ゼラチンシルバーLOVEのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ゼラチンシルバーLOVE

[ゼラチンシルバーラブ]
Gelatin Silver, Love
2009年上映時間:87分
平均点:5.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-03-07)
ドラマラブストーリーミステリー
新規登録(2009-04-13)【とと】さん
タイトル情報更新(2012-10-21)【+】さん
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監督操上和美
キャスト永瀬正敏(男優)
宮沢りえ(女優)
役所広司(男優)依頼人
天海祐希(女優)バーの女店主
水野絵梨奈(女優)女子学生
原作操上和美(原案)
主題歌井上陽水「LOVE LILA」
撮影操上和美(撮影監督)
配給ファントム・フィルム
美術池谷仙克
録音山方浩
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2.《ネタバレ》 永瀬の写真(作品)を見て「アートってヤツですか」と鼻で笑う役所。永瀬は監督自身を投影するキャラクターゆえ、監督がこの映画を指して「所詮他人には理解されない自己満足品ですよ」と自嘲しているものと推測されます。ただ、半分は謙遜だとしても、もう半分には写真家としての強烈な自負が隠されている気がしました。「美しいと感じるものを撮っている」という永瀬の言葉どおり、監督は本作に好みの画を詰めたのだと思います。濃い陰影の深みあるカット、開始25分間役者の台詞無し等、写真家らしい“拘り”が随所に感じられました。タイトル(銀塩カメラの意)からも自身の生業に対するプライドが窺える。監督の色が出ている映画は支持したいです。ただし、その拘りを技法だけでなく、物語の芯に通して欲しいとも思いました。気になったのは、ゆで卵の茹で加減。毎回同じだけ火にかけているのに、固ゆでだったり半熟だったり。半熟でもハードボイルドでも構いませんが、一定の茹で加減であることが重要と考えます。彼女の心の内を“黄身の硬さ”で量らせて欲しい。スタイリッシュな様式に凝るのもいいですが、より大切なのは人物の内面だと思います。壁一面に貼られた自身の写真を見て嫌悪の表情を垣間見せる女。それは、何処にでもいる女の顔。プロフェッショナルの冷酷さもなければ、男の想いを受け止める懐の深さも無かった。それが監督の主張なら構いませんが、そう判断するだけの手掛かりがそれまでの描写に隠されていたとは思えません。自分には作品の本質が見えなかった。物づくりにおけるコダワリの意味を考えさせられた映画でした。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 5点(2010-03-20 17:52:17)
1.名写真家が撮った映画と聞いておそらく多くの人が想像するであろうイメージからそう遠くないと思われますが、でも思ったより退屈じゃないのです。たいしたものを撮ったシーンなくても映像に見入らせる力があるというのはすごいことです。
ととさん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-16 22:50:26)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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