42.《ネタバレ》 原作未読。 「間宮兄弟に変化なんて必要ないのさ」ってことなのでしょうが、そもそもなんでこの兄弟は他との交流を求めたりしたのでしょうか? その裏打ちがないので、設定が崩壊しているようにみえてしまう。 おそらく森田芳光が間宮兄弟を浮世離れしたキャラクターにしすぎてしまったのが全ての元凶なんだと思う。 普通は一般的な幸せの概念から乖離してしまった価値観を持っていても、世間の中にいれば自然と「違う」ことを非難させれているような強迫観念に駆られる場面に遭遇するものでしょうが、本作では周囲を全く気にしないほど兄弟二人だけで充分幸せという描写をした揚げ句の彼らによるパーティー主催。これでは意味がわからない。 どうしてもあの奔放な兄弟の描写も入れて本作の成り行きにしたいのならば、生き様(女っ気がない)を批判・非難されて自己憐憫に陥るような流れがなければならないのでは。 原作では、彼らはちゃんと人間味のあるキャラクターであって、「自分たちが幸せなら、それがどんなカタチでも構やしない」ってあたりを謳ってる作品のような気がする。 【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-02 06:50:00) |
41.結局、みなさん、とてもいい方ばかりで・・。 ちょっと長いし、常盤貴子もきれいすぎ。 男性陣が地味でキモ系で、女性はきれいなひとばっかりというのが リアルさを欠いた原因じゃないの? ひとりぐらい、本当に地味な女性を登場させても良かったと思う。 兄弟仲よし・気ままな生活・好きな仕事に従事・きれいで誠実な女子に囲まれ・趣味に没頭・時々ロマン・責任の伴わない楽な毎日・・・。 ある意味、男性のファンタジーそのものかもしれない。 そういう意味では非現実な作品です。 【グレース】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-11-24 16:00:23) |
40.1時間でも良いのでは?と思えました。平凡で、たまにクスッとさせるだけなのにエピソードが多すぎると思います。 【よーこ】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-11-22 09:43:59) |
39.ああ、こんな人も居るだろうなって言う感想です。ここまで仲の良い兄弟は正直羨ましいです。恋人居なくても良いんじゃないでしょうかw 映画じゃなきゃ駄目って言う内容では無いので、DVDとかでいいレベルだと思います。 【ペスカトーレ手塚】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-09-22 02:03:12) |
★38.《ネタバレ》 あの森田芳光が「小さな幸せがいっぱい」などという作品を撮るわけがないあの「家族ゲーム」の森田が…と勝手に思い込んで見ていたわけですが、もう最初からツッコムつもりで観ているわけで、なんともひねくれた観客なわけです。で思うに、あの間宮兄弟はあの完結した兄弟の生活のなかで遊んでいるだけなのではないか…と。弟は最初からカレシがいると知っている直美ちゃんを誘うように兄にけしかけ、自分は離婚騒動の最中にいる兄の同僚の奥さんに迫る。どちらも成就しないことを見据えての恋愛ゲーム。兄弟の生活の唯一の汚点は、「結婚できない」「彼女がいない」と言うことであるわけだけれども、それが成立してしまうと兄弟の生活は崩されてしまう。彼らにとっては「女性にもてない」ことさえも兄弟の生活のなかのゲームなのではないか。そう考えてみるとこれは結構怖い映画かもしれない。まったり…などと言っているのが空恐ろしいような気がしました。でもこの映画、わたしは大好きです。 【はちかつぎひめ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-20 17:17:00) |
37.《ネタバレ》 結局なにが言いたいのかよくわからなかった。けど佐々木内蔵助が言った、一日の終わりに電話する相手がいるっていいことだ、みたいなセリフが素敵だった。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-18 07:36:32) |
36.この間宮兄弟ちょっと変。だって兄弟なのに2人で住んでるし2人っきりで映画見てるし、あれこれ2人で… でも彼らからしたら、こんなのただの偏見なんでしょうね。それにしても、おじさんのときめきって妙に応援したくなりますね。 【ライトニングボルト】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-03 10:39:50) |
35.確かにいい感じの話しだし楽しめるんだけど、映画としてみると物足りないかな。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-07-01 18:04:04) |
34.《ネタバレ》 会話が面白くなく間延びした感じでした。江國の小説を読んだときに面白かった部分と、そうでない部分がはっきり分かれていたので、映画を楽しみにしていたのですが、退屈さな部分ばかり強調されてしまいました。ほんの少しのアレンジで面白くなる映画だと思います。残念です。 【omut】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-06-24 02:56:19) |
33.私もオタクなので,彼らの生活スタイルには非常に共感できるものがありました.私も野球(私はドラ)大好きですし,ベージュのチノパンはいてるし,コーヒー牛乳も美味しそうでした.私はホモではありませんが,30半ばまで独身で一人暮らしをしていると,特定の女性とお付き合いしたいといった感情はほとんどなくなってしまいました(やばっ).その代わりこんな兄弟が一人くらいいてもイイかなぁと思わせてくれる映画でした.ただ万人にお勧めできるかどうか微妙なので控えめな点数とさせていただきました. 【マー君】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-06-21 22:44:02) |
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32.世代によってウケが違うのか?「家族ゲーム」にはまった世代には、なじめるセンス。昔、「やっぱり猫が好き」という、女3人のまったりしたTV番組があったが、これの男版みたいな感じ(?)同性ばかりでまったり、ちょっと寂しいけどなんか楽しい。兄弟で寄り添うように生きている2人は、おたくっぽいけれど、ちゃんと自分に無理のない仕事で自立していて、周りの人とかかわっていて、「何か」や「誰か」に依存したり束縛したりしていない。でも身近な人がいちばん大切だとわかっている。そんな、地味だけど肩ひじはらない自立感、がいいのかもしれない。スパイスとなっている妹役が良かった。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-19 12:34:17) |
31.《ネタバレ》 一見変な兄弟だと感じるが、社会人として、ちゃんとした仕事にもついているし、普通に女性にも興味がある。好きな映画をのめりこんで見て、本気で野球を応援し、親と兄弟、友人を大事にする。いい生き方ですね。常盤さんと沢尻さんをものすっごい脇役として使っているような印象を受けましたが、それがまた金持ち間宮の映画としては上手い事ハマっている。私はコレ好きですわー。 【junneisan】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-07 09:15:51) |
30.芦屋雁之助の「裸の大将」シリーズのファンだった僕としてはリメイク版が放送されると聞き、不安がよぎった。そこで主演の塚地武雅が出演しているこの映画を見ることに。おにぎりを食べているシーンやランニングシャツを着ているシーンの塚地が本当に山下清を演じる芦屋雁之助に驚くほどそっくりだったので見ながらこれなら大丈夫だろうと思った。映画のレビューだけど、今まで見た森田芳光監督の映画の中ではとくにつまらないってわけでもなく、だからといって特別面白いというわけでもない言ってみれば平凡な印象だっだなあ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-06-06 03:04:23) |
29.「カレー、みんな喜んでくれたね。」「うん。」「よかったね。」「浴衣パーティも楽しかったね。」「ほんとだね。」こんな、ぐりとぐらのような天然記念物的兄弟の話かと思いきや、ただのオトナコドモが身内と優雅に盛り上がってるだけの話だった。お気楽でそりゃもう羨ましい限りの生活だが、だからこそモテないんだよあんたたち。摩擦が無くちゃ熱も生まれないじゃんよ。と、塚地似の夫を持つ私が、毎年海外旅行に出かけていく独身貴族の友人に小言を言っているときと同じ気持ちになってしまった。久々に眉間にしわ寄せて映画を観たよ。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-05-30 16:15:41) |
28.《ネタバレ》 塚ちゃんがイイ!顔は変だけど(ごめんね)演技上手いかも!今後が楽しみな役者さんですな。話の展開は超ダラダラで、結局、女に全く相手にされないマザコン兄弟の話なのかなぁ~ってカンジでした。今の子供ですらグリコなんてやらんのに・・(笑) 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-20 22:07:40) |
27.当たり外れの差の激しいこの監督。これはまだ当たりの部類。時々暴走しかけてるけど、許容範囲内に収まっています。高嶋政宏のキャラクターは結構ツボでした。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-05 19:34:53) |
26.《ネタバレ》 これは惜しい。エピソードが多いせいか散漫な印象。佐々木蔵人が江尻エリカを誘うシーンの「断る」が一番面白かった。あとはまあまあな切れのシーンが多い。全体的にコメディにするならそういうテンションのカメラが必要。ほのぼのを強調しすぎなのか、カメラフレームの落ち着きっぷりが、笑いをずいぶん削いでしまっている。 |
25.仲良し兄弟が2人そろって女のケツを追い掛け回す映画なのでドタバタコメディーになるのかと期待してたのですが、つまらないまま終了・・・・出演の女優さんたちは光ってますね。 【東京ロッキー】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-04-29 17:44:45) |
24.《ネタバレ》 間宮兄弟からは、すごく“童貞”臭を感じます。おそらく2人ともそうではないでしょう(もちろん物語の設定的にね)。でも童貞気質は経験のあるなしじゃない。持って生まれた性質。何人の女と寝ようとも童貞っぽい男もいれば、幼稚園児でも、“コイツ絶対将来女に不自由しないな”という子供もいる。(これ某ラジオDJの受け売りです。自分も同意。そして自分、童貞気質バリバリッス。)生きるスタンスの問題。そこで“もてる”ということについて考えてみました。多分この言葉の前には、“多くの女から”という注釈が付くのだと思います(ノーマルなら)。“もてる”とはそういうこと。本作のもて男は、佐藤隆太とフランスに行った彼。2人に共通するのは、彼女が人生の優先順位において1位ではないこと。最優先ではないから、適度に付き合える。仮に別れても致命傷は負わない。だから複数の女性とお付き合いが出来ちゃう。う、うらやましー。(沢尻嬢や北川嬢を振るなんて考えられないと思った人は、きっとお仲間です。)間宮兄弟はもてない。多分ずっともてない。でも愛されないわけじゃない。たった1人に自分の良さを気づいてもらえればいい。多分間宮兄弟は気づいてもらえるんじゃないかと思う。そうする努力を放棄していないから。間宮兄弟みたいな生き方も悪くないなと思いました。少なくとも自立しているし。ただ物語としては、ちょっと食い足りないです。現状の肯定だけでなく、その一歩先が見たかった。なお常盤貴子の2度にわたるお色気交渉術には笑いました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-04-18 19:13:00) |
23.《ネタバレ》 最初のうちは間宮兄弟がかわいらしくて、こういう兄弟もいいなあと思えたのですが、それだけで終わった感じです。結局、今まで通りでいいやってラストで、双六を2時間して振り出しに戻ったっていう感じです。主人公にはやっぱり成長して欲しいなあ。 【ぽじっこ】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-04-10 22:27:18) |