143.遅れながらも、今日観ました。いや、正直良かったと思いますよ。ごたごた言わずに、最後は泣いている自分がいたので正直に感動しました。-1点はあのカメラワーク・・・。慣れない人には酔うと思います。後半には慣れるけどね。 【碧】さん 9点(2001-08-24 13:52:25) |
142.映画なら映画らしく綺麗に撮ってほしかった。わざわざホームビデオみたいにしなくても・・・・まぁそれが味なのかもしれないけどね。セルマが目が見えなくなって子供に同じ思いよさせたくないのはわかるけど何も死刑になってまで・・・。死刑になったらそれこそ子供には未来がない。とりあえずどこに感動するのかわからなかった。もう一生見たくない映画の一つ。 【やまさん】さん 0点(2001-08-24 13:25:07) |
★141.他の映画とは少し違う受け止め方をしなければいけない作品なのかもしれません。映画というより、絵画をみる感覚のような。監督が表現したいのは、残酷さや理不尽さ、深く拙い母の愛、死の恐怖。だからどう、でなく、そのもの、なのだと思います。冒頭の抽象画と壮大で美しい音楽がそれを語っています。 【mme】さん 5点(2001-08-24 04:15:57) |
140.見終わって後味がかなり悪くて、もう絶対見たくない、内容が暗すぎ、とか思ってたけど2回目に見たときは1回目に見たときとは違う視点で見れた。セルマはジーンのことを思って面会もしなかったし、自分を犠牲にしてまでもジーンの目を治したんだけどジーンからしたら、自分の目を治すより母親と一緒に居たかったと思う。そこらへんはいろいろだけど、この映画は、心の中に残る映画です。 【15歳】さん 6点(2001-08-23 22:13:02) |
139. 基本的にビョーグの演技力・歌唱力に圧倒されたと言うのが第一印象です。息子のことを他人から見ると異常ではないかと思えるくらいの愛で包み込もうとする母親の自己犠牲的な姿、それと同時に身の回りの出来事をミュージカルという手段を通して空想することで受けとめようとする少女のような特性。人間の深層心理というのは単純でなく、様々な要素が複雑に絡み合ってパーソナリティを形成していくものだから、これはこれで一人の女性の生き方としては十分肯定しうるものだと思います。信頼・裏切り・理不尽な刑罰、一見不条理のように思える展開だけれども、これらに類似する出来事というのは、私たちが生活している日常でも十分起こり得るもので、何もすべてがすべて理屈で割り切れるほど単純なものでもないはずです。その点を考慮すると、この映画は十分現実的でリアリティーに溢れるものだと思います。他人のことを考えず、自分自身さえよければよいと言う「私」が氾濫する世の中、このように自己犠牲をしてまで愛するものに尽くすという生き方、考え方もあるというのは一考に値するものだと思いますし、それは否定も肯定もできないと思います。いろいろな角度から、考えさせられるテーマを与えてくれたこの映画はそれだけで賞賛する価値があるのではないでしょうか。 【MAS】さん 9点(2001-08-23 11:42:59) |
138.ジーンへの一途な愛のためにチェコからアメリカへと移住し、失明寸前でありながら他人の何倍もの仕事、何倍もの苦労をしたセルマ。そんなセルマに与えられた結末は死刑。彼女のような人にこそ幸せをつかむ権利があったのではないのか?なぜ彼女は死ななければならなかったのか。セルマがこんな結末を望んだはずがありません。この映画を見ている間中悲しみと怒りの涙が止まりませんでした。たしかに現実はこのようにつらく悲しいものかもしれませんが、それでも僕はセルマには幸せになってもらいたかったです。 【かむとも】さん 5点(2001-08-21 23:33:38) |
【兄】さん 6点(2001-08-21 03:57:45) |
136.同じ位の子を持つ父親として感動しました。誰かが書いてましたが、ライフイズビューティフルでも感動しました。基本的に親子ものに弱いんです。ウルウル・・ 【yi】さん 9点(2001-08-19 00:30:12) |
135.この映画を見終わった後の後味の悪さは何だろうか? 理不尽と自己犠牲の葛藤とが入り混じって、見ている方は、気持ちの整理がつかなまま終わってしまう映画だ。 舞台はアメリカだが、ヨーロッパの映画。 なぜ、アメリカでなければならなかったのか理由もわからない。 確かに、アメリカ中西部の田舎町にありそうな工場と工員が忠実に描かれている。 カメラワークも現実と空想の部分で分けて、そのコントラストを出しているが。 だから、何なのかわからない。 それが運命だと云うのでは、余りにも作り手の自己満足。 最後に、カトリーヌドヌーブはよかった。 【映画の友】さん 0点(2001-08-18 00:39:12) |
134.これだけの感想をここに書く方がいるってことはそれだけ見た人は衝撃を受けたってことを物語っていると思います。私はこの映画を見てビヨークの音楽は聴いてなかったんですけど、昔のアルバムも今聞き出しています。列車で踊るシーンと歌声のすばらしさに感動しました。最後のシーンは目をふさぎたくなるけど、現実ではもっとひどいこともたくさんおきてるわけで。ハッピーエンドで終わるパターンも見てみたいなって思いました。私はこの映画好きです。これは好みの問題なのかもしれないですね。でもビヨークだから好きになったのかもしれない。 【はるなん】さん 10点(2001-08-15 18:18:37) |
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【代打、八木!!】さん 9点(2001-08-14 21:42:47) |
132.頑固で自己中心的な主人公.悲しき人間性と息子に対する頑なな愛.映画にヒーローや幻想を求める人には面白くないでしょうね.私はこの映画が好きという人が好きです. 【kyou】さん 10点(2001-08-14 20:19:34) |
131.いや、問題はさ、この映画は何がメインだったのか?ってことじゃないかな。セルマの、息子への愛なのか、それとも、豊かな感性を持つセルマという女性の生き様なのか。息子が本当に大事なら、妄想中にミスして仕事を失うなんて母として失格でしょ。純粋で感性豊かな主人公に、首吊りラストシーンってのも、代償に得られた物に納得がいかな過ぎ。首吊りラストは本当に必要だったのか!?もしも、この映画のラストシーンが違っていたらココに書かれた皆さんの感想が、ほとんど違う内容になってたんじゃないのか?てか息子は果たして、セルマに感謝するのか!?恨まれても仕方ないぞあれじゃ。『目が見えなくても母子の愛があれば』ってう選択肢はなかったのか!?それより死んだほうがマシなのか!?あー。なんつーか、首吊りがなけりゃあ、大好きなビョークの歌と演技、ミュージカルシーンの感想だけ書けたと思うんだけどなあ。それどころじゃなかったよ。結局。残念。げふ。あ、オレ書き込み長すぎ? 【トト.K】さん 2点(2001-08-14 18:17:30) |
130.私はセルマが自己中心的だとか、ストーリーが退屈とか、キャラが浅いとかそんなことをこの映画で言ってもしかたないと感じました。なんかひたすら感情的でしたから。それ以上の何もない。その一言に尽きます。その感情の渦にのまれたら感動するだろうし、のまれなかったら感動しなかったでしょう。理性的に見てしまったらこの映画はほんと無意味なものだと思います。人間の感情の渦をこの映画ではみせつけられたと気がします。 【ぷう】さん 5点(2001-08-14 07:08:55) |
129.映像はドキュメンタリータッチで臨場感があり、主要人物(特にビョークとカトリーヌ・ドヌーヴ)の演技には鬼気迫るものがある。ただストーリーは後味の悪さだけがひたすら残るくらいダウナーなのに対し、挿入されているミュージカルシーン自体が粗雑でチグハグで浮いていたのが惜しまれる。正直言って歌うシーンは絞首台だけでよかった。ただあの絞首台のシーンは、今年観た映画のシーンの中でダントツによかったと思う。 【びでおや】さん 7点(2001-08-12 00:10:05) |
128.恐ろしく現実に対してネガティブ(銀行に預金しない所から始まる)。恐ろしく不合理的な主人公。でも、悪い映画じゃないと思うので、好きな人は好きなんだろーなー。わしはだめ。エンターテイメント映画がみたくなった。 【dig】さん 2点(2001-08-10 15:02:21) |
127.自然と涙が出てとまりませんでした。いろいろな意見があると思いますが、私は無言のセルマの純粋な心に感動したな。でもカメラのブレにちょっと酔った・・・。 【じゅん】さん 8点(2001-08-10 12:33:24) |
126.この作品に関しては賛否両論だったので、この目で見る他ないな、と思って見ました。見終わってすぐはつまらない映画だと憤慨したのですが、時がたつにつれ作品が頭の中で熟成されていきました。どこがどう感動した、今までのどの作品も説明できたのに、こればかりは無理。ただ、セルマが至福の表情で踊る姿が脳裏から離れない。皆さんの感想を読ませていただいたが、これはひとつの「ある人間の生き方」であると思えばいいと思う。誰だって自分の生き様を全ての人ににわかってほしいと思って生きていないよね?セルマの生き方に感動する人がいていいし、憤りを感じる人がいて当然だと思う。 【たんぽぽ】さん 5点(2001-08-09 22:30:41) |
125.最高だった。わがままだっていうけどお金貯めてたしそんなに言われてるほどわがままだとはおもわないし完璧な人間なんていないでしょ。おれには最高だった 【kou】さん 10点(2001-08-09 17:08:06) |
124.ミュージカルで主役を降ろされるシーンで「君は僕のマリアだよ」というセリフがあった、救いのない展開に目をそむけようとした時に、ふっと頭にフィードバックした。金も病も、生も死も、宿業をすべて背負って天に召される。清い魂が奏でる最高の戯曲である。 【たぬき】さん 8点(2001-08-06 16:39:30) |