32.忠犬ハチ公の物語を、アメリカに舞台を置き換えてリメイク。『ハチ公物語』よりも淡々とした感じに仕上がっています。悪人はひとりも出てこず、さめざめと涙を流すにはよい映画でしょう。ひとつ引っかかった点が(微細ながら)あるとすれば、先生が亡くなる日、ハチが予兆のように見せたふるまいです。だとしたらハチはあらかじめ何かを見通していたことになってしまう。彼が無心に、愛しい先生がいつか来ることを信じ、ひたすら駅で待ち続けた、という解釈の方が――9年間のうちに、うすうすと真実が頭をよぎったとしても――より悲劇的・感動的であるし、忠犬ハチ公のテーマにふさわしいと思いますが、皆さんはいかがでしょうか。 【円盤人】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-19 01:57:23) |
31.全体的に(音楽も含めて)暗いトーンなのは、基本的に悲しい物語だからでしょう。でも、もう少し明るくしても良かったかな、という印象です。 ただし、単調な演出は効果的でした。優しい映画、という感じです。ちなみにアヤパンはなかなか吹き替えうまかったです。 【love】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-31 10:17:02) |
30.実に手堅い感じのリメイクです。 過剰な演出はなく、淡々と描かれているのが逆に物悲しい。 ストーリーを知っているので、泣くほど感情は揺さ振られなかったけど、改めていい物語だなぁって再確認しました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-01-07 05:10:30) |
29.《ネタバレ》 事前に読んだ記事では、プロデューサーも勤めたR・ギアと監督のハルストレムは、なるべく情緒に流されずに淡々としたものに仕上げたかったということですが、それでも充分に情緒的だなという感じを抱きました。 勿論名匠ハルストレムですから、安っぽい邦画のような、さあ皆さんここは泣くところですよ、というような押しつけがましい演出はありません。 でも、ハチのパーカーに対する愛情は、ハチ自身がどう思っているかは別にして製作者の意図のもとに演出されるので、その時点でどうしてもある程度の押し付けが醸し出されてしまいます。 それをやはり本作でも感じてしまいました。 また、舞台を現代に持ってきたことで、パーカーが毎日ハチをリードも付けずに連れ回ったり、パーカーの死後、いわば野良犬となり、成りも大きいハチが10年間も保健所に通報されることもなく駅に居た、という設定自体に無理がが出てしまうのが残念なところ。 まあ、その辺りはファンタジーとして割り切りましょう。 それから、本作は配給が何を血迷ったのか日本公開は日本語吹替版が大半で、字幕版の上映は極々少数です。 これは大失敗だと思いますね。 僕も仕方なく吹替を観たのですが、R・ギア役の北大路欣也はまだしも、その他の声優ははっきり言って大根です! フジテレビが絡んでいるからなのか、娘役にフジTVアナの高島彩なんてド素人を持ってきて作品世界を台無しにしています。 究極はエンディングの青山テルマのテーマ曲。ミスマッチにも程がある! 投稿時点ではとっくに公開も終わっているので、鑑賞はソフトかオンエアになると思いますが、本作の作品世界に浸りたい人は字幕での鑑賞を強くおすすめします! 【ロイ・ニアリー】さん [映画館(吹替)] 7点(2010-12-09 13:58:23) |
28.ありゃ、投稿してなかったんだ、何度も見たのに。CSでやってると、つい見ちゃうんですよね~。犬、特に秋田犬にねらい通りの行動をさせるのはかなり大変ではと思うのに、自然に見える点に、やはり子供に演技をさせても自然に見えるハルストレム監督だからこそできたワザだったんじゃないかなあ、と感心。私はリチャード・ギア嫌いなんだけど、なぜかこの映画の彼は好きです。ちなみに、久々に登場のわがムスコ(笑・・28になりましたよ)の、生涯初“号泣”映画が「ハチ公物語」でした(小学何年生だったか忘れたけど、ふと気付いたら、涙ボウダで、一人で見てたの)。ムスコはいったん独立してアパート暮らしになったのですが、今諸事情で帰ってきております。そんなムスコと先日、本作を見てたら、案の定、本作でも号泣しておりました。父親と一緒に。男性にとってのほうが“ツボ”なのかなあ。私はちょっと目がしらが熱くなった程度です。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-01 23:04:01) |
27.地味なんだけど、本当に、じわあってきます。 犬への愛情とモデルとなったハチへの尊敬の念がすごく伝わってきます。 なんというか、こういう映画をもっともっと見たいなあと思いました。 一時間半が、あっという間でした。 鑑賞後 ほっぺたが涙でべたべたになってました。 犬の表情がすばらしかった。 地味に労作。 犬好きじゃなくても感動するし、犬を飼ってる人ならもうたまらないだろうなと 思いました。 【ひであき】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-20 17:00:01) |
26.元ネタも十分すぎるほど知っている。 狂おしいほど犬好きな私は、山城新伍が苦手だと言いながらも大泣きし「映画の出来不出来などどうでもいい」とまで言い切ってしまった。 そうした反省を踏まえて今回は冷静に鑑賞するべく、本作に臨んだ(大げさ)。 ところが、ハルストレムはやってくれた。 想像していなかった「ハチ視点の映像」により、相当早い段階でギブアップ。 ってか、遠い異国で迷子になるハチを見ただけでグロッキー状態。バカじゃないか、あたし。 素直に感動できるのは、欲張らず、奇をてらわず、小さな出来事を丁寧に積み重ねていくハルストレム監督の抑えた演出のたまもの。 やっぱりうまい。 【poppo】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-09-25 10:31:41) |
25.《ネタバレ》 リチャードギアは本当に好感のもてる俳優さんである。 前にShall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?のリメイクを見たときにもそう思った。 日本映画のリメイクにはもっと彼に出てほしい。 そうすれば日本映画のリメイクも、少しは上品な作品になるだろうから。 この作品も(彼が出ているからというわけではないだろうが)非常に上品な出来になっていると思う。 日本映画をベースにしているためか、「人情」といったもので溢れている。 こんな風景を見れば懐かしいような、少し優しい気持ちになる気がする。 それは昭和の風景のようだ、、、というのは言い過ぎかもしれないけれど、 この懐かしさはかつての日本人が持っていたもののような気がする。 アメリカのノスタルジーとは少し異質な感じがする。 犬好きには大変に目頭が熱いお話です。 犬好き度が急激に加速しました。 恥ずかしながら、元となった邦画のハチ公は幼いころ見て以来だからほぼ記憶にない。 いつか見よう。 【ゴシックヘッド】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-08-13 03:13:52) |
24.《ネタバレ》 これはイカン、イカンですよ~(涙)こんなお涙ちょうだい映画なんて見るもんかと思ってたのに可愛いHACHIの姿を見たとたんもう画面に釘付け。まだストーリーが始まったばかりで悲しくもなんともない時点で行く末を想像してウルウル状態。HACHIが老いて雪が降ってくるシーンではもう声を出して号泣。リチャード・ギアがいい味出してます。こんなやさしいご主人様だったら待ち続けるのもわかりますね。あぁ~しかしホント泣けたなぁ~犬ってなんでこんなに可愛いんでしょう。 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-08-08 12:20:12) |
23.《ネタバレ》 何もかもわかっている展開なのに、どうしてこんなに泣けるんでしょう。歳をとってきたせいか、最近死別の辛さが一番しんどいですね。ハリウッド映画にもかかわらず余計な要素が入ってなくて、ひたすらハチが駅で待つだけの映画ですが、これはこれで良かったと思います。特にハチ目線の映像が印象的でした。 【キャロル】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-08-06 23:41:56) |
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22.オリジナルはなかなか泣かせた。それをハリウッドがリメイクなんだけど、日本のわびさび感はさすがに表現しきれなかったか。日本版は仲代八千草のまあ芸達者だったし。しかし、犬の愛らしさ表現はさすがハリウッド。感心した。吹き替えで見ちゃったんだけど、北大路真矢はというのは? 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-08-06 22:56:01) |
21.なんだか切ない物語 目頭が熱くなった。。10年たってもホットドッグを焼き続けているなんて。10年も出世できずにいる駅員がいるなんて。あと、ジャパニーズのおっさんは陸軍将校? 【くまさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-08-06 22:48:30) |
20.開始1時間経過あたりで我慢できずに泣く私。ティッシュでは足らずタオルで顔をゴシゴシ拭いて見終えた。フィクションの部分が多彩だとは思うけど、ハチ、可愛いなあ、いい子だなあって表現は十二分に伝わった。よし、明日はウチのワンコをもっともっと撫でて可愛がるぞ。ハチの映っていないシーンはどんどん飛ばしてもいいくらい犬を中心に起き、過剰な演出を付け足さなかったのも良かったと思う。私にとっては久々のヒットだったハルストレム作品。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-30 00:12:21) |
19.一年前亡くなった15年間飼っていた柴犬を思い出しながら見たので 途中から涙が止まらなくてやばかったですw (見終わった後頭ガンガンするし) みなさん書かれている通り物語は淡々と描かれていますが、あまり余計な エピソードを詰めこんで感動の押し売りみたいにするよりもHACHIと飼い主の絆を シンプルに描いていて良かったと思います。 奥さんはなんか冷たすぎな気がしましたが、その分リチャード・ギアは犬の持ち味を引き出していてすごく良かったですね。失礼ですがこの程度の作品に出演してくれたのはやっぱり親日家だからなんでしょうかね? 【映画大好きっ子】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-06-16 22:05:37) |
★18.《ネタバレ》 先生が急死した後、オリジナルよりこちらの方が悲惨でなくて、これはこれで良いと思いました。犬の目線が丁寧に描かれていたのが好感持てます。HACHIが寝転がって景色が引っくり返ったりね。オリジナルでは、私は夫人の挙動がイマイチ納得いかなかった(もっと言っちゃえば腹が立った)んですが、こちらで娘さんがHACHIを自由にしたのは「えーっ!」と思ったものの、納得させられるその後の描き方でした。ま、オリジナルは実話という足枷があったんで仕方ないとは思いますが、作りとしてはこちらの方が上手いと思います。まあ、現代のアメリカのお話ってのは多少無理があるかなあ、とも思いますが、何より仔犬のHACHIはもう身悶えするほど可愛いので、勝手だけどそんなことは気にならない。犬好きには十分納得できる作品だと思います。 【すねこすり】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-06-04 22:49:55) |
17.基本的には日本版とほぼ同じ。 ハチに対する主人の溺愛ぶりや、主人の死後の落差が日本版よりも描かれていないため、やや平坦な構成なってしまっている。いい人しか出てこないし。 犬の演技に関してはこちらの方がすばらしい。 テーマの音楽がなんとなく変。 【Yu】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-19 18:11:04) |
16.《ネタバレ》 物語は起伏が少なく、淡々としていて進みますね。 もっとハチとの日々のエピソードとか関わりを深く掘り下げてほしかったので、 拍子抜けしましたが、悪くはないと思います。 後半のハチのいじらしさに泣かされます。老犬の演技最高! 【teruru】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-05 17:26:21) |
15.《ネタバレ》 日本の映画が洋画でリメイクされた場合、失敗が多いんですが、この作品は例外ですね。むしろこちらの方が良かった。 所詮は動物物のファンタジーなんだから、あまり人間の身勝手さ、嫌なところを感じさせないこちらの方がかな好感度が上。すなおに気持ちが入って少し涙ぐんでしまった。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-05 11:13:59) |
14.《ネタバレ》 レビューの少なさと点数の低さに驚き! 秋田犬の演技?が素晴らしかったです。シンプルの極みのような映画。周りの人たちが、ハチの待つ場所に屋根を作ってあげたらもう+1点かな。ハチに悪戯する者が現れないかとても不安に観ていた。新聞に載せることによりその不安は倍増。人がたくさん降りてくるたびに自分がドキドキした。リチャード・ギアの『オォォォ ハチィ オオォォォ』はとても心に響きますね。 【まいるどへぶん】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-23 04:57:13) (良:1票) |
13.内容がないよう。なんつってw 見終わって「うん、だから?」としか思わんかった。 やっぱりこの話は昔の日本が舞台だから成り立つんだと思う。 (まぁ実話だから物語として面白いわけではないんだが) 以下、感じた違和感↓ ・現代のアメリカにおいて首輪もなしの放し飼いでいいのか? ・リチャードあっさり逝きすぎ ・白人の顔の中に和犬の顔は浮く ・ケイリー・タガワの日本語が変。 ちゃんと言えてるセリフとカタコトのセリフがあるw 【幸志】さん [インターネット(字幕)] 2点(2010-03-28 01:11:05) |