1.ついに、この日が来てしまいました。レビュートップを飾るこの日が!
作品は「アドレナリン:ハイボルテージ」直訳すると「副腎髄質ホルモン:高電圧」。
今や全世界で飛ぶ鳥を落とす勢いのアクション俳優「ジェイソン・ステイサム」のコメディ代表作の続編です。
あの絶倫間違いない禿げ頭にクラクラ来るセレブな奥様も多いかと存じます。
今作も期待を裏切らず尻丸出しで振っていますのでご安心ください。
前回ジェイソン演じる不死身の殺し屋チェリオスが
中国の合成毒によってアドレナリンを出し続けなければ死んでしまう為、
チャイナタウンで青姦するという内容でしたが、
続編である今作は、
埋め込まれた人工心臓を定期的に充電しなければ死んでしまう為、
競馬場で青姦するという内容となっています。
だいぶ端折ってますが、鑑賞サイドのアドレナリンという意味では間違ってないです。
前回以上にエロくてグロく、たまに飛びすぎてて訳わかんないこととなっているので、鑑賞している人の殆どがキョトンとしてしまいます。
ただ、リズムのテンポはよく、エロ、エロ、グロ、アクション、グロ、エロ、エロ・・・みたくなっていますので、安心して鑑賞できます。
前作と違い、今作は全くというほどテレビ等のメディアでは宣伝されておらず、
20世紀少年完結編のように試写会でさえ内容を秘匿しなければならないほど意外な展開が待っているのでは?と裏読みしてしまいましたが、
R18指定で単純に宣伝に切り取れる場面が無いからだと思います。
何を考えてるのか観に来てしまったカップルが、鑑賞後に微妙な空気をまとっていたのは見逃しませんでした。
そんな本作、エンドロールまで気を利かせて、かつてのジャッキー映画のように退屈なエンドロールにNGシーンを盛り込ませていますが、
(しかもエンドロールの最後まで観てくださいとメッセージ付き)そこはは特に面白くなかったので逆に余計な気遣いでした。
それはともあれ、なかなかにぶっ飛んだ内容ですので、映画に含まれたメッセージを見出し人生の教訓にする人や、
観了後に現実世界に疲れた心の隙間を一陣の爽やかな風で埋めて貰おうと思っている人なんかには、
全く向いて居ないので、それ以外のなんとなく時間を無駄に過ごしても特に気にならない方々にお勧めです。