ラスト・ターゲット(2010)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラスト・ターゲット(2010)

[ラストターゲット]
The American
2010年上映時間:105分
平均点:5.40 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-07-02)
アクションサスペンス犯罪ものハードボイルド小説の映画化
新規登録(2011-05-09)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2015-04-29)【8bit】さん
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監督アントン・コービン
キャストジョージ・クルーニー(男優)ジャック / エドワード
ヴィオランテ・プラシド(女優)クララ
テクラ・ルーテン(女優)マチルダ
フィリッポ・ティーミ(男優)ファビオ
脚本ローワン・ジョフィ
音楽ヘルベルト・グリューネマイヤー
製作グラント・ヘスロヴ
ジョージ・クルーニー
配給角川映画
美術マーク・ディグビー(プロダクション・デザイン)
衣装スティラット・アン・ラーラーブ
編集アンドリュー・ヒューム
あらすじ
裏世界に生きるジャック(ジョージ・クルーニー)は、何者かから襲撃を受ける。組織の指示でイタリアの田舎町に身を隠しつつ、潜伏中の仕事として狙撃ライフル制作を請け負うが…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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30.《ネタバレ》 スウェーデンの雪景色の中でのオープニングにかなり期待しました。
しかし、イタリアの田舎町の雰囲気景色はかなりよいのですが、何が始まるのかと思えば娼婦との恋愛なんだもの。
私はこの娼婦もそのうちやられちゃうんじゃないかと、二人きりになるシーンになる度にハラハラしたのに。
とにかく暗殺者であるジャックの人物像があんまりよくないと思うのね、魅力的じゃないです。
原題は「The American」なんですが、ヨーロッパでのアメリカ人てスナイパーですらこんなもんなんですかね。
敵を追う、狙う、射殺する時の身のこなしや顔つきにプロフェッショナルなキレを感じないからかっこよくない。
話の内容もこれといって面白くないです。
なぜジャックは組織から狙われることになったのか、それくらい明確にしてほしい。
それすらよくわからないし、何も起きず娼婦とのイチャイチャだけ見せられて、いったい何がしたいのかさっぱりわかりませんでした。暗殺者の恋愛映画だったんですかね、それをクールにハードボイルドに仕上げたかったみたいですが失敗例のように感じました。そもそもイタリアじゃ無理かも、そのまま舞台は北欧のほうがヒリヒリ感は保てたんじゃないかと思う。
イタリアの女優さんたちが色っぽくて素敵だったことと、神父さんのキャラが唯一の救いだったような気がする。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-07-19 14:55:17)(良:1票)
29.《ネタバレ》  良く言えば手堅いつくりなんでしょうけど、手堅すぎて面白みに欠けます。アメリカ産とは思えないくらい淡々としています。なんかヨーロッパ系のお堅い感じの作品。
 特に前半1時間はオープニングを除いてこれといったことが何も起りません。
 何か起りそーな予感はある。そーゆー緊張感はずっとある。音楽も『なんか起るぞー』って感じで煽ってくる。でも何も起りません。そんな予感と緊張感だけで1時間ひっぱるのは流石に無理だと思います。
 依頼された銃で自分が狙われるかもしれないと気付き、銃に細工をしかけておくっていうのは、ありがちだけど好きなオチ。結果、女ヒットマンの頭がパーンってなっちゃうのもビジュアル的になかなか良かった。
 ただ女ヒットマンも、それくらいの危険は察知してほしかったです。ジャックが警戒しているのはカフェでわかったはずだから。渡された銃に何か細工がしてある可能性くらいは考えなよ。
 なぜボスが自分を消そうとしているのか。そーゆー背景を一切語らない潔さと分かりやすさは嫌いじゃないです。
たきたてさん [DVD(字幕)] 5点(2021-02-26 14:35:13)(良:1票)
28.《ネタバレ》 お話がただただつまらない。
序盤は、非常に期待をそそられる。
雪山で狙われる、一緒にいた女を無情に殺す、その後イタリアの美しい街で隠れてすごす、主人公が何者なのか謎だがどうも闇の世界の人間っぽい。
いいね!すごくいい。これは面白くなりそうだ、と最初は思った。

しかし、その後は地味な展開が延々と続き、そのまま大して盛り上がりもないまま終了。
作ったやつ、このストーリーで見るものをどう楽しませたかったのかね?

あと、風俗嬢に入れ込んじゃうってのはどうなの。
渋いオッサンと思ってたら、いきなり風俗に行って、オキニの子に入れ込んで通い続けるんだから、びっくりした。
ゴルゴ13もよく女を買ってたけど、欧米の感覚じゃ、買春するのはそんなにダサくないわけ?

でも、ゴルゴはあくまで向こうから誘ってきた売春婦を買って、しかも、ガンガン気持ちよくさせてメロメロにさせてから去っていくんだが、この主人公、せっせと風俗店に通い詰めて、お気に入りの子を毎回指名してるんだよなあ。風俗にハマったサラリーマンかよ。
ところで、売春婦が殺される事件があったようだが、あれは一体何だったの?オキニの風俗嬢がピストルを持ってることの理由付けにしたかっただけか?

ちなみに、最後で主人公を狙撃しようとした女が撃つ直前頭から血を吹いて倒れるシーン。あれを「女が誰かに狙撃された」と誤解している人もいるみたいだけれど、あれは、女が自分を狙ってくることを予見していた主人公が銃に細工をして撃ったら暴発するようにしていたということ。

さて、内容はいまいちではあったものの、
主人公が過ごした町は、一週間くらい滞在したい!と思わせるようなステキなところで、旅番組としてなら面白かったのかもしれない・・・
椎名みかんさん [インターネット(字幕)] 3点(2020-11-16 00:25:41)(良:1票)
27.とても寡黙なので観る者が細部を想像力で補わなければならないストーリーは親切ではないのですが、話の流れを追うより画の余韻を味わうべき作品です。元カメラマンという肩書も納得の監督の美的センスが1シーン1シーンに反映され、女優の裸体の美しさや机の前にただ座っているだけのG・クルーニーのショットすら西洋絵画のようです。
小高い丘に石造りの建物が並ぶイタリアはカステル・デル・モンテのロケーション力は抜群ですし、銃を改造あるいは組み立てる時の手さばきは熟練の技術の粋とも言え、もう「画のチカラ」で引っ張ってくれます。
ただキャスティング。ジョージ・クルーニーは評価しづらいです。どこまでもヨーロピアンな香りの本作に、いつも歯痛をかかえていそうな単なる仏頂面のクルーニー。もともと表情に奥行きの無い表層タイプの彼はあからさまに「アメリカ人」なのですが、考えてみれば原題はThe Americanですし、ここはクルーニーで正解なのかな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-29 22:57:58)
26.ジョーニ・クルーニーが哀愁のある渋いアメリカ人を演じています。舞台のイタリアのカステル・デルモンテも美しいですし、クララもマチルダも美人。無口なクルーニーに、登場人物の最低限のセリフも良いですね。売春婦に恋をするという展開も気に入りました。神父さんも良かったです。映像や音楽も含めて最後までじっくりと堪能しました。ラストシーンも良かったです。これはラブストーリーですね。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2020-09-02 02:59:18)
25.《ネタバレ》 謎の多い銃の調達屋(その割には殺しがうまい)が謎の多い展開で謎の死を遂げる不思議な映画。冒頭ひっそりと暮らしている主人公を襲ってきたのは誰でそして自ら愛人を射殺したのはなぜ?マチルダのために銃を調整し約束どおり渡したのに、マチルダがその銃で自分を殺しに来るとは。それを主人公は予期しているなんてそんなばかな。銃の照準をずらしたので的が外れてファビオに当たるのかと思えば、なんと暴発したのかよくわからなかったが、マチルダがあっけなく死んで、今度は、頻繁に連絡をとって一見男の友情で結ばれていると思っていたその親分が、後ろから主人公をそっと追いかけて殺しに来て、もっと遠くから撃てばいいのに、近づいて主人公に気づかれ?振り向きざまに撃たれるお粗末さ。必死でファビオの元に駆け付けるが最後は息絶えるが、なんでファビオは先にそこに来ていたのか、車なんかなかったぞと突っ込みました。なによりも金で買った売春婦に一目ぼれし律儀に他の女を指名せず毎回ファビオを指名することで女の歓心を買い(私もキャバクラでよくしたが成功率ゼロでしたぞ)狭い町でデートを繰り返し将来を誓うなんてあまりにも安易でどうかと思いました。ファビオは最後の日も今晩お客と合うと言っていたほど人気があり多くの男の顧客がいるのに、ほとんど人通りのない小さい町でデートしてたら(レストランでも)多くのマラ兄弟に出くわす可能性が大でその辺ひやひやして見てました。ということで消化不良の謎と疑問のせいで6点です(ちなみに小生の最低得点は5点です)。
黒部の太陽さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-01-19 17:19:45)(良:1票)
24.《ネタバレ》 高級食材を集めて料理を作ってみたがちっとも美味しくならなかったという典型例か。一つ一つのプロットには拘りがあって本当に最高級なのですが、これがどうにもウマく機能していません。惜しいとしか言いようがない作品です。

雰囲気も景色もシックで上質ですが、まずセリフ&説明が少なすぎて感情移入が難しいです。オープニングに関しても観客はパッケージを見て知っているから「ああ、彼は暗殺者で人里離れた場所に隠れているんだな」ということが理解できますが、パッケージを見ていない人には意味が判りません。同様に何故女性を後ろから射殺したのかも理解が難しい。このように終始全ての場面が説明不足なので観客が勝手に想像するかイミフのまま進むしかないのが凶と出てしまっています。主人公が寡黙過ぎて何を考えているのかもほとんど理解できず、携帯電話を捨てた理由も微妙、娼婦を買っている理由もよく判らない。裏を返せば説明がないおかげで情緒的にはなっていますが、とにかく間延びしていて退屈としかいいようがない展開が続きます。

中盤、女性二人が絡むサスペンスに突入してからはそれなりに楽しめます。どちらかが騙すんだろうなということは理解できてもどちらが悪人なのか判断がつかずハラハラさせられます。反面、意味ありげな神父と車の医者が関係するストーリーはセリフが哲学的でよく理解できません。
終盤早めに女のほうのサスペンスが終わってしまうのでオチは割とバレバレ&結構ベタな展開で何となくしらけムードが漂います。説明不足のしわ寄せからまるで他人事のようにどうでもイイ感が漂ってしまっています。景色が素晴らしいのとジョージの演技がイイのがせめてもの救いです。

文句たらたらですが、閑散としたレストランで女との取引を終えるシーン、終盤、車中で自分の体がモタないことを悟ってハンドルを叩くシーンなど非常に印象的で素晴らしいシーンもありましたので本当に惜しい作品です。個人的には情緒的な雰囲気が好きなので掃いて捨てるには惜しい映画でした。ちなみに原題の「The American」のほうが内容を端的に表していてイイと思いますね。(ラストターゲットはセンス悪すぎ。邦人のセンスのなさにガッカリです)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-24 16:58:24)(良:1票)
23.《ネタバレ》 冒頭のスウェーデンの雪原に、イタリアの静かな村。徹底的にヨーロッパの香り漂うアメリカ映画です。
雰囲気はとてもいい映画でした。寡黙なジョージ・クルーニーの佇まいも良かったのですが・・・。
なぜ彼は人里離れたスウェーデンの雪原で隠遁生活をしなけれなならないのか?なぜ彼は命を狙われているのか?
そのあたりの事情の説明が無いわりには、登場人物が極めて限られる作品ということもあり、
誰が彼の命を狙う黒幕で、誰が実行犯になるのか、あまりにも分かりやすい。
しかも「人生は、最期が最も美しい」という見事なまでのネタバレ・キャッチコピーがつけられてしまっているので
その結末も見る前から容易に想像がつくことになります。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-05 18:41:28)(良:1票)
22.セリフ少なっ!ヨーロッパ映画かと思ったら、アメリカ映画だよ、意外!!
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 5点(2017-12-31 04:39:45)(良:1票)
21.《ネタバレ》 ど派手なハリウッド映画に辟易していたところ、期待せずにたまたま観たのですがのめり込みました。
イタリアの美しい景色を見事に切り取った映像、もの悲しい音楽、ジョージ・クルーニーを初めとする役者の見事な演技、
どれをとっても満足のいく作品でした。
イタリアの小さな田舎町にも人それぞれの歴史があることを簡潔に描きながら(神父のエピソード)、
主人公の観察眼の鋭さを説明する巧さは監督の力量なのか原作のうまさなのか。

後半、私は結末が読めた(と思った)のですが見事に裏切られました。

マチルダ(テクラ・ルーテン)のターゲットが自分だと気付いたジャックは(ケースを開けて銃を取り出すシーンがありました)、照準をわざと狂わせた。そして「聖体行列」の観衆の中で抱き合うジャックにマチルダ照準を当て狙撃するが、その弾はファビオに命中するという悲しい結末・・・全く違いました^^

ファビオの許に急ぐジャックは早く着かなければ自分の意識が遠のきそうだと、もどかしさからハンドルを叩くシーンは胸にぐっときました。

CGは2回だけ、白い蝶だけだったので許しましょう。
karikさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-10-08 16:27:13)
20.《ネタバレ》  まさかの恋愛映画でしたね。
 冒頭、主人公が恋人と思しき女性を射殺するシーンが描かれており、色恋沙汰を排したハードボイルドな作風かと思いながら観賞していただけに、意外な印象を受けました。

 作中に映し出される風景は美しく、それらを眺めているだけで癒されましたし、観賞中「大人」の雰囲気に浸る事が出来る映画というのは、決して嫌いではないです。
 ただ、上述のように予想以上に恋愛要素が色濃くて、戸惑う面も大きかったですね。

 何と言っても、冒頭のプロフェッショナルとしての主人公の姿と、イタリアの町を訪れてからの主人公の姿が、どうにも一致していない印象を受けてしまいました。
 途中、ヒロインの事を疑って殺そうとする展開になるも、結局は悩んでいる内に「彼女は無実だった」と気が付くオチになったりして、何だか肩透かし。
 じゃあ最初のスピーディーな射殺っぷりは何だったのか、とついつい思ってしまいます。
 冒頭の彼女は恋人ではなく、自分が勝手に勘違いしていただけかも知れませんが「何で今回は対応が違うの?」と思ってしまい、最後までその違和感が拭えませんでした。
 それだけ彼女の事を愛していたんだろう、と納得さえ出来たら楽しめたと思われるだけに、非常に残念。
 せめて、もっと年数を経過させて、冒頭のシーンを遠い過去の出来事として描いてくれたのならば、印象も違ったかも知れません。

 主人公が黙々と腕立て伏せを行ったり、銃を組み立てたりする場面などは、とても良かったですね。
 クライマックスの、小銃に仕掛けを施しておいた事が分かるシーン。
 そして、無事に助かったかと思われた主人公が、実は撃たれていたと分かるシーンなども、衝撃的でした。

 熟成された苦味と同時に、どこか煮え切っていない甘味のようなものを残している。
 そんな一品だったと思います
ゆきさん [DVD(吹替)] 6点(2016-05-29 18:01:59)(良:1票)
19.ジョージ・クルーニーが寡黙に職人さんを演ってます。冒頭で意表をつかれるものの、イタリア南部の小さな村を舞台にした静かな映画です。ただしこの主人公、職人さんとは言っても、彼が作るのは怪しげな組織のための怪しげな暗殺用の武器、だもんで、静けさの裏に緊張感もはらんでおります。これぞハードボイルド、といった感じで、セリフが少なく、ジョージ・クルーニーは黙々と筋トレを行ってみせ、あるいは黙々とタップを切ったりボール盤を回したりの作業を行ってみせる。その不愛想さがイイんですね、彼と娼婦との、恋愛と言ってよいのかどうかの微妙な関係に、微妙な緊張感をもたらして。
完成した武器の試射を森で行う場面で、離れた場所に標的を置いてくる、という、物語の上では重要とも言えぬ一連の動作を、時間をかけて描いてますが、ひとつには、この「場所」をしっかり描きたかったのでしょうか。この森こそ、彼にとって、そして恋愛映画でもある本作にとって、重要な場所なのだから。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-01 08:51:22)(良:1票)
18.ジョージクルーニ-のスナイパーどんなアクションを魅せるか期待して鑑賞させて頂きました、
最初のアクションだけで後はイタリアの風景と美女を鑑賞する映画でした、どこがスナイパー
映画だったのか最後まで判らず鑑賞終了。
SATさん [地上波(吹替)] 4点(2015-11-13 22:43:24)(良:1票)
17.《ネタバレ》 説明はいっさい無い 主人公や敵や味方、状況を自分で想像しないといけない映画だった アクション映画かと思っていたが地味な殺し屋の日常を描いた映画 フランス映画の様な淡々とした進行だが常に緊張感があり中々面白かった 冒頭で正体不明の敵に襲われるが戦いの最中にいきなり恋人の頭を後ろから撃つのは衝撃的 殺し屋の凄まじい日常を見せつける 常にクールな主人公だがストイックな生活の割にどこに行っても女無しではいられない所に若干の違和感が有る しかしこれが殺し屋という命がけのストレスに晒されて生きる男の性癖というものなのかもしれないと後で思った しかしその辺も見る人の勝手な想像力を必要とする映画だ 主人公がライフルを加工したり、弾を改造したり、銃を偽装する過程が丹念に描かれていてガンマニアであれば充分に引き込まれる作りになっている その分アクションは控えめだが靴音が響く石畳の上を靴を脱いで(しかも靴を隠す所も描かれていた)敵を追うとかマニアックなバトルでその辺も感心した この地味なアクションや、銃の構造や改造に興味が無い人はこの映画をつまらないと感じるかもしれないな 最初に殺した女や、元締めらしいオヤジが何故主人公を始末しようとした理由とか、そもそも最後の仕事を終える前にこの仕事を降りようとした理由等がはっきり説明されないのでモヤモヤ感がある しかしその理由を自分なりに想像すると、最初の殺した恋人は刺客とグルだった(あるいは刺客が来た時点でそう判断した)、元締めのオヤジも刺客のスウェーデン人の仲間だった 元々依頼されたライフルは自分をターゲットにする為に依頼されていたと言う事実に途中から気づいた、って言うことかな エンディングはまったく意外じゃない所が逆に意外だった 実は新恋人も刺客だった、みたいな想像をしていたのに、そこはホッとしたと同時にちょっとがっかりした
にょろぞうさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-19 10:02:41)
16.《ネタバレ》 まぁーとにかく静かな映画。ほとんど無音で地味~な展開、だがしかし、すごく良かった!。銃の注文・カスタマイズ作業など某漫画(そうアレです)を彷彿させるシーンはいいですね~。常に命を狙われてる緊迫感がよーくでてるし、寡黙で蝶が好きな静かな男をジョージ・クルーニーが好演しています。そして、そんなシブいジョージに華を添える超美人の二人。いかにもイタリア美人なヴィオランテ・プラシドとクールなオランダ美人テクラ・ルーテン。いやーーため息級な美人の共演にこれまたため息。いやーとんでもない美人というのは、、、いるもんですなぁ(感心) まぁある意味派手さは全くない(笑)ので、合わない人には合わないでしょうね。美しいイタリアの風景と独特の絵的センスはとても良かったとオモイマス
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-01-20 09:49:31)(良:1票)
15.《ネタバレ》 渋くてかっこいいジョージ・クルーニーとイタリアの景色は素晴らしいが、それだけでは良い点は付けられない。
それにしても、下っ端の殺し屋一人始末するのに、大がかりな仕掛けをするのかなぁ。すごく疑問。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-10 20:04:15)
14.《ネタバレ》 なんなんですかね、この中途半端な映画は。スパイアクションなのか、ヨーロッパ風のアート系な映画なのか、それとも美しい景色を背景にしたラブストーリーなのか、全てに於いて不完全燃焼。せめてどれか一つに絞ればよかったのに、せっかくのジョージ・クルーニー主演も台無しです。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 4点(2012-05-20 20:12:09)
13.《ネタバレ》 「暗殺者」を描いた映画はゴマンとあるだろう。プロフェッショナルで孤独、故に心の拠り所や安息、愛を見つけるとそこへ向けて歩き出す。「レオン」然り。しかしあんなものと比べられない程に成熟したワインの如き良い雰囲気がこの映画にはある。暗殺者ジャックを演じたジョージ・クルーニーが醸し出す悲哀と緊張感、愛する女を見つけ、得た時にそれらから解放された表情には説得力があります。そして写真家として成功を収めていた監督が切り取るイタリアの田舎の風景が情緒豊かで美しい。派手な演出は一切無く、暗殺者ジャックの仕事ぶりと心の内を描いている。中でもカスタム銃を製作する工程はビジュアル的にもマニアックであり、興味を惹かれる。そしてジャックの几帳面で潔癖な性格まで分かる。同業者マチルダにオープンカフェでカスタム銃の依頼を受けた時のプロ同士の銃に関する会話、その後の試射の緊張感と言ったら凄まじい。ジャックの銃を構える早さにドキッ、とさせられた。こういうシーンの方が退屈するどころか、派手な銃撃や心理戦なんかよりもずっと見応えがあり魅了されるのは、その目的(カスタム銃依頼・製作)をきっちり伝え、無駄無く演出しているからだと思います。ジャックが心の拠り所と安定を求めたのはOPで一緒にいた女性、カスタム銃を依頼した同業者のマチルダ、そして娼婦のクララ。もう一つの見所である女性と一緒にいるシーンです。常に自分の背後を気にしながら生きてきたジャックが手にした得難い本当の愛。分かっていても罪を犯した者には得難い夢だったのか。
mikiさん [CS・衛星(吹替)] 10点(2012-04-23 16:52:02)(良:3票)
12.う~ん、ひたすらシリアスで、暗く、まじめな創り..この手の作品が大好きだが..あまりにも、限定された情報の中での展開に、後から冷静に振り返ると、いろいろ腑に落ちないところがある..映画として、ストーリー設定が中途半端かな..序盤、秀作の予感がしただけに、残念...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-11 15:14:09)
11.《ネタバレ》 隠れ家を襲撃してきた刺客を撃退すると、その一部始終を目撃してしまった恋人も躊躇せず射殺する主人公。ハードボイルドの傑作を予感させる冒頭に期待は高まったのですが、内容はかなりの肩透かしでした。見せ場どころかまともなセリフもなく、こわばった表情のジョージ・クルーニーをひたすら眺めるだけの内容に105分はあまりに長すぎました。「殺し屋」という職業の人々がもしいたとしたら、恐らくこんな感じで生きているだろうという理詰めの設定には納得がいきます。部分部分では良い場面もあるのですが(恋人との新たな人生を目の前にしながら力尽きようとする主人公の姿はまさにハードボイルド)、アクションやサスペンスとしての面白さを完全に放棄してしまった製作陣の姿勢には疑問を抱かざるをえません。本作以外にも「ザ・バンク堕ちた巨像」や「ハンナ」など、ヨーロッパを舞台にしたアクション映画には芸術性や作家性のみに特化して観客の生理を無視した内容のものが多いように感じます。ヨーロッパの景色を目の前にしてアメリカ人スタッフ達はテンションが上がってしまい、その景色をフィルムに納めることに夢中になるのでしょうが、美しい景色だけではアクション映画を見に来た観客を満足させることはできないことをいい加減覚えて欲しいものです。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 4点(2012-01-02 15:40:19)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 5.40点
013.33%
100.00%
213.33%
3413.33%
4516.67%
5516.67%
6516.67%
726.67%
8516.67%
913.33%
1013.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.75点 Review4人
2 ストーリー評価 3.83点 Review6人
3 鑑賞後の後味 4.40点 Review5人
4 音楽評価 6.33点 Review3人
5 感泣評価 3.00点 Review3人
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