145.《ネタバレ》 皆さん点数低いですね^^;
いや、分からなくも無い感じですが 私はこれ意欲作だと思いましたよ。
確かに荒唐無稽な部分も多いですがそれを補って余りある独特な勢いというのでしょうか。
オリジナリティーというのでしょうか。
それを強く感じました。
オープニングのフルCGから始まってロボットの描き方、戦闘シーンなどは
過去の日本映画には無いクオリティーと勢いを感じます。
特に少しデフォルメしたロボを集団で影絵の如くガッチャンガッチャン動かすシーンなどは鳥肌立ちました。。。このシーンだけでも製作者の非凡さが分かりますが
ストーリ展開は兎も角として実写CGにおける表現方法の多彩さは相当センス高いと思います。
ようするにこの監督さんはやりたい事が山ほども有ってそれを泣く泣く2時間に凝縮したんでしょうね。
点々とツギハギ感が感じられるのも本当は10時間で取っても足りないのを無理矢理2時間にしたからでしょうか(笑)
脚本から撮影から何から全部1人でやってる所を見てもまあ、相当実験的というか。よくこれだけ撮り切れたというか。。。
こういう人は優れた相棒とか見付かると良いんですけどね。往年の押井、伊藤コンビ見たいに。
今回のは無我夢中というか少し1人よがりで観客が置いてけぼり食ったんで酷評されてますが
私は今後少し腰を落ち着けてジックリ製作スタッフ選りすぐって作品作りすれば大化け。。。
いえ、ちょっと偉そうに言いましてすいませんが ホント、そんな気がした1作でした。
点数が7点なのはストーリー的に少し弱いからと
やはりキャシャーンに拘らなかった方が良かったという事で7点です。
あとウタダヒカルの旦那っていうのが逆に思い切り足枷になってますね^^;
まあ、旦那じゃ無きゃこんな抜擢はされなかったとか言うのはその通りだと思いますが
どういう経緯であれ出来上がった作品までその色眼鏡で見てしまうのはチト酷かと思います^^;