8.オゾンが撮ったということに意味が見出せる3流映画。最後のマーラーが、ビスコンティへのオマージュかと思うくらい美しい。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-03-26 23:13:54) |
7.題材が題材だけにもっとグロくなる可能性が多いにありましたが、最後はオゾンらしいまとまり方でした。ブラックユーモアはちりばめられていたみたいですが、私としてはオゾンのブラックユーモアはピンとこないし、はっきり言って趣味が合わないというのが感想です。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-04-20 23:33:35) |
6.まあ、過激なネタ満載なので、飽きずには観られるのだが、どれも決まりきった踏み外し方で、新鮮味はない。 しかも、最終的に監督の言わんとしていることが理解できず、消化不良。 過激なネタを積み重ねて作り上げただけの気がする。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-12-11 23:29:49) |
5.《ネタバレ》 お~そうか!ここから『8人の女たち』に通ずる流れがあるなぁと思いました。 お母さんがそこまでやるのと目が点になったし、お父さんが・・・と絶句してしまいました。 邦題の温和な響きとは裏腹に、とってもシュールなお話です。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-07 22:27:42) |
★4.異端作品としてはありがち。でもこの淡々と異常者を運ぶ奇妙な雰囲気はオゾン独特だと思います。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-19 14:07:11) |
3.《ネタバレ》 普通のホームドラマには絶対登場してこない要素だけで構成された、裏ホームドラマ(これがフランソワ・オゾンの長編デヴュー作になるのかな?)。この映画は、家庭が崩壊する過程(オヤジギャグじゃありません…)を描いてる訳じゃない。この家庭も含めたほとんどの家庭は、とっくの昔に崩壊してるのです。言わば本作は、「家庭という幻想」を打ち破る過程を描いてる。通常のホームドラマはすったもんだの挙句、常に良識に押し付けられた幻想に戻ることをハッピー・エンドとしています。しかしこの家族は、最後まで幻想を追った父親を排除することで幻想を否定し、独自の家庭を作り上げるのです。幸せな家庭のイメージからは程遠くても、結束した家族って、現実にも結構多いんじゃないでしょうか、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-09 00:02:40) |
2.家庭崩壊するのか、しないのか?間違いなくしてる筈なのに、そうは感じさせない。だって、みんな変(笑)そういう意味では、完成度の高い家族です。。絶対混じりたくないけど。次第にタフになっていく感じ。そうこう言いつつも、不思議と人間味もあったり。奥が深い監督だ(まとまりきってませんね)ん~、でも終盤には置いてかれました。もっと抉りを期待したのに。。 【れこば】さん 8点(2004-06-11 22:30:14) |
1.「ホームドラマ」という皮肉タップリな邦題が気に入りました。笑えない(いい意味で)ブラックコメディで、先読みの出来ない展開。父親が一匹のネズミを家庭につれてきた事から崩壊していく家族。しかし一番正常な父親が死ぬ事で家族それぞれが開放され絆を取り戻すという皮肉なオチ。ゲイの長男、常に新しい刺激を求めSMや自殺願望のある長女、近親相姦に目覚める母親、怠慢なお手伝いさん。物語の展開はむちゃくちゃなのに作品として成り立っている所がフランソワ・オゾンの力量でしょうか。しかもしっかりとラストで物語を昇華させ一種の快感がある。一体彼の頭の中はどうなってるんでしょうかねぇ。 【さかQ】さん 6点(2002-11-19 00:32:26) |