【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-10-27 06:57:10) |
94.《ネタバレ》 完全版を最初に見てしまったのが残念です。 非常に良質な映画好きのための映画ではありますが、 どうにも劇場版と比べると蛇足が多かったようです。 完全版では尺の長さも然ることながら、 そこは伏せておいてほしかったエピソード満載でした。 まぁそれでも素晴らしかったのでこの点数です。 |
93.劇場版と完全版(ディレクタース・カット)の両方を見ましたがやはり、二日に分けてDVDで見た完全版のほうが上です。映像と共に伝えられるサイド・ストーリーが観客の無意識下に蓄積されて新たに展開されるストーーリーを追いながら重層的に迫ってくる・・・そんな効果を期待している完全な作品がディレクタース・カットに他ならないようです。しかし、この作品の映像や音響は映画館のフル・スクリーンで見てこそ十分に堪能できるものなのでどちらも一長一短です。「アラビアのロレンス」や「クレオパトラ」、私が知っている限りで一番最近のもので「ガンジー」のように中休み(intermission) がある劇場映画はもうはやらないのか・・・残念な気がします。アルフレート役がフィリップ・ノアレだとはこのサイトを見るまで気づきませんでした。「イル・ポスティーノ」のネルーダ役にはまっていて上品なおじさんだと思っていましたが、やはり噂に違わない大俳優のようです。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-16 01:11:56) |
92.最初に観たのは完全版の方だったが、こちらも良かった。追加されたシーンも感動的な部分は多い。しかし劇場版は、全体のテーマはそのままでありながら、上手に編集する事でさらに完成度が増している。省かれた部分がどうという問題ではなく、全体としてはやはり劇場版には劣る。しかし、エレナとの再会のシーンが省かれたという事は個人的には残念だ。 【よーこ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-14 18:09:54) |
91.《ネタバレ》 洋画最高の映画!ストーリー、音楽、雰囲気共に素晴らしかった。思わず二日連続で観た作品。 【獅子-平常心】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-28 23:40:50) |
90.《ネタバレ》 今から5年前ビデオをレンタルしたのが初見です(今はDVD持ってますが)。エンディングの後しばらく涙が止まりませんでした。本当に切なく美しく、トトのそれだけでは無く観た人自身の「人生」について考えさせられる映画だと思います。トトがエレナそっくりの少女をみて後をつけるシーン、何十年経っても報われなかった恋への未練が断ち切れない様が切ない。エレナと再会でき誤解が解けても「私達にあるのは過去だけ」と言われたシーン、取り壊される直前の映写室でエレナの「私を捨てないで」のメモを見つけたシーンも観ている方は本当に切ないですが、逆にトトは再会で何か吹っ切れたのかもしれない。その流れからあのラストシーン。「キスシーンに象徴されるもの」をトトの人生から奪ってしまったアルフレードがこうやってトトにキスシーンを返してあげるなんてなんて皮肉なことだろうか。初見のときは「アルフレードはひどいことするなあ」と思ったのですが、今となってはアルフレードがなぜあのような行動を取ったのか、共感はできませんがちょっとだけ分かるような気がします。もちろん故郷に戻ってきたトトを暖かく迎えてくれた、年老いたお母さんの描写も心にしみます。 余談ですが私が映画館通いが趣味になったのはこの映画を観てからです。よく「映画好きのための映画」と言われますが私にとっては「観た人を映画好きにする魔力を持った映画」です。 【あんぐれーず】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-22 13:15:51) (良:1票) |
89.編集版を知らずにこちらを観たのですが‥ 全く冗長さを感じることなく、楽しく観させていただきました。 別にわざわざ泣くために映画を観るわけではないですから。 こんなに綺麗な映画は他にありません。 アルフレードのような知り合いが居てくれたら‥。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-01-07 08:57:02) |
88.《ネタバレ》 完全版のほうが50分長いが、その長さを感じなかった。劇場公開版のほうは感動できるように編集されているが、こちらはトトとエレナが再開することを良しとするか否かで好き嫌いが分かれるように思う。自分はこちらの方が濃密だと思うので、少しだけ高く評価した。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 16:51:46) |
87.この同じ映画が、編集をしていくことで全然違う話に変わってしまい、しかもそれが素晴らしいというのは何とも驚くべきことです。うさぎ=あひる絵みたいに、全体が変わると部分の意味がすっかり変わってしまう。例えば、アルフレートが トトをローマに送り出し、「ぜったい故郷には戻ってくるな」というセリフ。劇場公開版を見てから、完全版での意味を知らされると騙されたような気持ちになります。それにしても、編集の作業の大切さを思い知らされますね。他の作品も完全版っていろいろ見ましたが、どれも編集後のほうが良かったです。自分の思い入れよりも、他の人に見てもらうことが大切ってことですね。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-11-21 23:59:11) (良:1票) |
★86.最後のシーンには泣かされました。 きれいな物語ですね。 しかし、不要と思われるシーンも多々あり、3時間は長く感じられました。 2時間のほうも観てみたい。 【さっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-21 20:54:05) |
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85.初めて見たのはこちらの完全版の方です。すごく泣いてしまった。素晴らしい映画だと思った。ただ、あまりにも有名な最後のあの名シーンは、正直完全版で見たときはイマイチしっくりこなかったです。あとで劇場版見ると、ラストシーンが全然いきてて感動しましたし、すごくいいシーンだなあと心から思った。泣けた。完全版と劇場版では結構趣違ってますので要注意かな。私はどっちも好きです。 【Mari】さん [地上波(字幕)] 9点(2006-09-15 21:57:51) |
84.下に書いてる方もいましたが、2時間版は映画ファンの為の作品で、この完全版はトトという男の、幼少からの成長を見守る物語ですね。2時間版から入った方は無駄なシーンが多く、51分のプラスされたシーンにそれ程意味を感じないかもしれないなと思いました。それでも私はこの作品の世界観が大好きで、舞台もシナリオも登場人物も、勿論音楽も全部が何とも愛しく感じてしまうので、付け足された部分に監督の思い入れも感じたし、やはり高評価になります。いつぞやある評論家が「ケーキの上に砂糖をまぶしたような映画」と評しましたが、そんな甘甘な映画であっても、多くのファンの心の琴線に触れたからこそ、単館ロードショー記録を作ったのではないかと思いました。トルナトーレ監督でこの作品以上に好きな作品は出てきません。 |
83.《ネタバレ》 壁一面のフィルムの検査証、 映写室からゆっくり広場に映し出される映像、 「俺の広場だ」のおじさん、 懺悔室での神父なりすまし、 兵士と王女のエピソード、 映写室でのファーストキス、からまわる映写機、 屋外上映会、 新年を迎え、盛り上がっている街の喧噪と対比するトトの落ち込んだ背中、 アルフレードの嘘、 書き置き… 圧巻はラブシーンを繋げたフィルム。 キラキラしたエピソードがびっしり詰まった宝石箱(彦麻呂)のような作品。 【カタログ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-06-17 01:35:49) |
82.こちらがもともとのオリジナルらしいですが、明らかに日本公開版の方が出来がいいです。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-06-09 23:36:36) |
81.《ネタバレ》 いやー素晴らしかったです。壮大な愛の物語でした。エレナと結ばれてほしかったなぁ。切ない。モリコーネの音楽が最高ですね。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-15 00:22:49) |
80.先にこちらを見てしまっているのは大失敗!通常版を見た後なら余計なシーンばかりに感じます。それでもやはりこの映画はいいのです。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-25 00:37:27) |
79.あ~!!この音楽は!!DVDを入れて流れた瞬間に感動。小さな村の映画館を中心として移り行く人間ドラマ、季節と時間。アルフレードの優しさがなぜああいう形になっていたのかはまだわからない。そういう部分はこれから成長していくにつれてわかっていくんでしょう。そしてその時に観ればまた違ったなにかが見えてくるんだろうな。これからもず~っと心の中で流していきたい、こういう作品に出逢えるからこそ生きていけるんだ。 【ちーた】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-01 20:44:55) |
78.《ネタバレ》 こちら完全版を最初に見た方は、公開時のバージョンを後で見ても、追加シーンがないのはさほど気にならないか、もしくは物足りない気がするかも知れません。(そもそもヒトは削除より追加したほうが認識しやすいため)しかし公開時の作品を見た私にとって、追加シーンはまったくの蛇足。想像力で埋めた甘美で切ない物語が、木端微塵に吹き飛ぶエピソードでした。51分の追加シーンがなくても(ないほうが)作品にこめられたメッセージがある意味はっきりしていると痛感しました。大げさに言うなら、公開時の作品は映画ファンのための映画。この完全版はトトという男の物語。母親の「あなたの家に電話をするたびにいつも違った女性が出てくる。でもあなたのことを心から愛している人の声を今まで聴いたことがない…」という含みのある名台詞。この言葉も完全版では単にエレナを忘れないから、という未練たらたら男になってしまうのです。大人になった彼女に言い寄る姿は醜悪そのもの。監督はもともとそれを望んで構成しているかもしれませんが、それを知ってしまった私としては悲し過ぎる作品でした。観客はトトの醜態を見せずとも。心のどこかにエレナがいつまでも存在しているなんてことは百も承知。さらに、映画を見ている観客それぞれにも心の奥に必ずいる「誰か」を思い出したり、過ぎゆく時に身を任せながら若き日の傷を癒すものなのです。さらに言えば、ラストシーンも単に心の誰かを思い出すだけでなく、映画が好きだった頃の「情熱」に対し奮起させることもメッセージで描いているのですから、エレナだけに集約して欲しくないわけです。おそらく完全版を先に公開していたらここまで評価は高くなかったでしょう。当時を思い起こせば、悲恋系映画はそれなりにありましたが、ここまで映画を愛した人々をストレートに出した作品はまれだったのも大ヒットの要因でした。多くを語らない作品の大切さをこの映画で知りたくなかった… 。「観客」はすべてを見せなくても行間を埋められる想像力があることを忘れてはいけないと痛感しました。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-11-21 23:48:49) (良:2票) |
77.音楽はよかった。でも初見が3時間の長い映画だったからもしれないが、それほど普通の映画だった。名画と感じるために、普通版を見てじっくり味わいと思う。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-31 22:05:40) |
76.そもそも、2時間ほどの映画に50分近い未公開シーンを追加したら、それはもう別の映画でしょう。実際はこの3時間バージョンこそが本国でのオリジナルらしいのですが、それならちゃんと3時間のまま日本でも公開したらよかったのに。僕はやはりスッキリまとまった2時間バージョンのほうが好きです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-26 21:32:09) |