2.《ネタバレ》 まさか忍たまでホロリとさせられる羽目になるとは思わなかったっすよ...
付き添いの鑑賞で禄に忍たまを知らない自分ですらそうなのだから、
「腐女子にとっての離乳食」としてるファンからすれば号泣モノだよな。
今回のポイントは「大人の世界への一歩:つまり忍術学園一年生に
とって現実と向き合う羽目になる事」を描いて見せた事にあったと
個人的には思う。戦国の世の中で忍者として生きてゆくという事は
「明日は知らず」「昨日の友は今日の敵」に向き合わねばならない。
きっかけは事故によるものとはいえ、前日まで生徒を可愛がってきた
先生が敵として対峙する事になってしまった時、彼らはどうするのか。
そしてこの作品で自分の琴線に触れた良点は、
「子供の天真爛漫な夢と想いが辛い現実よりも重要で守るべきもの」
として、ファンが失望しない様に配慮されている事に有ったと思う。
それを体現しているのが戦災孤児で世間の世知辛さを認識してる
摂津のきり丸であり、演じてる田中真弓さんが素晴らしい。
その流れで聴く「勇気100%」、そりゃぁ名曲だ。
鑑賞前にキャラクターの概要と、土井先生+きり丸/山田利吉の
関係性は勉強した方がより胸に来る。
因みに私は、超プロ忍者雑渡昆奈門(ざっと・こんなもん)推し。
限りなく6点に近い7点なんだけど、機会があれば。