レヴェナント 蘇えりし者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レヴェナント 蘇えりし者

[レヴェナントヨミガエリシモノ]
The Revenant
2015年【米】 上映時間:156分
平均点:6.53 / 10(Review 64人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-04-22)
ドラマサスペンスアドベンチャー実話もの
新規登録(2016-02-05)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2019-07-13)【イニシャルK】さん
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監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
キャストレオナルド・ディカプリオ(男優)ヒュー・グラス
トム・ハーディ〔男優〕(男優)ジョン・フィッツジェラルド
ドーナル・グリーソン(男優)アンドリュー・ヘンリー
ウィル・ポールター〔男優〕(男優)ジム・ブリジャー
クリストッフェル・ヨーネル(男優)マーフィー
ルーカス・ハース(男優)ジョーンズ
ブレンダン・フレッチャー(男優)フライマン
加瀬康之ヒュー・グラス(日本語吹き替え版)
桐本拓哉ジョン・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
鶴岡聡アンドリュー・ヘンリー(日本語吹き替え版)
木村良平ホーク(日本語吹き替え版)
脚本アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
音楽坂本龍一
撮影エマニュエル・ルベツキ
製作アーノン・ミルチャン
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
スティーヴ・ゴリン
ジェームズ・W・スコッチドポール
製作総指揮ブレット・ラトナー
配給20世紀フォックス
美術ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集スティーヴン・ミリオン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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24.《ネタバレ》 物語自体は我々日本人も大好物な、ザ・復讐。 話が単純なだけに、「これはサバイバルを疑似体験させるアトラクションムービーだ」と割り切っちゃえば、ストーリー内に散見されるご都合主義的な描写も、熊襲撃のシーンこそがこの映画のクライマックス!みたいな印象も、それはそれで問題ない。 ディカプリオ、オスカーおめ。 大熱演だったのは間違いないよ。 けど、「演技」で言ったらギルバートグレイプの方が衝撃的だったのに、って気持ちがない訳じゃないんだよなぁ…。
チャップリ君さん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-24 17:05:08)
23.《ネタバレ》 「生きようとする力」で云えば、フィッツジェラルドからも凄まじいものを感じられた。常に死と隣合わせのような状況で生き残ろうとするとき、仲間を欺くという選択肢も必ず出てくるはずだ。実際にやるかどうかは別として。
フィッツジェラルドの話を聞く限りだと、彼はどこかの部族に捕らわれて頭皮を剥ぎ取られるという凄惨な過去を持っている。彼もまた一度死んだ身、レヴェナントなのだろう。

林の中で高木を見上げた映像と、地面を這って前進するヒュー・グラスのコントラストが、自然の過酷さを観ている者に体感させる。熊に襲われるシーンはもちろん、川の激流に巻き込まれる場面など、臨場感のあまり息苦しくなることが度々あった。
しかし、観ていて最もゾクゾクしたのは、グラスとフィッツジェラルドの決闘だったかもしれない。自然の強大すぎる力を掻い潜った後の、等身大の相手との重力と重力のぶつかり合いは生々しかった。

「映画を観た」という満足感を与えてくれる映像が十二分に詰まった、素晴らしい作品だと思う。
Y-300さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-24 12:56:21)
22.映画もののけ姫のキャッチコピーである『生きろ』が当てはまる映画であると思った。

圧倒的なスケールでの映像。
他のレビューでも書かれいているが
前作同様 決してストリーベースな映画ではない。
物語そのものは至極普通なものであった。

しかし飛び抜けた映像的魅力がある。
特に最初のネイティブ・インディアンとの闘いは壮大的。
嘘偽りなく感動の涙が頬を伝った。
この10分間のためだけにも 映画館に足を運ぶ価値はあると思う。

一つ気になったのは、実話に基づいてる割にはかなり御都合主義が目立ったこと。
途中からは一種のファンタジー映画だと思うようにした。
鈴木さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 01:43:32)
21.2時間半という長い映画にも関わらず、物語自体は非常にシンプルで単純な作品。
話自体はやろうと思えば、30分位まで縮められそうなほど。

しかし、とにかく映像美とドギツイ描写、やり過ぎなまでの極限状態の演技で
2時間半という長時間を飽きさせずに圧倒してくる映画でした。

ただ、あくまでストーリーよりも映像美が凄い映画なので、映画館の大きなスクリーンではなく
家のTV画面で見た場合は、恐らく退屈に感じてしまうなとは思いました。

なので、興味が有るのなら、是非映画館で見るのをオススメします。
ポトフさん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-20 23:58:03)
20.技術力が高い映画でした。撮影のすごさと編集の見事さには目を魅かれます。ただ、物語に面白味がないのが、弱点です。ディカプリオの演技は、すごいとか、素晴らしいというより、努力賞、頑張ったで賞という感じ。どうせオスカーあげるなら、別の映画であげた方が良かったと思いました。ヨーロッパからアメリカにわたってきたイギリス人、フランス人、それと原住民のネイティブアメリカンの関係がわかっていないと、物語を理解するのが大変そう。
shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-13 23:49:21)
19.《ネタバレ》 臥薪嘗胆。復讐のためなら雪床に這いつくばり、馬の腹の中でも眠る。ムスコを殺害され、瀕死の状態で極寒の雪山に置き去りにされた漢の壮絶な復讐の旅。もはやヒトではない、獣の形相で前へ進む。レオ様悲願のオスカー獲得。ラストのカタキとの一騎打ちは西部劇風な気高さ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-06 03:59:44)
18.《ネタバレ》 すばらしい作品だった。緊張感と怒りが全編に満ちている。さらに痛みがこちらにまで伝わってくるような演技、抑えた色調による画面構成が映画の主題を明確にしている。そして、自然の壮大さがその中で繰り広げられる人間の争いの無意味さを嘲笑っている。余韻の残る終わり方もよかったと思う。
さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-06 00:16:04)
17.「 ( ワイルド・アパッチ、ダンス・ウィズ・ウルブズ、ラスト・オブ・モヒカン、( レヴェナント ) 、グリズリー、ザ・ワイルド、ブラックフット ) 」

一作で二つのジャンルが楽しめます。
タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-04 23:10:27)
16.《ネタバレ》 実話ということを知らずに鑑賞。
前情報では単なる復讐物だと思っていましたが、ちょっとテイストが違いました。

熊に襲われ重症を負うことでスタートするサバイバル。
ディカプリオの演技に圧倒されました。本当に死ぬんじゃないか?というドキドキ感が常にありました。
そして、実際に死ぬ人はかなりあっさり死んでしまう。仲間たちも息子も途中で出会ったインディアンも。
そのあっけなさがリアルに感じてよかったです。

そして何より自然の雄大なこと!
映像の魅せ方も素晴らしく、長回しのカットも緊張感を持続させるのに効果的だったと思います。

ただ、何より長い。
無駄なシーンはあったのか?と言われると難しいですが、それでもやはり長かったです。
そして、最後の最後、自分の落ち度でお金を盗まれたとはいえ、死にかけの人間と自分だけで山狩りにいった隊長はどうなんでしょう?
仮に一人で行ってたらあっさり逃げられてましたね。

最大の失敗はこの映画を最前列で見てしまったこと。
常に頭を上げた状態で見ていたので首に激痛が走りました。
後ろの席で映像全体を見れたほうが、もっと心に残ったのかな…。
HIGEさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-02 19:40:28)
15.《ネタバレ》 復讐がメインのもっとドンパチやる映画かと思いましたがサバイバルがメインでしたね。
前半の熊に襲われるシーンが非常に印象的で実際に襲われたらああなるんだなぁと思いました。
リアルではきっちりトドメをさされると思いますが・・・。

あれだけフルボッコにやられて足も折れていたっぽいのに
救急道具もなく、悪環境、食事も満足に取れないなか
数日で治っているという主人公の不死身っぷりが少し不自然さを感じました。

レオの演技、トムの悪者っぷり、自然の映像は非常に良かったです。
とむさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-02 02:03:30)
14.これほどクオリティの高いサバイバル映画がかつてあっただろうか?さいとう・たかをの「サバイバル」を読んでいる時のような興奮がIMAXで味わえてとても幸せだった。物語自体はそれほど面白いとは思わないし、復讐劇もいまいち盛り上がらなかったけど、映像で十分に魅せられたので満足しています。タルコフスキーへのオマージュは、タルコフスキーがそれほど好きな映画作家ではないのでピンとこず。おそらくイニャリトゥは物語よりも映像で魅せるタイプの監督になるのだろうな。
カニばさみさん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-30 03:09:17)
13.《ネタバレ》 冒頭でまずレオナルド・ディカプリオがほとんど瞬きをする事なく銃を撃つショットに少し驚き、この映画で彼はほとんど瞬きをする事が無いだろう事を
なんとなく予感しその通りに進行していくのだが、そのディレクションの意味も中盤でより明瞭となる。

スコープサイズ画面の半分を遠景、半分を極端なクロースアップで占める構図の多用によっても、人物や動物の見開いた眼へのこだわりは特徴的だ。

もっとも、目を瞑る度に妻や息子の回想シーンや気取ったイメージショットが頻繁に現れてはドラマを引き延ばしにかかる訳だけれど。

そうした中、アルフォンソ・キュアロン『トゥモローワールド』の長廻しからさらに難易度を高めたアクションシーンの機動的なワンショットは
やはり圧巻である。
樹上からの人体落下、顔面を貫通する矢、林間の乱戦から騎馬戦への視点切り替え、それらを繋いでゆく高難度のカメラワークの合間に陽光を瞬間的に入れ込んで生々しさを際立たせるところこそルベツキの本領だろう。

評判のよい「美しい景観」のロングショットはただ美観にとどまる限り、それ以上のものにはならない。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2016-04-29 21:37:01)
12.《ネタバレ》 全ての行動が「生きる」ということへの執着に溢れていた。それは食べる事、水を飲む事、移動すること、寝る事、生きる残るために人を殺す事、息をする事。
これほど生々しく、そして痛々しく、生を描いた作品は今まで観たことはない。
そして、ショットを多彩に駆使しながら、自然と人間との相関関係を客観的に捉え続ける視点。
瀕死状態のグラスを徹底的にローアングルのクローズアップ(観にくく、窮屈な印象)で映し続け、自然と折り合いをつけながら、生きていくようになるにつれ、カメラアングルは引いていき、観やすく開放的な印象に変わっていく。
そして時折、全てを俯瞰して捉えた視点が挟まれる。
カメラ自体が、生きているようだった。カメラの視点が人間に対する、自然の距離感を表し、それは超越的な神の視点のようにも感じる。
台詞が少ない中で、映像、音楽、効果音で物語を魅せる凄さ。
寒さや飢え、痛み、孤独を画面の中から感じる事で、本当の意味での体感型映画を体験することができた。
ちゃじじさん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 02:53:53)(良:1票)
11.自然の中の人間の脆さ、人の業の儚さ、それでも大きく暖かく全てを包み込む大地が美しく生える。
撮影と主役2人の鬼気迫る演技が素晴らしい。ただ内容的には悪く言ってしまうと予告編をただ170分見た様な印象。
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-28 23:21:38)
10.《ネタバレ》 「バードマン」で見せたユーモアを封印しまた重く暗い世界へ戻ってきたイニャリトゥ。しかし、今作は一見して圧倒される映像がある時点で億劫にならずに観られそうだと思った。

やはり一番の見どころは映像だろう。序盤の襲撃シーンから始まり全編にわたって迫力のある映像美で楽しませてくれる。熊に襲われるシーンもCGとわかっていても思わず目を背けたくなるような痛々しさ。フィッツジェラルドじゃなくても「助からない」と思ってしまいそうになる。瀕死の状態で取り残された主人公が、美しさとは裏腹の過酷さを持った環境で徐々に回復していく過程を丹念に描いていて惹き込まれる。それを演じたディカプリオも素晴らしかった。元々熱演タイプの彼にはうってつけの役だったように思える。どんなにボロボロになっても泥臭い汚れた姿になろうと観客を惹きつける彼はやはり映画スターだ。仇を演じたトム・ハーディもギョロっとした目と低い声が印象的な一癖も二癖もありそうな不敵な役を好演していて、やはり今後も楽しみな俳優だ。

ただこの映画は物語はシンプルだが上映時間が長い。観念的なシーンも所々挟み込まれていてそれらを許容できるかどうかで評価も変わりそうな作品だ。自分は許容できた方だとは思うがそういったシーンが面白いとは思えなかったのかも知れない。圧倒的な映像で見せきる作品には弱いタイプの自分が8点に留めた理由は多分そこにある。監督や撮影監督、役者皆がすばらしい仕事をしていると思うのに何かが足りないという感じが拭えなかった。

息づかいで始まり息づかいで終わる作品。全編にわたって描かれたのは「生命」ということなのだろうか。音楽もそれを表現しているかのようで、そう感じられる場面も随所に見られた。まあいろいろ考えるよりもその素晴らしい映像に浸って感じ取る作品のように思える。夜はまだ肌寒い季節。観終わった後自分の体が芯から冷えたように感じ熱いコーヒーが飲みたくなった。
さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-28 03:09:20)
9.主人公の生に対する執着。生きようとする意志の力。そういう部分が全編に渡って繰り広げられていた。
何度死ぬと思った事だろうか。大抵の映画ならどうせ主人公は死なないと思ってタカをくくって観るが、この映画は全く油断できなかった。いつ死ぬかいつ死ぬか。そればかり考えてしまうほど。
実生活で、山にサバイバルに行くという事はまずないだろうが、もしもの時の為に観ておいて損はない映画。
突然クマに襲われたら・・・川に流されたら・・・原住民が襲ってきたら・・・凍死しかけたら・・・。もしかしたら今後、この映画を観ていたおかげで助かったという人も出てくるかもしれない。生きるための術が満載のサバイバル映画としては傑作なのではないだろうか。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-28 01:36:08)
8.《ネタバレ》 最後の最後に、ディカプリオが意味ありげにこちらを見つめるし、「復讐の先に、何があるのか」なんて宣伝コピーがあるので、何かしら現代社会への風刺かメッセージがあるんかいなと深読みしようとしましたが、わかりません。
単純に、アメリカ西部開拓時代の、壮絶サバイバルものとして理解しました。この映画のディカプリオはアカデミー主演男優賞というより、寒中ガマン大会でよく頑張りましたで賞に値します。
風景描写は見事だし、面白くないわけではないのですが、なんとも暗い話だなあ。やっぱりこの監督さんは苦手です。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-28 00:53:04)
7.《ネタバレ》 何と言ってもレオが悲願の受賞を達成したことが一番に耳に入るが、同時に監督・撮影賞受賞のお墨付きどおり、熱のこもった力作に仕上がっている。

その出来栄えたるや、どの場面を切り取っても圧巻。長回しと視覚効果の融合が激しい臨場感を醸成する一方で、自然光の生む映像美が野蛮さと過酷さの中によく映える。雪原でバイソンを喰う先住民と遭遇するシーンなど、あまりの美しさにおしっこ漏らすかと思ったほどである。
かなりチャレンジングな制作内容だが、制作努力だけでなくしっかりモノにできているからこそ評価したい。

レオの演技もやはり大きな見どころで、ヒューの復讐劇を体現する様は壮絶。受賞を逃し続けたレオだが、逆に言えばいつもオスカーを狙うパフォーマンスを見せる名優だ。ベジタリアンなのに生肉を貪ったり、骨折するまで殴り合ったりの演技はもちろんすごい。しかし本作の言葉で表現すると「神」に出会う瞬間だろうか。そういったシーンでは、心情を表す表情の演技が印象に残った。
過酷な撮影を耐え抜き、素晴らしい演技でオスカーを受賞したレオには素直に拍手である。


惜しい点としては、やはり賞取り映画に寄りすぎていて如何せん一般の客層には向かないところか。
監督の個性ではあるが、バードマンの時のようなユーモアが封印されたため、結果的に更に間口が狭くなり、長尺の暗い感触に仕上がっている。

かといってダラダラと長尺を消化していくわけでもない。美しい映像と過酷なサバイバルの途中にはなかなか興味深い描写もある。
この映画では色々な人物が「神」に遭遇する。これはヒューが一度死んで蘇ったという伝説にキリストをイメージして、映画的なメタファーを込めたものだろう。

ヒューはバイソンの群れと遭遇し、フィッツジェラルドは親父がリスを食べて生き延びたと話す。開拓民に破壊された集落で先住民はブリジャーから食料を得た。ポワカは突如現れたレヴェナントにより部隊に合流し、ヒューは自らを神と思えと怒鳴った男と対峙、ポワカ達はフィッツジェラルドを裁き、レヴェナントを生かした。
映画ではヒューの生死があいまいに描かれたことによって、ブリジャーの顛末もあえて宙ぶらりんになっている。フィッツジェラルドの言葉では、神は与えそして奪う(ヒューに施しを与えた先住民は開拓民に奪われてしまった)。ブリジャーに対して神がどのような運命を与えるのか。予想してみると面白い。
(ちなみにブリジャーは史実では生き延びていて、開拓時代ではわりと有名な人物です。よかったね。)
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕)] 9点(2016-04-26 18:00:16)(良:1票)
6.《ネタバレ》 アカデミー賞受賞作品ということで、期待に胸を膨らませ見に行きました。
まず、レオナルド・ディカプリオの演技力、表現力がとても素晴らしかったです。今作は、レオのみの一人芝居が多く取り入れられていました。
見てる人を飽きさせない演技・表現力、そして身体を生かした魅せ方。レオの作品の中で一番「役者」を感じました。
特に、目だけで語るシーンが多くありましたが、目だけでいろんな感情、心情を表現してしまうのは鳥肌が立ちました。

そして、今作のもう一方重要な人物。トム・ハーディー。
ここ最近さらに演技の腕に磨きがかかってきましたね。トムの役に入り込む力、集中力には毎度圧巻です。
インセプション、マッドマックス、ダークナイトなど出演作品は様々ありますが、どれも独特な演技で魅了してくれますね。
今後のトムの作品も楽しみです。

今回一番印象に残ったシーンといえば「熊との格闘シーン」ですね。 正確に言えば″熊の一方的な″ですが・・・。
まず、熊のリアリティが印象的です。CGとは思えないほどリアルかつ恐怖をも与える容姿。
そしてハラハラしたがレオが一方的に襲われ続けるシーン。。。あまりの襲われっぷりに私も身体を縮めながら見てました。
一回襲われただけで致命的な傷を負いましたが、熊が近くにいるため逃げれずさらに襲われる。。。銃で応戦するも熊の力には無力。。。
左手を咬み千切られそうになるシーン、背中を刈られるシーン。息をのみました。
今回「熊」との出会いから壮絶なサバイバルが始まるので、このシーンは重要かつ重みのあるものでした。

今作「サバイバル」「ドラマ(復讐劇)」で描かれていますが。
山でのサバイバル大変さ、食のありがたみ、生き抜くための様々な知恵が多く描かれていました。
吹雪の中で馬の身体の中で一夜を過ごす、火薬での止血、魚の捕らえ方、火の起こし方。まさにサバイバルでした。
あまりの空腹で魚を生のまま食べる、土に生えてる食べられる草をむさぼる、生肉を噛み千切るシーンは印象に残りました。
ただただ息子を殺されたための“復讐”のために生にしがみつく恐ろしさを魅せられました。

また、アリカラ族族長の目の奥にある闇の深さに恐怖を感じました。
話を聞きもせずにすぐ殺してしまう狂気感がさらにこの作品を際立たせたと思います。

そして待ちに待ったグラス₍レオ₎とフィッツヅェラルド₍トム₎の二人の復讐シーン。
撮影ではレオは鼻を折られ、トムは股間を蹴られというほんとにガチなのでは?と話題になったシーン。
そのかいあって息をのむシーンでした。どちらが死んでもおかしくない状況。遠慮のない本気の殺意。
このために生にしがみついたグラスの心情は相当なものだったでしょう。
しかし怒りに身を任せず、知恵を使い死体を囮にするところ。
最後の最後でとどめを刺さず神にゆだねるところに、このサバイバルを生き抜けた理由があると感じました。

疑問に思った点
フィッツヅェラルドが盗んだお金はどうなったの?
最後の復讐シーンでのアリカラ族族長のグラスの見逃し。
グラスを助けた男との雪を食べる遊び。その男が殺され首を吊られた訳。


実話を基にしているということで、ある程度知識がある方はさらに楽しめたのではないのかなと思います。
また、私は実話の話は知りませんでしたが見ていなくても十二分に楽しめました。

全体的に演技派の役者が多く、とても引き込まれました。
また撮影は完成予定よりも大幅に延長し、予算もオーバーし、
撮影もリアリティを追求するために日が出ている2時間のみしか撮らないことが多くあり、
スタッフ、キャストの不安やストレスは相当なものだったでしょう。
アカデミー賞を取るのはとても大変なことなのだと思いました。。。

こんなに褒めといて8点と思う方もいるかもしれませんが、8点は私にとってとても高評価です。
9・10点はなかなか出ません。映画は常に疑問な点や納得のいかない部分があるものですから。。。
映画泥棒さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-26 13:22:53)
5.《ネタバレ》 アメリカ開拓時代の探検家の実話を基にした復讐劇と聞いていましたが生き抜くためのサバイバルっぷりが壮絶ですね。ディカプリオの鬼気迫る演技と広大で荘厳な大自然が圧巻な映像美で撮られていて迫力があった。美しくも恐ろしい自然の驚異に阻まれ半殺し以上の絶望的な状態から生き抜く主人公のバイタリティは尊敬しますね。ゴルゴ13のレベルです。 先住民と開拓民の歴史のようでもある主人公の物語はアメリカの差別と迫害の歴史を見るようでもあった。好戦的だったり友好的だったりさまざまな先住民と白人の蛮行を見た主人公は達観したかのような境地になって最後の最後で復讐は神に委ねる。まぁ、あそこまで追い込んでから川下にいる先住民を見て「神に委ねる」と言われても、とか、そもそも山狩りに半死状態の人間と二人きりで行くのか?とか思っちゃいましたが全体的に悪くはなかったかな。妻の幻覚シーンを挟むのはいいけど寝てるトコで平行に宙に浮いてたのなんかはやり過ぎだった気がする。しかし、ディカプリオは貫禄つきましたねえ。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-23 21:21:56)
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【点数情報】

Review人数 64人
平均点数 6.53点
011.56%
100.00%
200.00%
300.00%
423.12%
51117.19%
61523.44%
71929.69%
81218.75%
946.25%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review5人
2 ストーリー評価 5.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 6.20点 Review5人
4 音楽評価 5.25点 Review4人
5 感泣評価 4.25点 Review4人
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【アカデミー賞 情報】

2015年 88回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞レオナルド・ディカプリオ受賞 
助演男優賞トム・ハーディ〔男優〕候補(ノミネート) 
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ受賞 
撮影賞エマニュエル・ルベツキ受賞 
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ジャック・フィスク候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞ジャクリーン・ウェスト候補(ノミネート) 
編集賞スティーヴン・ミリオン候補(ノミネート) 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2015年 73回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演男優賞(ドラマ部門)レオナルド・ディカプリオ受賞 
監督賞アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ受賞 
作曲賞坂本龍一候補(ノミネート) 

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