25.《ネタバレ》 設定は興味深いのだが、監督としていいたかったことって、この設定を思いついたことではなく、離れていく二人の想いのはずである。もっと沢山のせりふ、それも映像に勝るとも劣らない美しいセリフで男の想いを語ってほしかった。 |
24.起承転結を有する物語というよりは、言葉(単語)とイメージ映像で世界を紡いでいる印象。いわば詩のような。内なる心の世界の具現化。究極の遠距離恋愛で描かれるセンチメンタリズム。その切ない世界観に共感できた人にとっては、この上なく甘美な作品だろうと推測します。一編の詩に心を奪われるのと同じ。ただしその反面、間口は狭いと思います。国民的ベストセラーになる詩集があまり無いように、ポエムというジャンル自体が市民権を得ているとは言いがたい。かくいう自分も正直苦手です。そういう意味で、そもそも一般受けし難い作品なのだと思います。“アニメーション”として評価した場合、その背景美術の美しさは特筆するに値します。文句なくすばらしい。ただ、キャラクター造形は×。単純に作画力が足りていません。技術があるのか無いのかよく分からない。最大の難点はオリジナリティが感じられないこと。何処かで見たような景色で、人を感動させるのは難しいと思います。ただ、光る要素は確かに感じます。次回作に期待したいです。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-10-31 18:26:03) (良:1票) |
23.短編作品としてはよく練られた斬新なストーリーで見応えはあると思うが、映像がちょっとしょぼい。 特にキャラクターが変で違和感があった。 メカもなんだかなぁ。 総合的に評価すると微妙な作品と言わざるを得ない。 【もとや】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-03 01:38:44) |
22.監督さんが一人でつくったことで有名な作品。舞台設定はどこかでみたことあるし、演出もどこかでみたことがある。だいたいメカで戦う必要はまったくない(笑)しかし、メカのCGや背景は目を見張るものがあるし、色使いもグッド。携帯電話という今では最も一般的なツールを使って、遠くなった人と人との距離を表している点も間違ってないです。まぁ見て損はないと思います。それにしても作者の頑張りには涙が出そうになります。 【りょふ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-27 04:56:20) |
21.《ネタバレ》 茄子に続いて放映していたのでついでに録画して鑑賞。一人でがんばって作りましたという域を出ない作品でした。 【丸に梅鉢】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-07-05 21:15:45) |
20.やはり「1人で作った」というアピールポイントからは逃れられない作品だと思います。個人的なイメージとしては、背景イラストや音楽、動画といったところにマルチな才能を発揮する人ってのはどうもキャッチーな人物絵を描けないんだな、という印象を強めた作品です… お話は好きです。しかし短い… 【えむぁっ。】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-05 02:19:36) |
19.14【シュウ】さんとほぼ同意見です。 長距離ワープとか非現実的で現実味がない話ばかりですが、二人の現実世界のメールのやりとりは現実的でギャップがたまらない。非凡な作品です。 ラストの数分間は圧巻の展開。25分間なので繰り返して鑑賞する作品だと思います。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-07-04 23:00:36) |
18.《ネタバレ》 オタクの域を出ない映画だが、監督の努力を見込んでもう1点献上(気持ち的に) 【LORETTO】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-07-03 18:46:21) |
★17.この作品がヒットしたのは絵の美しさは勿論のこと、 人の心の繋がりや、日常の中の切なさ、痛み、ぬくもりを 叙情的な語り口で描いたところにあります。
一見よくあるいかにもなロボットアニメのスタイルを取っているので オタクっぽいとの向きもありますが、 巨大ロボットやエイリアン、宇宙戦艦などはスターウォーズなどの SF映画やSF小説にも出てきますし、 モノローグ主体の語り口やヒロインのキャラクターも リリカルな作風の少女漫画や実写の青春映画・TVドラマで 見られるものなので別に珍しくはありません。 主人公のキャラクターも劇中でしっかり成長が描かれているので問題なし。
ちなみに突っ込みの多いヒロインの制服についてですが、 あれは軍にフォーマルな服装が望ましいという規定があるのと、 主人公とヒロインの開いていく年齢差を強調するためだそうです(DVD特典参照) したがってこの作品のSF要素も決して無駄ではありません。
人物の作画に難があるのと、漫画版の完成度が高いことを踏まえると 総合的には6点くらいですが、酷評が多いので+3点。 【.】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-01 07:07:14) (良:1票) |
16.少女、ロボット、宇宙、コンピュータなど作者の妄想を出し切った自慰映画としか思えません。とやかく言うつもりはないけどオタク映画やな。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-06-30 21:09:06) (良:1票) |
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15.《ネタバレ》 背景などは綺麗に画けているけど、肝心の人間が何故ああもへぼい絵になるんだろう。宇宙から携帯でメールするなんていうとんでも話だけど、その辺はファンタジーとして面白い。しかし、せっかくだからやりたいことを詰め込んでおけ式にどこかで見たようなロボットアニメの要素まで入れたのは余計。その為に個人の趣味的な色合いが強くなってしまいました。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-07-27 19:48:53) |
14.わずか25分の掌編。新海誠も映画として作った気はさらさらないだろうから、この場で二時間前後の映画群と同じものさしで評価するのは少々酷な気がする。酷というか、ほとんど無茶である。映画を観るより軽い気持ちでさらっと鑑賞すれば、それなりに満足できるのではないか。状況を考慮して、サービスで6点付けときます。 アニメーションを見慣れている人なら大丈夫なのかもしれないが、年端も行かない女の子が巨大ロボットに乗って宇宙のモンスターと戦う、というリアリティのない設定にはやはり抵抗があった。しかし結末は悪くなかったと思うし、言葉の使い方や、とくに背景美術の美しさには息を呑むものもあった。透明感のあるきれいな映像は、一人で製作したからどうという意味ではなく、文句なしに素晴らしいと思う。脚本の力を伸ばすか、あるいは他の優れたクリエイターと手を組んだなら、将来は大傑作が生まれるかもしれない。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-05 13:36:11) |
13.《ネタバレ》 新海誠が1人で製作したのは評価できる。ただ、無理矢理過ぎるシナリオがアウト!!彼女が宇宙で戦う理由がよく分からないし、制服で戦闘機に乗るのはありえない。動きも少ないし、ラストはバッドエンド。ちょっと感情移入するには無理があるでしょう!!ただ、切なさだけは十分に伝わりました。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2005-12-22 09:12:20) |
12.最後のふたりの思いがシンクロするところはグッときた。話が突拍子ないし、疑問な部分も沢山あるけど、切なさはピカイチ!と思います 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-24 23:23:22) |
11.一人で作ったてのはすごいですね。遠距離恋愛は時空を超えられるのか?ってのはナカナカ面白いです。カメラアングル、レンズを通した光を感じる絵も凝ってました。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-05-21 21:37:28) |
10.絵がキレイで(特に背景) 画面構成も、上手い! 物語としては短編ですが、なかなか良かったです... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2005-05-13 10:08:43) |
9.戦う女性というのは良いとは思う。使い古されたネタで飽和状態だが。一人は地上に、もう一人は宇宙に。そういった対比を描く、ありがちという感じだが目を瞑ろう。アニメーション他を諸々一人で製作するという大変さは一口に言うがイマイチわからない。オタクであるが故にいろいろな物を見てきた、審美眼があるとは言わないがこの「ほしのこえ」色々言わせてもらう。まず何故にこれほどまでに有名になっているかわからない。しかも30分のショート。3Dアニメが浮く。キャラクターのデザインも浮く。アニメでやる必要がない人間ドラマを描く際にこういったパッと見の部分で心を掴まないでどうするか。サラッと見るには全体的にはそう悪くはない。でも周囲がプッシュする程では・・。 【HIGEニズム】さん 4点(2005-01-18 11:58:52) |
8.「トップをねらえ!」のパクリ!とまでは言わない(しかし、カブリ気味)が、この作品、地道に丁寧に編み上げた手作りマフラーみたいで、捨て難い。クリエイターには頭が下がります。でも、「遠い宇宙に出兵する僕の恋人」は切なげでいいが、ロボットで戦う異星人間戦争である必要は、無かったかも。 【aksweet】さん 5点(2004-11-09 17:11:04) |
7.《ネタバレ》 ほぼ「トップをねらえ!」の後半w。独自の着想はゼロ。特に基本的な舞台設定と演出全般は完全に模倣。いくらなんでもパクりすぎ。こういう元ネタの影響モロ分かりの劣化コピーを恥ずかしげも無くやってしまう感覚が、「オタク的」と酷評をされてしまう最大の原因だということをもう少し認識してもらいたい。ただ、ひとりでこれだけのものを作ったという事は十分スゴい(これをどこかのスタジオが集団作業で作ったのなら間違いなく駄作だけど)。ちゃんとしたスタッフと資金に恵まれれば、大化けする可能性はある。その点は正当に評価すべき。 今作はどちらかと言えば、SFアクションではなく、宇宙という広大な世界にお互いの仲を遮られてしまう少年少女の「遠距離恋愛ドラマ」がメイン。相対論的効果により、「もう同じ時間を生きることは出来ない」という切ない演出は、普通の単純な恋愛ドラマでは出せないだけに、よりドラマチックなものにしやすいという利点がある。短編である分、余計な説明や人間描写は省略し、始めからその辺のテーマを中心に持ってきている割り切った作り方は正解。 近未来の舞台や宇宙人との戦闘は、それを引き立てるための素材でしかないわけだから、その辺の突っ込みはヤボ。セーラー服での戦闘も同じ。リアリティよりロマンでしょ。「宇宙でセーラー服」なんてトンデモ設定だからこそ、戦いにファンタジーとロマンとノスタルジーが同時発生するんじゃないかな(笑)。 【FSS】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-11-09 16:30:10) (良:1票) |
6.新海誠というクリエーターが(音楽・音響効果・女性の声以外を)たった一人で作り上げた、知る人ぞ知る中篇フル・デジタル・アニメーション。現在では一人で作ったデジタル・アニメはさして珍しくもないと思うのに、何故本作が「知る人ぞ知る」位に有名になったのか解らない(他のデジタル・ムービーがアートの方面に流れているのに対し、セル・アニメ方面を意識したことが奏功したのでしょうか)。中身も「ガンダム」や、特に「エヴァ」の模倣の範囲から一歩も抜け出せていない珍しくもないもの。本作からは「マーケットを気にせず一人で作った」というメリットや斬新さが何も感じられず、好きな作品をパロった同人誌的匂いしかしない。労力や技術のことは良く分かりませんが、人を感動させるのは労力や技術ではありません、3点献上。 【sayzin】さん 3点(2004-07-03 22:43:31) |