レイニーデイ・イン・ニューヨークのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

[レイニーデイインニューヨーク]
A Rainy Day in New York
2019年上映時間:92分
平均点:7.19 / 10(Review 16人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-07-03)
ラブストーリーコメディ
新規登録(2020-07-05)【envy】さん
タイトル情報更新(2024-08-14)【にじばぶ】さん
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監督ウディ・アレン
キャストティモシー・シャラメ(男優)
エル・ファニング(女優)
セレーナ・ゴメス(女優)
ジュード・ロウ(男優)
ディエゴ・ルナ(男優)
リーヴ・シュレイバー(男優)
レベッカ・ホール(女優)
チェリー・ジョーンズ(女優)
脚本ウディ・アレン
撮影ヴィットリオ・ストラーロ
製作レッティ・アロンソン
配給ロングライド
美術サント・ロカスト
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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16.場所がニューヨークで、主人公の名前がギャッツビー(フィッツジェラルドを意識?)、小粋なジャズが流れるとてもスタイリッシュ。少し退屈なところもオシャレ。

観てるうちにいつの間にか別々の方向に進んでしまう主人公の二人、ホントに1つ1つの出来事はあまり深く迫ってこない。ホントにあれよあれよって感じです。

雨の映像ながらウェットにならずドライなマティーニのような映画
amickyさん [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-07 22:37:01)
15.《ネタバレ》 ザ・ウディアレン、ですねぇ。このロマンチックラブストーリーの主人公ギャツビーがまさにご自身の投影で、まだまだ自分はこんな人間なんだよと主張するその貪欲さと、80過ぎてなおラブコメの世界に生息しているという事に脱帽です。都会派男子と田舎娘の大学生カップルが、彼の地元で過ごす一日のすれ違いのお話。なんやかんやで雨降って地固まる、という結末を想像していると裏切られるわけなんですが、地元で自分を見つめ直した彼と、都会で弾け過ぎた彼女、このラストは実は一番しっくり来るのかな。
ちゃかさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-26 11:04:37)
14.《ネタバレ》 W・アレンの撮るNYは雨でも趣深い。過剰な湿度が大都会をしっとりと落ち着かせます。
今作、アレンに代わる多弁な文系男はティモシー・シャラメ。美形なので画になります。女の子とのロマンチックな雰囲気も、彼が務めてこそ。
シャラメ演じるギャツビーの周辺で発生する‶男と女のあれこれ”が軽快な喜劇仕立てで描かれ、恋愛哲学者たるアレン監督の面目躍如といったところです。べたつかずドライなアレン節がふんだんに堪能できます。純朴に見えるガールフレンドはなかなかに打算的だし、妻の不倫に取り乱すジュード・ロウがいれば、婚約者の笑い方に限界を感じるギャツビー兄と、愛憎あるあるオンパレードで楽しい。
思いもかけなかった自分のルーツを確認して晴れ晴れと(雨だけど)往く道を急転回してみせるギャツビーが、呆気にとられるくらいに身軽で鮮やかで羨ましいな。
排ガスも、夜中の消防車のサイレンも、娼婦も毒舌の過ぎる女の子も、全部ひっくるめて愛すべきニューヨーク。アレンのニューヨークはアレンにしか撮れない。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-20 22:36:27)
13.《ネタバレ》 ラブストーリーはあんまり見ないんだけどこの作品は良かった。
上流階級のしゃれた恋愛を見た感じでドロドロした雰囲気はなく
気持ちの良い展開でラストも予想外で楽しめた。
こんなウィットに富んだ返しが出来たら俺でも惚れるわ。
思いながら観てた。
Dry-manさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-04-13 00:36:16)
12.米国未公開作品ですか…
中身と関係なくても味噌をつけてしまうとバイアスかかってあまり評価されなかったとか…
でもなかなか良かったです、主人公の母親のバックグラウンドが肝でありオチとなっていてグッとくる終盤でした。
ProPaceさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-22 19:11:37)
11.《ネタバレ》 上流階級のお話なので少し敷居が高く感じてしまうのですが、まあ言うなれば、有り得るような、有り得ないようなお話で。
でもまあ、誰も悪くはないんですよね。
悪意有る者は誰も居ない。
別れるに至るまでの過程が見事に描かれジ・エンドしていきます。
彼女の願いを叶えてあげながら、その馬車で急なお別れ。オチは効いてますけどそこに別にイヤミはないですし、ふいにポケットから出した紙幣を彼女に軽く握らせる様にも、そこにイヤミはひとつもない。雨降る一晩で二人の人生が大きく変わってしまったレイニーデイ・イン・ニューヨーク。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-16 21:09:01)(良:1票)
10.《ネタバレ》 英語が堪能ならもっと楽しめて点数も上がったのかと思う。
実は大した中身の映画では無く、皮肉屋の彼氏とカマトト(死語)の彼女の少々破天荒なNYデートの顛末を描いた「だけ」の作品。
それでも最後まで飽きずに観れてしまうのは、作品全体の何となくお洒落な雰囲気と、エル・ファニング演じる女子大生がやたらと魅力的だから。
擦れた大都会の男性共には彼女の様なタイプはとてつもなく魅力的に見えるらしく、入れ食いの様に男共にモテまくりの描写は笑えたし、
それでいてエロいシーンが無いのもスマートで良かった。
私はウディ・アレンと言う人の事はかなり昔に見た未来社会を描くコメディと「カメレオンマン」位で他はほとんど知らないが、
本作の様な小粋な感じが長く愛されている(もっとも近年はバッシングされている様だが)理由なのだろうか。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-01 16:27:43)
9.予告編に釣られ 鑑賞..主人公の大学生カップルが ニューヨークを訪れ過ごした1日の物語..ちょっと すかした感じの 演出&台詞..すこし狙い過ぎかな~ 一般ウケしないだろうな~ って 感じの..玄人好みの作品..前半 台詞が多くて疲れた..
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 7点(2021-04-29 10:02:46)
8.《ネタバレ》 アレン作品としては比較的クセの少ないシンプルめのロマンチック・コメディに仕上がってますが、そのジャンルとしては素直にかなり楽しく観れる作品だと思いますし、それでいて監督の個性とゆーのも大いに発揮されている非常に手堅い良品だと思います。個人的には、特にこの気怠い雨に包まれたまろやかな雰囲気というものが(監督の他作品と比較しても)とても心地好かったですね。そこは流石だなと。

ティモシー・シャラメにせよエル・ファニングにせよ、実際にまだ非常に若い俳優さんですし、若々しい、というよりは少し幼い、というか、しかしそこから生まれる微笑ましさとゆーのが本作の好ましい雰囲気の醸成に一役買っていたと思います。特にエル・ファニングの邪気(と頭の中身)の感じられない「純真」な感じは個人的に絶品でしたね(それでいて随所でかなり気合の入った「練った」演技を見せてくれたとも思いますし)。この作品が彼らのキャリアで無かったことになってしまうのは、やはり少し勿体無い。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2021-03-11 22:19:53)(良:2票)
7.《ネタバレ》 アメリカでは劇場公開されなかった本作。そのようなスキャンダルはわきにおいて観てみました。この年齢でこんな映画を撮ってしまうなんてやっぱり凄い。あちこちにウディアレンの分身らしき人物が配置されているけど、いちばん驚いたのはギャツビーの母親でした。彼女のなかにウディアレンの本音が垣間見える気がした。ギャツビーのチェットベイカーの歌のピアノの弾き語りなどジャズ好きにはたまらないシーンだと思う。すれ違いばかりの恋人同士が最後にハッピーエンドになるラヴストーリーと思いきや、馬車の中でコールポーターのナイト&デイの歌詞を口ずさむギャツビーに「シェイクスピアね」と答えるアシュレー、それを聞いてギャツビーが馬車から降りるどんでん返し。わたしはなぜかすごく泣いてしまって、いままでは「アパートの鍵かします」を自分のベストラヴストーリー映画と思ってきたけど、それに負けないくらい好きだと思った。このスキャンダルがなかったら10点をつけていたかもしれません。
はちかつぎひめさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-02-28 09:57:53)(良:1票)
6.まさに「雨の日」のような鬱蒼感。
途中まではあまり気分の良くない映画だなぁと。
そう思わせるのも、あくまで布石。
最後には気持ちが晴れたので良かったです。

どこがコメディなのかな?と考えていたけど、
ヒロイン(仮)がご退場させられるあのシュールさ。
それが一番のコメディなのかなー、と思いました。
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-03 20:15:58)
5.ニューヨークの「ある」雨の日、なのですよ。一日を描いてる。カタカナばかりの邦題になるとちょっと興ざめしませんか?

相変わらずのガチャガチャ・ごたごたの会話劇、もう新作見納めなら寂しいなどと考えずにはいられなくなりますが。精力的に若い多才な俳優さんを作品に入れていくの、やっぱりうまいですよね。

ちょい悪に憧れる大学生が親を見直すきっかけ、に興味を持ちました。うまい起承転結だったと思います!

「カフェ・ソサエティ」のエンディングのような美しい風景をもっと期待したのですが、実際NYに住んでいたらそうも高層ビルやら景色やらを見る余裕もないでしょうね。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-20 17:22:15)(良:1票)
4.ティモシー・シャラメとエル・ファニング演じる大学生カップルのお話なんですが、
2人が一緒にいるのは冒頭と最後のごく短時間。すぐに2人をNYでバラバラにし、それぞれの身に起こる騒動をテンポよく描く。
NYを舞台にアレンらしい空気、アレンらしい作品の色、アレンらしいテンポ、アレンらしい登場人物とNYのガヤガヤ感。
アレンファンには十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。
ちょっと神経質でスランプに悩める映画監督。妻の浮気に振り回される脚本家。
NYで離ればなれになった恋人となかなか合流できずやきもきする少々理屈っぽい大学生。
アレン自身が映画に出なくなってからも、多くの作品で彼の分身というべき登場人物が登場しましたが、
本作はそれぞれの年齢の時にアレン自身が演じていたら楽しかっただろうなと思える、冴えない男が一杯出てきます。
エル・ファニングがNYで絡む映画関係者を監督→脚本家→今を時めく人気俳優とテンポよく変えていく。
相変わらず誰もがよく喋ります。相変わらずのユダヤネタも登場します。小気味いい、アレンらしい脚本が楽しい。
「僕はNYに残る。君は帰れ。僕には排気ガスが必要だ。」主人公カップルのカレの彼女への最後の台詞。アレンらしい一言です。
彼に若かりし頃の自分を投影させていたのかな。
もう80代半ばのアレンの衰えることのない創作意欲、感性の若さには驚かされます。
しかし彼は今非常に厳しい状況にあり、年齢を考えるとこの先彼が再び映画を撮ることが出来るのかは不透明な状況です。
本作は本国アメリカでは未公開となっており、復帰はそう容易では無いのかもしれません。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2020-12-22 20:47:36)(良:1票)
3.《ネタバレ》 公開中止を心配しておりましたが、まずは一安心。 のっけから、聴いてすぐにウディアレン監督とわかる音楽が相変わらずよいです。 それと、いつにも増して台詞をたくさん詰め込んだなあ、と。特にティモシー・シャラメにエル・ファニング、そしてジュードロウあたりは、まるで話していないと死んでしまう強迫観念にかられたように、よくしゃべります。 (そのジュードロウ、しばらく誰だか気付かなかった・・笑) その会話劇ですが、私は楽しめましたよ。映画監督、脚本家、俳優といった女好きの三バカに、インタビュアーは美人だけど頭の中がお花畑の田舎娘って、もう設定だけで勝ったようなもの。こういう、映画にまつわる大した仕事をこなす人らが総じて情けない感じで、最も一般人たるセレーナ・ゴメスのようなやさぐれたネエちゃんが誰よりも言葉に深みがあって冷静によく物事をみてる、それってやっぱり笑っちゃうよね。 強いて言うなら、雨とニューヨークといったロマンチックなキーワードに、撮影はかのヴィットリオ・ストラーロなので、忘れ難いような美しい一画を期待していましたが、それがなかったのが残念かな。 ではでは、ウディアレン監督。やはり私はこういうの、大好きです。今置かれている逆境はさておき、私はいつまでも支持します。
タケノコさん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-15 16:12:54)(良:1票)
2.《ネタバレ》 30年近く前の騒動がぶり返されたんですね、それで本作はアメリカでは公開されていないとか。
それはさておき、面白く観させていただきましたよ。もうアレン作品そのものでして主演男優もアレンそのもで今回はわりと女々しさが目立ってるかなと。
多彩なキャストの上に登場人物が映画監督に脚本家とか、やはりアレンなんですよね。そしてみんなじっとしてなくてあっちいったりこっちいったり。その間ほぼ雨なんですけど、なんといいますか土砂降り過ぎじゃないかとそれだけが気になってしまいました。ニューヨークの街並みはとても良かったんですけどね。
ティモシー・シャラメにエル・ファニング、セレーナ・ゴメスと若手を中心に持ってきているけど、音楽はかなり大人な選曲で映画館の音響効果もあり、ベースの音も心地よくうっとりと聞き惚れてしまいました。特に「ミスティ」がよかったなあ。
兄の婚約者の癖に笑ったし、アシュレーの身代わりとして実家へ連れて行くことがそこにたどり着くことになるとは。。。
やはり優れた脚本だなと思えるし、会話も楽しく洒落た言い回しにセリフは楽しくテンポも良いですね、ウディ・アレンの才能とキャリアも事実であり、それだけに残念だなあと思うのです。
御年84歳、新作は期待できるのかどうなのか微妙ですが意外としぶといかもね。
envyさん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-10 16:54:18)
1.《ネタバレ》  ウディ・アレンの新作が見られるのはコレが最後になるのかしらねぇ。#MeToo運動の流れによって過去の性的虐待を問われハリウッドを干され、この作品もアメリカ本国では上映が中止、出演者達は出演を後悔していると発言したり、揃ってギャラを寄付したり。
 この映画そのものも、そんなアレンを映す皮肉なモノになってしまっているカンジがしないでもないわ。本来、映画作品自体と、それを作った個人とは別モノとして捉えるべきと思うのだけれど、ウディ・アレン作品は彼そのものを強く映している場合が(とても)多いので、どうしたってそこに彼自身を見てしまうのね。
 しかも今回の作品に出てくる男達は映画監督、脚本家、俳優、そして神経質でシニカルなニューヨーカーの主人公。ハッキリとウディ・アレンの人格を複数のキャラクターに分割して描いているようなモノだもの。
 男達は総じてダメ人間。スケベでだらしなくて身勝手で。その男達を無自覚に、あるいは自覚しながら翻弄してゆく天然系おバカなお嬢さんなエル・ファニングと、主人公が最後に理想として選ぶ辛辣で容赦ないセレーナ・ゴメス。
 そこにあるのはひたすらウディがそうやって生きてきたことに対する言い訳がましさと、彼にとっての一方的で身勝手な都合のいい女性観。自分はダメなヤツだからそんな人間を支える女性はこうあって欲しい、ってのがダダ漏れていて、主人公の母親の境遇に対する視点、主人公のその捉え方まで含めて、本当にダメ。
 そして、そういう意味では自虐っぽく見えて実は言い訳ないつもの毎度おなじみアレン作品ね。ただ、今回はその背景に#MeTooが透けて見えてしまう、と。

 コメディとしては面白いわ。どんどんすれ違って予想もしない方向へ進んでゆく2人の物語。会話やモノローグの楽しさ、個性的な登場人物(お兄さんの婚約者のアレとか)。
 ニューヨークの風景も良かったけれど人工降雨機使うんじゃなくてホントの雨のニューヨークのニオイを感じさせて欲しかったとは思うし、アメリカの夜を(ハンパに)使うのもアレンの後ろ向きな映画作りを感じさせちゃうわね。

 アレンの映画はずっと、先へは進まずに過去ばかり見ているカンジがあって、でももう時代はそれを許さなくなっていて、これはそんなアレンのひとつの区切りの映画、かなり象徴的な映画となってしまったのかもしれないわ。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2020-07-08 15:59:37)
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【点数情報】

Review人数 16人
平均点数 7.19点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6318.75%
7850.00%
8425.00%
916.25%
1000.00%

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