6.《ネタバレ》 まずトルナトーレ監督の変わりようにびっくり。
何が彼をこんな映画を撮る人間に変えたのか。
映画自体のできはかなりのもの。
難しすぎず、しかし考えることをやめさせない適度な伏線づかいは、
やはり上手いな、と思わざるを得ない。
しかしながら途中で主人公がしでかしてしまう行為は、
いくらわが子を思う気持ちからでも酷すぎる。
あそこで、主人公への感情移入ができなくなった観客もいるのではないだろうか。
それすらも伏線に使っていることに恐ろしさも感じる。
とにもかくにも、これは子供がいる親が見るべき映画だと思う。
個人的には最後に残る謎は映画ではっきりと明かされてたのかが非常に気になります。