6.《ネタバレ》 この巡礼キリスト教以外の日本人には解らないと思うので点数控えめ。いい映画だった。 |
5.《ネタバレ》 ちょうどロードムービーを観たい気分だったので、美しい景色と個性的な登場人物に彩られた本作は、まさにうってつけの作品。それぞれ事情を抱えた人たちが、「聖地」を目指して巡礼の旅に出る。3兄弟の長男が、人種差別をする教会に啖呵を切るところが良かった。ただ、夢のシーンが必要以上に長かったのと、ラストの展開にちょっと白けたので(せっかく楽しい気分で観ていたのに台無しにされた感じ)、評価も少し厳しめに。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-12 22:29:59) |
4.《ネタバレ》 登場人物が魅力的ですね。憧れのサンチャゴ・デ・コンポステラへの道も美しいけれど、それに頼りきることなく人を描いているところがいい。欠点だらけながらそれぞれ正直に生きている。ラムジ君の展開は「こうならないで欲しい」と願った悲しい展開で海辺のシーンは涙がでましたが、ラストで少し救われました。やっぱりラムジ君が一番好きだな。夢のシーンがとってもフランス的。 【のまっと】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-31 13:28:15) (良:1票) |
★3.明日、返却なのにズルズルと深夜になってから鑑賞。見ずに返そうかと思ったが見てよかったよ。物語は、遺産相続の条件として、“兄妹3人で巡礼の旅ツアーへ参加せよ”という母の遺言よりはじまる。仲の悪い中年3兄妹を中心にこのまま進むのかとげんなりしてきたが、ツアーにはガイド他5名が加わり、総勢9名でフランスからスペイン西部の聖地サンティアゴまでの1500kmを徒歩で目指すこととなる。旅がはじまると心配した兄妹だけでなく参加者全員にスポットが当たりだし、徐々に面白くなってゆく。個性豊かな面々と歩いては休み、泊まっては歩きゴールを目指すという分かり易いストーリーに分かり易い伏線を、分かり易く拾ってゆく。本当に素直な作り。そして美しい風景描写と人物を溶け込ませた切り取り方もホレボレするほどウマ~イ。でもやっぱり、メッカに行けると信じ、母から大事な家賃まで拝借してきたアラブ系の少年ラムジィ君がいい味だしてます。彼と兄妹との最初の会話から、夕陽に輝くサンディアゴの浜辺の出来事までが僕には心に沁みました。いいです、この映画。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-06 01:19:09) (良:1票) |
2.話の展開そのものはベタの極みです。でもそこが良い。しっかり笑わせてくれますし、9人+αのキャラクターが生き生きとしていて素晴らしい。彼ら、彼女らはこの旅で荷物だけでなく同時にしがらみも捨てていく。「生きていく上で本当に必要なものなどそう多くは無い」目的地に何かがあるわけじゃあない、遥かなる旅路の中で本当に大切な事を見つけていく。人生だってきっとそんなものだよね? |
1.ロードムービーということで、どちらかといえばゆったりしたテンポのストーリー展開を予想していたが、序盤から飛ばす飛ばす。おかげでほとんど疲労感を感じることなく映画を楽しむことができた。何よりそれぞれの登場人物の個性がしっかり描けている所が良い。まあ、個人的には緩慢な雰囲気のロードムービーが好きではあるのだけど。 【クルシマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-04 12:09:17) |