12.脚本担当のジミー・マクガバンはドラマシリーズ『心理探偵フィッツ』を手がけた人で、さすがに異常心理の描写には説得力がある。信心深さの影に息子への奇妙な執着心を潜ませる女性の造型には真実味があり、不気味なことこの上ない。必要以上に派手な描写のない堅実な展開でありながら、幾重にもひねりの効いた秀逸な脚本となっている。脚本以外にも突出した部分があれば佳作以上の作品になりえたと思う。音楽はちょっと失敗しているのでは?(やりたいことはわかるが)。割と好みのタイプの作品だったので、ちょっと甘めの8点。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-30 02:46:47) |
★11.《ネタバレ》 欧米では「黒っぽいショートヘアの女」は「魔性の女」と思われているようだ。「ショートの黒髪」+「彫りの深い顔」=「魔性の女」だが、「ショートの黒髪」+「扁平顔」=「ママさんバレー」にしかならないのじゃ。「どうだ、魔性の女だろう」という妄執を見せられただけのような映画。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-23 17:52:57) |
10.不倫殺人のストーリーと思いきや、最後は復讐劇で終了なんて予測不能。10ヶ月以内で復讐劇を完了させるとは。 【SAT】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-20 09:21:10) |
9.イギリス映画っぽい。母親と息子の近親相姦的な感情をもう少し表に出すと、もっとおもしろかったかな。マリア(サスキア・リーヴス)はうまいと思うけど、今ひとつ内面が描けていない気もする。◆ゲーリーの主治医がなぜ、マリアを知ることになったのかが分からなくて、?になった。 【みんな嫌い】さん 6点(2004-05-04 18:14:06) |
8.っつーか、あんな状態で汽車には乗り込めないでしょー…。サスペンス?スリラー?ホラー?ドラマ?一体何のジャンルなの?あーうー…、せっかくの心臓、もっと大事にして欲しかった。 【桃子】さん 6点(2003-10-14 15:32:04) |
7.移植を受けた彼が一番可哀想だったような・・・・ 【プル】さん 7点(2002-07-24 22:59:22) |
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6.確かに色調や物語は地味ですけど、鼓動をイメージさせるBGM共々ビジュアル的には結構インパクトのある映画だと思います。臓器移植先進国でもドナーの遺族のメンタルな部分は日本と大して違わないということが解ります。しかし一番意外だったのは「臓器移植」にまつわるサイコな話だとばかり思っていたのに、実は浮気性の妻が呼び込む悲劇が物語の中心だったこと。ま、それによって主人公の目的が達せられる訳ですが…。ということで、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-04-07 17:46:17) |
5.結局ラストで主人公は息子の復讐を果たしたって事になるのかなぁ?あの人って息子の交通事故の加害者でしょ?母親の愛情と呼ぶには異常すぎる行動には目がテン。最後まで母親の真意はつかめず、ラストで解ったとたん終了。加害者に重点をおかず、移植された人に焦点を当てるのには何か理不尽な感じがしました。 【さかQ】さん 5点(2001-12-24 20:37:35) |
4.このような人間関係とかドロドロし、影があるイギリス映画いいですね 【リブ】さん 7点(2001-12-03 12:15:43) |
3.あらすじから予想していた結末とは違っていたので、ガッカリはしなかった。話のオチも「真実を知るのは一人」的な部分を感じた。好みの問題だと思いますが、私は暗くてドロドロしたものは結構好きなので○でした。でも地味。 【まちゅ】さん 7点(2001-07-24 11:48:41) |
2.現実的っぽくて実はあまり現実的ではない映画。他のビデオの予告編とかによく入っていたので期待して観てみたが、割合スローなテンポだったので退屈だった。 【チャーリー】さん 6点(2001-03-21 12:03:20) |
1.心臓移植をテーマにした作品。すごく考えされられました。人間、1歩間違えればあのような行動も取るのではないかと思いました。 【りょー】さん 7点(2000-07-05 12:54:29) |