6.《ネタバレ》 う〜ん、まさに珍作でしたねぇ。
本当に訳のわからない展開で、とりあえず吸血鬼や狼男や天草四郎など
いろんな要素を一つの鍋に入れてぐつぐつ煮込んだらなんかこんなん出来ました、みたいな。
一つの映画としてのまとまりや整合性は感じられません。
女吸血鬼というタイトルも謎で、別に女性は吸血鬼になったりしません。
よかった点を絞り出してみるとすれば、吸血鬼のおっちゃんの妖しい魅力、
そしてモノクロとはいえある種のヌードを見せている点も当時はそれなりに刺激的だったのではないでしょうか。
よくいえば自由奔放、客観的にいえばヘンテコで支離滅裂な映画です。