38.正直言ってよくわかりませんでした。なんだったんだろうか、これは・・・。 |
★37.《ネタバレ》 すべてを匿名にする男女の密会。互いの名前も過去も語らず、言語性を帯びないガランとしたアパルトマンで交わされるセックス。ベッドという道具(言語)をも廃し、本能に任せた刹那的なセックスという、主観の中に永遠を見るような反物語。二人の間に存在する共通項のみで支えられる情事。もちろん長くは続かない一曲のような一間。常に言語的であろうとし、言語的でしか存在しえない映画であるがために二人の関係は破綻する。しがみつく男の狂気と混乱を放棄する女。二人の抱える映画的などうでも良い諸事情が、映画という媒体の経済的な時間の流れが、残酷に永遠を否定する。栄光を通り過ぎたマーロンブランドの晒す醜態が、強烈なまでの説得力。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-16 14:27:31) |
36.《ネタバレ》 想像していたのは、もっとスタイリッシュなイメージでした。刹那的セックスシーンよりも、普通の会話に生々しさを感じました。マリア・シュナイダーの「なにも知らないってすてき」「ふれずにいけるわ」の二つのセリフがとても好きです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-30 20:47:39) |
35.公開当時は年齢制限。大人になって名画座で鑑賞するも痴漢にあって途中退出。2度目は女ばっか8人で1列座席占拠してやっと鑑賞。そこまでして観る内容じゃあなかった。ブヨブヨのブランドがドタドタ追ってくるのは気持ち悪かった。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-03 23:07:21) |
34.パリの風景が見たくて、観てみました。 ある程度トシが行ってて、恋愛経験もそれなりに無いと、きびしいだろうな。 40代であの貫禄、マーロン・ブランドに脱帽。 自分の恋愛は、あそこまで年は離れていないけど・・・身に凍みる映画です。 【けろよん】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-15 02:24:24) |
33.最初の冒頭のシーンで、会って数分でHしてしまう強引な展開で着いていけなくなりました。エロティック映画なので、仕方がないのでしょうか? 妻に先立たれたマーロンの心理描写などいろいろいい面も持っているのが(多分、監督が一番言いたかったのはこっちでしょう。。。)、残念だと思った。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-06-06 21:11:34) |
32.おこちゃまだからよくわからなかった(´ヘ`) 【クロエ】さん 5点(2005-02-09 00:47:40) |
31.《ネタバレ》 44才にして見直して、初めてわかった。あまりにリアルだ。若くしてこの映画を撮ったベルトリッチの才能。おそらくは、それを見抜いて出演を諾したマーロン・ブランドの圧倒的存在感。若い肢体を見せつけるマリア・シュナイダーの感性の奔放さ。23才に翻弄されている我が身を重ねて、満点をつけたいところだが、ラストにマイナス評価。あれでは「男」は、全てから逃れられてしまう。しかし視点を変えれば「男」にはハッピーエンドでもあるのか。…「足を洗って」「OK」このシュナイダーの投げかけと、さりげないブランドの返事が一番リアル。…あまりに私的なコメント。。。 |
30.《ネタバレ》 絶望が引き寄せる孤独と絶望を希求するが故の孤独。孤独と孤独が紡ぐ性愛、その現実感が満たす孤独という名の救済と慰撫。「ラストタンゴ・イン・パリ」が描く男と女の恋愛劇には、マーロンブランドの強烈な個性に引き摺られながら、その醜悪さも切実さも含めて最後まで惹き付ける魅力があった。<と感じる人は少ないようだw> 最終的に男は恋愛を絶望からの帰還へと変化させるが、女にとってそれはあくまで現実からの逃亡に過ぎなかった。確かに本来的な孤独の意味、その「失われざるための愚かしさ」に囚われていたのは女の方であったか。女は何を求め、何を殺したのか、それは男が追いかけたものでは全くなかったことは確かである。男が逃れた狂気は既に女の側にあったのだ。しかし、男を殺したことによって急速に現実的問題に執心する女の姿は、陽気なラストタンゴが全く夢の如く思えるほどに、冷たい。あれは何だったのだろうか。マーロンブランドが醜悪にして、痺れるほどに最高の演技を見せた恋愛映画の傑作。 【onomichi】さん 10点(2004-07-10 23:26:27) (良:2票) |
29.0点にしたけど、これは駄作と言う意味ではない。安易に答を出したくない映画だということ。若い人が、これを見ても退屈な駄作にしかないだろう。若さゆえの想像力の無さから来る錯覚だ。この映画のマーロン扮する初老の男が性を核にして自分の生命力の残量を測っている、その切実さは若者に実感としてわかれと言っても無理。あまりにテーマの敷居が高すぎる。自分が年老いた時に見たら、テーマの持ってる恐ろしさに慄然とするだろう。かく言う僕にも、まだこの映画の本当の深さはわからない。レンタルで見たときも退屈だった。今じゃ、正直言って、ほとんど記憶にも残っていない。でも、自分が老人になって見たら、さぞかし打ちのめされるだろうと思う。ある年代にならないと、わからない映画というのは確実にあるのだ。もっと謙虚になったほうがいいと思うよ。これ見て思ったけど、ベルトリッチって谷崎潤一郎好きなんだろうな。これ谷崎の世界だよ。とにかく、この0点は「未知数」という意味の0点。 【ひろみつ】さん 0点(2004-06-12 15:49:39) |
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28.作品はおもしろくないがマーロン・ブランドには存在感があった。 【ギニュー】さん 3点(2004-05-17 23:14:53) |
27.ヒロインがナイスボディなのは分かるが、見る人間の時間の感じ方を考えてよ。ほんとに。マーロンがかっこわるいし。 【セクシー】さん 0点(2003-11-22 01:33:24) |
【愛人/ラモス】さん 8点(2003-11-12 11:40:38) |
【BAMBI】さん 2点(2003-10-20 13:32:18) |
24.まあ、正直言って、映画にまでして見せて欲しいようなもんでもないかな、と。一種のデスマッチ系の映画ですよこれは。ラストも安直で脱力(勘違い自主製作映画みたいだ)。 【鱗歌】さん 4点(2003-10-13 10:47:44) |
23.《ネタバレ》 背伸びをしたい女の子と春を取り戻したいおっさんとの最後(いろんな意味を含む)のタンゴ。イン・パリ。成長を遂げた少女は虚像の世界を去り…。マーロン・ブランドが格好悪いところや少女が可愛くないところがリアルなんだと思うな。 【ちょっこ】さん 9点(2003-10-11 18:39:28) |
22.マーロン・ブランドの顔が整い過ぎてて、キモチ悪い。それがかえってリアル。 【Bridget】さん 5点(2003-09-09 03:17:25) |
21. 途中から、何を意図した話なのかさっぱり分からなくなりました。 【Olias】さん 2点(2003-08-21 02:37:35) |
20.とかくガキの時分には「こういうの好きだって言えたらカッコいいよなー」で近づいて、結果的に好きになったような気になってしまう、ということがままあるわけで、この作品もそんな背伸び時代に観た一本。でも、よくよく考えてみたら、中年男の悲哀なんて解るトシでもねーし、マリア・シュナイダーはブスだし、って、最初はドミニク・サンダが演る筈だったらしいけど、どっちにしたってタイプじゃないし・・・で、割と最近になって見直したわけです、「完全版」ってヤツでね。文芸座のオールナイト興行で「私は好奇心の強い女」と「愛のコリーダ2000」との併映っていう狂ったような三本立てで。でもヴィットリオ・ストラーロの相変わらずの映像美とガトー・バルビエリのやたらエロなサックスの音色に酔わされた挙句、はじめて目撃したマリア・シュナイダーの剛毛でついに思考停止してしまい、結局冷静な判断が出来ずじまい。で、六点です。こんなもんでしょ、たぶん。 【じゅんのすけ】さん 6点(2003-06-03 00:18:01) |
19.あの部屋は気に入った。住みたいと思います。あの気だるさのままの雰囲気で。 【たーしゃ】さん 5点(2003-04-17 22:32:27) |