1.《ネタバレ》 駄目だー。面白くねー。
意味不明なオープニングで感じた不安が最後まで解消されず。
当たり障りのないお茶の間ギャグの連発と、下手な泣かせ演出に興醒め甚だしい。
日本のお笑いのお約束を集めただけな感じで、まっちゃんならではの笑いがほぼ皆無。
序盤の小ネタにはクスっと笑えるところもある。
それが、どんどんエスカレートして、こちらの想像もつかないようなあっと驚く笑いを見せてくれるんだろうと期待したのに、中盤以降は全然笑えず。
ローリーやりょう等の殺し屋(?)三人衆のやりとりは全部カットした方が良いと思えるぐらい面白くない。他方、板尾氏と柄本時生の掛け合いは良く、この映画の支えになっていた。
あと、嫌だったのは子役。滑舌悪く、ハイトーンのキンキン声で叫びまくる。ヒステリックすぎる。笑いにつながる要素もなく、不快感が強い。
また、野見さんには、主人公としての魅力はほぼ感じなかった。
そもそも本作は「コメディ」というより「感動作」なんだろう。
だから、笑えなくてもいいんだ。そう解釈しよう。うん。
次回があるならR-18にして、やりたい放題な作品を撮ってほしいな。
まっちゃんほどの人気者なら今更大衆に媚びる必要もないでしょう?
そうでなけりゃ、もう次回作は観ないかもなぁ。