5.《ネタバレ》 探求心の強いおじいちゃん子な少女が、北極点に行ったまま行方不明になった祖父とその船を探す旅路。
貼り絵のように輪郭を排した柔和な絵柄と厳しい環境で突き進むストイックさのコントラストが印象的。
クルーとの恋愛といった余計なドラマは一切なく、極限状況下の諍いがリアル。
最後までロマンチックの欠片のないハードさだからこそ、目的を果たしたサーシャの笑顔が光る。
ちなみに放映したものだと後日談を描いたいくつかの静止画とクレジット後の動画がカットされているという。
あれを載せてまでが一本の映画なのに、教育テレビは何考えているのか。