き間違えから(?)あっさり友好関係を結ぶのもシナリオ的にどうなんでしょう。ワンダーウーマンは予想以上の大立ち回りでしたが…あの格好はもう少しどうにかならなかったものか…。
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 5点(2016-03-27 21:18:01)
3.《ネタバレ》 内容とはあまりにも不釣り合いな、冗談きつい上映時間。これだけで、才能ありませんと云っているようなもの。
当然の事ながら、ドラマの流れは淀みまくる。
例によって、どこまで効いているのかいないのか、痛覚のさっぱり伝わらぬインフレCGアクション。
案の定、身体を通して発露させるべき情動は希薄で、単に派手なスペクタクルに終始する。

要するに、『マン・オブ~』の欠陥そのままという事である。

そもそもがヒーロー対決ありきの企画なわけで、観る側からすれば動機付けが後付けとなるのは解りきった事。
もっと開き直ればよいものを、無理に理屈付けしようとするから苦しい言語説明となる。
原作の絡みなど、知ったことではない。

9.11を出汁に使うかような冒頭のビル崩壊スペクタクルからして不愉快になる。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2016-03-27 19:39:04)
2.IMAX3Dにて鑑賞。
世間的に評判の悪い『マン・オブ・スティール』の大ファンである私としては、ザック・スナイダーが続投する本作も期待いっぱいで鑑賞したのですが、本作は「期待を上回る大傑作!」というわけにはいきませんでした。ザック・スナイダーの手腕をもってしても、あまりにポテンシャルの違いすぎるスーパーマンとバットマンを無理なく共演させることは難しかった様子であり、各々のヒーローの良い部分を出せないまま終わってしまったという印象です。
スーパーマン対バットマンとくれば、盆対正月のやけくそみたいな大バトルを期待するところですが、中盤はチンタラと腹の探り合いをして、あまり見せ場がありません。ようやく見せ場が始まったかと思っても、実は夢でしたというオチがついたりと、この企画に期待されるだけの熱量がありません。
そもそも、両者は活躍の場が異なります。大空を自由に飛び回るスーパーマンに対して、暗闇を駆け回るバットマン。本作では主人公であるバットマンに合わせて舞台となるのはもっぱら夜であり、スーパーマンは完全に割を食っています。爽快感が皆無なのです。人助けをする場面はあるものの、これがまさかのダイジェスト処理。スーパーマンの雄姿については『マン・オブ・スティール』を参照してねという姿勢で作られているようです。また、クラークがうじうじと悩む様は『スーパーマン・リターンズ』以来の定番ですが、望まぬ能力とどう向き合うかというテーマが明確だった前作と比較すると、今回は一体何に悩んでいるのかがよく分からないので困ったものです。彼のドラマのハイライトは公聴会に出席したところだと思うのですが、何らの意見も表明しないままこれが中断したため、彼の考えは分からず仕舞いです。
バットマンはバットマンで、なぜあそこまでスーパーマンに執着するのかがイマイチ伝わってきません。ゾッド将軍戦で破壊されるメトロポリスに居合わせたことで(なんと、ゴッサムシティとメトロポリスは隣町であることが判明)スーパーマンのパワーの危険性を身をもって知ったとはいえ、まともにやりあえば到底勝てるはずのないスーパーマン打倒に命をかけようとした理由がよく分からないのです。さらには、スーパーマンとの和解にも唐突感があり、総じてドラマがうまく回っていません。クリストファー・ノーランが脚本から外れてしまうと、作品の質がここまで落ちるものかと驚かされました。
そんな中で良いところを持って行ったのが、ワンダーウーマンでした。登場場面の絶妙なタイミング、それまで重苦しかったBGMが突如民族音楽風の派手な音楽に切り替わり、千両役者登場!という空気を盛り上げます。彼女が思いの外強かったことも爽快感に繋がっており、これぞヒーロー映画という醍醐味を味わわせてくれます。彼女が出るのであればジャスティスリーグは安泰ではないか、そう思わせるほどの存在感でした。
ザ・チャンバラさん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-26 01:05:24)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 5.46点
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100.00%
211.64%
358.20%
4711.48%
52032.79%
61626.23%
769.84%
858.20%
900.00%
1011.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.33点 Review3人
2 ストーリー評価 4.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review6人
4 音楽評価 5.33点 Review3人
5 感泣評価 3.33点 Review3人
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【ゴールデンラズベリー賞 情報】

2016年 37回
最低作品賞 候補(ノミネート) 
最低続編・リメイク賞 受賞 
最低監督賞ザック・スナイダー候補(ノミネート) 
最低主演男優賞ヘンリー・カヴィル候補(ノミネート) 
最低主演男優賞ベン・アフレック候補(ノミネート) 
最低助演男優賞ジェシー・アイゼンバーグ受賞 
最低脚本賞クリス・テリオ受賞 
最低脚本賞デヴィッド・S・ゴイヤー受賞 

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