7.《ネタバレ》 うーん、納得いきません。なんで主人公はあそこまでミナを突き放しまくって最後まで否定し続けますかね? ミナが全く救われない上に、映画そのものもミナの存在を半端な状態でしか捉えてなくて、存在意義がひどく曖昧。主人公を庇いながら、ただ庇った、って表現だけがあって、結局物語の中で重要な役割を果たすまで行ってないですもんね。人形の霊を題材にしていながら、人形の霊そのものをきちんと定義しないままに脚本書いちゃった、って感じがしました。映画は館に訪れる系スタイルのホラーで、「弟切草」とか「ホーンティング」とかを連想しちゃってイヤな予感がする、って感じでしたが、あれらよりは楽しめました。しかし、前半のゆったりとしたテンポから一転して中盤で怒涛の如く集まった人々を処分しまくってしまって、なんでいきなり駆け足やねん!とツッコミ。主人公の頑なな態度のせいで誰にも感情移入できず、気が付いたら人形霊に同情してました、と。ミナの立場から見ちゃうと、主人公の態度、ありゃないよねぇ。それにしても、あんなに大きい目の人が現実に存在しているのだなぁ。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-02 01:03:27) |
★6.《ネタバレ》 基本的に怖くはないのですが、なかなか面白く観られました。ポイントは「忘れやすい人間」と「決して忘れない人形」の対比。60年も怨みをひきずり、当人に対してではなく、その子孫に復讐を果たすというお話。展開は相当強引で“呪い”という言葉を便利に使いすぎかなと思いました。それでも後半の畳み掛けは見事でしたし、オーバーアクションやホラー用の「顔芸」は見ごたえがありました。ただ怖がらせることが目的でないのも良かった。(考えすぎかもしれませんが、“60年前の怨み”という部分に別の意味があるのかもと思いました。韓国作品なので。)生霊のミナちゃんが本物の人形のように可愛らしかったです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-03 19:28:58) |
5.《ネタバレ》 韓国ホラーにしては心理描写に破綻が無く、また恐怖演出に関してもストーリーと無関係の、意味の無いこけおどしがほとんど無かったのが好印象。ミナちゃんが可愛かったのでおまけして6点! 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-05 00:09:05) |
4.《ネタバレ》 まるで「金田一少年の事件簿」のように復讐系の柱があって、それに付随するホラーって感じですね。人形を捨てた事に対しての恨みではなく、むしろ無残にも殺されてしまった恋人に対しての三代に渡る復讐のドラマって感じで、切ない作品でした。人形はその復讐に加担する役ですね。とにもかくにも、人形ミナの生霊を演じた、イム・ウンギョンの透き通った、まさにお人形さんのような美しさには驚きました。特に復讐を誓ったミナが、幼い頃に自分を捨てたヘミの腕に、人形を守る為に作ってしまった傷を見て復讐に踏み切れず涙するシーンは切なくて印象的でした。彼女の生霊ぶりを見るだけでも価値のある作品ではないでしょうか。ただ現在乱立するホラーに見慣れている方は、さほど怖さを感じないかもしれません。怖いというより、切なく物悲しい映画です。イム・ウンギョンを知れただけでも観た価値アリです。 |
3.うーん、まさにありがちなパターンですね。 過去にあんなことがあって、それが実は繋がってこうなった・・ みたいな。過去にさかのぼる系て韓国ホラーに多いですよね。でもそこそこ怖いシーンはあるし、人形達もキレイでしたし、こういうのは嫌いじゃないですね。ただ、あの高校生の女の子・・いまどき小学生でもポテチ食べながら歩かんでしょw 【akoako】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-29 00:06:36) |
2.作りとしてはホラーの王道、基本形といった感じですな。でもあんまり怖くないんだよなぁ。ストーりーも緻密さに欠けるし。同じ韓国ホラー映画だったら「箪笥」の方がはるかに格上ですな。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-24 03:14:39) |
1.僕は単純に人形というものに魅かれます。 それだけで6点。 イム・ウンギョンの美しさは彼女を初めてチョソンモのPVで見たときからすごいと思っていました。 それで+1点。 「箪笥」でもそうだったんだけど、切ないホラーは韓国の得意分野ですね~。 【SHU】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-10-31 19:54:02) |