★124.死を題材にした物語は多いけれど、この映画の発想は斬新でかつ描き方がライトでそれが逆に「誰にでも訪れる死」というような死を身近に感じさせる効果があった。ガンの宣告の場面で、医師がゆったりとした時間をとっていた。医療ではどうすることもできない、ただ一緒に悲しんであげるという癒しの手段をとった医師に感心した。 【小鮒】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-14 21:33:01) |
123.非常にリアルに感じた。そして非常に切なかった。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 00:53:53) |
122.もっと泣ける映画なのかと思って借りましたが、違いました。確かに日本ではこの邦題の方がウケはいいだろうな。。。リストに書いたことがちゃんと起こるというご都合主義なところもありますが、淡々と日常という「幸せ」を描いた姿勢には好感が持てました。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-24 12:33:15) |
121.自分の死を受け止めること、これがどれほど辛いことなのか僕には想像もつかない。与え足りない子供達への愛情、これからも愛し合う筈だった夫との愛情。何もかもが絶望的でしかないのにそれを一人で抱え込み、それでも必死に残される家族の幸せだけを願うアンの強さと優しさ。だけどそれはとても痛々しく、また切ない。だからアンを強く抱きしめて上げたくなる。母親として、妻として、そして女として強く美しく、儚く散ったアンの人生。アンの温もりに拍手を贈りたい。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 09:41:44) |
120.《ネタバレ》 原題と違うキャッチ-な邦題には議論があるところですが、商業的には目を引いて正解なのだろうし、内容を端的に象徴しており、これはこれで良いのでは。私は見終わってから原題を知りました。原題を直訳すると「私のいない私の人生」となり、一瞬「?」となりましたが、エピローグにアンが死んだことが暗示され、アンと関わった人たちが次々に映し出されたことを思い出し、それらの人々が大なり小なりアンの影響を受けていることがわかりました。東洋思想でいうならば「縁」の思想とでもいいましょうか・・・。そして、それらの人々こそ「私のいない私の人生」であり、この作品の主題ではないかと思いました。生きている以上、自分だけの人生はありえないのと同じように、死後も(たとえ僅かでも)自分の影響なしの世界はありえない、アンの場合はこうでしたけど、あなたはどう考えますか?との問いかけである。本レビューの投稿数の多さからいっても、その意図は少なからず成功しているのではないかと思います。もう一つ、死期が近いことをアンが近親者に知らせなかったことに一般的には違和感を覚えるところですが、知らせることによって「したいこと」の半分くらいが出来なくなってしまうのもまた現実なのでしょう。作品としても、カメラワークや音楽など、なかなかの佳作だと思います。私としては刑務所の父が言う「愛する人が望むように生きられなかった」というセリフが悲しく印象に残りました。 【田吾作】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-16 02:20:41) |
119.死ぬ前に浮気する元気なんて出るのかな、すごい前向きだ。 |
118.《ネタバレ》 17歳で偶然出会った人との間にすぐ子供ができて、後先考えず結婚。毎日を家族の世話に追われながら過ごしている。不幸ではないけど、なんとなく流されるままに生きてきて、まだそのまま続くと思っている。でも死は突然やってくる・・・。死に直面したとき、自分が悔いのない生き方をしてきたかどうか、振り返らずにはいられないだろうと思う。主人公のシチュエーションを自分に照らし合わせてみて、自分の生き方を考えさせられました。 【SN】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-04 20:59:18) |
117.《ネタバレ》 主人公の不倫に、不満な意見が多いですね。裕福じゃないけど幸せな結婚生活。彼女はこの生活を守る為に無意識に我慢してきた事もたくさんあったんではないでしょうか。いつしか守りの生活を強いられてきた彼女。自分の死期を知り、彼女の中の押さえつけていた何かが崩れ、別の男性と恋に落ちてしまう。夫は男性ではなく家族なんです。彼女はもう一度家族ではない誰かと恋に落ちてみたかったのではないでしょうか。家族に対する愛はまた、別物だと思います。観てる間中何度も涙をぬぐいました。 【hinasakusu】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-29 16:54:00) (良:1票) |
116.《ネタバレ》 あんなに素敵な旦那がいるのに、死ぬ前に浮気をする心理がわからない。子供もいるのに。最後だからこそ、旦那と家族を大切にすべきでは。実際、死の宣告を受けてあそこまで冷静でいられるのかなあ。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-17 23:43:52) |
115.《ネタバレ》 だんなさんが職無しで乱暴を振るどうしようもない人ならば、主人公にも共感できたと思う。が実際は、トレーラー生活とはいえ職をみつけて妻にも子供にも優しいだんなを裏切る主人公にはまったく共感できない。身勝手な主人公でした。 【kenz】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-14 19:53:50) |
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114.あの家族は裕福でなくでもみんなが温かな気持ちで毎日を過ごしていてとても微笑ましかったです。幸せな家庭に憧れているのでなおさらそう思えました。あんなに可愛らしい子供たちとたくさん愛してくれる夫がいるのに、どうして他の人と恋をしなけれなならないのかが疑問ですが、夫以外の人と恋に落ちたことがないから危険な恋に憧れがあったのでしょう。でも個人的な意見としてはあのまま家族と幸せに暮らして欲しかったなと思いました。話されている言語は英語なのにどこかヨーロッパテイストが漂う映画だなと思っていたらスペインとカナダの合作映画だったんですね。映像や音楽が素晴らしくよかったです。隣人のアンの話に涙を流すアンがとても美しかったです。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 09:04:17) |
113.①ピンク色のパッケージは、売れるらしい ②「死」をテーマにすると、売れるらしい ③タイトルに数字を入れると、売れるらしい。 【IKEKO】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-29 13:56:27) |
112.良くも悪くも考えさせられる作品だった。「予め死期がわかればいいのに。」と思うことはよくあるが、本作は現実に死期迫られた人間の立場に立った作品。皆さんご指摘の通り、周囲の人間からすれば自分勝手な人間なのかもしれない。けれど、死期迫った人間にとって、死んでしまったら後のことはどうでもいいことなのかも。だからその分今を楽しみ、自分の愛する家族のためにだけはしっかりとメッセージを残す。それはそれでいいのかなと思った。自分が主人公の立場に立ったら同じように自分の好きなことするだろうし。ただ一点、彼女に恋に落ちた男性については気に食わなかった。彼の人生はこの先暗いものになってしまうかもしれない。自分の死に身内以外を巻き込むなと言いたい。 【こばやん】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-04-17 01:05:55) |
111.良くも悪くも、小さな世界を描いた小品。変にドラマチックでない映像は悪くはなかったが、平凡なblogを読むような感じで、どう楽しんでいいのか良くわからない映画だった。タイトルのわりに「死ぬまでにしたいことリスト」が意味のない小道具だったなと思ったら、原題は全然違うことに後で気づいた。あの原題に、この邦題はないよなぁ。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-04-09 15:08:30) |
110.登場人物が皆良い人で、どのシーンも可愛くて素敵だった。『死』っていう悲観的なモノを普通の人生設計みたいに目標を立てて、それをこなしていく姿が、普通の日常的すぎて余計胸を打たれた。 【さら】さん 8点(2005-03-25 16:07:36) |
109.《ネタバレ》 死とはすべてを失う事ではない。死を受け入れるからこそ見えてくる大切なものがあるはずだ。いざ死ぬからって、好き勝手な事をするというのは違うだろ。何故、家族を裏切ってまで他の男と寝る必要がある? 死に直面しているからこそ、守るべきは「魂の高潔さ」でなくてはならない。自分にとって本当に大切な人たちに対し、一切の「負い目」無く逝くこと。それこそが大切なはずだ。 本来は家族と共に自分の死と直面すべきなのに、最後まで家族には自分の死を知らせる事をしない。心の整理をする間もなく先立たれた家族の気持ちを考えてるのか? また、家族を大切に思っていながら、昨日今日出会った素性も分からない男を本気で愛してしまうという浅薄な思考形態。その夫や子供に対する裏切りを死によって正当化している主人公の欺瞞と未熟な精神性にはウンザリさせられる。 浮気相手の男も最初はクールに接していながら、結局「やっぱり君の事が好きなんだ~。離れられないよ~」と情けない泣き言を言う始末。みっともない。死に際した者に対する「一夜限りの関係」として自分の「役割」を認識していると思いきや、まるっきり分かってない体たらく。お互い本気で心を奪われてどうすんだ。 しかも、その「浮気相手との交流」をメインに描く気色の悪さ。あくまで「したい事」の一つとして「いっぺん死ぬ前に他の男とセックスしたかったのよね~。さ~て次は…」と、さらっと流すなら良い。だが浮気が本気になったら、それは「裏切り」と呼ぶものだ。やる事はやっといて、その行為を殊更に奇麗事のように描く醜悪さには我慢できない。心を裏切られ、死を共有する事もさせてもらえなかった夫の気持ちを考えると居たたまれない。私も最後のキスシーンには背筋が寒くなった。 最期にこんな生き方と死に方で本人は満足に逝けたのか?疚しい気持ちを持たずに死ねたのか?もっと他にやるべき事は無かったのか? 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-03-20 13:56:30) (良:2票) |
108.《ネタバレ》 邦題からして死が間近に迫った人間が出来るだけ前向きに精一杯生きようとする話かと思いましたが、 全然違いました。邦題何とかしてくれ。 死ぬのを知ってるのは医者と本人だけで、家族さえ何も知らずにいきなり死なれるっちゅうのは、ちょっとねえ。不倫にしても相手を超本気にさせといて、そいでさいなら余命数ヶ月でした。おいおい~。 余命短い主人公の振る舞いもわからなくはないが、結局の所、 どうせ死ぬんだから他人のことなんか知るかー!ぼけー!やりたかったことやって死んだるっていう映画? という風に見えました。全体の淡々とした雰囲気は悪くないんですけどねえ。 【ぱぴんぐ】さん 3点(2005-03-14 16:52:46) |
107.物悲しいストーリーなのですが、敢えて起伏を抑えた淡々とした演出なのが、より深く哀しみを誘われました。登場人物が皆揃って優しい人達なのがまた悲しい。邦題は原題を素直に直訳したほうが良かったんじゃないかな。 【ライヒマン】さん 7点(2005-03-13 17:55:00) |
106.タイトル通りな内容ですけど、あまり家族とか、死というものに主人公が向き合っていない気がします。死ぬからってなんで旦那がいるのにそれ以外の人と恋をしなくちゃいけないの?残された子供、夫のことを考えずに密会を重ねる主人公の行動に共感せよと言っても無理な話ですよ。もっと旦那と子供に愛を注いで欲しかったな。期待はずれな作品でした。 【たかちゃん】さん 4点(2005-03-11 10:17:29) |
105.女性の視点から見てる作品だから、女の人は共感出来る部分もあるはず。10のリストを書いてる時の音楽とか、映像の出し方が好き。でもあそこで不倫?するのはいただけないわー。 【アンナ】さん 6点(2005-03-01 13:33:37) |