★1.《ネタバレ》 (本作を楽しむ上で…楽しめればですが…影響は無いと思われますが、未見の方は一応ご注意ください。)謎で溢れている本作。とても全容解明は叶いませんが、不可解な点を整理し、想像力を働かせることで真相に近づく事を試みてみます。疑問1。「ハンティングゲームについて」。役名“ハンター”1人で、獲物を追い詰める事は可能でしょうか?獲物が自由に逃げられる状況を考慮すれば、狩る側には頭数が必要です。最低でも3人、いや5人は欲しいところ。追跡装置を活用している形跡はありませんでした。にもかかわらず、人里から大して離れていないあの場所で、ハンターは一人でミッションをやり遂げました。信じられない。疑問2。「脅威の肉体を持つ主人公」。実に4日間、彼女は飲まず食わずで過ごしました。腕を矢で射られ、朽木に足の甲を貫かれる重傷を負っても、逃走し続けるタフネス。そんな女子高生が存在するのでしょうか。これらの疑問は、彼らを“普通の人”と想定するから発生することに気づきます。もし彼らが常人でなかったなら…。思い起こされるのは手術を匂わせるシーン。勝手にある手術だと決め付けていましたが、違ったのではないか。例えば改造手術とか。某特撮ヒーローもので、似たような場面を見た気がします。ズバリ言いましょう。本作の正式名称は『マン・ハンティング』ではなく、『ライダーマン・ハンティング』が正しいと!彼女は2代目ライダーマン候補だったのです。となると、ハンターは初代ライダーマン。ハンターが仮面を被っていた事も、安物のボウガンが脅威の殺傷力を発揮した事も説明がつきます。このハンティングは、彼女にヒーローとしての覚醒を促す為のものだった。エンディング、暗転する画面の向こうで鎖を引きちぎり雄叫びをあげる主人公の姿が目に浮かぶようです。続編では2代目ライダーマンの勇姿が見られることでしょう。これが本作の真相。え?ライダーマンが人を殺すかって?続編はそんなんじゃないって?知らん知らん。 (『マン・ハンティング リデンプション』に続きます) 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-12-03 18:58:17) (笑:1票) |