25.《ネタバレ》 羊のシルエット、バイク、チーズ、ナイフ、振動。 トラックを食い破って脱走する者、追おうとする者、それを止める者。 ウォレスたちの朝になってやっとかかるいつものBGM。 レバーひとつで落ちたりクリームまみれになったり。バイクに乗るためだけにこさえる秘密基地。 謎の切り口、かじられた跡の数々、脚の下に現れる侵入者。侵入者は“不慮の事故”で裸に剥かれてしまう。条件反射で腕をあげて服を着てしまうウォレスに爆笑。 窓拭きは女に会うための口実、下水の格子に梯子の先を引っかけ、棒高跳びの要領で高所にたどり着く。そこに現れる番犬の不気味さ。グルミットの細首に手をかける“御挨拶”。 その謎を知ってしまったグルミットの追跡、ドアにはさまれた羊の毛、屋根裏に隠された真実。 人間たちを翻弄する番犬の悪党振りが凄い。犬の看板は「ペンギンに気をつけろ」にも登場、羊の洪水、グルミットはいつも一人で奮戦、偽の写真に羊たちも号泣。何コレ可愛い。 ウォレスも独房に“メッセージ”を差し入れる。でも羊の絵は嫌がらせにしか思えないwww クライマックスを飾る大追跡劇!羊とウォレスたちのアクロバットな曲芸、電線でもくたばらない恐怖、ネオンはSOS、サイドカーはプロペラ機にトランスフォーム、冒頭のクリームは機銃の弾丸となって撃ちまくられる、プロペラは風穴を空けるため、とどめのターザン! “去勢”されてまで飼い殺しに遭う罰。それを下した人間として共に生き、共に去っていく悲しさ。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-04 21:03:12) (良:1票) |
24.カット割り、アングルだけみれば普通の映画と変わらない。 |
23.前作は越えられませんでしたが十分面白いです!映画好きにはたまらないパロディーが随所にあったり、ウォレスの恋愛有り(美人の基準がww)、グルミットの活躍有り!何度でも見たくなるシリーズ第3作! 【movie海馬】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-09-17 16:26:13) |
22.「ウォレスとグルミット」は、一番有名なシーン(オモチャの列車)と最高傑作がちがう作品なのが粒ぞろいの作品群のレベルの高さを物語りますが、完成度でいえばやっぱり「危機一髪」。 すべてにおいて充実し、「ペンギン」と2本そろう90年代はシリーズの黄金期。 ウォレスが恋する毛糸屋さんのウェンドレン(愛称はウェンディだね! ウォレスと同じ顔じゃん)には人にいえない秘密が。 ウォレスが国際救助隊のバージル気分で出動のシーンは音楽もバリー・グレイ風の凝りよう(庭のノームが「GO!」)、本性を現したターミネーター犬プレストンが牙をむくのもマジ怖く、極めて英国的な世界の中に自国の「サンダーバード」と米国的な「ジェームズ・キャメロン」が混在するおもしろさ。 グルミットの赤い飛行機(ニック・パークはジブリ好きだから「紅の豚」のオマージュ?)には合成も使い、窓ふきの泡みたいな形のないものもアニメートしちゃうのもすごいワザ、ひつじのショーンはスピンオフもできたかわいい人気者。 このシリーズが長く愛されるのは、ハンドメイドの素朴な温かみや、チーズを愛する発明家ウォレスと忠実でかしこい執事犬グルミットのペットをこえた絆、大人の中の子供を呼びさます遊び心と魅力がいっぱいだから。 【レイン】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-04-08 07:00:01) (良:1票) |
21.ただのアニメだと思っていたら、クレイアニメでした。自分には全然合いませんでした。 【たきたて】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-07-06 22:08:20) |
20.個人的には前作の方が好きだけど、これはこれで十分面白い。相変わらずグルミットのあの訴えかけるような目付きがたまらなく好きでして、犬好きな私にはグルミットを見ているだけで楽しめる。後半のアクションシーンのスピード感、スリルの連続には今回もまた感心させられる。羊の登場シーンやらも面白いけど、あのドーベルマンの動き、表情の恐さと面白さも忘れることは出来ない。そして、普段は洋画を観る時は字幕で観るけどこのシリーズだけは吹き替えで見たくなるほど欽ちゃんの声が良い。 【青観】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-02-03 21:13:37) |
19.シリーズの完成形といって良いほどクオリティの高い技術とエンターテインメント性。個人的に(一部の例外を除いて)CGアニメが全く受け付けないのはこういう作品があるから。ただ、ストーリーやアクションシーンに関しては「ペンギン」の方が良くまとまっていたように思います。 【8bit】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-08-07 15:33:45) |
18.ひつじのショーンが初登場。なんでこう脇役のキャラを描くのがうまいんでしょうねぇ、可愛いのばっかでほれぼれしちゃいそうです。今回はパロディ満載で「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」だったり「ターミネーター」だったり「第三の男」だったり。ニヤリとするシーンが結構あったんで見ごたえがありました。前作「ペンギンに気をつけろ!」と同じくらいに高レベルなクレイアニメーションは目を見張ります。 |
17.《ネタバレ》 話の展開はすぐ分かるのですが、最後までアクションと笑いの洪水なので全く飽きませんでした。独房で罪と罰を読むグルミットが愛らしいです。 【民朗】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-30 14:37:48) |
16.《ネタバレ》 前作の方がスリムに作られていた感じがしますが、今作も上出来!!007ばりのカーチェイスのスピード感には驚き。クレイアニメのレベルを超えていると思います。ターミネーターのパロディも迫力がありました。このシリーズはシリアスな作品が多いですね。 【マーク・ハント】さん [インターネット(字幕)] 9点(2009-04-28 13:07:14) |
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15.あふれ出るアイデアに脱帽。問答無用で面白い。 こんなにも興奮させられるクレイアニメが他にあるでしょうか?このスペクタクル感は文句なしに一級品のアクション映画です。むちゃくちゃな出動のシーンあたりから気づけば夢中になっていて、短編とはいえ、あっという間に終わってました。 感情をあまりみせないグルミットの泣きのシーンに胸を揺さぶられ、そしてその直後のパズルシーンが最高。ラストのハリウッドもびっくりなダイナミックなチェイスシーンは熱すぎるっ。グルミットかっこよすぎるっ。 【すべから】さん [映画館(吹替)] 9点(2009-01-13 22:14:05) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 じつにうまくできたアニメです。プルプルくんのキャラから始まって、サスペンス調でハラハラドキドキ、奇想天外なアクションシーンまで見所満載。前作の出来をさらに越えているといって良いでしょう。吹き替えの欽ちゃんの声がまた味が出て良いです。 【mhiro】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2008-03-29 20:17:14) |
13.素晴らしき哉、漫画映画。 ただ、趣味が合わないということでシラッとロマンスを終わらせてしまうのには芸を感じられなかったかな。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-03-22 13:57:58) |
12.前作『ペンギン・・・』を上回るのは厳しいかと思いつつ鑑賞したが、今作も十二分に楽しませてくれる一品だった。製作者に余裕が出てきたのか、ベルトコンベアのシーン(これはかなり大変な場面だったはず)や、獄中のグルミットの状況が新聞で伝えられていくシーンなど、笑いを意識した場面も程よく見られ、作品の幅が広がっているように感じる。たった31分、されど非常に濃い31分。至福の時間だった。 【wood】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-09-18 11:12:19) |
★11.「ペンギンに気をつけろ」よりもアクション面ではやや劣る気がしますが、発明や各種ギミックは相変わらず冴えていますし、ドラマ性も高まったと思います。ただ、ウォレスの恋愛話でもう一展開欲しかったところです(そこまで求めるのは厳しいかな)。でも新キャラのプルプルくんもなかなか可愛く、好きな作品です。本シリーズの完成度の高さは半端じゃないですね。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2006-08-21 18:06:51) |
10.前作ではグルミットがウォレスを助けるために活躍していたが、今回はウォレスとグルミットが同じくらい活躍していて面白かった。前作には及ばないものの終盤の追跡シーンはやはりよく出来ていると思う。007もどきのサイドカーや「ターミネーター」のパロディーが楽しい。羊やウォレスの恋人など登場人物も多くなっていて賑やかだ。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2006-08-13 01:49:03) |
9.《ネタバレ》 仕方のないことと言えば仕方がないが、会社組織で作るクレイアニメには「手作り」の感覚が希薄になってしまいスケールの大きな話には面白さを感じはするも感動までは至らないのでこの点数。この映画で私はイギリス人のボンドカーから始まる「改造車好き」の精神を、強く感じました。(大げさか) 【Nbu2】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:30:18) |
8.前作もそうだったけど、この作品も大傑作。あの窓拭きに出動シーンのカッコよさといったら・・・ |
7.3作品の中で一番好きです。ウォレスの恋は予想通りすぐ終わっちゃったけど(笑)グルミットとプルプルの活躍はかわいくて面白い。粘土アニメなのにこんなにセンスよくまとまっているのはすごいことだと思います。 【ウィマ】さん 8点(2004-03-08 21:08:07) |
6.私はこれがシリーズ中の最高傑作かなと思っています。30分という短い時間の中に気の利いたユーモアをたっぷり含めて、なおかつカチッと話をまとめています。シリーズ最強の悪者プレストンの登場で、結構ドキドキしました。グルミット君の頭の良さには毎度毎度感心させられますが、今回は大活躍でしたね。一番好きなのは窓拭きに「出動」するシーン。本当に制作者のセンスには脱帽です。 【のはら】さん 7点(2004-03-08 11:28:04) |