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ライムライト

[ライムライト]
Limelight
1952年上映時間:137分
平均点:8.02 / 10(Review 123人) (点数分布表示)
ドラマコメディモノクロ映画音楽ものロマンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-28)【イニシャルK】さん
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監督チャールズ・チャップリン
助監督ロバート・アルドリッチ
キャストチャールズ・チャップリン(男優)カルヴェロ
クレア・ブルーム(女優)テレーザ“テリー”・アンブローズ
ナイジェル・ブルース(男優)ポスタント
バスター・キートン(男優)カルヴェロの相棒
シドニー・チャップリン(男優・1926年生)(男優)ネヴィル
アンドレ・エグレフスキー(男優)ダンサー
メリッサ・ヘイドン〔1921年生〕(女優)ダンサー
ウィーラー・ドライデン(男優)テレーザの医師
ロイヤル・アンダーウッド(男優)ストリート・ミュージシャン
ジェラルディン・チャップリン(女優)オープニング・シーンの少女(ノンクレジット)
ジョセフィン・チャップリン(女優)オープニング・シーンの少女(ノンクレジット)
マイケル・チャップリン(男優)オープニング・シーンの少年(ノンクレジット)
ハリー・クロッカー(男優)ミュージック・ホールのパトロン(ノンクレジット)
ジャック・ディーリー(男優)(ノンクレジット)
フランク・ハグニー(男優)(ノンクレジット)
エドナ・パーヴィアンス(女優)ミセス・パーカー(ノンクレジット)
レオナード・ムーディー(男優)医師
チャールズ・チャップリン Jr.(男優)
羽佐間道夫カルヴェロ(日本語吹き替え版【BD】)
田中敦子〔声優〕テレーザ“テリー”・アンブローズ(日本語吹き替え版【BD】)
宝亀克寿ポスタント(日本語吹き替え版【BD】)
田原アルノカルヴェロの相棒/ボダリンク(日本語吹き替え版【BD】)
片岡富枝(日本語吹き替え版【BD】)
高橋昌也〔男優・1930年生〕カルヴェロ(日本語吹き替え版【TBS】)
塩見竜介ポスタント(日本語吹き替え版【TBS】)
益田喜頓カルヴェロの相棒(日本語吹き替え版【TBS】)
西沢利明ネヴィル(日本語吹き替え版【TBS】)
高橋和枝(日本語吹き替え版【TBS】)
原作チャールズ・チャップリン
脚本チャールズ・チャップリン
音楽チャールズ・チャップリン
作曲チャールズ・チャップリン
撮影カール・ストラス
ローランド・トザロー(撮影顧問)
製作チャールズ・チャップリン(ノンクレジット)
配給松竹
ユナイテッド・アーチスツ
振付チャールズ・チャップリン
アンドレ・エグレフスキー
メリッサ・ヘイドン〔1921年生〕
字幕翻訳清水俊二
その他ウィーラー・ドライデン(アシスタント)
ハリー・クロッカー(広報宣伝係)
あらすじ
落ちぶれた老道化師カルヴェロは、ふとしたきっかけで、自殺しようとした踊り子テレーザを助ける。彼女に対するほのかな思慕の情を秘めつつ、さまざまな思いを交えつつ、彼は再び舞台に上がるのであった。かつての栄光がよみがえるような熱演に観客は拍手喝采をするのであるが・・・。アメリカで赤狩りというつらい経験をしたチャップリン自身を投影するような主人公は、晩年の彼自身を彷彿とさせる傑作である。
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【クチコミ・感想】

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83.どこか黒澤監督の「生きる」と似ていた。でもこっちの方が温かさがあった。チャップリン自身の人生と重ねているような作品だ。冒頭の説教には多くの心残る台詞があった。その中でも、「一人一人が良くても、集団になれば頭のない怪物だ」これにはまだ人生を知らない自分でも、とても共感できる。
Syuheiさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-17 16:16:43)
82.《ネタバレ》 素直に結婚できないチャップリンが切ない。今まで白黒映画はあんまり観ることがなかったのだけど、興味が沸きました。
アンナさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-07 12:25:10)
81.”人生は素晴らしい”と語りながらも自らの栄光は戻らない。手を差し伸べたテリーが成功していく傍らでのカルヴェロはとても悲しくもありました。
maemaeさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-13 13:22:23)
80.《ネタバレ》 最初チャップリンの老け具合が想像以上で誰だか分からなかった。それほどまでに老いた姿と、落ちぶれてしまった元喜劇王というカルベロ=チャップリンだと思わせるような設定と、自己をさらけ出すようなカルベロという人物像。よくここまでできたものだ。自殺未遂をしたテリーを勇気づけるための言葉がとても素敵だった。宇宙と1個の人間を比べるときは大抵人間のちっぽけさを語りがちだが、カルベロの「太陽はただ燃えているだけ。資源の浪費。」という言葉はなんかとても新鮮で気に入ってしまった。最後のアンコールでのサイレント部分があったおかげで、ラストシーンが際立ったと思う。人生の最期に己の最も輝いていた頃の姿を見せ、老いたるは去り逝く・・・という感じがとてもよかった。
思込百遍さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-08 17:01:41)
79.《ネタバレ》 この映画のラストシーン、「街の灯」と同じくらいに観ている者へその結末を委ねている気がします。最後にカルヴェロは観客を笑わせたのか、それとも笑ってもらったのか。
もちろんどちらが正しいということではないのですが、未だに自分の中でもどっちなのか答えが出ません。でもこれはチャップリンとキートンの競演シーンのみ観客の歓声を排除していることから、単にサイレントへの懐古というだけでなく、それを観た私たち自身がどう思うかということなのでしょう。
年老いた道化の最期、前者であればハッピーエンドともとれるし、後者であれば救いようのない残酷な最期だともいえます。そういった意味でもあれだけ語り尽くされ、議論されている「街の灯」のラストシーンを超えていると言っても過言ではない気さえする。
Jumpさん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 16:52:41)
78.チャップリンの老け具合にまずびっくり。歳月とともに哀しみをいっぱいしょってるチャップリンの心の内を見せられたようで、見ていてとても哀しくなりました。ドタバタ喜劇だと思って借りてきたので、ギャップがあり余計に哀しみを感じました。こんなに心の中を見せられたような気持ちになる映画ははじめてでした。
杏と蛍さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-03 15:12:09)
77.もう一息、物語の中に入っていけませんでした。チャップリンのほかの映画を観てから、この映画を観なおせば、評価上がるかもしれませんけど。ダンスは素晴らしかったです。
よしふみさん [DVD(字幕)] 5点(2005-07-04 01:58:18)
76.《ネタバレ》 チャップリンにとってのカルヴェロはチャップリンそのもの、彼自身であってけして誰の者でもなく、そこに描かれている世界は正しくチャップリンの世界であり、この映画の中でチャップリンが残したものは永遠に残るでしょう!とにかくチャップリンにとってこの映画が本当の意味での最後のチャップリン映画であって、その後の「ニューヨークの王様」や「伯爵夫人」はチャップリンにとっては自分を追放したアメリカに対する怒りで作っただけの映画であり本来のチャップリンの持っている優しさが感じられない別の物と思う。そんなチャップリンとバスター・キートンの夢の競演など見所いっぱいのこの映画、とにかくチャップリン映画としては最後の名作だと思います。
青観さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-12 10:31:11)(良:2票)
75.《ネタバレ》 1952年公開の、チャップリンが60過ぎに撮ったかなり後期の映画、という程度の予備知識しかない状態で観てみました。
序盤からギャグがつまらない。寒いネタばかり。ノミだのイワシだの、ハッキリ言ってどうでもいいネタが多すぎて、カルヴェロを演じてるのは本当にチャップリンなのかという疑問すら浮かんできてしまい、半分呆れたままボーっと観ていたのですが、どうも様子がおかしい。やけに臭いセリフがたくさん出てきている・・・。どこかで聞いたことのあるセリフなんだけど・・・。そうだ!そう言えば、この臭いセリフって、チャップリンがこれまでの数々の作品の中で言わんとしてきたことばかりだ!と気づいてからは、どんどんストーリーに引きこまれていってしまいました。そうか、これはチャップリン映画の集大成なんだ!とわかると前半の寒いギャグにも十分頷けます。ここまでわかってくるとこの映画が作られたのが1952年ということも、この映画をより深く理解できる要因になってきます。
時代はサイレントからトーキーに移行していき、自分の持ち味であるパントマイムを駆使した作品は廃れていってしまい、まさにこれは劇中のカルヴェロの寒いギャグのよう。当時の観客は時代の先端を行くトーキー映画にどんどん客を奪われ、実際のチャップリンもかつての人気もどこへやらという状況だったのかもしれません。だからこそ泣けてくる。テリーが舞台の上を華麗に舞う姿も美しすぎて泣けてくる。舞台の上を華麗に舞うテリーとそれを見守るカルヴェロ。それは、新時代をいくトーキーと、トーキーに映画の未来を託しさらなる発展を願うサイレント時代を駆け抜けてきたチャップリンの姿を描いたものだったのかもしれません。
最後の、カルヴェロに布をかぶせるシーンはもう、チャップリンならではの完全なサイレントのワンシーンです。テリーが華やかな音楽にあわせて華麗に踊っている背後で、医者の動きだけでカルヴェロの状態を知らしめるというサイレント映画ならではの表現方法。やっぱり、映画の基本はサイレントなんだなぁと実感した瞬間でした。傑作!
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 9点(2005-05-13 22:18:13)
74.《ネタバレ》 この映画のチャップリンから出ているオーラは弱々しく、いつ消えてもおかしくないロウソクのようだ。時代は流れ、サイレントからトーキーへとうまく成功をおさめたチャップリンでさえ、過去の人になりつつある。そんな雰囲気がずっとただよい、チャップリンのいない世界が始まることでラストを締めくくられた時、僕の胸は悲しみで張り裂けそうだった。まさしくチャップリンが映画をあきらめた瞬間だろう。しかーし、この弱々しいチャップリンの演技こそがカルベロの人物像を完璧に表現している。まさに最高の演技!!!カルベロは最後に最高の輝きを残して去って行ったが、チャップリンは最後にライムライトという最高の作品を残してくれた。ありがとうチャップリン!
マイアミバイスさん [DVD(字幕)] 9点(2005-04-29 23:22:10)
73.《ネタバレ》 いくら気合入れるためとはいえ、チャップリンも、女が吹っ飛ぶほどビンタせんでも
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-02 04:06:34)(笑:1票)
72.肝心のストーリ以上にいろいろ詰め込んでかえって全体が薄まってしまったような感じがした。最後のアンコールのシーンでは観客の笑い声がなく、観客がしらけてしまったのかと思っていたら(それ自体そんなに面白くはなかったし)、最後は大爆笑でちょっと意外だった。僕にとっては『笑』も『泣き』も中途半端な印象だった。
HKさん 6点(2004-11-24 17:49:44)
71.印象的なセリフがたくさんありました。あれが愛のムチなんですね。
ギニューさん 6点(2004-10-05 22:03:48)
70.これはね是非とも他のチャップリン作品を観てから観て欲しい。
一度でも、人生の素晴らしい瞬間やどうしようもない挫折を経験してから見て欲しい。
俺みたいな若輩が言っても説得力ないですけどね。すごく心動くものがあると思うのです。
虎尾さん 9点(2004-10-03 23:41:14)
69.音楽はとても好きなんですが、ストーリーが面白く感じられませんでした。感傷的な映画は好きなのですが、酔いすぎている感じがして引いてしまいました。
omutさん 4点(2004-07-24 12:32:51)
68.何本か見て、チャップリンのコメディは肌に合わないと思っています。が、コメディではなく「コメディを題材にした」本作品は芸能者の喜びと悲哀とがこれでもかとばかりににじみ出ており、それを演じるのが他ならぬ老年に差しかかったコメディアン・チャップリンその人ということで大変な説得力があります。およそ芸で身を立てようという人は、見ておくべきでしょう。そして脚本から音楽、振り付けにいたるまで全て自分でこなした彼の驚嘆すべき才能に+1点献上いたします。
虚学図書之介さん 9点(2004-07-13 13:24:02)
67.あの男がチャップリン本人だったことは後で知った。セリフひとつひとつが人生の大先輩の言葉だった。よかった。
コジコジ3さん 8点(2004-06-24 08:34:42)
66.《ネタバレ》 チャップリンの作品は初めて見たけど、なんか舞台劇を見ているような感じだった。
最後は哀愁たっぷりでジーンとくるなぁ。
夏目さん 8点(2004-06-12 23:20:12)
65.チャップリンの映画ってホントにいいの?街の灯、独裁者、そしてこのライムライトをみたんですけど、ひとっつも良さがわかりません
Keith Emersonさん 2点(2004-06-10 22:15:09)
64.チャップリンが話すセリフ、一言一言が重く、素晴らしくて心に染みました。そして、切ないストーリーの中に希望や夢が詰まっていました。この映画を観た人の感想を見ると、ただ“面白かった”や“感動した”だけじゃなくて、“この映画に出会えて良かった”という想いがみなさんの文章に書かれている気がします。自分もこの映画に出会えて本当によかったです。素晴らしい。
ボビーさん 9点(2004-05-30 21:12:22)
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【点数情報】

Review人数 123人
平均点数 8.02点
000.00%
100.00%
210.81%
310.81%
432.44%
564.88%
6129.76%
71713.82%
82117.07%
93931.71%
102318.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.60点 Review10人
2 ストーリー評価 7.77点 Review18人
3 鑑賞後の後味 7.81点 Review16人
4 音楽評価 8.68点 Review16人
5 感泣評価 8.00点 Review13人
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【アカデミー賞 情報】

1972年 45回
作曲賞(ドラマ)チャールズ・チャップリン受賞 

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