82.《ネタバレ》 タイトルからシリアスなサスペンス映画を期待すると裏切られること請け合いですが、その裏切りが結構気持ち良かったりします。 メル・ギブソンのちょっとイカレ気味の主人公に、寛容で優しいヒロインのジュリア・ロバーツの組み合わせが、意外にもバランスよく感じました。この映画のジュリア・ロバーツは結構好きです。 【camel】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-19 23:20:24) |
81.ストーリーを複雑にしすぎて、失敗したケースでしょうか。観ている者には惑わされる部分が多いのです。まあ、そこが作った側の意図なんでしょうが。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-08 18:32:05) |
80.ジュリア・ロバーツつながりということで、頭の悪いペリカン文書というイメージ。でも、ペリカン文書より面白い。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 03:26:40) |
★79.《ネタバレ》 わざわざ殺しに来るだけの動機が弱い。あれだけ大規模な組織の割りに警備が手薄過ぎたり、男の住所すら突き止められていなかったりで冷める。ヒロインも簡単に疑ったり信じたりしすぎ。そこで喚くか?というとこで急に喚くし。ハリウッド的、安直な疑心暗鬼。観客よりも洞察力が劣る主人公だと、しらけるよ。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-04-17 00:18:38) |
78.徐々に引き込まれていきおもしろかったです。最後は"Can't take my eyes off of you"を思わず口ずさんでしまいました。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-20 22:13:19) |
77.DVDのプロダクションノートにも書いてありますが、いわゆるタブロイド誌(東スポみたいな)しか扱わないような下らない陰謀説それがもし本当だったら・・・狼少年の言ってることが偶然にも事実と重なっていたら・・・それを映像化したもの。そういう初期設定なわけだから最初っからリアリティは無きに等しいわけですが、考えながら見てると常に2つの可能性がついてまわるように上手く作られていて、2時間を超える作品にもかかわらず飽きずに見られました。展開を予想するのではなく(この映画、展開はぬるいです)、2つの可能性を頭に浮かべて見るのです。そのうち胸焼けしたような気分になってきますが。それにしても鼻に歯型がついたピカード艦長は見たくなかったなー。 【ぷらむ少佐】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 18:36:54) |
76.メルのサイコぶりが素晴らしい。無理のあるストーリーも、メルの演技によってかなりのリアリティが生まれた。 【sherlock】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-21 17:05:21) |
75.《ネタバレ》 駄作だと思った「ペリカン文書」よりもさらにリアリティが無い。センスが良いのはオープニングのみ。大仰なだけでリアリティの無いストーリー展開と、アクション映画によくあるご都合主義、序盤から顔を出しまくる意外性ゼロの黒幕、はっきりしないままの陰謀の全貌と、とにかく見ているのが苦痛だった。無駄に時間が長いのもそれに拍車を掛けてくれる。 何度も捕まっては簡単に脱出したり、主人公ひとり捕まえるのに大げさに武装した集団を送り込んだあげく、たった一人の素人もまともに捕獲も出来ない無能っぷりとか、さらに危ないところで「悪の組織」を追う国家機関の手助けがあったりと、とにかく全編通してあまりにも突っ込みどころやご都合主義が多過ぎる。 パラノイアな主人公についても洗脳されていた事実があるとは言え、その突飛なキャラに感情移入はしにくい。そのくせ、そんな主人公の言う事を一方的に信じる、やたら理解があるヒロインがいたりするのも不自然。 特に終盤、逃げるヒロインがレーザーサイトで狙われるシーンで、急に間に入り込んできた仲間(?)を撃ってしまい、ヒロインに逃げられるというシーンにはもう笑ってしまった。いくら映画にはご都合主義が付きものとは言え、もう少し何とかならんかね。 結局ラストは典型的な勧善懲悪みたいな安っぽいオチになっちゃってるし。 その他、説明不足のまま終わっている部分も多く、単に「説明すべき情報」を小出しにしている事で生じているだけの複雑さであり、脚本構成はお粗末。見ている間、サスペンスとしての訴求力を感じなかったのも当然。 とにかく、この手の「国家レベルの陰謀に個人が巻き込まる系サスペンス」って、どれも面白くない。「ご都合主義の連続宙返り」を持ってこないと、ただの一個人が組織の陰謀に対抗するような展開が成立しないからだろうけど、この作品が典型のように、ここまでリアリティを犠牲にしなくては話が成立しないなら、始めからやらないで欲しい。突っ込みどころが気になって素直に楽しめないから。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2005-06-28 00:05:55) |
74.タイトルから期待薄だったが人に勧められて観たら結構面白かった。この邦題じゃワケ分からんが、要するに巷でまことしやかに囁かれている都市伝説の類か?ただのパラノイアかと思いきや実は天才かとも思わせるエキセントリックな主人公をメル・ギブソンが熱演していて実に面白い。映像も凝っているし脚本も良くできていると思う。彼の要塞のような家が特に好き。敵に襲撃された時の完璧な逃げ方まで熟慮されている家なんてワクワクする。ロバーツも女オンナした役よりこういう知的な役柄の方が魅力的に見え、いつもより女っぷりが上がって見えた。悲惨な過去が暴かれ痛々しい結幕を迎えるのだが、一転してラストシーンの美しさに心洗われる。 |
【ムート】さん 4点(2004-08-04 15:45:45) |
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72.車椅子で逃げるシーンにいらいらした記憶が。インパクトの薄い映画だった。 |
71.これを観た後しばらく、映画だけでなく通常のニュースでも「心臓発作で死亡」という文面を見ると「陰謀だ!!」と言ってしまう自分がいました。ちょっとばかし、マイブームになること請け合いです! それから、この映画のいちばんの見どころは、おどおどした小動物のメルちゃん。とてもいい感じです。私的にはメルちゃんって強い男より、怯えているほうが好きかも。ほら、『サイン』だってけっこうおどおどしているのが似合っていたし。目が怯えている俳優といえば、『白い恐怖』のグレゴリー・ペックなんかも凄かったな。あっ、どっちも記憶喪失だ。やっぱり自分の記憶がなくなるっていうのは、頼るモノがなくて怖いことなんでしょうね。 【元みかん】さん 7点(2004-07-06 08:25:33) (良:1票) |
70.車椅子で逃げるところが凄いね。前半までは彼の幻覚かな?とか思ったけど、実は驚きの事実が隠されてたとはねぇ。 【くうふく】さん 7点(2004-07-06 07:19:56) |
69.ヒーローが大好きなメルギブソンが、今作では一風変わった役柄に挑戦。しかもこれがなかなかハマリ役って感じで良いです。マシンガントークといい、陰鬱といい、人格異常っぽさが良く出ています。演技に引っ張られて最後まで楽しめました。最後の終わり方もハッピーエンドで好きです。 【tantan】さん 7点(2004-06-20 21:24:11) |
68.サスペンス映画としてはなかなか楽しめます。こういう役のメル・ギブソンは好きですね。 【ゆきむら】さん 6点(2004-06-13 21:49:36) |
67.《ネタバレ》 【2011/10/24レビュー変更しました】 「リーサル・ウェポン」トリオによる作品ですが、撮影監督にジョン・シュワルツマン(マイケル・ベイとよく仕事をする人)、音楽にカーター・バーウェル(コーエン兄弟のすべての作品に関わっている人)、編集にフランク・J・ユリオステ(ポール・バーホーベンと組むことが多い人)と芸術面を支えるスタッフを大幅に一新しており、「リーサル・ウェポン」とは違った映画を作り出そうとする意欲的な姿勢が伺えます。当時気鋭の新人だったブライアン・ヘルゲランドによる脚本はなかなか秀逸で、大胆ではあるが細部まで丁寧に作り込まれています。 東スポレベルの陰謀論を一日中しゃべりまくり、我が家に帰るにもマトモな入口からではなく非常口から出入りし、冷蔵庫の中の食品にまで鍵をかけるジェリー・フレッチャーは完全にキ○ガイなのですが(自分が監視されていると思い込むのはパラノイアの典型的な症状)、ある日彼が拉致されて重傷を負い、そしてその言葉通りに鼻をケガした男が現れたことから、彼の背後には何かがあるということが明らかになります。ジェリーは”Can't Take My Eyes off of You”というアメリカ人なら誰もが知っている有名な曲を知らず、また教科書に載っているためアメリカ人なら誰もがその内容を知っている「ライ麦畑でつかまえて」を読んだことがないと言います。彼の過去には一体何があったのか?この魅力的な序盤で完全にやられました。中でも「ライ麦畑~」の使い方はトンチが利いています。「ライ麦畑~」は古典であるが故にどの書店にでも置いてあるが、古典であるが故に今更買ってまで読む人はいない。ジェリーはこの「ライ麦畑~」を見ると必ず購入するよう擦り込まれており、その購入記録が彼の追跡装置の役割を果たしているというわけです。どうです、このアイデア。本作はこのような素晴らしいアイデアに溢れていて、映画の前半は出色の面白さです。残念なのは後半急速に息切れをすることで、起承転結の「転」の部分で映画がコケてしまいます。ジェリーこそが危険な暗殺者であるとしてアリスは一時的にDr.ジョナスの側に回るのですが、ここで映画は観客の価値観までを振り回すことに失敗しています。さらには、いとも簡単に過去の記憶を取り戻すジェリー、プロの工作員による追撃から全力疾走だけで逃げ切ってしまうアリスなど、後半になるとご都合主義もかなり目立ちます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-06-05 16:28:09) |
66.なんとなく好き。メルギブソンの家が好き。なんかアジトて感じで憧れるなぁ。前半がかなりわくわくして後半は少しトーンダウンしたように思った。これ見てジュリアロバーツ好きになった。 【ショウガ焼き】さん 7点(2004-05-29 04:40:18) |
65.なんだかタイトルがアレなんで今まで見ていなかったんですが、見てみるとこれなかなか面白い映画ですねー。 メルギブソンのイカレっぷりとジュリアロバーツのしっとりさのミスマッチがちょっとコメディな感じでシリアスな中にも小ネタが可笑しいような不思議な映画でした。 アイラービューベイベー♪ ってところしか解りませんが、印象に残りますね。 君の瞳に恋してる…ジュリアロバーツ好きやねんw 【ちょび】さん 7点(2004-02-09 20:11:39) |
【ソウ】さん 5点(2004-02-09 19:44:12) |
63.メル・ギブソンの演技はおっさん臭い中にもいい味があって、個人的に好きなんですが、今作では役柄的に彼にピッタリだったと思います。脚本には少し無理があるような気はしましたが、普通に楽しめました。 【コーヒー】さん 6点(2004-01-22 04:42:02) |