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あいつばかりが何故もてる

[アイツバカリガナゼモテル]
1962年上映時間:84分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマコメディ
新規登録(2017-01-23)【青観】さん
タイトル情報更新(2017-01-25)【イニシャルK】さん
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キャスト渥美清(男優)小山田善六
倍賞千恵子(女優)志賀マリ子
田中春男(男優)志賀武之進
森川信(男優)八代孝作
清川虹子(女優)お寅婆さん
若水ヤエ子(男優)志賀友江
大泉滉(男優)立花克彦
三木のり平(男優)飯塚
左卜全(男優)竹爺い
須賀不二男(男優)広川徹
渡辺篤(男優)飲み屋の主人
桂小金治(男優)蕎麦屋の主人
山路義人(男優)成金風の男
脚本松木ひろし
配給松竹
美術芳野尹孝
照明佐久間丈彦
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2.《ネタバレ》 「渥美清の魅力は寅さんだけにあらず」常々から言いまくってる私としては、今年1月から始まってる神田・神保町シアター「俳優・渥美清:「寅さん」だけじゃない映画人生」この企画が全くもって我が意を得たりでジャストフィットなラインナップなんですよ。喜劇役者であった彼だからもちろん人情劇・喜劇は良い。ただ私としましてはそういった枷に組み込まれる前、人間の「業」みたいな、暗い面を演じていた渥美清に物凄い魅力を感じ「寅さん休んで、極悪非道の大悪人とか性犯罪者とか詐欺師みたいな役柄、やってくんないかな」と思ってました(ファンの皆様、本当にすみません)。その位渥美清、という役者には人間が持つ心情の振幅を演じ分けられる技量というのかポテンシャルがあったんだ、とも一回力説いたします。(と同時に最後まで寅さんに徹し、彼の演技の「闇」を見せる機会はついぞなかった事も賞賛に値します) 初めての主演作品となったこの作品に関していえば、テレビ界(この当時テレビは生放送が主流だった)に慣れてるからか、演技が急ぎすぎというのか「間」の取り方が後年の名人芸までは至っておらずそこがマイナス点。但し「人情味溢れる」スリ役という彼の役柄は喜劇的なペースにはあるものの、目の奥に見える漆黒というのか闇というのか、という雰囲気が早くも見受けられそこはポイント。それ以上にもっと大事なのはその後邦画界を支える「国民的兄妹(今回神保町シアターのパンフより)」倍賞千恵子との初?顔合わせ。個人的には三木のり平・田中春夫・森川信・清川虹子のフォローもうれしいが、やっぱり寅とさくらだよね、この場合。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 5点(2023-01-15 14:57:42)
1.渥美清の映画初の主演作品です。渥美清が後に国民的作品となる寅さんシリーズの原点の様な話だけど舞台は下町ではなく、都会の中の都会と言える様な銀座です。スリに扮する渥美清、そんな渥美清が恋する相手がなんとさくら、いやいやここでは写真家の倍賞千恵子、渥美清を追いかける刑事には森川信、寅さんファンとして、贅沢な組合せ、他にも個性的な俳優勢揃いです。作品としての完成度、面白さでは寅さんシリーズ程ではないし、渥美清本来の笑いながらも泣ける要素もない。物足りなさも感じる。それでも出てくる俳優の顔ぶれだけで嬉しく思えてしまいます。渥美清と森川信の共演なんて寅さんでしか殆ど味わえない中でのこの二人の共演は本当に嬉しい。この二人の寅さん以外で見る事の出来る貴重な作品でもある。寅さんファン以外にはさほど強く勧められない作品かもしれないけど、寅さんファン、そして渥美清ファンで森川信のおいちゃんが好きな人には見て損のない作品です。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-01-27 21:30:14)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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5150.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
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