14.《ネタバレ》 航空機の墜落の謎は導入部から真剣に観るとわかりますが、
ダラダラ観ていたらわけがわからないところがあります・・
人間が入れ替わったり着替えしたりグルだったりと、
スパイ映画みたいなのでややこしいんですよ。
そしてチラッと見るとなんと航空機がバミューダ海峡に沈んでゆくではありませんか!
そこからがほとんどの時間なのですがコレは面白いというかマジ怖い・・
海底まで沈んだ航空機に閉じ込められてどうやって脱出できるのか?
後半なんか緊迫感が伝わり怖かったです。
やはり私は海洋パニックが怖い・・
怖い嫌なところを映像化されると(自分がそこにいないから)面白い・・
航空機をどうやって海の上に戻すんでしょうか?
ラストで字幕がありましたが、
これはフィクションですが実際にこういうこともできる可能性があるみたいなテロップ。
閉所・・海底・・怖いです。
俳優がすごい顔ぶれですね~!
お気に入りのJ・スチュワートはもうお年で航空機の持ち主役です。
他にJ・レモンがこれまた大活躍する役なのです。
レモン氏は私の苦手な演技の方の俳優さんだったのですが、
これはリアル感ある等身大でいい役です。
C・リーはこの中でも現在活躍中のすごい名優ですが、
このころニコラス・ケイジ似だったんだ・・(笑)
「1941」でも海に放り込まれ、
「クリムゾン・リバー2」でも水死してた・・
なぜにリー氏はこんな役ばかりなのか??
他にも名優ぞろいでとにかく往年のおじさん俳優ばかり(爆)
最初のスパイみたいなのは単なる絵画泥棒ですので、
こいつらはルノアールの絵がほしいんだと理解してください。
私は後半から真剣に観てわからなかったのでもう一度、
最初から見直しました。
やはり人物の編集が不親切でわかりにくいところがありました。
でも面白いことは確かです。
テンポがよくてアクションが多い映画ではありませんが、
ジワジワと来る怖さと奇想天外な結末は楽しめます。
じっくり密室劇のようなパニックものを観たい方に特にお勧め。
しかし暴力的なシリーズですね~・・