16.《ネタバレ》 「探偵」という言葉がもつ「昭和」なイメージのとおり、全編通してあえて昭和の香りを漂わせているところが本作の特徴だ。バー、黒電話、タバコ、オセロ、喫茶店(ナポリタン)、ポンコツ車、乱闘、カーチェイス、そして音楽や衣装などなど…。パソコンやスマホを駆使することなく、ひたすら足で調査をする大泉と超強い松田。この雰囲気は嫌いじゃないし、前作以上に笑えるシーンも多く楽しめた。が、それ以上に全編に漂う哀しさ、せつなさが胸に残るシリーズ。今回も尾野真千子が哀しい役を好演していた。また前作には夕張、本作には室蘭が出てくるが、北海道の地方都市のさびれた雰囲気も取り入れ、哀しさとせつなさを増幅させている。すすきのを舞台にした古くて新しいシリーズとして長く続いてほしい作品。 【田吾作】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-29 10:56:03) |
15.乱闘シーンシーンが続くだけで、ミステリーとしてはつまらない。 ただ、北海道を舞台にしたロードムービーと見たらそれなりの作品に見える。単なる北海道好きの偏見だが(笑) 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-02-14 21:52:57) |
14.《ネタバレ》 大筋のストーリー自体は大して面白くないんだが、一昔前のハードボイルドテイストが、やはり好きだ。 前作の良さはしっかり活かされていて、安定した面白さ。 やたら、乱闘シーンが多くて、事件への近づき方にもうちょっと工夫がほしいところではある。 大味さはいいところでもあると思うんだが、敵が大勢で待ち受けているところに、大した策もなく2人で乗り込んで、ボロボロになりながらもやっつけちゃうのは、ちょっと雑すぎる気がするんだよな。 ゴリにあんなにいい役をあげといて、麻美ゆまがただのおっぱい要員だったのには不満だ。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-02-05 00:30:19) |
13.前作が期待に反し不発だったため今回も疑心暗鬼になり見始めましたが、出だしの時点で既に魅力を感じませんでした。 退屈なプロローグを15分間はちょっと長かったです。 政治家絡みで無理やりスケールが大きいかのようにしていますが、事件自体が面白くありません。 全体的に画も汚いですし、これなら正直Vシネマでシリーズ化すれば十分なように思います。 大泉・松田龍平でこれはない。次作までは見切り付けずに待ちたいです。 【午の若丸】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-01-22 21:38:15) |
12.《ネタバレ》 前回より笑えた。中々安定感があっておもしろいシリーズだ。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-12-14 21:11:36) |
11.《ネタバレ》 一作目がヒットして二作目を作ると、どうしても背伸びをしたくなるものだが、この作品に関しては、そういった冒険は見受けられず、ある意味安定した作風でそこは評価したい。ただファンサービスのアクションシーンは、ほどほどにしてほしい。室蘭のカーチェイスはいらないでしょ。今回一番感心したのは、犯人の心理と動機。世の闇を見た気がしました。ものすごくリアリティがあって、説得力がハンパない!ただその反面、警察の捜査描写が有り得ないくらいリアリティがなさすぎ。面倒くさいから省いたとしか思えない。そこんとこだけは手抜きにして欲しくなかったな。オトボケな中にピリリと効いた絶妙なスパイスのこの作風。ルパン三世ぽくって、安定した人気だと思うので、もし次回作あったらどうか先に述べた警察関係の描写。これだけは避けずに向かい合って欲しいものです。 |
10.前作はBARに依頼の電話がかかってくるという所が印象的でしたが、今回は殆どBARに居ないですね。探偵はBARにいないです。前作に比べてハードボイルド感もダウン。ストーリーも2時間持たせるにはボリューム不足だし、つまらない。見所はひたすら乱闘に次ぐ乱闘と洋ちゃん&龍平の掛け合い。洋ちゃんのスキージャンプのシーンは合成感丸出しで笑った。銃撃戦&カーチェイスはリアリティーがなさ過ぎてもはや失笑レベル。あと、途中から北海道観光映画みたいになっちゃってます。毎回同じ事やってたんじゃあこのシリーズ飽きられますよ。次回作で大幅な改変に期待。 【ヴレア】さん [インターネット(邦画)] 4点(2013-11-08 19:34:44) (良:1票) |
9.しまったね、この映画観る前に、チャンドラーのハードボイルド映画を観てしまったものだから、対比してしまって、この映画がミステリーと言うよりアクションコメディ以外に観えませんでした。しかし、そう観るとストーリーも複雑でなく、癖のある役者、なかなか面白かったです。 【min】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-11-01 21:13:30) |
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8.《ネタバレ》 元々、二人組の探偵の話って好きなんですよね。(藤竜也と草刈正雄の「プロハンター」なんてテレビシリーズ知ってる?)それに加えて、最近の日本映画界の大きな収穫、大泉洋!さらにただのサラブレッドではない松田龍平のコンビ。このシリーズ、ススキノの世界の中だけなので、いつまでシリーズが続くか、疑問だけど、とてもいろんな要素をぶちこめる、器の大きな可能性のあるシリーズと思いました。前作は新鮮だったけど、ちょっとバカっぽかったけど、今回は、クライマックスではシドニールメットを彷彿させるような、出来のいいエンターテイメントさを感じた。涙が出たよ、正直。あ~、今の日本ってもうこんな映画の出る素地があるんだなと思った。ますますしんどい時代がくるぜ!それにしても河瀬監督の「モガリの森」できれいな素人を使ってるなぁと思ってた尾野真千子ちゃんも、今じゃあちこちに顔出して、イイね♪応援してま~す! 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-01 01:17:36) |
7.1作目より楽しめました。本作は大泉と松田の掛け合いを楽しむ作品。今回は尾野も加わり更におもしろくなっている。スキージャンプの件は笑えました。 【tonao】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-06-10 17:04:56) |
6.《ネタバレ》 好きなんだよ。好きなんだけど、出来は良くなかった。前作より面白味は半減かな。ストーリーも、ヒロインも。中山峠の揚げイモのシーンは、おいおい2時間ドラマの観光名所案内か?と幻滅しかかったところで浪岡さん登場、あやうく救われたけど・・・。今作で最も存在感があったのは喫茶モンデのウェートレス峰子かな。安藤玉恵さん、完全に楽しんでる。スカートペロンもアドリブだそうです(本人談)。第3弾、製作決定したそうですから、次回作に期待します。 【フラミンゴ】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-06-10 06:53:55) |
5.豪華な「2時間サスペンスドラマ」。けど映画として観ると物足りない。原作は読んだことないけれど、「小説→映画」の変換が巧くいってないんじゃなかろうか。それくらい「映画的な快感」がない。スキージャンプ台に連れて行かれる場面や、おっぱいくらいしか無い。そして物語には影響を全く与えていない。勿体ない映画だなあ。主人公は携帯を持たない男という設定なんだろうけど、それも物語になんの影響も与えていない。あっさり他人に借りて電話しちゃう。その設定無駄!こういうところを何故サスペンスに活かさないのだろう。相棒の存在価値も、都合良く車を持ってきて都合良く携帯を貸してくれて都合良く助けてくれる存在でしかない。ないないづくし、ないづくし~。大泉洋と松田龍平のコンビは嫌いじゃないし、続編も作られるとのこと。面白い「探偵はBARにいる」を観たい。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-06-01 19:44:02) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 サービスのつもりで盛り込んだであろう乱闘やらベッドシーンやらが、 単に騒がしく乱雑なだけの乱闘であり、無意味なベッドシーンでしかない。 市電のアクションや、中山峠のカーアクションがそれなりに見れるのは 風物やロケーションの魅力に負っている。 バーで自責の涙を流す尾野真千子。「自惚れるな。」と返す大泉洋。 二人の芝居が醸す清らかな情感はなかなか良い。 続く尾野の演奏シーンでは、フラッシュバックと共に『砂の器』でもやらかすのかと 冷や冷やしたが、そうはならずに一安心。 かわりに、スポットライトを受ける彼女の凛とした表情と潤った瞳に 映画が引き締まった。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-05-22 23:14:00) |
3.《ネタバレ》 前作よりは楽しめました。 前作を見ている事によって、予め、どういう作品世界なのかを理解しているがゆえの楽しめ方なのかもしれません。ですが前作に比べてヘンにカッコつけた感じは軽減されましたし、笑いにウェイトを置いていた点も良かったと思います。 ストーリーは読めるものの(もちろん犯人までは読めませんが、この部分はきっとミスリードなんだろうな、って)、前作のような繋がり悪くてエピソードがブツ切れな感じは軽減され(それでも前作同様、エピソードと舞台の飛び飛び感自体はしっかと残っておりますが)、流れに乗って見る事ができました。 大泉洋は毎度のキャラって感じですし、ヒロインはもう少し若い人が良かったのではないかと思いますが(でも、そうするとゴリの年齢との整合性が取れなくなってしまうのでツラいところではあります)、松田龍平の飄々とした感じは、『舟を編む』での作り過ぎゆえの気持ち悪さに比べて数段魅力的なキャラに映りました。 シリーズを重ねる事で生まれる面白味のようなものが出てきたんじゃないかな。 じゃあなんでこの点数なのかと言うと。 この映画では脱原発を思想の暴力として描いています。脱原発という大きな題目のために人間性を犠牲にする人、犯罪に走る大量の人々(ヤクザと同列に扱っています)を登場させています。 それはこの映画が発信した一つの思想なのでしょう。そして私はそれを容認する事はできません。ゆえに全面的に否定させて頂きます。 もうそれって映画としての出来云々以前の問題なんですよね。娯楽映画にそんな思想を盛り込んだ事には悪意すら感じますが、まさかこの映画が描いたようにこの映画自体のバックに何らかの力が働いていたりするのでしょうか? そう疑ってしまえるだけでも、本来それを批判した筈のこの脚本は大失敗していると思うのですよ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 0点(2013-05-19 00:22:51) |
★2.《ネタバレ》 前作よりも笑いもアクションもパワーアップしていた印象。笑いの入れ方が上手くって良かった。アクションは、なんといっても高田君(松田)が良かった。彼の無双っぷりがいいし、彼が活躍するのをワクワクしながら見ていた。良いキャラだ。終盤手前に物語のテンポが一気に悪くなるのが良くなかった。それと今のタイムリーな話題と言うのもあってなのか原発問題をぶっこんで来ているのが少し気になったし、何か意図があるのかと思った。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-05-18 17:07:25) |
1.各シーンが少しづつ長い、はい次!と思ってからまだ続く場面が作品を凡庸にしている。観終わった後、あのシーン必要だった?と思う点がいくつかある。 1作目はストーリーよりも会話のテンポで物語を引っ張っていたのに、2は会話にもあまり洒落が効いていなかったかな。その上あのオチではチトいただけない、1と違い依頼人の命は守ったけど、犯人の動機がそれまでの伏線にリンクしなさ過ぎるのは2時間スクリーンを見つめた人に対してどうかと思う。同様に副題のススキノ大交差点ってなんか意味あったのか? それでも安藤玉恵には癒されるし常連キャラもかなりハマってきた、このシリーズは長く続いてほしい、常に平均点を取らないと継続はしんどいが今回が下限だと信じてます。スタッフや役者の皆様がんばってください。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 5点(2013-05-15 16:09:41) (良:1票) |