【NIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-27 03:33:11) |
97.やはりアル・パチーノはマフィア映画が似合っています。小柄な体格と大してイカついわけではないマスクでありながら、何故こうもヤクザな役がハマるのか、それは彼が並外れた眼力と漲るオーラのようなものを発しているからでしょう。男の目から見てカッコいいと思える俳優です。さて、作品ですが、かなりバイオレントな演出が目白押しです。邪魔者は簡単に殺す、気に入らない者も簡単に殺す、という、まるで人間の命を虫ケラの命ほどにしか思っていない連中ばかりが生きる世界で、如何に主人公(トニー)が成り上がり破滅していったかというストーリーです。ラストではアル・パチーノならではの壮絶な演技を見せてくれます。 |
96.《ネタバレ》 前半はよかったんだけどなあ。アメリカのマフィアって自分で運転して暗殺しに行くんですか?部下にやらせればいいのに。暗殺しくじって殺し屋を殺したぐらいで全面戦争になるんですか? もっと戦争っぽくやってほしかった。期待が大きすぎたか。 |
95.ミシェル・ファイファーが今とあまり変わらないのが凄い。 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-21 11:30:17) |
【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-19 23:12:18) |
93.アル・パチーノの作品の中でも、好きな一本です。彼は、こういう役が非常にうまいですね。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-24 02:03:51) |
92.《ネタバレ》 誰にも食われまいと虚勢とも言えるほどの強がりと信念に生き成り上がった主人公だが、彼の人生の結晶とも言うべき掴み取った豪邸の彼の部屋に並ぶ監視テレビに象徴されるように、頂点を掴むにつれかつての強がりが薄れ利己的で保守的な傾向が強まり、そして彼をそこまでのし上げた最大要因である信用も失い仲間と対立し滅びてゆく。追い詰められ取り戻したかつての虚勢で銃を乱射し、虚しく最後の一撃を背後からぶち込まれるトニーの姿が、「外面的には全てをつかんだが、お前は強くないんだよ。これまで仲間がお前の背後を守ってきたことに気付くことができなかったのか。」というメッセージのようで印象的。究極のハードボイルドであり、グッドフェローズなど後のマフィア映画や、GTAといったビデオゲームにまで強烈な影響を与えた成り上がり映画の最高峰。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-11-29 12:49:19) (良:2票) |
91.シンプルなマフィア映画。全てを手に入れた後のむなしさ、大事なものを失ったときの悲しみをいかんなく表現したアル・パチーノの演技はさすがです。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-12 01:16:19) |
90.世界の血の気の多い輩をいまだに魅了するこの映画。しかし、無茶すぎる場面がいくつかあるのでマイナス1点。 【タゴール】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-10 12:16:06) |
89.《ネタバレ》 最初から中盤にかけてアルパチーノを「かっこいい」と思いながら爽快に楽しく観れる。でもボスになったら逆に哀れに思えてくる。そして現実的になっていく。コカインによって思考を混乱させる真実。マフィアの真実。栄光の時間はあるけれど、結局最後は虚しいものなんだろう。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-01 00:35:32) |
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★88.《ネタバレ》 俺様ちゃんPush!「ノワール映画」の5本の指に入る秀作。 まずジョルジオ・モロダーの曲で一気に映画に入ってしまう。 カストロ演説から入る曲がテンポよくキューバから吐き出されたボートピープルの不安と行く先を予させる。 そして入国管理局員に名前を問われた漢が「アントニオ・モンタナ!…で、アンタの名は?」といやらしい笑みを浮かべる。 白い歯なのに下種なイメージに見える様が流石!パチーノの面目躍如! マイアミの暗黒街に身を投じつつ、「信用を貫き、漢として生きる」はずの彼は組織のボスの女に心奪われる。 卑怯な遣り口で殺されそうになり、ついにボスを葬った。 激動の一夜の末、女を迎えに行き、身支度をさせる夜明け… 「世界はお前のもの」と電光された飛行船を見て、全てをその手にするため野心に燃え突っ走る…仲間や、画面には出なかったであろう数々の暴力の末に彼は成り上がる。 変質狂な漢は破滅の王様となり、堕落してゆく…そして溢れるエネルギーは、周りの人間にまで向けて傷つけてゆく。 歯車の狂った彼は愛する人を失い…兄弟といえる友を誤解の末に殺してしまい…愛する妹に銃弾を向けられるが決して妹に銃口を向けることはなかった。 このとき、麻薬王ソーサに言った「俺の武器はガッツと信用」のセリフが思い出され、俺様ちゃん侠泣き! 激しい銃撃戦の末、後ろから撃たれ落下したプール…そこにあったオブジェには「世界はお前のもの」と。 …そうか、突っ走りの末にお前が手に入れた世界は、この血塗られた小さなプールだったのか… そう思うと俺様ちゃん、再度侠泣き!ク――――ッ!最高!! …そこへ流れるOPの曲。 …あのエンドロールは、プールで消え行く意識の中、トニーがアメリカに向かうボートの中で新天地アメリカへの野心に燃えてた事への回想だったような気がしてならない…… 【映画の奴隷】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-29 01:11:46) (良:1票) |
【たま】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-23 11:38:57) |
86.《ネタバレ》 ストーリーを端折り過ぎ。キューバのボート・ピープルの成り上がりのストーリーでありながら、食堂の皿洗いが裏社会の大物になる中間がなく、いつの間にそんなに大物になったの?という気分にさせられた。恋愛や友情の描き方も中途半端で、濃いものを期待したのに、人たくさん殺してたらエラくなれました、というあっさりした感じで終わってしまった。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-08 07:39:57) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-29 11:37:19) |
84.《ネタバレ》 欲しい物、やりたい事を何一つ我慢せずに出来る暮らしを手に入れるべく、成り上がったモンタナの姿は自分には眩しく映りました。彼の母が予見した通りの転落振りは、野心と度胸だけでは手に入れられない名誉と権力を握れば、自然とお金は付いて来るけれども、お金はあくまでも唯のお金に過ぎない事を感じさせられます。ターゲットの子供を巻き添えに殺す外道に成り切れなかった事が彼の限界だったように思います。ラストの絶望の状況にあっても決して諦めない生への凄まじい執着は、どれだけ大金を積んでも買えない大切な人々を全て失っても、尚、お金が欲しかったのか、それとも負けたくないという思いからだったのか、潔さとは対極の姿で彼らしい最期でした。全編に亘ってこの上ない下品さでギラギラするパチーノの姿が目に焼き付いて離れない作品です。 |
83.若いといっても、もう43歳のアル・パチーノ。でもいいね。 成り上がりから破滅まで、ありきたりといえばありきたりのストーリーだが、 アル・パチーノの存在感が説得力を持たす。 彼を破滅へと向かわせたものは、頂点に立ったがゆえの孤独?他のレビューにもある優しさ? こういう破滅型のキャラクターにはどうしても、なんでもっと要領良く立ち回れないんだと思ってしまう自分はなんて小市民。どう逆立ちしてもこんな人生は送れない。 そういう意味での憧れの対象。重ねるだけ自分が切ない。 映画としての出来はいいよね。3時間飽きさせることはない。 |
82.ゴットファザーのマイケルと対象的なトニーでした。マイケルはファミリーを大切にしていたと思います。しかしトニーはお金や地位の執着心が誰よりもずば抜けていた男。どちらも男としては魅力的です!! 【はりマン】さん 8点(2004-12-17 11:49:00) |
81.テメエの度胸ひとつで成り上がり、金、豪邸、高級家具、金喰い虫のビヤッチ、リムジン、オーダーメイドスーツ、ブリンブリンなロレックス、そして特盛のコーク。男の夢ですよぉ!! 【もりしげひさや】さん 10点(2004-11-30 04:06:47) |
80.とにかくすごい銃撃戦でした。すごい迫力!面白かったー!けどあまりこの映画のパチーノに入り込むことができなかったのでこの点数です。 【るいるい】さん 7点(2004-11-02 21:50:36) |
79.長い、もっとスッキリまとめられなかったのか。 長編、成り上がり、マフィア物。 コレではまんまゴッドファーザーじゃないか、パチーノも居るし。 主人公の終始変わらぬ不遜な態度が命運を分けた。 己が信念を貫く事で富を築いたがそれ故に命を落とすとは。 マニーを殺しちゃったのもどうかと思う。過保護にも程があると。 それほどまで妹に何を求めてたのか、近親相姦的な兄妹愛の意味合いもあったのか。 それを考えると深いストーリーが根底にあったのかもしれないけど 盛者必衰の理しか描かれてないような気がする、各エピソードの弱さも感じた。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-10-08 15:02:39) |