66.《ネタバレ》 ここでの評価が良かったので鑑賞しましたが、退屈してしまいました。ラプラントが本当のヒーローだということがなかなか明らかにされなかったので、どんなラストになるんだろう?と期待していたのですが最終的に真実を話さないという終わり方で残念でした。ダスティン・ホフマンの演技は良かったと思います。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-02-19 11:42:57) |
65.ダスティン・ホフマンに出来ない役はないと確信させられた。ストーリーもさることながら、彼の演技には惹き込まれる。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-01-02 04:19:10) |
64.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンがラストに息子に言う「世の中はウソだらけで真実など無い、だからお前は一番好きなウソを信じて生きればいいんだ」この言葉に物語が集約されていると思う。 【kapoera】さん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-03 07:01:38) |
63.頭が柔らかいと自負している。多くの作品を鑑賞し名作の数々に触れている。また映画は肯定的に観ようという姿勢を貫いているが久々に[鑑賞後の後味]の悪い作品であった。評価が高い故何度も観たが共鳴できない。俳優陣は好きだし持ち味を活かしている。特に苦労人D.ホフマンは円熟の域に達しており情けない男を力まずに好演しているし、A.ガルシアも役柄上、抑制の効いた演技がなかなかである。では何が駄目なのか?それは脚本が不出来だからである。粗雑なのに洒落た風を装っている。メディアによる大衆操作などは遥か昔から続いており特筆すべき事柄でもない。この脚本家の他作品「ブレード・ランナー」にはP.K.ディックの名原作があるし「12モンキーズ」にはC・マルケルの「ラ・ジュテ」という立派な元ネタがある。「許されざる者」はタカ派的で嫌いである。この作品では原案者でもある訳で質の高い脚本家とは評価し得ない。真実が明らかになって然るべき場面が多々あるのに無理矢理に真実を覆い隠す場面が目立ち、苛つく。初見時は素敵なラストへの布石かと思ったが納得のいかない後半・終盤であった。バーニーの人生哲学を肯定する方もいよう。だが御自身がバーニーであったらと置換して欲しい、是非。強く主張したいのだが自分が彼と同じ貧困な境遇にあるならば真実が虚偽に埋もれてしまうのは何としても納得し難い。ババーも極限の決意までしておきながら、(バーニーの説得・交渉があったにせよ)いとも簡単に翻心し、また「演じ続ける」。この先はもう良心の呵責にさいなまれないのだろうか?シニカルなドラマと位置づけられているが充分に練られた脚本ならば不条理な結末でもいいと思える作品は多数ある。しかし皮相的な脚本の基では後味の悪さだけが残ってしまう。“You are welcome(どういたしまして)”の一言で済む問題ではない。バーニーもババーも生き続けていくのだから。更に言えば真実を知ったゲイルは報道の何たるかが解っていない。敢えて良かったと言えるのは息子が真実を知った事だけだと思う。但し嘘ばかりの世の中だからこそ真実の尊さを諭すべきであった。斜めに社会を見る子供を育てては世の中荒廃するばかりである、絶対に。単なるブラック・コメディではないだけに、あのようなまとめ方で終わらせる映画を『粋』だとは言えない。申し訳ないが浅薄な映画である。 【心の金持ち】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-09-02 19:16:39) (良:1票) |
62.《ネタバレ》 ダスティン・ホフマンのとぼけた感じが最高です。魔がさして人助けって…。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 16:58:46) |
61.さえないコソ泥が起こした奇跡の救出劇(安心感・安定感のあるダスティンホフマンの演技力)を中心に展開するサクセス?ストーリー。これは映画だが、実際の世界、マスメディアもこんなものなのでは?と思うとゾッとさせられるが、とてもうまく話の成り行きが構成されているというか、ありきたりのハッピーエンドとは違う、すがすがしい終わり方である。アンディガルシアと2人並んで座ってる時、リポーターが全てを知った時、息子に全てを打ち明けた時の、爽快感は格別であり、ユーモラスである。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-28 00:10:03) |
60.思いっきり、フランク・キャプラ風(「群衆」が一番近いですかね・・・・)ですが、良く出来ていてとても面白い作品でした。やはり、ダスティン・ホフマンって本当に素晴らしい役者さんだなと改めて思いましたね。 しかしながら、マスコミの世界の描き方がフランク・キャプラの時代からほとんど変わっていないのに全く違和感を感じなかったというのも恐ろしい話ですね。 【TM】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-02-08 17:18:49) |
59.偶然つけたTVで始まったので見てみたら、良かったです^^ ダスティンホフマン、良いですね~ ストーリーも、今にしてみればありきたりに見えるかもしれないけども、見た瞬間は、すごく気に入りました^^ 【ほ~り~ぐれいる】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2006-12-09 20:51:16) |
58.《ネタバレ》 面白かった。ダスティンがものすごくいい味出してる。魔が差して人助けしてしまうダメ男を上手に演じていたダスティンの演技力はさすがだなあと感心。たしかにあの後はアンディガルシアがヒーローのままでいた方が世間的にもめでたしめでたしって感じだったかも。アンディガルシアは元々いい人なんだし。一番納得できる結末だった。最後、ダスティンの子供がテレビに映った時に見せるダスティンの表情がものすごくいい。ありえないことが起こったりもするけど、見た後はほっといい気分になる、素敵な映画。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-08 02:09:12) |
57.序盤を観て、これはまた外したかと不安になったが、だんだん良くなって行って、見終わった後は満足している自分がいた。確かに隠れた名作なのかも知れない。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-10 10:24:15) |
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★56. お手本にしたい物語の一つ。群像劇の中でもとても出来がいい。三人の物語が見事に絡み合って、一つの物語をつむぎだしている。乗りはコメディだけど、登場人物の立場に自分を置き換えてみると、難しい選択を迫られていることがわかる。そういった意味ではシリアスな要素も含まれている。マスメディア×大衆という社会問題を扱っていると思いきや、人間ドラマの中で個人的な問題が描かれている。観れば観るほど、味が出る映画だ。 初めて観たのがテレビだった。そのあと、ビデオの字幕やら、DVDの吹き替えやらを観たんだけど、出来が良かったのはテレビの吹き替えバージョンだった。どうやら、テレビで放送する前に、テレビ局で手を加えられるようだ。映画がせいぜい数万人をターゲットにしているのに対して、テレビは数百万人をターゲットにするからだ。もし今後テレビですることがあれば、是非お見逃しなく。随分、印象が違うと思う。 【028】さん [地上波(吹替)] 10点(2006-05-06 15:21:04) |
55.姑息でぐうたらな駄目男が、たまたま遭遇した飛行機墜落事故で、魔が刺して人名救助してしまったために巻き起こるハートフルコメディ。 通常ならば、そこから、男が善に支配されて、そのサクセスストーリーを見守り、観客はそんな男に感情移入して感動を。。。というような形態も取れなくないのだが、本作は、決してそういう方向性で話を進めていかない。 主人公は、決して悪い人間ではないのだが、徹底してぐうたらで姑息。その駄目主人公と、やはり微妙に姑息なホームレスと、主人公に徹底して懐疑的なニュースキャスター。 この三者を絡めて対比させながら、どうにも憎みきれない主人公とホームレスの行動を滑稽に描写しつつ、更に、ある種の違和感をはらみつつ、物語は展開していく。 違う側面で姑息な二人の男の行動が果たしてどう収束するのか、見ている間の観客の違和感がどう解決されるのか、全く想像ができないだけに、ハラハラとした心持で観客はこの三人を見守っていくことになる。 しかし、作品は、シナリオが破綻することなく、うまい具合に話を着地させているのだ。 主人公に投げかけるキャスターの最後の一言が全ての違和感を払拭してハッピーエンドにしてしまう。 うまい、シナリオです。 【あむ】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-01-20 01:39:17) |
54.偽ヒーローが実は本当に良い人だった・・・という展開も悪くはないけど、個人的にはちょっと甘ったるく感じられたかな。ともあれ、映画の作りとしてはすっきりしていて良く出来ていたと思います。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-21 19:16:05) |
53.《ネタバレ》 この種の「本当は違うんだよ」系の話は、見ていてイライラが溜まって印象が良くないことが多いのですが、本作で新鮮だったのは、偽ヒーローのガルシアを、よくあるペテン師とかではなく、実際にヒーローにふさわしい善行を行う人間として設定していること。これならば中盤までのストレスも低くてすみますし、あのラストでも納得します。それと、最後に「どういたしまして」でこの作品で唯一心底嬉しそうに笑うホフマンと、それを受けるジーナの微笑、あれで反則的なほど上手くまとまりましたね。こういう、人間の善意の価値を正面から(しかも嫌味なく)讃美する作品は、いつの世でも貴重だと思います。本題に入るまでが少し長すぎるのが難点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-31 00:51:43) |
52.昔観て感動した作品が深夜にTV放送してたので再見しました。画像荒いし、吹替えだけどそんな事でこの映画の良さはビクともしない!笑いも涙も感動もあり、あぁ映画とはこんな気持ちになるために存在するのだ、と感じました。 ケチなチンピラだろうが、母親にバカにされてようが、子供にとって父親とはヒーローなんですね。 【Bebe】さん [地上波(吹替)] 10点(2005-10-31 00:18:00) |
51.飽きないで最後まで観ることができました。これって大切。。でもラストにたどり着くまで微妙に気分悪い話ではないでしょうか。 【レンジ】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-07-07 15:26:22) |
50.《ネタバレ》 この映画はオススメですよ。 隠れた名作とでも言いましょうか。 ご都合主義なストーリーなのですがとても後味もよく、 勇気や元気ももらえて感動できます。 私はこういう勢いに乗ったパニック感動作が好きで、 泣けちゃいましたよ。 ちなみにDVDも持っております。 ダスティン・ホフマンがコミカルでいいです。 恋愛恋愛していないのがいい。 コメディとも取れるし、わりと起伏もあるので退屈しないと思います。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-07 07:57:40) |
49.素敵な人はホームレスでも素敵なのかしらん?しょぼいダスティン・ホフマン。力の抜け加減もいい。 【さら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-04 12:01:58) (良:1票) |
48.《ネタバレ》 なぜこんなに平均点が高いのか分からない。最後がハッピーエンドなら起承転までは不公平な話でいいっての? 「ヒーロー」を異常なまでに祭り上げる世間って一体?利己的なマスコミって一体?この映画あまりにもオーバーに作りすぎてる感があっていやだなあ。 息子にだけ正体を明かした隠れたヒーロー、バーニーの行く末だけは見守っていこうと思います。 ダスティン・ホフマンとアンディ・ガルシアの演技力は素晴らしいです。バーニーの最後のセリフ「You are welcome.」に少し救われました。両者異なった「臆病さ」を表していて見事でした。 |
47.こういう人をHEROと言うんじゃないかなぁ、と改めて思った作品。 【紺野 忠文】さん 7点(2004-07-27 16:17:26) |