民衆の敵(1931)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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民衆の敵(1931)

[ミンシュウノテキ]
The Public Enemy
ビデオタイトル : ジェームズ・キャグニーの 民衆の敵
1931年上映時間:83分
平均点:5.50 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(1931-11-28)
ドラマサスペンスモノクロ映画犯罪ものヤクザ・マフィア小説の映画化バイオレンス
新規登録(2004-05-23)【鱗歌】さん
タイトル情報更新(2024-09-17)【イニシャルK】さん
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監督ウィリアム・A・ウェルマン
キャストジェームズ・キャグニー(男優)トム・パワーズ
ジーン・ハーロウ(女優)グウェン
ジョーン・ブロンデル(女優)マミー
メイ・クラーク(女優)キティ(ノンクレジット)
スニッツ・エドワーズ(男優)ミラー(ノンクレジット)
アーノルド・ルーシー(男優)醸造所のオーナー(ノンクレジット)
撮影デヴェロー・ジェニングス
シドニー・ワグナー(第二班撮影監督〔ノンクレジット〕)
製作ダリル・F・ザナック(ノンクレジット)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
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6.《ネタバレ》 キャグニーの出世作というコトで鑑賞したものですが、確かにかなり平坦・淡々とゆーか、特に前半~中盤は起伏やキレを欠くイマイチな出来かと思います。ただ、これぞギャングスター!と言うべきキャグニーの悪辣ぶりはまずまず際立っていますし、終盤にかけてはその面も次第に加速し、かつ手榴弾やらマシンガンやらのヴァイオレンス描写も(時代を考えれば)結構派手なモノが見られたのではないでしょーか。凄惨極まるオーラスの見応えの高さを加味して、甘めのこの評価とさせて頂きます。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-04 22:02:26)
5.《ネタバレ》 タイトルとは裏腹なスケールの小さい話ですね。主人公が馬を射殺するような野蛮人なので、後半追い詰められても自業自得としか見えませんでした。
次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 5点(2020-08-17 22:38:37)
4.《ネタバレ》 不良少年からチンピラとなり因果応報の最期を遂げたトムの物語。実直な両親と兄がいる平均的な家庭があった事が目を惹いたものの、ギャング映画お決まりの展開はひねりがなく彼の心情も掘り下げられることもなく淡々としています。トムの悪党ぶりが見所となってきますが、瞬間湯沸し器型の凶暴さはあるものの、狡賢さやふてぶてしさに欠けていて物足りないものでした。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-08 15:01:19)
3.《ネタバレ》 最初にテロップで映画の見方のような事を説明しているところや(ヘイズ・コードなどの問題があったのかもしれませんが)、少年時代の処理の仕方はどうかと思いますが、記憶に焼きつくシーンが随所に見られます。これまた規定のためか殺しの場面がほとんど映らないのですが、ギャグニーが昔の裏切り者を殺すシーンや土砂降りのなか待ち伏せし襲撃するシーンの狂気っぷりは凄いです。銃を撃つギャグニーの姿も血が出たり苦しそうに倒れる相手の姿もまったく出てこないのですが、そんな必要ないくらい完璧で暴力性も宿っています。それに規定への対策か?ただ一発だけ殴るというシーンが何ヶ所かあるのですが(女を殴る以外ギャグニーは殴られる方なのですが)これらの場面がかなり野蛮で映せない分の穴埋めのような働きをしています。それからあのラストシーンなどは斬新で何でもありの現在見てもかなり衝撃的だと思います。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-16 18:18:53)
2.《ネタバレ》 ↓の【鱗歌】さんの感想、そのまんまです。この映画を見ると、やっぱJ・ギャグニーって悪人顔だよなぁ~って確認できます。ここでは、ギャグニー演じるギャングが民衆の敵として描かれていますが、結局は、ギャグニー以上の力を持ったギャングが街を牛耳っているラストで、何の解決にもなっていません。因果応報といいますか、自業自得といいますか……。ボスから金を取り立てろという指示を受けたギャグニーは「金を払わなければ好きなようにしろ」と言われたにも関わらず、「金を奪ったうえで、ボコボコにしてやりますぜ」というとんでもないヤツ。そんなギャグニーなんで、ああいうラストもいたしかたないのでしょうが、うーーむ……イマイチすっきりしないし、エンターテイメント性に欠ける作品ではあります。
元みかんさん 4点(2004-08-29 15:09:12)
1.実録ギャングもの、といった趣きで、演出は地味な印象、『つばさ』のウェルマン監督もここでは何だかつばさをもがれてしまったかのような・・・。ギャングの姿を少年時代から描いているんですけど、「子供の頃はこんな不良少年でした、大人になったらやっぱりギャングになりました」ってな流れが、どうも貫禄を感じさせない。映画製作の意図はギャングを美化する事ではナイ、という、言い訳じみた冒頭のテロップとも相まって、なんとなーくセコイ印象が。しかし、いかにもあっけなさすぎる最期に至って、その割り切りぶりに確信犯的なものを感じさせ、まあ確かにこういうのもアプローチのひとつなのかな、と。そういうわけで、娯楽味あふれる映画とはさすがに言えない本作ですが、その「実録モノ」風味によって、当時の世の中の風俗なんかがよく反映されており(・・・たぶん)、興味深いものがあります。
鱗歌さん 6点(2004-05-23 11:28:36)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4116.67%
5233.33%
6233.33%
7116.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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