★119.《ネタバレ》 最後は優勝!やったね!で大団円を迎えて終わらないところがポイントですね。 好悪はともかくとして、僕は意外に思いました。 個人的に、冴えない中年が頑張る映画が何故か大好きなので甘めになりがちですが、 悲喜交々がリアルに表現されていたと思います。 フルモンティをビターかつドライにした感じとでも言えばいいのでしょうかね。 【彬彬】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-27 15:14:33) |
118.社会派ドラマの好きな人にはお勧め出来ます。映画の時代背景を良く知っていないと、一方的な感情移入をしてしまう要素がてんこ盛りで、その点は少々どうかとは思いましたが、労働者側のメッセージは大いに伝わるのではないかと。生きる希望を持つには、強さが必要で、その強さをどうにかして身につけられれば「幸せ」を手に入れられるのだなぁ、と思いました。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-23 11:58:22) |
117.感動させる要素は色々ありそうだけど、自分には引っかかるものがなかったのか、今ひとつ感動出来ませんでした。それにしても炭鉱物は暗く重いものが多いですね。閉鎖されかけてるんだから、当然ではありますが。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-06-09 07:20:16) |
116.このバランスの悪さ、ばらまかれた不安定要素こそがリアリティ、真の人生と呼ぶべきもの。それは承知の上で「リトル・ヴォイス」同様この監督との相性はどうもよくないのを感じる。サントラCDを持っているのもこの映画が好きというよりは曲と演奏がいいからにすぎない。この映画のパーツは何処かにはめ込まれるためではなく、それ自体が存在するためだけに散らばっているので一人よがりな印象を与えかねない。スカッと気持ちのよい作品を連想させる邦題もこの陰気な作品には似合わないように思う。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-14 19:53:33) (良:1票) |
115.あんま印象に残らん。ユアンは好きなんだけど・・・。 【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-02-22 16:29:27) |
114.《ネタバレ》 サッチャー政権時代の「構造改革」で英国労働者階級が被った受難と、それでも失わない誇りを描いたヒューマン・ドラマ。全編、ひたすら淡々と進むのが良い。一応はブラスバンド大会での優勝やリーダーの病気等、それなりにドラマチックなエピソードが展開していきますが、決してスポ根映画的に感動を煽ったり、お涙頂戴に流れたりしない。現実に奇跡は起こらない。バンドが結束しようと大会で優勝しようと、彼らは失業し、先の見通しも全く立たず、多分リーダーの病気も治らない。しかし誇りを胸に、今でも彼らは威風堂々と暮らしていることでしょう、7点献上。 【sayzin】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-21 00:01:36) (良:1票) |
113.《ネタバレ》 まあ楽しめました。ただ気になったところをあえて指摘するとすれば、音楽と楽器の運指が明らかにあってない(笑)。ちょっと練習すればできることなのに、何でちゃんと合わせなかったんでしょう。あとドラマ「僕の生きる道」は完全にこの作品からヒントを得てますね。病院前で演奏するところや、ダニーが病気をおして大会に駆けつけるとことかそっくりです。 |
112.優雅で力強いブラスの音色に反して、内容的にはかなり陰鬱で気が滅入る話なのだが、音楽演奏の場面は極力ポイントのみに絞り、あとはひたすらメンバーの生活面を追い続けた描写に、制作者の強い表現意思を感じる。窮地に追い込まれても、みんなどことなく飄々として冷静でいるのが印象的。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-19 00:59:53) |
111.紳士の国イギリス。乗り遅れそうなバスにも決して走って駆け込むことなく、上品にふるまう人々・・・。この映画で描かれるのはそんなイギリスではない。泥臭く、日々の生活を必死になって営む人々。それでも彼らには誇りがある。描かれているテーマは企業の底辺で働く人々とそれを省みないトップとのギャップ、と、企業の買収がおおきく取りざたされるようになってきた最近の日本に妙に合っている気がする。音楽もいい。私は『ダニーボーイ』に胸を打たれました。 |
110.テーマは良いんだけど、主人公の初恋とバンドのバランスが悪い気がする。 もっとバンドに重心を置いてた方が身を入れて見れた気がする。 【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-28 01:48:40) |
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109.アンディとグロリアの会話、ダニ-と近所のおばさんとの食い違った会話など、しゃれたジョークがイギリス映画っぽい。炭坑閉鎖という暗いトーンの中で、こういうジョークや随所に散りばめられたコミカルなシーンが絶妙なバランスを保っている。そのバランス感覚が良すぎて、誰もがそこそこ楽しめる作品になっているかわりに、シリアスとコミカルのどっちつかず感を個人的には感じてしまう。名指しでサッチャー批判をするところは、もちろんこの作品のメッセージではなく炭坑夫たちが当然持っている感情としてなんですが、びっくりしました。こういうところを活かしてシリアス路線で攻めてみても良かったような、、。感動を無理やりに煽らない演出は良かった。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-08-30 13:09:22) (良:1票) |
108.《ネタバレ》 テーマとバンドの盛衰がうまく結びついておらず、空中分解を起こしています。見ていてストーリーの流れに納得のいかない部分が多々ありました。 果たしてあんな状態で優勝なんかできるんでしょうか…まぁ実話だから仕方ないんですかね? どうにもすっきりしない気分です。 【K】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2005-08-10 23:42:18) |
107.これって確か「フル・モンティ」と同じ頃、公開された映画ですよね。残念ながら私の住んでる所では公開されずビデオで観ましたが「フル・モンティ」同様、良い映画だなあ!何か観ていて応援したくなるそんな作品でした。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:37:56) |
106.筋として無理なところは否めなくて、同じ炭坑閉鎖ものなら「フルモンティ」の方がよかった。あと、ブラスバンド経験者としては、主要人物の楽器演奏場面の運指がめちゃくちゃで気になったけど、まあいいか。やっぱり泣いちゃったしね。 【●えすかるご●】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-02 21:49:26) |
105.サッチャリズム(ネオリベラル)は、コミュニティを破壊するのだ!!、という最後の一言で、映画全体に一本の筋がぎしっと入り、それまでの印象が一変しました。そして思わず目頭が熱く、、、、、、さらに、ウェストミンスター(議事堂)に向けて、「威風堂々」。、、、権力がどんな仕打ちをしようと、俺たちは誇りだけは決して失わないのだという決意に、思わず椅子から立ち上がって、スタンディングオベーションでした。、、、、、、、仕事を失うことは生活の不安をもたらすけど、誇りまでも失ってはいけないのだ、ということなのですね。、、、、あと、ちっちゃい車に、でっかい男が5人、くっついて乗っているのがいいですね。コミュニティを象徴しているのでしょうか。窮屈だけど、居心地がよく、どこかユーモラス。、、、、、ただ、難をいえば、コミュニティといっても、この映画のそれは結局、男だけのコミュニティなんですよね。、、、、、、、(あと、労働者階級から大卒でプロフェッショナルになっているグロリアがワーゲンに一人で乗っているところとか、大会がロイヤルアルバートホールで行われるという設定など、興味深いところが色々にありました。) 【王の七つの森】さん 9点(2005-02-26 09:49:33) |
104.良い話だとは思うけど、あまり印象に残らなかった。ユアンよりも指揮者のおじいさんの方が目立ってた気がする。 【およこ】さん 6点(2005-01-03 11:25:21) |
103.《ネタバレ》 ド真ん中にきました。「遠い空の向こうに」といい「リトルダンサー」といい、炭鉱モノが私の心を直撃するのはなぜなんでしょう。ただ、ハッピーエンドな上記二作とは異なり、本作ではダニーのラストのスピーチが言うように、コンクールに優勝してトロフィーを貰っても町に帰れば炭鉱は閉鎖され、メンバー全員は失業者。明日はどうなるか分からない闇の中という過酷な現実が待っている。この部分がかなり重く心に圧し掛かってきました。それでもエンドロールでの「威風堂々」は不安な未来を吹き飛ばすかのような力強い演奏で、観ているこちらの目頭も何度も熱くなってしまいました。これからの彼らに幸あらんことを願うばかりです。登場人物の中では「聞いてくれる人がいる」と言ってユーフォニアムを手放さない&あまり正確ではなさそうだけど(笑)心のままにパワフルな指揮をとる、ハリーが好きだなぁ。 【ライヒマン】さん 9点(2005-01-03 00:08:55) |
102.どんよりとした雰囲気の前半。人々の感情は、セリフよりも一人一人の表情の変化を通して描かれていた。また、ストーリーの変化も人々の表情の変化で描かれていた。よっぽど、言葉(セリフ)よりもその場、その場の雰囲気が良く伝わる。後半も前半同様、ストーリーはどんどん深刻になる。だが暗く落ちこむ雰囲気の中で、いくつもの楽器から奏でられる、一つ一つが音色が混ざり合い音楽という芸術が生まれ、胸に響く心地よい音楽が、ストーリーの重苦しさを直視させない。そして、人々の人生が崩れて行く中で、輝きを失わない楽器が伝えある、“希望”と言う名の音楽は、僕に鳥肌を立たせた。“芸は身を助ける”という言葉は、まさにこの映画をさす言葉だろう。 【ボビー】さん 8点(2004-12-16 20:09:39) |
101.好きな映画です。感動!フルモンティは「おもしろかったな~」ブラスは「よかったな~」って感じです。イギリス映画らしいおもしろさです! |
100.『シーズンチケット』のほうが好みですが、こちらもわるくありません。 ぼろは着てても心は錦。そんな心情が、こちらの心にもぐぐっと迫ってきます。 【おばちゃん】さん 7点(2004-07-11 21:23:58) |