震える舌のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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震える舌

[フルエルシタ]
1980年上映時間:114分
平均点:6.68 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(1980-11-22)
ドラマホラー医学もの小説の映画化オカルト映画
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-10-02)【イニシャルK】さん
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監督野村芳太郎
キャスト渡瀬恒彦(男優)三好昭
十朱幸代(女優)三好邦江
若命真裕子(女優)三好昌子
中野良子(女優)能勢
宇野重吉(男優)小児科医長
北林谷栄(女優)昭の母
蟹江敬三(男優)山岸
梅野泰靖(男優)昭の兄
中原早苗(女優)貞恵
矢野宣(男優)私立病院医師
佐古正人(男優)
谷よしの(女優)
村上記代(女優)
加島潤(男優)
山本幸栄(男優)
脚本井手雅人
音楽芥川也寸志
作曲ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「無伴奏チェロ組曲」より
撮影川又昂
製作野村芳太郎
織田明
配給松竹
美術森田郷平
衣装松竹衣裳株式会社
編集太田和夫
録音松本隆司(調音)
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
団地に住む夫婦の幼い一人娘昌子の風邪の症状が、なかなか治まらない。そればかりか、口を閉じたまま開けたがらず、奇妙な歩き方を始める。何度も医者にみせてるが、そのたびに心配ないと帰される。しかし、つてをたどって受診した大学病院の詳しい検査で、破傷風であることが分かり、即入院となる。一切の刺激を避けるために光を閉ざした病室で、痙攣発作を繰り返し、幼い身体で苦しむ昌子。両親は看護に疲れ果てていく…。◆千葉葛西の平和な一家を襲う破傷風の恐怖を描いた映画。三木卓の同名小説を映画化。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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31.中野良子さんのファンであり、彼女の出演作品(これが少ないのです)を求めて本作品にたどり着きました。内容をまったく知らず、タイトルの響きから、なにやら艶めかしくワクワクドキドキ系なのかな、と勝手に想像&期待していたのですが・・・思ってたんと違う。
あと、【みんな嫌い】さんのあらすじに「◆千葉葛西の平和な一家を~」とありますが、葛西は一応東京です。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 7点(2024-10-10 23:31:22)
30.《ネタバレ》 とにかく役者がみんな上手い。宇野重吉と中野良子はどっから見ても医者にしか見えない。十朱も渡瀬もさすがの演技力。ただ、ストーリーに変化が乏しいのと、オチがない。言ってしまえば病気に罹って悪化して良くなって終わり、という話。さらにはひたすら鳴り続ける無伴奏チェロ組曲はバッハへの冒涜にしか思えない。バッハの了解は得ているのか?と言いたくなる。でも破傷風のいい勉強になりました。海外赴任の前には見ておくべき。
ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-06 10:52:15)
29.《ネタバレ》 いやぁ、なんちゅう作品でしょう。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-10-17 21:37:32)
28.《ネタバレ》 破傷風、この単語には私たちの世代は少なからず恐怖を感じるはずです。小学校のころには普通に破傷風の予防接種をみんな打たれたし(この注射と日本脳炎の予防接種はほんとに痛かった)、たしか同学年には破傷風で死んだ子もいた記憶があるぐらいです。その破傷風との闘病記を“あなたは、この恐怖に耐えられますか!”“彼女はその朝、悪魔とともに旅に出た…”なんてコピーを付けて映画化するんだから、松竹という会社はえげつないです。トラウマ映画としてはあまりに有名ですがとても観る勇気がなくて、今回初鑑賞となった次第です。 主演の女の子の演技が凄まじいというか、監督もよくここまでやらせたな、って呆れかえりました。今のご時世でこんなことさせたら、下手したら幼児虐待で炎上ものですよ。また、劇中でも医師に破傷風菌は唾液なんかじゃ感染しないと説明させてるのに、両親が感染したんじゃないかとほとんどノイローゼになってゆく様を丹念に撮っていて、これじゃほとんどゾンビ扱いじゃないですか。野村芳太郎は『砂の器』でもハンセン病患者団体から抗議を受けてますが、ちょっとリテラシーに欠けるところがありそうですね。まあ短期勝負で致死率の高い破傷風ですから、患者団体なんてなさそうですけど。あと気になったのが昭和50年代の医療体制で、こんなに程度が低かったのかな。それには宇野重吉と中野良子以外の医師やナースがあまりにも感じが悪く無能に見えたこともありますが、絶対安静で光線も遮断しなければいけない破傷風患者を小児科の大部屋病室の隣の病室で治療するなんてあり得ない感じがします。聖路加病院が撮影に協力してロケもしているみたいですので、実際こういうレベルだったんでしょうね。でも容体が急変して渡瀬恒彦が主治医の中野良子を自身で医局を回って探し回るシーンがありましたが、こんなこと大病院であり得ますかね?
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-21 23:48:54)
27.《ネタバレ》 カルト映画というイメージが強かったので敬遠していましたが、いざ見てみたらちゃんとした俳優さんを揃えてきちっとした作りで思ってた映画とは少し違いました。破傷風という病気の恐ろしさがこれ以上ないぐらい伝わってきて爆弾をずっと抱えているような感じでドキドキが最後まで止まりませんでした。長期に渡る闘病生活の中で両親が少しずつ壊れていく様が痛々しかったです。最後見終わった後の安堵感はなかなか他の作品では味わえません。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-11-18 00:08:30)
26.《ネタバレ》 HULUで全く前知識なしに鑑賞・・・有名なトラウマ名作映画だったとは
原作はともかく演技も脚本も一級レベルで、音響効果もBGMも容赦無い
そう、容赦無いんだこの作品
それと身内に重病の人がいて長期間の看病に疲れきった経験がある人は色々思い出してしまうと思う。
俺は亡くなった認知症の母を思い出してどうしようもなくなった
ぷらむ少佐さん [インターネット(字幕)] 9点(2015-10-12 22:00:42)
25.映画の出来がどうとかではなく、シシー版の『キャリー』と『ザ・チャイルド』同様に私の幼少期にトラウマを与えた名誉としての満点です。左記2本同様に怖くてもう観られないので再評価も出来ません。あの少女の演技、どんだけ怖かったか!CMだけでも怖いレベル。
movie海馬さん [地上波(邦画)] 10点(2015-03-05 02:00:34)
24.《ネタバレ》 この映画のおかげで破傷風って病気をガキの頃からインプットされ、なまじ泥遊びも迂闊に出来ないし、破傷風に限らずちょっとした傷口から菌が入るのは怖いなと思わされた映画です。
まさに菌(悪魔)に乗り移られたエクソシストですよね。

当時、主役の女の子の歯を食いしばっての『イィ~~ッ』ってのを学校やらで皆真似てた気がする。

しかし、小さい子が苦しんでいる姿は本当に居た堪れなく見ていられなかっただけに、回復してからの第一声『チョコぱん食べたい・・・』には涙してしまいました。
ぐうたらパパさん [DVD(邦画)] 7点(2012-07-06 16:06:46)
23.《ネタバレ》 サスペンスやらホラーやら、のコーナーにあったし、DVDに収録されていた予告編も完全にそんな感じの作りだが…
内容は全くホラーでもなければサスペンスでもなくて肩透かし。
ホラーやサスペンスだと思って観た私が悪いのだが。
「麦茶と思った飲んだら麺つゆだった」
「まだまだいっぱい入ってると思って牛乳パックを持ち上げたら空っぽで軽かった」
という感じ。
映画としてこれの何が面白いのかは私には理解不能。
これが斬新で映画にできていのはこの時代だったせいだろうけど
今ならテレビで夜9時ぐらいから難病と戦う2時間ドラマ、としてやってる感じ。
虎王さん [DVD(邦画)] 4点(2012-03-09 12:38:41)
22.暗い病室で口もきけず、発作を繰り返しながら死と闘うなんて、、、ちょっとできないです。そこらへんのホラー映画がかすむ怖さ。
nojiさん [ビデオ(邦画)] 9点(2012-02-23 00:25:53)
21.《ネタバレ》 破傷風って、こんなに恐ろしい病気だったのですね、、、知りませんでした。まず特筆すべきは、女の子の迫真の演技です。「イイィィィィィィィィィィぃぃぃぃぃ!!」と叫び声をあげて、口から血を出しながらのけぞる姿はまさしく「エクソシスト」そのものです。病を患い、その病気と闘う一家のヒューマンドラマなのに、その様相はまるでホラー映画という異色の出立ち。他に類を見ない作品で深く記憶に残ります。注射を刺したり、歯を取ったりと、見ているこっちの体までウズウズして追いつめられていくような、そういう精神的な怖さがある。1980年の映画ということで、団地も病院も洋服もなにからなにまで古くさく、映像表現もアナログで(たとえば夢のシーン)、途中ロボットを使ったシーンも含め、その古さが今見るとより一層怖いんですよね。こういう年代物の古さが醸し出す雰囲気というのは、今の映画で真似しようとしても作れない。どんどんと精神が病んでいく両親の演技も見もの。ラストは確かにあっけない終わり方で、その点に不満を持つ方もいると思いますが、これはあくまでも「ホラーの衣をまとったヒューマンドラマ」なので、そういうバッドエンディングは本当のホラー映画に任せておけばいいんです。女の子の「チョコパン食べたい」には心底ほっとさせられました。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-20 02:01:34)
20.親子、夫婦の絆、感染の恐怖などを描いた作品だが、総体的には闘病記といった印象で、
内容そのものは命をテーマにした、テレビのスペシャルドラマとほぼ変わらないです。
本作から一番伝わってくるのは破傷風の怖さ。ややホラータッチの演出がいかにも映画らしくて、
その点では妙味あり。ちょっと面白かった。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2012-01-13 02:18:45)
19.《ネタバレ》 よくある難病をテーマにしたヒューマンドラマには違いないと思うのだが、野村芳太郎監督は破傷風という病の怖さを「八つ墓村」のようなオカルト・ホラータッチで描いており、一部で言われている「ホラー映画よりも怖い映画」、「トラウマ映画」という評判が納得できるほど怖い映画だった。それでも、父親(渡瀬恒彦)の破傷風に対する偏見や、母親(十朱幸代)が壮絶な看病の果てに精神的に参ってしまうあたりはとてもリアルに感じられたし、この両親の娘に対する愛情の深さや心の葛藤もよく描けている。しかし、だからといってこの二人に感情移入できたかといえばそうではなく、最初から最後まで傍観していたというのが本当のところ。それよりも破傷風に侵される娘を演じる子役の演技がすごく、この映画のオカルト・ホラー映画のような演出とマッチしていて、それも難病に立ち向かう一家を描いた人間ドラマというよりもホラー映画という印象のほうが強くなってしまう一因だろう。また、結末もあれだけ深刻だったわりには唐突にえらくあっさりと回復の傾向が見えて終わるため、結局この映画は破傷風の怖さをオカルト映画のように表現したかっただけのように思え、難病に立ち向かう家族を描いたドラマとしてはちょっと物足りなく、見終わってもホラー映画という感覚が抜けない。一応、野村監督は破傷風の怖さとともにこの家族の人間ドラマも描きたかったようだけど、どうしても(さっき書いたようによく描けてはいるが。)破傷風に苦しむ子供のインパクトに人間ドラマが負けてしまっている。ただ、(何度も言うが)実際はホラー映画ではないにも関わらず、一級品のホラー映画のような印象が残り、少々過剰にやりすぎとも思うし、全く逆の結末のほうがよかった気もするが、破傷風の怖さが十分すぎるほどつたわってくるので、難病の啓発映画としてこれ以上のものはないのではないかと思う。(それでもやっぱりやりすぎだよなあ。)ペンチで歯を抜くシーンの医者のセリフもすごすぎる。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 6点(2011-12-01 14:53:45)
18.映画そのものの出来や子供の演技は素晴らしいと思います。でもあまりに悲惨すぎて、2度と観たくない作品のひとつです。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-07-23 01:51:58)
17.子役がすごい……!あんな演技ができる子がこの時代にいるなんて。あのつんざくような「い゛―――――――――」って、すごくこわかったです。
でも十朱幸代には同感できなかった。渡瀬恒彦も父親には見えなかった。いやーしかしあの子はすごいー!
まりんこさん [DVD(邦画)] 6点(2009-01-23 22:18:52)
16.昔テレビで一度見たきりですが、めちゃくちゃ印象に残ってます。(大人になってから原作買って読みました。結構忠実。)医療ものなんだけど、本当にヘタなホラーより怖い。今まで見た中で一番怖い邦画です。邦画には中々いい子役がいませんが、この子の迫真の演技はすごい!破傷風の症状「後弓反張」を知った時、あのえびぞりのことだ!とすぐこの映画を思い出しました。酷いとあれで脊椎折って死んでしまうそうです。本当にそうなりかねないような演技してましたね・・・ああ恐ろしい。両親の看病疲れ・うつされるんじゃないかという無知から来るエゴ、それと愛情との葛藤、人間ドラマもよく描けています。結末は賛否両論のようですが、私は「チョコパン食べたい」に素直に感動してしまったクチです。
あっかっかさん [地上波(邦画)] 8点(2009-01-14 13:50:14)
15.ホラー映画ではありません。幼い女の子とその両親が病に立ち向かう壮絶な闘病ストーリーです。それなのにラストはあまりにもあっけない。
☆Tiffany☆さん [地上波(邦画)] 5点(2007-08-11 09:13:12)
14.《ネタバレ》 破傷風を題材にし、大変真面目に作られた映画です。娯楽性など皆無といってよいでしょう。外で遊ぶとき、錆びた釘には注意しなさいと、さんざん親に言われたものでした。 わくわくと面白い映画ではありませんが、見る価値はあります。この映画は公開当時オカルト映画のように宣伝されたのですが、映画の本質を理解していない映画会社は野村芳太郎に土下座すべきと思います。
ジャッカルの目さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-04-12 21:46:14)
13.《ネタバレ》 全体を通じてなかなか力が入っており、特に子役の少女の気合の入り方は驚嘆すべきであるが、結局、中身としては発作→救命措置が繰り返されるだけであって、単調な感は否めない。主演が渡瀬恒彦というのも、どこか常人離れした雰囲気が漂っていて、「どこにでもいるお父さん」の雰囲気が削がれている(こういう役は、勝野洋とか本田博太郎で見てみたかった)。中野良子が女医役にあまり合っていなかったのも意外。などと言いつつも、光の刺激を避けるために病室内は常時真っ暗という前提条件をフルに生かした作品世界の統一性(逆に、数少ない外のシーンが何とも眩しい)は強烈だったのでこの点数。
Oliasさん [DVD(邦画)] 7点(2005-06-16 02:51:07)
12.私も高い評判を聞いてから観たクチで、期待が大きすぎた、というのが正直な感想です。破傷風の恐怖と、心理的に追い詰められていく夫婦には、観客を釘付けにする迫力があります。それはいいでしょう。しかし、本作には今ひとつ焦点を絞りきれてないような印象を受けます。例えば、父親の昭(渡瀬恒彦)が転ぶシーンがありますが、これが破傷風の感染によるものなのか、単に焦っていたのかどうかわからない。こういうはっきりしない場面が結構あります。そもそも本作はホラーなのか、ヒューマンドラマなのかもはっきりしないのです。それともこのような構造によって、作品に多角的解釈が与えられているのか?いろいろ考えましたが、やはり絞った方がいい、テーマがはっきりした方がこの作品はよくなる。私はそういう結論に達しました。とはいえ、本作がサスペンスフルな秀作であるのは間違いないと思います。
円盤人さん 6点(2004-10-07 00:54:38)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 6.68点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
439.68%
539.68%
6825.81%
7929.03%
8412.90%
939.68%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review5人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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