54.《ネタバレ》 結局はエロです。
一応はお金かかってますし、モンスターもしっかりしていますが、
しかし所詮はエロが売りです。
男性の姿を一切目に触れさせることなく育てられる美女、
また娼婦、レイプ、3Pなどなど、倒錯したエロスが沢山出てきます。
エロシーンが多いですが興奮するにしてもその根底にあるのはグロすぎます。
ホラー映画でエロとグロの二つは切っても切れない関係にありますが、
これはやり過ぎです。
ショットガン自殺のシーンで思い出したんですが、たぶん子供のころにTVのロードショーでやっていました。
子供の自分は「なんだコレ?変なの!」と、他の番組を回した記憶があります。
こんな映画をよくテレビでやったものです、、、、たぶんエロシーンはカットだったかもしれませんが
(スピーシーズのエロシーンカットって!まるで麺のないラーメンじゃないか!)。
エイリアン・アクションは楽しめます。90年代のSF映画の良いところがあります。
エイリアンを捕まえようとする側の頭が悪すぎて、アホな登場人物たちにイライラしました。
結局は世間体に囚われた父親の息子に対する愛情が足りなかったっていう話なら
そんな彼と実験用モルモットのように育てられて人間的な愛情を知らずに育ったイヴがくっついちゃう意味も分かります。
だからセックスの乱交に走っちゃったんですね(←偏見)。
(2011年の映画メモをもとにレビュー)