エクステのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エクステ

[エクステ]
2007年上映時間:108分
平均点:6.00 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-02-17)
ホラー青春もの
新規登録(2007-02-06)【ケ66軍曹】さん
タイトル情報更新(2024-04-18)【イニシャルK】さん
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監督園子温
キャスト栗山千明(女優)水島優子
大杉漣(男優)山崎ぐんじ
佐藤めぐみ(女優)森田由紀
つぐみ(女優)水島清美
山本未來(女優)杉村佳代
佐藤未来(女優)水島マミ
満島ひかり(女優)椎名百合子
光石研(男優)菅原達夫
山本浩司(俳優)(男優)田村次郎
夏生ゆうな(女優)近藤
松下恵(女優)別の美容室の美容師
田中哲司(男優)矢口
田中要次(男優)高島
柳ユーレイ(男優)服部
蛭子能収(男優)タクシー運転手
脚本園子温
安達正軌
製作セントラル・アーツ(製作プロダクション)
企画黒澤満
遠藤茂行
配給東映
美術福澤勝広
西村喜廣(特殊造型)
照明松隈信一
あらすじ
「ヘアスタイリストの卵で美容室《ジル・ド・レエ》に勤めて2年目の優子」が帰宅すると、部屋には姪のまみがいた。姉に電話したら「しばらくアンタに預ける」という無責任な返事。最初は呆れていた優子だったが、実はまみは…。一方、警察の死体安置室に勤める山崎の元へ、異様な死体が持ち込まれる。臓器売買シンジケートの被害者らしき死体の体内には、大量の髪が詰まっていたのだ。そして、死体自身もどんどん髪を伸ばし始めた…。全く無関係な人々が「髪の毛」で繋がっていく、ケミカルな新感覚ホラー。
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12
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4.《ネタバレ》 同監督の「自殺サークル」や「紀子の食卓」に比べるとインパクトはないが、でも、なかなかの良作でした。園監督らしく、メッセージが多面的で、並列的。ただ、今作は、よく言えばわかりやすく、つまりはありきたりな概念の組み合わせに過ぎない映画で、そこらへんは「自殺サークル」や「紀子の食卓」には遠く及ばない。とはいえ、各要素の組み合わせ方はうまいので、深みと広がりのある映画にはなっています。「髪が襲ってくるシーンばっかりだったら嫌だなあ」と思って見始めたのですが、予想外に現実的なシーンが多くて楽しめました。あと、子役の子がうまい!
コウモリさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-10 12:22:07)
3.これぞ映画。ひさびさ、いやー目がさめました。やってくれるぜ!女の子が、かわいそうではかなくって、けなげで、ちょっと、オジサン、観てられなかったが、みんな、いい味だしてるねえ。
はなしと全然関係ないが、山本未来の”お客様の貴重なお時間をいただいて仕事をしているという気持ちを忘れないで”というセリフが最高に!ためになり、アタマからはなれません。
男ザンパノさん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-09 00:29:57)
2.《ネタバレ》 映画館という環境と初日の舞台挨拶で生の栗山千明を拝めたので若干評価高めです。思ったよりは悪くはなかったですね。ストーリーが薄く、なんとなく監督の自己満足で終わってしまった感じもしますがそんなところを突っ込むのはナンセンスなのでしょう。ホラーですが怖いというより気持ちわるい・・ギャグも入ってるかな。ホラーと思わない方が良いでしょう。青春ドラマです。映像の迫力はなかなかでしょうか。傷口から生えてきた髪の毛を引き抜くシーンなんかはぞっとしますね。髪の毛が爆髪するシーンや臓器売買の子が死ぬシーンなんかは圧巻。こういうの苦手な人もいるでしょうが俺は好きです。もっと注目すべきとこはやはり大杉漣演じる山崎でしょう。【エスねこ】さんのご期待に応え語りましょう。そりゃもうド変態です。髪より山崎の方が恐ろしいことは言うまでもありません。こういう人って世の中にいるからなおさら怖い・・けど笑える。大杉さんの演技はマスコミに怪演と称されてますが観て納得。彼もあの役を楽しんでいるでしょう(笑)拍手を送りたいです。髪の恐怖、変態の恐怖が描かれてますがもう1つ、人間の怖さも描かれています。あの母親も変態と同じ・・いやそれ以上に怖い存在じゃないでしょうか。ああいう腐った人間も世の中には溢れているのでこれまた怖く、腹立たしいですね。虐待が発覚したとき「あ、死亡フラグたった」と思いつい期待してしまいました。まあ正直あの母親の役はいらないような気もしましたが。栗山千明演じる優子の青春ドラマと髪と変態の恐怖だけで良かったです。【以下栗山千明嬢についての語りw】今までの出演作品で1番明るいキャラじゃないでしょうか。もうそれが観れただけでも大満足。他の多くの作品で演じるようなキレキャラとのギャップがたまりません。栗山千明が1番良い感じで撮られている映画は多分これでしょう。上映が終わり帰ろうとする時、後ろの青年が「栗山千明可愛かったね」と言うのを聞いて「ですよね!いや~あなたとは友達になれそうだ」と思いつつ言いたかった言葉→「栗山千明は『可愛い』じゃなくて『美しい』んだ!」・・・はい、最後まで読んでくれた人ありがとう。■追記:どうもです、エスねこさん。そう言えば猫の描写が多かったですね。しかしそれよりもあまりに美人が揃い過ぎてる事の方へ目が行ってしまいました(笑)
ケ66軍曹さん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-17 22:03:06)(良:2票)(笑:1票)
1.まるで栗山千明と大地康雄のために作られたような映画。でもそこを栗山千明&大杉漣で撮っちゃうあたりの微妙な意外性というか、なんというか…まあいいや(笑)。とにかく去年予告を観て、あの信じられない光景に目を疑い、呆然としてしまったインパクト故にわざわざ公開初日、初回上映に行ってきました。DVDもらったっす。

なんかねー、スプラッタって以外は話もキャラクターも全然違うんですが『死霊のしたたり』を思い浮かべちゃうんですよ。なぜか。映像が、完全にイッちゃってるからでしょうね。予想外に濃くて重い「社会派でっせ~っ!」ってな感じの内容でしたが、そういうマンガ的な画造りなので、露悪趣味とは方向性がちょっと違う。悪くはありません。
ただ、あれだけの事件に発展しながら、エンディングでパトカーの影すら見せないのはどうかと思います。ちょっと現実感を喪失してるんですよね。あの終わり方は明示的に自分の内面へ逃げたんじゃないかと思います。「ここまで楽しませたんだから、オレの好きなように終わりを締めさせてよ」みたいな声が画面から聞こえて来る。悪いとは言わないけど、どうせやるなら『ポゼッション』のラストくらいまでやっとけよ監督。あまりに逃げすぎで被写体が何なのかよくわからんぜよ(…は言い過ぎ)。

あと、卑怯なまでに子役を巧く使いやがったな(笑)。エクステ襲撃場面での佐藤未来の演技は、完全に栗山千明を食ってます。他にも優子が夢中で語る《美容師になろうと思ったきっかけ》を聞きながら「あー語りスイッチ入れちゃったよ、いつまで話してんだこの姉ちゃん」っていう表情は、「子役」から「女優」になりかけてる感じ。非常に硬質な感じで役が創り上げられてました。
オイラが期待してスクリーンへ足を運び、ここのレビュアーの過半も期待しているであろう大杉漣については、この後のレビューで数多く語られると思うので特にはいいかな。ホント凄いっすよ、演技バカというかバカ演技というか…いろんな意味でえらい人です。

●追記:ケ6さん援護 thx!(^^;
ネットでの評を見てると、美容室で飼ってる猫の描写への言及が多いですね。
「人間は毛をなくした動物である」の原則、つまり山崎=回帰願望という線もアリかな。
エスねこさん [映画館(邦画)] 8点(2007-02-17 20:42:15)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.00点
000.00%
114.17%
200.00%
314.17%
414.17%
5520.83%
6625.00%
7520.83%
8520.83%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 4.00点 Review3人
5 感泣評価 7.00点 Review2人
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