17.規律を強いるだけで人間味皆無の教育者・管理者。自堕落に反発するだけの生徒達。姿勢を崩したら即寝てしまいそうなので、必死で鑑賞(返却日の兼ね合いで)ラストシーンに「あ~、そういう事がしたかったんや、さぞかし気持ちエエんやろうね」ドリフターズの「もしもこんな学校があったら」だったら楽しめるのだろうけど、お寒いオハナシに白けただけの作品。 |
16.《ネタバレ》 カンヌ最高賞は時代を反映させたものが多い。この映画も例に漏れず、学生運動ものである。カラーとモノクロが交互に入り乱れ、やがて現実と空想(if)の区別が曖昧になっていく。普通なら「厳格な全寮制の学校が嫌なら中退しろ」というのは己を犠牲にしてまで空気を重んじる日本の農奴根性だが、閉塞感を撃ち抜くために変えていこうとする意識が明確なのが欧米らしい。だからこそ映画では学長を射殺して撃ち合いになる冗談みたいな終わり方になる。マルコム・マクダウェルのあのエキセントリックな表情が『時計じかけ~』のアレックスに繋がるかと思うと興味深い。 |
15.《ネタバレ》 ぶっちゃけ、よくわからん映画だねー。バイクは勝手に乗って行っちゃうし、ある意味やりたい放題な内容で(苦笑)。おまけに途中で挿入される裸の女はなんなんだ?? まぁ60年代のイギリスの雰囲気を感じさせる一本でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-30 12:34:43) |
14.《ネタバレ》 「造反有利、毛沢東万歳!」の嵐が全世界で吹きまくり団塊世代が暴れまくっていた時代ですから、こういう若造の反乱は当時としては“直球ど真ん中”のテーマだったんでしょうね。英国のエリート養成機関でもあるパブリック・スクールの坊ちゃんたちまでもがついに…、というプロットですが登場人物たちの人物描写が妙に浅いので、彼らの怒り(らしきもの)が全然響いてこないのは困ったものです。『時計じかけのオレンジ』のアレックスを十分の一に薄めた様なマルコム・マクドウェルのキャラはいかにも物足りない(もっともアレックスのリハーサルみたいな経験だったかもしれませんが)。この監督、『オー!ラッキーマン』は三時間超える上映時間ですから、ほんとはこの映画も長かったのをプロデューサーあたりが勝手に30分くらいカットしたのかもしれませんね。ですけど、モノクロとカラーの使い分けやシュールな演出も交えるなど、英国フリーシネマの掉尾を飾るに相応しい映像に満ちているのも確かです。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-11-01 23:12:51) |
★13.抑圧があれば反発がある。この映画はパンクですね。 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-21 19:00:31) |
12.《ネタバレ》 POSHな英語とANARCHYな雰囲気が独特でした. 急に白黒になるシーンも印象的で. この映画イギリス人の友達と観たので, わからないところをいろいろ確認しながら観れました. 引き出しから神父が出てくるシーンのこと聞いたら, 最高のブラックユーモアだと. みんな大ウケでした. あのシーン. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-03-27 20:38:32) |
11.《ネタバレ》 何というか、テロリストに憧れた学生の妄想を現実化したような映画でした。厳格な伝統校で銃を乱射するというラストは衝撃的でした。(コロンバインの事件を思い出してしまいました。)ただ、ラストに至るまでのほとんどが男子校の寄宿舎での話ばっかりだったので、正直むさ苦しかったですね。 しかし、映画の中での「if」が、革命思想無しで現実に起こっている今の状況は良く考えると恐ろしいですね・・・・・・。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-07-22 21:51:32) |
10.アナーキーな映画っていい。この映画はこの時代だからこそ成り立つものだと思う。何かに怒りに満ちたマルコムの表情が強烈すぎ。てか教師、ちゃんと授業をしろ。やってしまいたくなる気持ちも分かるような。。。 |
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9.「つまらない」と言うよりは「認められない」映画です。支離滅裂で独善的な構成といい、大して意味もないのに数だけ多い登場人物といい、唐突すぎる行き当たりばったりのストーリー展開といい、当方にはついて行く余地が全く与えられないまま終わってしまいました。なんなんでしょうかこの映画は? 【K】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2005-04-13 14:41:38) |
8.こういう狂気な映画すき。話にまったく関係ないけど、監督生の制服カッコよくないですか? 【RITA】さん 9点(2004-04-25 17:46:51) |
7.このマルコム・マクダウェルがティーンネイジャー? うーん。見えるような…見えないような… |
6.爆発前夜のマクダウェル氏。そのセクシーさが関係してはいないが、話が長い。細かいとこじっくり見てるけど、いろんな事やればやるほど作りが粗い。 【セクシー】さん 0点(2003-12-14 18:52:01) (良:1票) |
5.マルコム・マクダウェルは「時計じかけのオレンジ」を観てからか、不思議な雰囲気のキャラクターになってます。この映画は観ていて最後はスッキリした気分になりました。 【フィャニ子】さん 7点(2003-05-14 15:12:47) |
4.歴史の先生がチャリに乗って教室へ来るところ(ちゃんとチャリを仕舞う係りの少年もいる)と、↓神父さんが引き出しから出てくるシーンには笑った。英国という国と学校という世界をこれくらい鮮やかに描きだした映画は他にない。全シーン好きだけど、特にウォーレスが鉄棒をする(そしてボビー・フィリップスがセーターを着る)スローモーションと、珈琲店でミックと店の女が虎の真似をするところ(とその後、美しい草原をバイクで走るシーン)にはアンダスンの詩を感じて素晴らしかった。 【アンドロ氏】さん 10点(2002-11-25 03:29:41) |
3.印象深い映画でした。でもなぜ牧師さんが引き出しから出てきてまた引き出しにしまわれてたのが、不思議でした。どなたか理由を教えてください。 【もりっく】さん 10点(2002-04-18 19:10:15) |
【なな】さん 9点(2001-12-20 16:20:48) |
1.この、乾いた感じがいかにも私のイメージする、69年って感じだった。ラストも印象深い 【マロリー】さん 8点(2001-09-27 17:52:08) |