ふくろうの河のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ふくろうの河

[フクロウノカワ]
In the Midst of Life
(Au coeur de la vie)
1963年上映時間:26分
平均点:8.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマファンタジー戦争ものモノクロ映画オムニバス小説の映画化
新規登録(2007-05-21)【ミスター・グレイ】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督ロベール・アンリコ
脚本ロベール・アンリコ
撮影ジャン・ボフェティ
配給東宝東和
あらすじ
アンブローズ・ビアスの原作を基に南北戦争を題材とした短編。「ふくろうの河(La Riviere Du Hibou)」28分版。ある男の絞首刑がまさに橋の上で実行されようとしている。だが橋げたから吊るされた瞬間、縄が切れ河へと落ち男は逃亡を試みる・・・。アカデミー短編実写賞、パルム・ドーム短編賞受賞作品。さらに「L'oiseau moqueur(原題)」と「Chickamauga(原題)」の短編二本を加えたオムニバス形式の93分版「ふくろうの河(Au coeur de la vie)」もある。
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2.《ネタバレ》 DVDに収録されているオムニバス版を鑑賞した。
3話収録されている中では、3話目にあたる、「河における絞死刑の顛末」を描いた話がダントツで良かった。
これがアカデミー短編賞を勝ち取ったのもうなずける面白さ。
映像良し、音楽良し。
そして、河を逃げるあの躍動感が最高である。

逃げ切った後に、河岸の砂の上で無邪気にはしゃぐ、あの気持ちに感情移入しまくり!
観ているこちらも、生きている喜びを感じさせられる素晴らしいワンシーンだった。

ちなみに、最後の夢想オチは要らないのでは?
命からがら逃げ切って、愛しい女性に出迎えられて、はいオワリ。
それの方がスカッ!として、良かったのではないか、と。

でも、まぁ、3話を通して、戦争の持つ残酷さと哀しさが表現されている流れからすると、このオチも妥当とは思うが、、うーん。。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-03 21:02:47)
1.【93分オムニバス版鑑賞】 台詞はほとんどなく映像だけで迫ってきますが、これが叙情的であり寓意に富んでいて見応えがあります。とりわけ三話目の「ふくろうの河」が素晴らしいです。絞首刑が実行されようとする緊張感!男の逃亡の躍動感!とにかく泳ぐ泳ぐ、走る走るで後ろを振り向くことなく止まらず前進し続ける男の姿は凄まじい生命力を感じさせてくれます。それにあのオチの見事さ。これは傑作です。各映画祭で短編賞を受賞したこの三話目が出色ですが、他の二話もなかなか捨てがたい秀作なのです。 一話目…虫の音が聞こえる静寂の森の中、月明かりに照らされ見張りをする兵士、このシチュエーションだけでもうすでに劇的です。それに回想シーンでの白い鳥篭と黒い鳥のメタファー。 二話目…英雄に憧れる子どもの視点から過酷な戦場風景を幻想的に映し出すことによって、逆に悲惨さを痛烈に訴えています。血だらけの兵士をピエロと錯覚させるところなど巧いです。 どの話も台詞が少なくラストに共通のちょっとしたオチが用意されていますが、これが非常に強烈な反戦へのメッセージとなっています。実際に南北戦争に従軍した原作者ビアスの嘆きを見事に映像化しているのではないでしょか。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 9点(2007-05-21 18:25:35)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 8.50点
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600.00%
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8150.00%
9150.00%
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