13.《ネタバレ》 いやこれが、なかなかシビれた映画。ハイウェイで無差別殺人を繰り返す謎の車。しかしザ・カーと違って、ちゃんと人間が運転してるのです、ハイ。で、この殺人車に妻を殺された男が、犯人を追いかけ続けてる、という浮世離れした話なんですが、さらに浮世離れしたことには、この男、なんと、「何となく、雰囲気で」犯人を追いかけている、というのだからビックリ。いや別に驚いてませんけど(笑)。そういう訳のわからない世界に巻き込まれた女性、こりゃたまったもんじゃない。しかし、普通なら犯人の姿をもっと謎めかしたりするところなんだろうけど、この映画では途中で、犯人の正体が明らかになる。犯人は、主人公にかつて大ケガを負わされ、全身が不自由に。彼は車に乗ってるときこそ、冷酷な殺人者であるけど、車から引き離されたら無力なる存在。そして彼は、クライマックスの主人公との対決において、ついに車から引き離されてしまう! 別に何ら同情することはない殺人鬼なのに、この、車から引き離され、主人公たちに打ち倒されてしまうときの、この絶望感は一体何なのか。しかもわざわざ、抵抗できない重傷の“元”殺人鬼を、映画中もっとも常識人に思われた刑事に射殺される、という、念の入った残酷さ。ああ、この映画の真の主人公は、もしかしたらこの殺人鬼の方だったのかもしれない、と思わされる瞬間。シビれました。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-05 20:33:05) |
【ディーゼル】さん [地上波(吹替)] 2点(2007-06-02 21:52:13) (笑:1票) |
11.序盤は激突を連想させた。しかし、それ以降はそれほど深みが無く、期待が外れた。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 3点(2007-06-01 15:12:22) |
【ベルガー】さん [地上波(吹替)] 3点(2007-06-01 14:55:12) |
★9.《ネタバレ》 最後で車から降りた犯人が、なんかマヌケすぎて笑えました。 【きままな狐】さん [地上波(吹替)] 3点(2007-06-01 12:32:28) |
8.《ネタバレ》 うわっ!何なのよ、犯人!?改造手術失敗みたくなってる!車はデカいけど、犯行動機は小さいな~。 【真尋】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-05-31 23:11:36) |
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7.《ネタバレ》 犯人が改造人間で現れて萎えた。急にC級臭くなって残念。 【モフラー】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-03-21 07:42:30) |
6.なんとも微妙・・・ 全体的に中途半端かな~と思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-25 15:05:26) |
5.《ネタバレ》 どーってことのない話で、役者の演技も冴えない低予算映画なんだが、出来る限りのことはやった、という努力が伝わってくる。 カメラワークが良く、音楽もなかなか効果的で、薄っぺらさを上手くテクニックで誤魔化してある。特に、冒頭のトンネル内のシーンは演出が秀逸。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-07 06:06:50) |
4.ターミネーターのような効果音というか音楽に、それに加えてロボコップの成り損ないのような身なりをした犯人に、正直私はターミネーターもロボコップも好きじゃないから断片的にしか観た事ないんですが、今回、ターミネーター&ロボコップを両方同時に見直せれたというか なんか得した気分というか なんかそんな変な気分にさせられちまった。でーも5点なの。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-08 20:24:50) |
3.期待もせずに見たのが良かったのか、意外や意外結構サスペンチックで面白い。無駄にでかいアメ車がミョーに恐怖心を煽ります。でも車を運転出来ない女が何故あんなに操作の難しそうな車を運転出来るん? 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-08 00:43:51) (笑:1票) |
2.今までに「激突」やら「ヒッチャー」やら「ザ・チェイス」やらなかなか傑作な映画が多い(中には「ロード・レージ」という最低な映画もありますが)車が舞台な話の最新作といったところでしょうか。前半はサスペンス要素が強い、「激突」風な展開でしたが犯人が分かってから急にサスペンス要素が弱くなってアクション要素が強くなってますよー。最後までサスペンス要素を伸ばしてくれたら満足できたんやけどなぁ~。でも最初の方のトンネルの中での事故は「ファイナル・デスティネーション」っぽかったんでちょっと嬉しかった(笑) 【M・R・サイケデリコン】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-28 10:32:30) (良:1票) |
1.目の前で妻を轢き逃げされた男が復讐の鬼となって犯人を追いつめていくサスペンス・アクション。主役の殺人鬼の車には「72年型 キャデラック・エルドラド」。いわゆる強いアメリカを象徴していた頃のとにかくドデカイ車で、それだけで恐怖感は十分に伝わってくる。日常における得体の知れない恐怖を描いたスピルバーグの「激突!」が誕生したのも丁度この頃で、以来、“顔の見えないシリアル・キラー”と言うのもすっかり定番となってしまったが、今回は女性ばかりを付け狙う事で、よりミステリアスさを強調した作品となっている。ただ過去に一度、犯人が主人公に追いつめられ瀕死の重傷を負わされ逮捕されていた事で、物語の本筋がむしろ犯人の逆恨みによる復讐劇だったと分かる。犯人の素性が判明していて、しかもその挑発に乗る主人公レニー。意外な展開とも言えるが、「ブレーキ・ダウン」がかつてそうであったように、弱みを持った犯人側に魅力が乏しいことから、終盤急速にサスペンス色が失せてしまい、安手のアクション映画に成り下がってしまったのは惜しい。J・カヴィーゼルは、こういった人生を狂わされ何かに取り憑かれた、いかにも神経質そうな役どころには抜群にハマる人で、冷静沈着で用意周到な割に少々ツメの甘い主人公を巧みに演じている 【ドラえもん】さん 6点(2004-10-13 18:03:59) |