時をかける少女(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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時をかける少女(2006)

[トキヲカケルショウジョ]
The Girl Who Leapt Through Time
2006年上映時間:98分
平均点:7.24 / 10(Review 271人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-07-15)
SFラブストーリーアニメ青春もの学園もの小説の映画化
新規登録(2006-07-27)【十人】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【イニシャルK】さん
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監督細田守
仲里依紗紺野真琴
石田卓也〔俳優〕間宮千昭
板倉光隆津田功介
垣内彩未早川友梨
谷村美月藤谷果穂
関戸優希紺野美雪
立木文彦福島先生
山本圭子坂のおばさん
反田孝幸加藤
松田洋治高瀬宋次郎
中村正[声優]老守衛
原沙知絵芳山和子
相沢恵子
原作筒井康隆「時をかける少女」(角川文庫刊)
脚本奥寺佐渡子
音楽吉田潔[音楽]
美野春樹(ピアノ演奏)
岡田こずえ(音楽プロデューサー)
ポニーキャニオン(オリジナルサウンドトラック)
作詞奥華子「ガーネット」 「変わらないもの」
作曲奥華子「ガーネット」 「変わらないもの」
編曲佐藤準「ガーネット」 「変わらないもの」
主題歌奥華子「ガーネット」
挿入曲奥華子「変わらないもの」
撮影旭プロダクション
製作川島晴男
川崎代治
角川書店(「時をかける少女」製作委員会)
ハピネット・ピクチャーズ(「時をかける少女」製作委員会)
角川映画(「時をかける少女」製作委員会)
製作総指揮角川歴彦
企画丸山正雄
制作マッドハウス(アニメーション制作)
配給角川映画
作画貞本義行(キャラクターデザイン)
石浜真史(作画監督)
名倉靖博(作画監督補佐)
高橋英樹[作画](原画)
長谷川眞也(原画)
荒木哲郎(マスコットデザイン)
久保田誓(作画監督)
今井一暁(原画)
山下高明(原画)
青山浩行(作画監督)
中鶴勝祥(原画)
亀井幹太(原画)
平田敏夫
美術山本二三(美術監督)
鎌田千賀子(色彩設計)
小倉宏昌(背景)
平田秀一(背景)
男鹿和雄(背景)
加藤浩[美術](背景)
編集西山茂
録音東京テレビセンター(整音スタジオ)
その他IMAGICA(デジタル&フィルムラボ)
あらすじ
性格はアクティブだけど、ごくふっつーの高校生、紺野真琴。いつも通りに二度寝して、いつも通りに学校まで自転車でダッシュ。普通の生活、普通の暮らし。だけどその日は気付いたら歯車が狂っていた。ある瞬間に時間が戻ってしまったのだ。自分のタイムリープ能力を発見した彼女は一日前の世界に戻って、妹に食われてしまったプリンを先制奪取し…古典的SF小説の別解釈版。気持ちいいほどにバカで無計画な、かつてないタイムトラベラーがここに誕生。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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51.《ネタバレ》 うーーん。まったく期待はずれでした。これ、そんなにいいですか?キャラクター造詣の不自然さばかりが目だってまったく感情移入できませんでした。作画も荒くないですか?恋愛感情が入るなら、登場人物の心の動きが視聴者にも伝わる描写がほしいけれど、それがないので、勝手に話が進んでく感じでピンときませんでした。ゴールドベルグもうまい使い方とはいえないと思う。
承太郎さん [DVD(吹替)] 3点(2007-04-22 22:03:53)
50.前半は訳がわからず退屈だったが、全編を観終わるころにはすべてのシーンがいとおしくなる良作。青空がとっても印象的。
Keicyさん [DVD(邦画)] 8点(2007-04-22 21:38:32)
49.よく動くアニメだな。しかも、キレがいい。
細かい演出がいちいち笑えるし、終盤は感動もした。
設定に関しては深く考えるとおかしい部分もあるので、気にしないことにする。
見終わった後に気分爽快になれる青春映画の傑作。
オリジナル版や後の作品も含めて、時をかける少女史上最高傑作と評価しておく。
もとやさん [DVD(邦画)] 9点(2007-04-20 18:09:29)
48.《ネタバレ》 青春なんて不細工なもんで。「あの頃」の事を思い返すと、誰しも恥ずかしくって布団の中でじたばたしてしまう様な恥ずかしい思い出がいくらでも出てくるんじゃないだろうか。この映画はそんな「青春」を描いたとしか言い様のない作品だ。主人公の真琴はどこにでもいる普通の女子高生。青春真っ只中を不器用に走り抜けている真っ最中である。そんな青春の不細工さの象徴として、真琴はとにかく走る。走っている。そこには日常が過ぎ去っていくスピードに追いつこうとする、そんな姿が垣間見える。time waits for no one.時は僕らを待ってくれない、はずだった。しかし真琴は過去へと走り始める。タイムリープ。そんな時間を飛び越える能力さえも、青春は不細工に染めていく。友達一人も思い通りにできないし、人の恋路は邪魔してばかり。そして一番重要な場面で、その能力は使えなくなってしまう。真琴はそこでもただただ走って、その運命の前になすすべなく泣き叫ぶのみだ。結局、時を遡る能力をもってしても「青春」が過ぎ去っていくのを止める事が出来なかった。友人や初恋の人のために真琴は走り続けたけど、運命を思い通りに操る事なんて不可能で。どうやったって青春は不細工で恥ずかしいものにしかならない。傷だらけで、鼻水たらしながら大泣きして。でも、そうやって懸命に青春を生きていくからこそ、そんな経験愛おしい思い出として昇華していくものなんだろう。この作品の「走る」表現には、クレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」の影響を感じた。美化したい過去と未来をテーマに、子供が「今」を生きていく姿を描いている点も似ている。しんちゃんもラストに、転んで傷だらけになりながら鼻血を出しながら、それでも懸命に「走る」姿を見せている。真琴もタイムリープの能力を失った後、必死に初恋の人の元へと走っていく。それは日常に追いつくためでも、過去へと遡るためでもない、未来への道筋である。時は誰も待ってはくれない。しかし、時は誰にでも平等に訪れる。未来には愛しい人や素敵な出来事が待っているかもしれない。そんな「出会い」のために、僕らは必死に毎日を生きていく。そして日々を必死に生きていくからこそ、未来がより輝かしいものへと変わっていくのだろう。青空の下、淡々とした語り口で展開していく隙のない青春映画の傑作である。
さん [映画館(吹替)] 9点(2007-02-08 19:14:21)
47.バッハのゴールドベルグ変奏曲が効果的に使われていたと思います。物語後半からのスピード感のある展開にとても合っていました。
よねぴーさん [映画館(吹替)] 7点(2007-01-14 09:51:40)
46.《ネタバレ》 ここのレビューとぴあでの高評価につられ、リアルタイムで見なければ悔いが残ると思い、家族総出で鑑賞。甘酸っぱくて、せつなくて、見た甲斐があった。みなさん、どうもありがとう。「どこが良かった?」と娘に聞くと、「真琴がタイムリープの時、うおぉーっていうところ」。教育的効果はあっただろうか?
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-13 15:58:48)(笑:3票)
45.鑑賞後、清々しい気持ちになれる映画です。主題歌と映画のイメージもピッタリ。おすすめです。
kerosan92さん [映画館(吹替)] 8点(2006-12-31 11:03:41)
44.こういう質の高いアニメが日本にある事を誇らしく思います。主人公の明るい躍動感と静かな夏の日の風景が印象的。大人になって観ると切ないですね~笑ったりウルウルしたり思いっ切り感情移入しちゃった…。取り戻せない過去を自覚する事で人間は成長するのかな。未来に何の不安も抱いてなかった時代が懐かしい。また何年か経って観賞したい作品です。
Tweetyさん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-26 18:56:59)(良:1票)
43.漠然と変わらないと思っていたものは脆く、些細な変化でさえ世界を変える。
自身の行動も世界を変える力を持つ。
可能性は目の前に数多広がり、全ては行動を契機とする。

世界を、自身を肯定し、行動する勇気をくれる作品です。
カラバ侯爵さん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-26 15:45:15)(良:3票)
42.21世紀最初の傑作。思い切って言ってしまう。とにかく大人なら一度は見とけ。鑑賞後のすがすがしさは尋常じゃない。アニメとか実写とか関係ない。
序盤、割と淡々と始まる。最新の映画の文法からはちょっと外してる。高校生の男二人、女一人。現代でもまず見かけない組み合わせ。それを野球を絡めることで違和感なくしてる。うまい。それにアクティブな主人公が笑かしてくれる。
原田知世の映画とは違うなーと思ったことも忘れた頃、後半、突然と分かる。やはりこの映画は時をかける少女だったと。それからは一気に引っ張る。呆然として固唾を飲んで泣いてすがすがしくて。
こんな映画、めったにあるもんじゃない。
まかださん [映画館(邦画)] 10点(2006-12-22 14:02:07)(良:2票)
41.《ネタバレ》 全く期待せず(もしかしたら寝ちゃうかも?って思って)観てたら、なにゅう・・面白いじゃないですかぁぁ!途中何回もげらげら笑っちゃいましたよ!チョット原作とは離れてしまった面も否めませんが、現代風に良い感じに仕上がってます。キャラクターデザインがエヴァの貞本さんで、確かに似たような感じになってますね~。青空と制服っていう組み合わせはモロですよね。
ゆみっきぃ♪さん [映画館(吹替)] 6点(2006-11-25 21:09:34)
40.この映画を見てない人に説明するときに、「女子高生がタイムリープしちゃう話」と
どうしても言ってしまうのだけど、よく考えると、タイムリープはどちらかというとどうでもいい要素だと思った。
この話におけるタイムリープは、高校三年生の夏の、入道雲や、中庭の木漏れ日や、教室の机の擦れる音や、むせ返るような運動場の匂いや、告白できなかった思い出や、野球のボールがグローブに入る感触なんかを思い出すための舞台装置に過ぎない。それらは、僕らが失ってしまって、もう二度と手に入ることのない、永遠に届かないところにある思い出で、だからこそ心の奥に大切にしまってある思い出である。この映画は、そんな夏の思い出を、ひと時だけ思い出させてくれる。それはとても懐かしく、心地よいことだけど、同時にどこかちくりと痛い。戻れない痛みと、淡い後悔の痛み。
主人公は劇中、気持ちいいほどずっと駆けている。確かにあの頃は今よりずっと駆けていたような気がする。
コダマさん [映画館(字幕)] 8点(2006-11-19 01:05:12)(良:7票)
39.音楽室のピアノの音とか、誰もいない自動販売機とか、蛍光灯の周りを飛ぶ蛾とか、製作者のこだわりを感じる。ノスタルジックを演出したかったんだろうなと。ただキャラクターが弱い。真琴に女の魅力がない。妹が主人公のほうが面白いかも。
ぷりんぐるしゅさん [映画館(邦画)] 5点(2006-11-07 04:08:12)
38.原田知世が主演したノスタルジックかつ破天荒な“アイドル映画”から二十年余り、新たに生まれたこのアニメ映画はその“リメイク”というよりも、「時代」を越え、それを踏まえた“続編”である。

「タイムリーブ」を会得した主人公の少女は、当惑や困惑をする間を持たず、ひたすらに走り続ける。その姿と言動が実に現代的で、瑞々しい。
まさにタイトル通りに、時間の波間を“駆け”続ける少女の姿は、「時間を退行する」という行為にも関わらず常に“前向き”である。
そのどこまでも“前を見続ける”少女のスタイルこそ、この映画が物語る「確実に過ぎ去っていく時間を大切に生きる」ということだと思う。

クライマックス、明確な「意志」を持って最後のタイムリーブに踏み切っていく少女の“一歩一歩”には、言葉にならない感情の揺れを覚えた。

ただしかし、少しストーリーに説得力というか完璧に引き付ける“力”が足りないようにも思う。
各所のタイムパラドックス的な描写にもう一つ工夫がなかったり、終盤の核心部分がどこか曖昧だったりということを感じてしまった。
ストーリーの根底的な部分に、あと少しオリジナリティーを持った“軽妙さ”があればもっと良かったと思う。

もちろん悪い映画ではなく、良い映画である。完成度も高いと言える。
が、映画としてのインパクトだけをとれば、23年前のアイドル映画の方が力強い。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-09 01:31:31)(良:2票)
37.普段はアニメはほとんど観にいかないけどこのレビューで絶賛されていたから是非見たくなった。冒頭から中盤にかけては正直言ってそれほど映画に入れこめなかった。でも中盤からエンディングにかけて物語の核心が見え始めると一気に面白くなった。どんどん加速していき、そしてこのまま見続けたいと思いながらのエンドロール。なるほど面白い。前半から中盤にかけてがいまいちだったので-1点。それでも見終わった後の満足感はあった。
珈琲時間さん [映画館(邦画)] 7点(2006-10-08 00:01:15)
36.んむー・・・悪くないと思った、っていうかリメイクとしてはなかなか良いな、と思ったんですが、そーんなには入り込めなかった、かな。あのー、アニメの技術的なことはあまりよく分からないのですが、ほとんど動きのない背景の絵の前で人物が動いているのが妙に気になってしまって(あれは意図的なものなのかなあ?)・・・こんなこと言うと大勢の人にニラまれるかもしれないけれど、僕としてはやっぱ「ゲ(以下略)
ぐるぐるさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-07 17:54:46)
35.タイムスリップものはパラドックスとの戦いだ。この作品もないわけではない。
でもゆるせる。最後にかけての展開があまりにも怒濤だったから。
生きるって後悔の連続。無くなって気づく。べそべそ泣いてる暇はない。
未来に向かって走ろうではないか(くさ・・・)
とまさん [映画館(邦画)] 10点(2006-10-05 23:10:28)
34.《ネタバレ》 凄く面白いですね。2回観てしまった。
静かなシーンも躍動感のあるシーンも一つ一つが印象的で、不思議と観てて気持ちよかったです。
あと奥華子の曲がまたハマるハマる。
展開よいから全然飽きないし、最後のタイムループから千昭に会いに翔る姿に引き込まれ、別れるシーンの「未来で待ってる」「すぐ行く。。走って行く。。」の台詞に胸鷲掴みです。
青春って泣いて笑って沢山走って疲れてばかりだけど、切なくて爽やかでドキドキだわ。
ひで太郎さん [映画館(邦画)] 10点(2006-09-30 13:51:35)
33.《ネタバレ》 うまい。脚本と現代感覚のアレンジが見事。最初は違和感を感じたリアル調背景とキャラクターのマッチングも話の展開に合わせて逆に心に染み入るようになりました。物事をうまく進めようとしてタイムリープを多用することで逆に事態を悪化させてしまうことの悲しさ。大切な友達の大切な時間を失っていくことのせつなさ。これを主人公が知ったとき、観客にも青春の大切な一瞬の時間をいとおしく感じることができると思います。派手なアクションも巨大な敵組織も出てこない、普遍的で地味な青春ストーリーがとても心地よく心に入ってきます。良い映画です。自分も待ってられない未来を見つけたいですね。    主人公の動きや台詞も時々おかしみがあっていいですね。とくに妹の声がかわいい(プリンの件とか)。でもあんなタイムリープを繰り返してたら身体がいくつあってももたないですね(笑)。    音響に凝っている映画ですが若干、録音品質にバラツキを感じたこととクライマックスの編集に多少の迷い(混乱?)を感じたので7点にしましたが、アニメファンならずとも楽しめる映画だと思います。音響設計の良い映画館で観てください。
トトさん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-21 20:43:24)
32.《ネタバレ》 プロット自体はよくできてるんだけど、詰め込み過ぎて後半すこーしガチャガチャしちゃったのが惜しい。もう少しスッキリ見せて欲しいとは思うんですが。 でも、いわゆる人生の中で一番キラキラ輝いてる「思春期」という季節を、キラキラしたまんま上手に描いてあって、非常に好感が持てます。 「友情だとか恋心だとかを共有するという大切な時間」を丁寧に表現してあったと思う。 大人だからって斜に構えたりせずに観られたら、しっかり泣けます。 心地いい空気感を持った、いい映画でした^^
とっすぃさん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-20 01:14:21)
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【点数情報】

Review人数 271人
平均点数 7.24点
000.00%
110.37%
220.74%
331.11%
4145.17%
52810.33%
63111.44%
76624.35%
85620.66%
94315.87%
10279.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.38点 Review39人
2 ストーリー評価 7.86点 Review59人
3 鑑賞後の後味 8.18点 Review60人
4 音楽評価 7.70点 Review50人
5 感泣評価 6.98点 Review52人
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