20.なかなか面白い! 先が読めないのも good! ありがちなストーリーですが..良く出来ています... 【コナンが一番】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-11 12:12:47) |
19.《ネタバレ》 どうしようもない男が天使によってカウンセリングを受けて癒されていくような話。どこか自信のない部分や、虚栄心は誰にでもあるので自分を投影はしやすい。しかし癒される感覚は伝わってきても、結局男は女にもたれっきりで自立した感じは受けません。最後くらい自立した姿を見せた方が映画として締まったと思うけれど、まあこのラストもこれはこれで悪くはないかな。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-30 18:54:03) (良:1票) |
18.作品の雰囲気が好き。主人公の男がかなり情けなかったなぁ。彼は今後あの彼女がいないと自殺してしまいそうなので最後はあの形で終わってよかったかな。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-23 23:39:11) |
17.巨匠ともなれば何をやってもいいもんかね?好き勝手やってる感じ。芸術性はあるかもしれないが映画である以上もっと観る側を意識したものを撮って欲しかった。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-07 03:42:33) |
16.《ネタバレ》 やっぱりリュック・ベッソン作品ってだけあってラストが一番気になる所。あのラストは評価がかなり分かれると思うけど、私はあの終わり方で良かったと思う。欲を言えば、まさかずきゅーぶりっくさんもおっしゃってるように、アンジェラが人間になるシーンだけカラーにして欲しかったな。途中、アンジェラの背中に天使の銅像の羽が重なるシーンがあるけど、あのカット、とても素敵。好き嫌い分かれる作品ではあるけれど、一言で言うなら素晴らしい。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-04 12:24:13) |
15.《ネタバレ》 不思議に魅かれる映画でしたね。ただ、個人的にベッソン監督作品では、レオンやニキータ、グランブルー、サブウェイやジャンヌダルクという代表作より、フィフス・エレメントが一番好きなんですよね・・すいません。今回のアンジェラは、一言言えば最後まで主人公の男に感情移入できなかったに尽きますね。なんか生理的に受け付けない、あの顔と口調・セリフ(オイオイ、そんなトコかよ・・)。最初~中盤だるくて。でも、後半アンジェラが自分の存在意義に葛藤し、ココロ揺れ動いて、愛し合ってファーストシーンのように川に落ちて・・なんてベタな感じで・・良かった。朝のパリの街で朝食もステキですが、夜の新橋のネオン街の焼き鳥も・・ウマイすよ~ねえ。コメント数が少ないんで、やっぱコケたんでしょうか。 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-03 21:36:36) |
14.実はアンジェラって天使ではなく悪魔だったのでは?タバコ吸ったり競馬でどの馬が勝つか教えたりやる事は悪魔に近い様な気が。ラストも飛び立つ瞬間の目が天使ではなくあれは間違いなく悪魔の目だった。 |
13.《ネタバレ》 惜しい映画だったと思う。 オール白黒で味がある雰囲気を作り出し, ファーストシーンとラストシーンの対比(表情の違い)とかうまいし アンジェラに天使の像が重なるとこのカメラワークとか天才的なんだけど ストーリーとラストの強引さと前の人も書いているけれどワケの分からん演出も 多く含まれていて全体の完成度が落ちてしまった感じ。 もったいない。 【wataruBEC】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-18 01:37:41) |
12.「デイジー」が若・鈴木京香&福山雅治韓国版なら、本作は若・楠田枝里子(紀香さんか里佳子さんも可。笑)&植草克っちゃん欧州版か。 この主人公がコンプレックスだらけのお子様で、やっぱ少年隊や、違う違う。 「アメリ」の八百屋君が「ファムファタール」の蛇ブラ女に励まされ、自分の長所短所を抱き合わせて再生しよーという話。 この監督さんが出す女優さんっていっつも「長身で男前顔のいかつい美女」ばっかりちゃいますか(笑)。 ダメ男氏はそういうタイプに憧れ、頼りたいのかな? ウチにも小柄男さんが一人いますが、そういえば「高身長○女なんとか~」なる派手な柄のDVDをパソコン誌の間に隠し持っております。心身ともにアンジェラを求めてるのかな?(爆。言及してないので許して。同ページ同じ向きに戻してありますし。観てから●~*)。/あぁ、でも正直言って最初からずーっと喋り続けるアンドレ役ジャメル・ドゥブーズを90分見続けるのはキツかったです、ごめんやでー(「追憶」の2時間酷という殿方のキモチがわかりましたm(__ )m)。 これからも大丈夫かな?また落ち込むこともありそうな、甘く心配な結末であった気もしますが、、パリがあーんなに美しいんだもん、生きていかなくちゃ!しっかりぃ! 【かーすけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-19 17:43:38) |
11.《ネタバレ》 最後さえ・・・最後さえ、あれでなければ・・・というのが感想と言うか、願いというか、心境と言うか。強い女、情けない男。最後は反対、弱い女、たくましい男。それはいいのに、なぜだろう、なぜ最後、あえてあういう結果にしたのだろう。意図が掴めない。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-19 00:24:01) |
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10.《ネタバレ》 誰しもアンドレに重なる部分があるのでは?かく言う私もそのひとり。自分をごまかし、嘘をつき、後ろを向き、そうでないと泳いでいけないよ今の世の中。だけどアンジェラはそれじゃいけないと教えてくれる。…うん、言いたいことは良く分かる。それなりに同調も感動も出来た。モノクロの画面も、アンジェラの金髪と白い翼を引き立てるのには有効だったと思われる◆煙草を生やし、灰皿ぷかぷかまでは我慢した。けど…「ばっさばっさ」はいかんでしょう。消えるならもっとスマートにお願いします。という訳で「ばっさばっさ」に減点1。 【椿庵】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-06-11 10:57:29) |
★9.《ネタバレ》 リュック・ベッソン久しぶりの監督作と言う事で期待して観て来ました。 天使とデート+電車男÷2といったとこでしょうか? 人生ドン底の主人公に天使が降りてきて、生きる勇気を与えてくれる話ですが、兎に角この天使がデカ女で乱暴者、タバコは吸うはしかも娼婦だという。主人公は中東系アメリカ人でチビでブ男。この凸凹コンビがおもしろかったと思う。 鏡の前でアンジェラがアンドレに「愛してると言えないのは、愛してると言われたことが無いから」と言うところで、なぜかズキッ!ときてしまった。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-28 07:07:17) |
8.基本的に自分はリュック・ベッソンをそんなに大物とも思っていないから、“ああ、こんなもんでしょ”って思いました。妄想癖(しかも思いっきり甘い)全開のかまってちゃんが自由にお話を作れるとしたら、こんな映画を撮るだろうと。そんな内容のオハナシでも、一応エンタテイメントに耐え得る作品に仕上げてしまっているのが、素人とプロの違い。やっぱり撮影技術は目を見張るものがあるんだよね。特に橋でのカメラの設置には細心の注意が払われている。あとパリの景観の撮り方も、地元民ならではのさりげなさが漂っている。白黒にしたのは甚だ疑問だが、パリならではの美しさだけで、それなりの満足度は得られたかな。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-27 23:45:34) |
7.リュック・ベッソン版「電車男」。思いっきりわかりやすい成長物語に、はじめはくだらないな~と思いつつも、いつの間にか主人公に自分を重ねて観ていた自分に気付き、一人赤面。エンディングは「フィフス・エレメント」よろしく仰天のハッピーエンドになっちゃっていて評価が分かれるだろうが、これはこれでよかったと思った。そうじゃなかったら、色々あっても主人公の人生は結局モノクロなまんまになっちゃうから。自信を無くしている時に、夜中にこっそり一人で見たい一本。 【ぽん太】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-26 21:42:56) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 リュック・ベッソンはアメリカ資本の作品より、こういった小作の方がいきいきとしている気がします。この作品を監督するまで「ジャンヌ・ダルク」から6年、その間アクション映画のプロデューサー等をしていましたが、最後にこれをやりたかったのかと妙に納得してしまいました。灰皿が浮く、タバコが戻る、天使の羽根等、現実的な話が非現実的になる一瞬も、スタイリッシュで淡々と進む演出へのスパイスになっていて個人的には映画の雰囲気も嫌いではありませんでした。アンジェラは男の内面の鏡であり、男が自分自身を見つめ直して自身を好きになる事により、投影されたお互いが惹かれ合っていくという流れも、先が読める分だけ安心して観る事が出来ました。主人公の男性と、リー・ラスムッセン演じるアンジェラの凸凹ぶりがモノクロ映像も相まって楽しさを助長している。但し最後、アンジェラが人間になるシーンだけパートカラーにしても良かったのではないかな?と思いました。「シティ・オブ・エンジェル」で題材は好きだけど消化不良だった方、「バッファロー'66」のようなダメ男バンザイ映画が好きな方、富樫義博氏の漫画「てんで性悪キューピッド」の聖まりあのような女性に出会いたい男性などにお奨め映画です(笑)これを観ると「ベッソン最後の実写映画」と言われても妙に納得してしまうような雰囲気があります。 |
5.《ネタバレ》 そもそも白黒にする必要性があったのか。あまり効果的ではなかったと思う。煙草が元通りなったとこで冷めた。でもラストは「いいじゃん…」と浸っていたら、「ホラー映画が始まるのか?」「フロム・ダスク・ティル・ドーンみたいになるんか?」そして、不自然な動きで羽がパタパタ…なんじゃこりゃ。 【Syuhei】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-05-17 09:49:42) |
4.《ネタバレ》 母国フランスでは大コケ・駄作扱いされていた本作だけど、まったく駄作というわけではなく悪くはなかった。しかし良くも悪くもない中途半端な映画という印象を受けた。 映画自体は、説教くさいテーマであったが「嘘をいわずに真実をいえ」「人に愛されるような人間になり、なおかつ自分自身も愛せ」「自分に自信をもて」などそれなりのテーマを描きつつ、ラブストーリー的な要素や「別れの辛さ」なんてものも描かれている。しかし、これらのテーマなどが上手く演出されてはいないという気がする。特に、アンジェラの過去がなく苦悩するところや、アンジェラがアンドレのことを本当に好きになり始めて困惑してはやく空に帰りたがるという、肝心の「終盤」をかっ飛ばすほどに雑に演出しすぎている。ここは繊細に演出すべきだろう。 また、アンジェラが天使であることがあまり活かされているとは思えない。途中で正体も明かしてしまっているため更に面白さがなくなっている。天使とはっきりと描くのではなく、ラストは「果たして、アンジェラとは、夢だったのか、幻だったのか、天使だったのか、それとも生身の人間だったのか…」というような余韻を感じたかった。「グランブルー」「ニキータ」「レオン」で感じた「二人の別れ」の「前向きな切なさ」のようなものを演出できる人ではなかったか、リュックベッソンという監督は。お決まりのハリウッドエンディングを良しとする人だっただろうか。 むしろアンジェラは生身の人間の方が面白いのではないか。傷ついた男女が同じ時間、同じ橋で自殺未遂を図るという奇妙な出会いから、お互いがお互いの心の傷を癒していくというストーリーの方がよりベターな気がする。 また、この映画は「最後の戦い」でみせた白黒映画であり、「グランブルー」のような美しい風景をみせており、レオンでの名ゼリフ「「OK」は言うな。(個人的には使って欲しくなかった)」やフィフスエレメントで描いた「愛してる」と言い出せないシーンなど、リュックベッソンの集大成のような映画になっている。しかし逆の見方をすると、前作から6年経ったベッソンの成長のなさ、才能の限界や、監督能力の減退を見せつけられたような気もする。 この内容なら思いきって「最後の戦い」のように全くセリフをつけず、演出と俳優の演技だけでみせつけ、終盤の「ジュテーム」のみをセリフにするとか思いきった演出がみたかったところだ。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-15 22:58:58) (良:2票) |
3.“リュック・ベッソン6年ぶりの新作”と聞けば否が応にも観なくてはどうしようもないという感覚に陥る人はとても多いと思う。たとえそこに大いなる「不安」が存在しようとも…。 だが、その不安はその予感があったことすら消え失せると思う。「ああ、ベッソン映画だ」と思わせる台詞やカメラワークに安堵と共に引き込まれる。ストーリーはシンプルで、描かれるテーマも“ベタ”とも言えるほど普遍的なものだが、だからこそそこに生まれる“感情の揺れ”が際立つ。 美しい新星と愛すべき主人公という“ベッソン的王道”とも言える構図による『純愛』で、リュック・ベッソンが還ってきた。そう信じたい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-15 22:40:20) |
2.《ネタバレ》 「ジャンヌダルク」以来久方ぶりのリュック・ベッソン自身の監督作ということで、さすがに脚本や製作に関わって多発された作品とは違い気合が入っているなぁという印象です。〝自己を愛せなければ人を愛せない〟を越えて最後に二人が一緒になったのは少々違和感を覚えましたが、アンジェラがアンドレの内面の姿という事は表と裏の一枚のコインのようなもので、これぞまさに自己愛の完成形なのでしょう。モノクロですがそれが非現実感を漂わせ、アンジェラも変に色っぽくなり過ぎていないので良かったです。それに〝OK〟等の台詞は「レオン」を思い起こさせニヤリとさせてくれます。ただ、白黒の映像美か懐古主義か少年の心か分りませんが、美しい心を写された姿が金髪美女というのは旧式な感じがします。まぁどっちにしろ男の私はアンジェラにヘコヘコ付いて行ってしまいそうなので;どうでもいいのですが。ということで待ちに待ったほどではありませんでしたが、私は満足しています。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-15 17:58:22) |
1.自分自身を肯定することで、主人公が生きる希望を見出していくまでの展開が、ただただ素晴らしい。もしも自分にフランス語が分かったら良かったのに。日本語に訳されてはいるが、そう思わせるほど言葉の運びがうまい。人の弱さの描写がうまい。相手が天使である事実を知らされ、「なぜ、俺だ?」と浮かべる涙。鏡を前に「愛している」とつぶやく時の涙。全てのシーンの涙に共感できる。それに併せて、鏡の中や空の上など、主人公の心理描写に合わせて繊細に撮られた、古典的な匂いのするカメラアングルも秀逸。こんな時代に、こんな映画にお目にかかれるとは思っていなかった。・・・・・・ああそれなのに、なぜベッソン、あなたは余計な興醒め演出を好むのか?なぜ繊細な高級料理に蜂蜜をぶちまけるのだ?翼を描く必要がどこにある?超能力を描く必要がどこにある?主人公の素晴らしい台詞、表情だけで、ただシンプルにそれだけで、彼女は素晴らしい天使なのに!モノクロームの繊細な心の世界から一転、最後の最後に余計でガサツな演出が入ってしまい、それだけが悔しくて悔しくてならない。それがなかったら、近年にない完璧な映画なのに!・・・・・・エンターテインメントに走った(それは別に悪いことじゃないが)リュック・ベッソンには、もうこんなレオン・二キータ時代の映画は撮れないのかと思っていた。個人的に大変惜しまれる部分はあったが、次の作品に大きな期待が膨らむ一作だった。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-15 08:43:38) (良:1票) |